Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。



 ツイッターで交流のあるおたまさん(@otamashiratama)の↑のエントリーを読んで、自分でも振り返れたら面白いなとつぶやいたところ、おたまさんから「もし同じネタで振り返られたら、是非リプで教えて下さい!!めっちゃ興味あります!」とリプライをいただいたのでそれに応える回。
 同世代のおたまさんのマンガ遍歴は面白く(たとえば同じ漫画家でも影響を受けたものが違う。手塚やよしながふみ、吉田秋生、東村アキコなど)、かつ「知っているけど読んでないな」と思いながら読んだエントリーだったので、「じゃあ自分はどんなマンガ」を読んできたか、および「どんなマンガに支えられてきたか」を振り返ってみたい。

 カテゴリーはおたまさんのブログを参考にした。以下目次


1.初めて読んだマンガ(1995年)
2.小学生の頃に読んだマンガたち(1996年〜2002年)
3.中学生の頃に読んだマンガたち(2002年〜2005年)
4.高校生の頃に読んだマンガたち(2005年〜2008年)
5.大学生の頃に読んだマンガたち(2008年〜2014年)
6.社会人になってから読んだマンガたち(2014年以降)



1.初めて読んだマンガ(1995年):井上雄彦『スラムダンク』


 昔書いたエントリーでも書いたように、闘病中に差し入れてもらったことをきっかけに病院で読んだ『スラムダンク』にドハマりした。(これ以前の記憶はほとんどない。病気の影響もあってかなり欠損している)
 桜木花道のマネをして俺は天才だ!!!といろんな人に言ってたような気がする。やんちゃで自由な男の子って感じですね。スポーツマンガを通して勇気をもらうという経験は普遍的だけど、いいタイミングでいいマンガに出会えたなと今振り返っても思う。
 退院してからは親にねだり、バスケットのリングを庭に設置してもらうことができたので、ひたすら三井寿のマネをしてシュート練習していた。田舎だったのでバスケのチームが地元になかったことだけが唯一悔しい。(結果的に他のスポーツを複数経験できたことは悪くなかった)


2.小学生の頃に読んだマンガたち(1996年〜2002年)

 おこづかいが限られるので、中古or友達の家or図書館(図書室)という布陣。新刊書店が遠かったこともあり、自分で新刊のマンガを買うという発想はあまりなかった。



 今振り返るとどうってことはないが、当時このマンガを読む時の背徳感というか、大人の世界をのぞいているような気がしてドキドキしていた。成瀬川なるが好き。



 『こち亀』はこの時期に集めまくっていた。さっきの文章と矛盾するようだが、こち亀は既刊が1冊100円ほどで古書店で売られていたので、数少ないおこづかいをかき集めてコツコツ集めた。実家にはたぶん130冊くらいあるはず(途中であきらめたのでコンプリートはしていない)。『こち亀』で80年代や90年代の社会風俗を学ぶことができた(情操教育だ)し、競馬を見るきっかけにもなったと思う。その意味では、まだ幼かった自分に多大な影響を与えている。



 『ラブひな』が大人っぽい要素を含むラブコメだとするならば、『SALAD DAYS』はもう少し年齢を下げて手が届きそうな感じの正統派恋愛マンガで楽しかった。オムニバスだが、数少ない繰り返し登場するキャラである河村二葉が幸せになってくれて本当によかったという気持ち。



 30巻くらいまでは友人宅で読み(そこまでしかなかった)続きは2000年に入院した時の小児科の院内図書で読んだ。ありがとう院内図書。(スラムダンクもあった気がする)

