●はじめに
・ロシアとウクライナの戦争が始まってから4年目という節目を意識して執筆(11)
・公開情報分析(OSINT)の手法を用いて分析(13)
・ロシアの目的は明確:非ナチス化、非軍事化、中立化(18)
非軍事化:兵力を5万人に制限。長距離武器の保有の制限
中立化:NATOに加わらないことが大前提の上で、「ロシアに逆らわないこと」が重要→単なる降伏ではなく「属国化」が求められる(20)
非ナチス化:はっきりしないが、マイダン革命後の政治体制を解体せよ、ということ?(19)
・戦闘の停止=戦争の終結「ではない」(21)
●第1章:どれだけの人が死んだのか?
・死者数の把握:報告書では把握しきれない
→墓地の衛星画像分析で推計可能になる:マリウポリ
→ただし「複数の遺体」が墓地に存在する可能性(32)
・避難できない人々:どこへも行きようのない人々は確実に残る(35)
・占領の風景
→戦後日本のアメリカによる占領と、ロシアによる占領は全く異なる。占領というよりも併合、組織的な暴力の存在、不法な拘束、拷問、虐待、性暴力。ICCの認定は2万人(36〜37)
→併合された地域はロシア国民になるので、徴兵の義務が生じる(37〜38)
・貨物200=ロシアにおける戦死者のスラング
→2025年5月時点、地上部隊だけで17万の貨物200、70万の死傷者(40)
→1980年代のアフガニスタン戦争の11倍以上の戦死者
→日本の陸上自衛隊が14万9000人なので、4年で陸自すべてが消えるほどのインパクト
・他のデータによると10万台後半〜20万半ばほどの推計(42)
・戦死者:重傷者の比率は1:3強(44)
→第一次大戦や第二次大戦並み、もしくはそれより悪い
→80年以上前と変わらないほど、医療リソースがひっ迫している可能性。救命が追いついていない(45)
・データの捏造の可能性(46)
・戦場における死者の正体
→将校が5800人以上死んでいる(52)
→もっとも多いのは志願兵(28%)で、次が受刑者(13%)、動員兵(11%)。これらだけで死者の半分以上を占める
・ロシアにおける地方出身者の死者が多い(55)
→戦争に必要な兵士を平等に集めていないから(56)
→貧しさ、忠誠心などが理由
→北方領土からも死者が出ている(63)
●第2章:なぜ終わらないのか?
・戦争の初期段階:NPV(71-72)
→開戦前に展開した部隊集団によって交戦国が軍事活動を行う期間
・破壊戦略=「決勝点」に向かってわき目もふらずに突進(73)
・消耗戦争=長い時間、という問題(75)
・マフームト・ガレーエフの戦争理論
→将来戦争ビジョン(伝統的な軍事力の価値低下)に対して懐疑的
→大国はNPVに耐えうる。その後の戦争は古典的な様相を呈する
・ロシアの構想
→当初はNATOとの巨大戦争を想定(81)
→しかし2008年のジョージアとの紛争以降は、旧ソ連地域における「局地戦」の可能性を重視
・ロシアの誤算
→最初にサイバー戦、その後に破壊戦略(89-90)
→空港占拠を狙った電撃作戦は失敗(94)
→ウクライナの軍事力と抵抗力は予測できたはずなのに、予想していなかったことが失敗の原因(96)
→ウクライナの士気の高さは予測ができていなかった(101)
●第3章:いかにして軍事国家となったのか?
(省略)
●第4章:この国はどこへ向かうのか?
