見:Amazonプライムビデオ 傷を負った二人の女性、というには非対称な構図ではあるが静かな入り方をする中で中盤から暗転し、最後まで一気に加速してゆく展開は見ごたえがあった。ソウルからは距離のあると思われる小さな漁村を舞台にしており、その土地の交番に所長 …
続きを読む
カテゴリ:text > Seraphic Blue
【ヴェーネ論予告】ハッピーエンドの失われた結末に向かうために
Seraphic Blue(以下、基本的にセラブル)というゲームの特徴的なのは、途中で明確に主人公が交代することでもある。だから、最終的に主役の座を射止める(というか、その場に置かれてしまう)ヴェーネについて論じることがセラブルというゲームの核心部分にも繋がるはずで …
続きを読む
クルスク家のテーゼの再考 ――絶望と希望の隙間で
2年ぶりにSeraphicBlue(以下セラブル)についての記事を書こうと思う。当時はどう解釈して良いかが分からず衝撃という二文字を抱えて、口が開いたままにエンディングを迎えたのをよく覚えている。ラストは夜通しプレイし、エンディングを迎える頃には朝日が昇っていたのも …
続きを読む
Seraphic Blue part1
どれだけかかっただろう。一番古いデータに2005/8/19と記されている。それから、3年と2ヶ月。丁度今日も19日だったから丸それだけの時期になる。長い長い物語で、エンディングをのぞくプレイ時間は67時間にも達した。 重くのしかかる、長い長い旅だった。時間の比もある …
続きを読む