【カラー版】海のトリトン 1
手塚治虫
手塚プロダクション
2015-12-20


 細かくは覚えていないけど手塚は図書館で借りられる貴重なマンガだったので、いろいろ読んだ気がする。その中でも好きだったのがトリトンだった。

サバイバル 1巻
さいとう・たかを
リイド社
2013-09-20


 小5,6の時の担任がなぜか教室に持ってきていたので読んだけど小学生が読むにはシビアすぎるぜ……と思いながらしかし読んだ記憶。

はだしのゲン (中公文庫コミック版)
中沢啓治
中央公論新社
2020-07-03


 こっちは図書館ではなくて学校図書室で読んだ気がする。定番の名作。

BUZZER BEATER 1 (ジャンプコミックス)
井上 雄彦
集英社
2005-02-04


 『スラムダンク』の井上雄彦が宇宙を舞台にしたバスケマンガという今考えるとぶっ飛んだことをやってたけど面白かった。


3.中学生の頃に読んだマンガたち(2002年〜2005年)

 この時期はいわゆるラブコメばかり読んでいるのが思春期真っ盛りって感じがして面白い。数が少ないのは部活で忙しかった&小説を読むことにハマり始めたのでマンガに食指があまり伸びなかった、あたりがおそらく要因。



 『ラブひな』がわりと現実に根差したマンガだったので、『ネギま!』で一気にファンタジックになって驚いたけどアニメも見たしマンガも完結まで見届けたので思い出の作品。



 『ネギま!』が思い出の作品と書いたけど『いちご100%』ほど思春期に読めてよかったマンガはない。あとで読んだとしてもこのマンガには「乗れなかった」と思う。最初から最後まで西野つかさ派だったので、最高のエンディングだった。



 スクランはおそらくアニメから入ったと思うが、マンガも完結まで読んだ。これも世代的にうまくハマってくれたマンガだなと思う。沢近愛理が好き。播磨といいところまでいってその先がない演出、本当にうまいと思う。



 今なお連載が続いているが、この頃からずっと楽しみに読んでいる。いつ終わるかは分からないが、今後も見届けていくだろうなと思っているマンガ。


4.高校生の頃に読んだマンガたち(2005年〜2008年)

 この頃も基本的に勉強&読書(小説)に忙しかったのでマンガにはあまり手が伸びなかった。しかしその中でもARIAとガンスリに出会えたのは僥倖だったと言える。人生においても非常に重要な二作品。





 ダイヤとエリア、それぞれリアルタイムに連載されていた野球マンガ&サッカーマンガなのでどちらも続きを楽しみにしていた。アニメは見ていないが、この時期追いかけてたことはよく覚えている。



 はい、高校時代は何を言ってもARIAだった。2005年に放映されたアニメ一期をきっかけに原作を読み始め、最後まで読んだがこのマンガに出会ったか出会わなかったかで人生を大きく左右するようなマンガだと思う。人生とは、生きていくということはどういうことかを、これほどまでに優しく柔らかいタッチで伝えられる天野こずえは本当にすごい……藍華が好き。永遠の推し。

GUNSLINGER GIRL(1) (電撃コミックス)
相田 裕
KADOKAWA
2014-05-01


 もう一つ高校時代に出会って衝撃を受けたのがガンスリ。こういうありえたかもしれない世界を、徹底的に妥協なく描くのは本当にすごい。救いはない、でもそれが現実なんだということを何度も思い知らされるマンガ。

5.大学生の頃に読んだマンガたち(2008年〜2014年)

 ここからは可処分所得&時間が増えてマンガを読む量も急増するので印象に残ったものを中心に。志村貴子やいけだたかし、ヤマシタトモコなど、百合マンガや少女マンガが少しずつ増えていく。

放浪息子1 (ビームコミックス)
志村 貴子
KADOKAWA
2012-09-01


青い花(1)
志村 貴子
太田出版
2013-10-16


 どちらもアニメから。志村貴子という化け物みたいな漫画家に邂逅したことが自分の人生にとっても大きなことだったと思う。末広安那が好き。彼女ならきっと彼女らしく生きていける。



 M1の時によく読書会をやっていた友人に薦められて読んだが、ここまで自分の人生に影響するとは……なマンガ。アニメも去年放映されたので見たけど、原作の雰囲気を生かしながらうまくまとめていたなと思う。榀子先生が好き。彼女の内面のどうしようもなさも含めて陸生にとっては愛おしいんだろうなと。