・インドとロシアの関係
→インドは1970年代からソ連製の兵器を多数購入
→インドはアメリカの制裁の外にある(184)
→あくまで戦略的な判断であり、ロシアと一蓮托生なわけではない(186)
・ハンガリーの立ち位置
→ロシアが「好き」なわけではないが、ウクライナは「嫌い」?(209-210)
→「親露」ではなく、「現実」を見ているだけ(210)
・ロシアとウクライナの戦争が始まってから4年目という節目を意識して執筆(11)
・公開情報分析(OSINT)の手法を用いて分析(13)
・ロシアの目的は明確:非ナチス化、非軍事化、中立化(18)
非軍事化:兵力を5万人に制限。長距離武器の保有の制限
中立化:NATOに加わらないことが大前提の上で、「ロシアに逆らわないこと」が重要→単なる降伏ではなく「属国化」が求められる(20)
非ナチス化:はっきりしないが、マイダン革命後の政治体制を解体せよ、ということ?(19)
・戦闘の停止=戦争の終結「ではない」(21)
●第1章:どれだけの人が死んだのか?
・死者数の把握:報告書では把握しきれない
→墓地の衛星画像分析で推計可能になる:マリウポリ
→ただし「複数の遺体」が墓地に存在する可能性(32)
・避難できない人々:どこへも行きようのない人々は確実に残る(35)
・占領の風景
→戦後日本のアメリカによる占領と、ロシアによる占領は全く異なる。占領というよりも併合、組織的な暴力の存在、不法な拘束、拷問、虐待、性暴力。ICCの認定は2万人(36〜37)
→併合された地域はロシア国民になるので、徴兵の義務が生じる(37〜38)
・貨物200=ロシアにおける戦死者のスラング
→2025年5月時点、地上部隊だけで17万の貨物200、70万の死傷者(40)
→1980年代のアフガニスタン戦争の11倍以上の戦死者
→日本の陸上自衛隊が14万9000人なので、4年で陸自すべてが消えるほどのインパクト
・他のデータによると10万台後半〜20万半ばほどの推計(42)
・戦死者:重傷者の比率は1:3強(44)
→第一次大戦や第二次大戦並み、もしくはそれより悪い
→80年以上前と変わらないほど、医療リソースがひっ迫している可能性。救命が追いついていない(45)
・データの捏造の可能性(46)
・戦場における死者の正体
→将校が5800人以上死んでいる(52)
→もっとも多いのは志願兵(28%)で、次が受刑者(13%)、動員兵(11%)。これらだけで死者の半分以上を占める
・ロシアにおける地方出身者の死者が多い(55)
→戦争に必要な兵士を平等に集めていないから(56)
→貧しさ、忠誠心などが理由
→北方領土からも死者が出ている(63)
●第2章:なぜ終わらないのか?
・戦争の初期段階:NPV(71-72)
→開戦前に展開した部隊集団によって交戦国が軍事活動を行う期間
・破壊戦略=「決勝点」に向かってわき目もふらずに突進(73)
・消耗戦争=長い時間、という問題(75)
・マフームト・ガレーエフの戦争理論
→将来戦争ビジョン(伝統的な軍事力の価値低下)に対して懐疑的
→大国はNPVに耐えうる。その後の戦争は古典的な様相を呈する
・ロシアの構想
→当初はNATOとの巨大戦争を想定(81)
→しかし2008年のジョージアとの紛争以降は、旧ソ連地域における「局地戦」の可能性を重視
・ロシアの誤算
→最初にサイバー戦、その後に破壊戦略(89-90)
→空港占拠を狙った電撃作戦は失敗(94)
→ウクライナの軍事力と抵抗力は予測できたはずなのに、予想していなかったことが失敗の原因(96)
→ウクライナの士気の高さは予測ができていなかった(101)
●第3章:いかにして軍事国家となったのか?
(省略)
●第4章:この国はどこへ向かうのか?
・インドとロシアの関係
→インドは1970年代からソ連製の兵器を多数購入
→インドはアメリカの制裁の外にある(184)
→あくまで戦略的な判断であり、ロシアと一蓮托生なわけではない(186)
・ハンガリーの立ち位置
→ロシアが「好き」なわけではないが、ウクライナは「嫌い」?(209-210)
→「親露」ではなく、「現実」を見ているだけ(210)
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