↑前回の続き。約4カ月ぶり。 この間の雑感としては、戦局で大きな動きがない(長期化は基本的にウクライナに不利)、イスラエルのガザ侵攻がまだ続いているので世間の関心もそちらの方が高い、北とロシアが謎な接近をしている、といったところ。一番最後の北とロシア …
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カテゴリ: politics
動画と音声で学ぶウクライナ戦争Part3(2023年9月24日現在)
前回の続き。前回はこちらです。 気づいたら前回から5カ月以上近く空いてしまったが、気を取り直していきましょう。 ■深層NEWS(BS日テレ)「【ウクライナ“反転攻勢”シナリオ】プーチン氏「3月東部制圧」失敗“第2のバフムト”空爆が1日20回…欧米主力戦車を …
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動画と音声で学ぶウクライナ戦争Part2(2023年4月4日現在)
前回の続き。前回はこちら。 ウクライナ戦争から一年が経過したこともあってか、この一年を改めて振り返る番組が多かった。 NHKの動画はなぜか埋め込みができないのでリンクを貼っている(そういうところやぞNHK・・・)。しかし改めて小泉悠がめちゃくちゃ出ている …
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動画と音声で学ぶウクライナ戦争Part1(2023年2月20日現在)
約一年前にロシアによるウクライナ侵攻が起きてからBSの報道番組を中心に番組をほぼ丸ごとyoutubeにアップしたり、テレ東のようにyoutube用の独自番組を作成したりと、結構ネットでも見られるものがたくさんあっていろいろなものを見ていた。そのいろいろを、備忘録も含め …
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プーチンの「方法」を今振り返る意味 ――『Putin's way』(アメリカ、2015年)
「プーチンの道〜その権力の秘密に迫る〜」2022-03-21 「経済の停滞とウクライナ問題で緊迫するロシア。世界の目は、大統領ウラジーミル・プーチンに注がれています」 「追い詰められた時のプーチンは危険です」 こうしたナレーションでこのドキュメンタリーは始ま …
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現代史再考プロジェクトとして生み出された至上のノワール ――『KCIA 南山の部長たち』(韓国、2020年)
見:ホール・ソレイユ 『1987』や『国家が破産する日』など、去年から意識的に韓国の現代史を題材にした映画を見ているが、その中でも18年間大統領の在位にあった朴正煕を暗殺するまでの40日間に密着した本作を楽しみにしていた。少し前に『知りたくなる韓国』で韓国 …
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政治改革という名の選挙制度改革の帰結とその意味 ――『NHKスペシャル 平成史 第3回』(2018年)感想
NHKスペシャル 平成史 第3回▽“劇薬”が日本を変えた〜秘録小選挙区制導入 ◇いま小選挙区制導入を振り返る意味 NHKが「平成史」というくくりで、平成を象徴する出来事を振り返るNスぺを継続して作っている。一回目は野茂英雄というのはやや意外性があったが、二回 …
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調査報道の極意 ――『スポットライト 世紀のスクープ』(アメリカ、2015年)
見:Netflix この映画の話から外れるが、最近NHKでやっていたオリジナルドラマ『フェイクニュース』を見た。北川景子演じるネットメディアの記者が、あるバズりをきっかけとしてその裏を追っていくという話で、政治家の闇までたどりつくか……?という展開になって …
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差別主義的テロリズムの脅威とそれに対峙する社会の強さ ――『7月22日』(アメリカ、2018年)
見:Netflix グリーングラス作品を見るのは実は初めてなのだけど、まるでドキュメンタリーのようにリアルで生生しい映像に仕立て上げられている。これは2011年の7月22日に起きたノルウェー政府庁舎の爆破事件及びオスロ近郊のウトヤ島で起きた青少年たちのサマーキャ …
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友人あるいは父親の不在について―「ルート・アイリッシュ」/「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
4月の頭に「ルート・アイリッシュ」と「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を2日連続で見てきたんですが、どちらも見終えたあとに何かが残ってしまう映画で、うまく言葉はでてこないんだけどそれぞれに引き込まれる素晴らしい映画だった。 ジャンルも違うし、社 …
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