あまんちゅ! 1巻 (ブレイドコミックス)
天野こずえ
マッグガーデン
2018-11-05


 『ARIA』が完結した天野こずえが次に出したのがこれ。『ARIA』とはまただいぶ雰囲気が違うが、キャラクターの優しさと、舞台の美しさは健在。

バガボンド(1)(モーニングKC)
井上 雄彦
講談社
1999-03-23


 やや曖昧な記憶だが、大学2年の冬に家庭教師をした帰りに三軒茶屋の古書店で買ったのが最初。既刊は全部読んでいるので、リアルと一緒にこれも最後まで見届けたい。

HER (FEEL COMICS)
ヤマシタトモコ
祥伝社
2012-12-21


Love,Hate,Love. (FEEL COMICS)
ヤマシタトモコ
祥伝社
2012-12-21


 いつぞやかのこのマンガがすごい!で上位に入っていた『her』を読んで、そのあと続けて読んだのが『Love, Hate, Love』だったと思う。今を時めくヤマシタトモコが名前を上げ始めたころなので、早いうちに出会えてよかったなと。



 サッカーマンガはいろいろ読んできたが、こういう風にサッカーを描けるんだ、と思っていまでも面白く読み続けている。いまは定番になっている科学的トレーニングの先取り。



 アニメよりは先に触れていたと思うが、音楽の世界をここまで鮮やかに描くマンガは純粋にすごいなと思った。アニメでは音を出せるが、絵の表現で音を描くということをやってのけたのは素晴らしい。あと重くなりそうな展開をギャグで中和するセンスもうまい。



 吉田秋生で最初に触れたのがこれなので、過去のこととかそれこそバナナフィッシュとかは全然知らずに読んだ。映画も見た。女子サッカーという題材はあとで紹介する『さよなら私のクラマー』と共通するところでもあるが、あくまで姉妹たちの、鎌倉の日常を丹念に描いたところが好きだった。ドラマはあるけどドラマチックになりすぎない人間模様が好き。大学生協(早大生協ブックセンター)で全巻揃っていたので買った気がする。







 日本橋ヨヲコもある時期の早大生協ブックセンターに既刊がそろっていたので(フェアではなかったと思うが)せこせこ買って読み進めた。当時親交のあったネットの友人に薦められたのが最初。『少女ファイト』は途中で止まっているので続き読まねばねば。この人も人間を描くのが抜群にうまい漫画家だよなあと思う。



 読んだきっかけはよく覚えていないが大学時代に触れた中でも最高の百合だった。地方と東京の距離を繊細に描くことに成功したマンガだとも思う。



 これも少し古いマンガなのでどういう経緯で読んだかは覚えていないが、当時神戸在住のネットの友人が薦めていたから、だったと思う。エッセイマンガ風で続いていく作品だが、阪神大震災にまつわるエピソードは震えながら読んだ記憶。タッチが柔らかいからこそ、震災を描く時のすさまじさがかえって強調されていたように思えた。等身大の震災の記憶。



 M2の時にアニメ化されており、それきっかけでマンガも読み始めた。唯ちゃんが好き。これも大学時代に出会った最高の百合の一つ。初めて同人誌にアニメ批評を書いたのもそういえばこの作品。





 『ささめきこと』はアニメをきっかけに。これも最高の百合の一つ。『34歳無職さん』は全く違うテイストだが、34歳女性が無職であるという生活を淡々と描いていく。淡々とした日々の中にある発見や辛さをちゃんと描くところが誠実だなと思った。



 これもいつぞやかのこのマンガがすごい!で知った作品。穂積のデビュー短編集だったと思うが、表題作が抜群にうまくてしびれた。センスがなければあの短い中に、「式の前日」という様々な感情が入り混じる一瞬を描くことはできない。



 これはなんというか性癖というやつで、年上のあやしいお姉さんに弱いので読んだやつ。結果的にとてもよかったです、はい。


6.社会人になってから読んだマンガたち(2014年以降)

