8月の読書メーター読んだ本の数:7冊(今年通算67〜73冊)読んだページ数:1753ページナイス数:52ナイス追想五断章 (集英社文庫)高速バスに揺られながら2時間弱ゆっくり堪能。お見事でした。読了日:08月31日 著者:米澤 穂信氷菓 (角川文庫)こちらもアニメにひきずられて再 …
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2012年7月の読了本
7月の読書メーター読んだ本の数:9冊(今年通算58〜66冊)読んだページ数:2068ページナイス数:28ナイス早稲女、女、男早大生としてはあるある、といやそれねーよが交互にでてくるような感じで、取材の成果が見られる部分もあれば偏見じゃね、と思う箇所もある。とはいえ、 …
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【書評】柴崎友香「わたしがいなかった街で」(『新潮』4月号掲載)
新潮 2012年 04月号 [雑誌]クチコミを見る わたしがいなかった街でクチコミを見る いつだったかは忘れたが少し前の朝日新聞を読んでいて、この話と青木淳吾の『私のいない高校』が三島賞をあらそったと聞いて気になって読んでみた。ちょうど本作の収録されている新潮が手 …
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2012年6月の読了本
6月の読書メーター読んだ本の数:10冊(今年通算48〜57冊)読んだページ数:2464ページナイス数:18ナイス生者の行進 (ハヤカワ文庫JA)ハヤカワが売り出そうとしているひとりの作家らしく、書き下ろしで出ていた新刊であるが手に取ったときの印象よりも骨太で楽しく読書でき …
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|movie , documentary
福島のリアリティをみつめた日―「相馬看花 第一部」と「飯舘村一年」
「相馬看花 ―第一部 奪われたときの記憶―」 監督:松林要樹 出演:田中京子ほか 公式サイト:http://www.somakanka.com/ 見:オーディトリウム渋谷 この前の日曜日の午後、渋谷のオーディトリウムという映画館で「相馬看花」という、3.11以降の南相馬を追いかけたドキ …
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|text
家族をテーマにしたドラマを2本見ての雑感
NHKが2011年に放送した単発ドラマを最近2本見た。ひとつは「風をあつめて」という障害児と親の物語、もうひとつは「生むと生まれるそれからのこと」という若い男女が結婚、出産に至るまでのプロセスのお話。たまたまどっちとも家族の物語だったのはほんとうにたまたまだと …
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2012年5月の読了本
5月の読書メーター読んだ本の数:8冊(+2冊)=今年38〜47冊目読んだページ数:2115ページナイス数:16ナイス海流のなかの島々 上 (新潮文庫 ヘ 2-8)基本的にはすごくのどか。島にとっての日常が淡々と、時には力強く描写される。センテンス短めの会話はとてもヘミングウェイ …
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土地の物語を掘り起こすことは可能か
NHKのBSプレミアムで毎週金曜日に放送している「新日本風土記」という1時間番組がある。(*1) 紀行ものでもあり、ちょっとしたドキュメントでもあり、といった番組で、土地の風景と人間模様という俺の好きなものがふたつも組み合わさっているので毎回見るのを楽しみにし …
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友人あるいは父親の不在について―「ルート・アイリッシュ」/「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
4月の頭に「ルート・アイリッシュ」と「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を2日連続で見てきたんですが、どちらも見終えたあとに何かが残ってしまう映画で、うまく言葉はでてこないんだけどそれぞれに引き込まれる素晴らしい映画だった。 ジャンルも違うし、社 …
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アートアワードトーキョー2012の最終日を見てきたにちようび
22日火曜日だったかの朝日新聞文化欄でアートアワードトーキョーなる展示会が丸の内の行幸地下ギャラリーという場所で開催されていることを知って行ってきた。(*1)地下ギャラリーってそもそもどっから入るんねんと思ってたらご丁寧に案内があって余裕で見つかりました。 …
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