2011年02月09日|text ここ数年のネットユーザーについて思うこと ざっくりとした書き方だけど、今までいつかまとめて形にしたかったので書いてみる。まあ、かっちりとした考察というよりは雑感レベルなんだけど。10年来のネットユーザーがここ数年のネットユーザーをどう見るか、というアプローチで色々書けることはあるんじゃないかな、 … 続きを読む
2011年01月19日|text 東京と非東京の差について 田舎は好きだが、それでも東京を選択する。という記事を読んで。 少し前の記事だが、これほどまでに同感に値するブログ記事というのもなかなかない。客観的に見ても主観的に見ても、別に筆者が同じ香川出身東京なうということを差し引いても(他の地域がそうであるように、 … 続きを読む
2010年12月27日|annual 2010年コンテンツ回顧 軽く2010年を振り返ります、年末は思いの外邪念や用事があって時間がないのでさっくりと。 各ジャンルなのですが、小説は今年文庫化されたものをとりあげてます。だってそのへんしか読んでないもん。 【アニメ】 涼宮ハルヒの消失 あえて映画をセレクト。今年は大 … 続きを読む
2010年12月08日|Seraphic Blue クルスク家のテーゼの再考 ――絶望と希望の隙間で 2年ぶりにSeraphicBlue(以下セラブル)についての記事を書こうと思う。当時はどう解釈して良いかが分からず衝撃という二文字を抱えて、口が開いたままにエンディングを迎えたのをよく覚えている。ラストは夜通しプレイし、エンディングを迎える頃には朝日が昇っていたのも … 続きを読む
2010年11月11日|text 霜月の季節に”彼女”を思い起こすということ なんとなく過去を振りかえってみたくなった。端的に言えば色恋に関して。もっと広げて普遍的なことを書こうとしたけど長くなってまとまりそうにないので、今回は色恋に限定することにする。 過去のソレとどう向き合うか、というよりは、今現在から過去のソレをどうとらえ … 続きを読む
2010年10月29日|anime 『ヨスガノソラ』における断絶の描写についての雑感 秋の新作アニメで「ヨスガノソラ」というのがあるのだが、これが思ったよりは面白いのかも知れない。 下着をふつうに描いたりだとか、兄妹の間にいかにも何かありそうだったりだとか、わりと際どいシーンが(物理的にも精神的にも)早くからあったんだけど、4話がなかな … 続きを読む
2010年10月27日|text 英雄譚の希求と安心の所在について 定期的に続くかどうかは分からないが、これからふだんから頭の片隅にあることであるとか、日常を過ごしている中で考えたことをフローしていこうと思う。 ツイッターでもちろん似たようなことはやっているのだが、まとまって書くのが個人的にはしっくり来る。字数制限もな … 続きを読む
2010年10月08日|movie ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2010年) 監督:大森立嗣 脚本:大森立嗣 主演:松田翔太、高良健吾、安藤サクラ 劇場:ユーロスペース ああ、こういう映画だったのか、と見終えたあとに思った。正直、この映画はかなり単調である。現実逃避からのロードムービーというのはよくある映画の形だが、ここまで起伏の … 続きを読む
2010年07月30日|books クジラの彼/ 有川浩(2007年) 著者:有川浩 出版:角川書店(2007)、角川文庫(2010) 文庫版帯には「男前な彼女たちの制服ラブコメシリーズ第一弾!!」とあるが、本当にラブコメだらけの(全ててはないが)本作である。たぶん第二弾は『ラブコメ今昔』であろう。 本作は自衛隊シリーズの番外編的部分 … 続きを読む
2010年07月04日|books ボトルネック /米澤穂信(2006年) 著者:米澤穂信 出版:新潮文庫 読み始めて1時間半くらいで一気読みした。米澤穂信はそこまで一気読みさせるような作家だとは思わなかったが、本の中で流れる時間がそれほど長くなく、結果が分かってしまえばシンプルな故に一気読みできたのかな、と思う。まあけど、いか … 続きを読む