 さっきと同様数を絞って紹介していく。あとこのあたりからほぼ電子書籍に移行していく。ジャンル関係なく幅広く読んでいるが、医療マンガが急に増えるのは仕事の影響もたぶんある。



 ツイッターで知って読んだマンガ。最高の百合なのは言うまでもないが、渋谷、クラブ、徹夜明けの朝というシチュエーションをエモエモに描いているところがとても好き。そういう夜を経験した人間ならば、思うところがいろいろあるはず。



空電ノイズの姫君 (1) (バーズコミックス)
冬目景
幻冬舎コミックス
2017-04-24


 『イエスタデイをうたって』以降の冬目景は継続して読んでいる。『マホロミ』は建築、『空電ノイズの姫君』は音楽と、ジャンルが幅広すぎてこの漫画家の才能の底知れなさを感じる。

淡島百景 1
志村貴子
太田出版
2015-06-19


どうにかなる日々 新装版 ピンク
志村貴子
太田出版
2020-04-17


 志村貴子も才能が底知れない漫画家の一人だと思うが、『淡島百景』は芸術の領域に表現の水準を高めている。『どうにかなる日々』は旧作の新装版なのでいまはあまり描かないようなタッチで、かつ百合もBLも男女カプも全部描くという器用さを発揮しているオムニバス。映画も見た。確か志村貴子はジャンルどうこうをあまり意識せずその時に描きたいものを描いている、とどこかで言ってたような気がするので、「ジャンルを越境」という認識も強いわけではないのだろうなと思う。読者の側がカテゴリーで把握してしまうことの危うさを感じた。



 どこで知ったかは忘れたが、このマンガをまねていまでもストレッチをしているので実用的かつ、つかの間の共同生活をビビッドに描いた秀作。蘭のように、見た目は軽薄そうだが内面はしっかりしているキャラに弱い。「軽薄そう」という偏見がそもそもよくないのだけどね。



 今まで何度か最高の百合という言葉を使ってきたが、このマンガは間違いなく百合ジャンルだろうけれど、そのジャンルを超える力を持ったものすごいマンガ。アニメも見たが、原作の内容をだいぶはしょってしまっていたのでそこに惜しさがある。こういうマンガが評価されることによって、フィクションにおけるジェンダー描写の奥深さとその価値みたいなものが広まってくれるとよいなと思う。

Spotted Flower 1 (楽園コミックス)
木尾士目
白泉社
2015-12-25








 読んだ順番に。一番好きなのは『四年生』のカップルのその後を描く『五年生』で、社会人と学生五のギャップ、千葉と東京のギャップなど、後々になってみると些細なことがどれだけ切実だったかを思い起こしながら読んだ。人生はまっすぐに進まないが、だからと言って絶望しなくてもいいよな、とも思う。傷ついたり傷つけたりしながら、それでも生きていくことはできる。



 最近ついに堂々完結したが、これ以上のものを描こうとするならばまったく別の物語を立ち上げる必要があるのでこれでよかったと思う。最初から最後までマネージャーの生方が好きだったので、彼女が報われたこともとてもうれしかった。よかったね、よかったね、と思いながら。



 こちらも堂々完結。年の差恋愛をリアルに生々しく描いたならこうなるという感じ。男なので「少年」側にも、世代的には「私」側にも立てるので、読み進めるのが怖いなと思いながらもこの関係が一つの終着にたどり着けたのは救いがあったと言ってよかったと思う。

違国日記(1) (FEEL COMICS swing)
ヤマシタトモコ
祥伝社
2017-11-22


 いまのヤマシタトモコを語る上で『違国日記』は外せないだろうなと思う。デビュー以降一貫して描いてきたジェンダー意識をここまで前面に出すかというほど出しながら、甘くなりすぎずシビアになりすぎない適度な塩梅でつづっていくストーリーが良い。子どもよりも大人たちが感じる痛々しさが響くのは自分がもう30代、子ども時代が遠くなった存在だからだろう。





 わずか2巻の『さよならフットボール』が本当に素晴らしかったので、このテイストを残しつつ女子サッカーをテーマに選んだ『さよなら私のクラマー』もとても好き。アニメも見ている。マンガは最近完結したが終えてないのでアニメが終わったら追いかけようかな。









 医療マンガシリーズ。
 『アンサングシンデレラ』と『春よ来るな』は新聞書評で知って読んだ。前者はドラマ化されて驚いた(しかし見てない)。病院薬剤師も医学生も、そこまで身近な存在ではないので彼ら彼女らの日常の奮闘が見えてくるのは純粋に面白かった。『アンサングシンデレラ』を読んでいると「多職種連携」の難しさ、面倒くささをよく描いているなと思うが、でもそれがうまく機能してこそ良い医療を提供できるよね、というところまで描いているのがいい。医療職ではないが対人援助職である自分にとって学びが多く、励まされることも多いマンガ。
 『リウーを待ちながら』は現代の日本を舞台にしたパンデミック作品。リウーとはカミュ『ペスト』の主人公で、もちろんフィクションの存在だからリウーはやってこない(ゴドーがやってこないように)ので、その中でどうやって人命を救い、自分たちが生き残っていくのか、そのシビアなリアルを克明に描いた凄みはCOVID-19に襲われている現在に読むととてもフィクションとは思えなかった。
 『腐女医の医者道』は外科医として働きながら二次創作もガンガン展開するさーたりさんのエッセイマンガ。医療マンガ半分、育児マンガ半分と言ったところ。医師の世界における女医のマイノリティ性だったり、夫婦が医師であることの良し悪しであったり、いろいろなことが軽妙かつリアルなタッチで描かれていて毎回とても楽しい。





 アニメから入った。原作者が小豆島出身で舞台も小豆島(のおそらく土庄町界隈)なのでアニメでもマンガでも自分がリアルに知っている場所がいっぱい出てきてとても不思議な気持ちになる。『からかい上手の(元)高木さん』は別の漫画家による外伝だが、両方面白く読んでいる。



 東村アキコがいいよ!と教えてくれた前々職の同僚に感謝したい作品。創作に関わる人はみんな読んでほしい。ただひたすらに打ち込んだ日々のこと、そしてそれを支えてくれた人のこと。鮮やかとはとても言えない若くて苦い日々が、とてもまぶしく見える。

憎らしいほど愛してる
ユニ
KADOKAWA
2019-07-30


 これも最高の百合なので、はい。

1限めはやる気の民法 (白泉社文庫)
よしながふみ
白泉社
2017-12-28


 最近ツイッターで仲良くなった人に薦めてもらった作品。よしながふみは『きのう何食べた?』や『大奥』で話題をかっさらっているのでいつかちゃんと読まねばな〜というところに薦めてもらったので読んでみた。まだハガキを送って就活したり、卒論を手書きで製作していた90年代の空気が色濃く残るところをかなり細かく描写しいていて面白かった(このテイストは、同じく90年代の法学部が舞台となっている木尾士目『四年生』、『五年生』とも共通する)。真面目さが空回りしつつも自分の道を進む田宮や、なかなか底を見せないが秘めているものは熱い藤堂の両キャラが好き。二人には幸せになってほしい。


 以上! 紹介作品がこれより増えるとこちらも読者も両方疲れてしまうのでこのへんで終わりたい。
 振り返ると特にジャンル関係なく百合やBLも交えながら幅広く読んできている(ファンタジーやSFがやや少ないくらい?)が結局のところ人間をうまく描いているマンガは全部好きなんだろうなとお思う。その表現の幅や奥行きや、多彩さは各漫画家の個性とセンスと技量によるものではあるのだが、人間とか人生といった文学的な主題をマンガという二次元のモノクロの世界に落とし込んでいる人たちに触れてきた人生だった。そしてこれからも。

 あと、おたまさんが書いているように早く飲み会で気軽にマンガの話をできるようになる(ような社会状況が戻ってくる)といいなと思う。その日が来るまで、まだまだ読めてないものをたくさん読んで飲み会ネタのストックをためておきたい。
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