見:U-NEXT Info:filmarks/IMDb 前回のブログにも書いたようにソフィア・コッポラは『ビガイルド』と『ロスト・イン・トランスレーション』しか見ていないので、もう1,2本何か見たいと思った中からセレクトしたのが今回の1本。『ロスト・イン・トランスレーション』 …
続きを読む
カテゴリ: movie
「ここではないどこか」への誘惑 ――『旅と日々』(2025年)
見:イオンシネマ宇多津 Info:公式サイト/filmarks 原作ものなんでどうだろうと思ったけど思ったよりホン・サンスっぽい感じで驚いた。前後半の作り方はこの前見た『映画館の恋』に似たような構成だったが、『映画館の恋』が「いま、ここ」への執着をフィクションと非 …
続きを読む
将棋に懸けた生き方が、違いとなってルート分岐する ――『AWAKE』(2020年)
見:U-NEXT Info:filmarks/IMDb U-NEXTにて。映画館で見逃していた一本でもあったら、純粋によかった。将棋AIの物語というよりは、将棋での成功と挫折、AIの可能性と限界といった要素をうまく散りばめた人間ドラマだった。 去年見た『ぼくが生きてる、ふたつの世界 …
続きを読む
行為の練習の繰り返しと、一度しかない死と喪失の準備 ――『アッテンバーグ』(ギリシャ、2010年)
見:JAIHO Info:filmarks/IMDb JAIHOにて。視聴期限ギリギリに見終えたけど見てよかった。アセクシャルみのある主人公マリーナを『アルプス』で新体操選手を担当したアリアン・ラベドが演じる。監督はランティモスではないが、彼女のセックスの練習相手としてランティ …
続きを読む
会話のない、殺人の練習 ――『キネッタ』(ギリシャ、2005年)
見:JAIHO Info:filmarks/IMDb JAIHOにて。後に『アルプス』でも発揮されていた、反復と練習の美学みたいなところを、『アルプス』ほどわかりやすくはない形で行為が継続する映画だった。映画の中でも誰かがカメラを回しているから何かのために必要な練習なのだろうと …
続きを読む
足場固めの前半と、暗転する後半 ――『アルプス』(ギリシャ・フランス・カナダ・アメリカ合作、2011年)
見:JAIHO Info:filmarks/IMDb JAIHOにて。死者の代役を演じることを業とする謎の集団(4人しかいないが)を密着するドキュメンタリー風の映画と解釈した。もちろん現実では無いので、一種のフェイクドキュメンタリー的である。後半に暗転する展開も含めるとホラー的 …
続きを読む
二部構成、そして役割の二重性による攪乱 ――『映画館の恋』(韓国、2005年)
見:JAIHO Info:filmarks/IMDb JAIHOにて。半年ほど前にアマプラを使ってホン・サンスを縦横無尽に見ていた時期があったが、少し間隔を空けて見たのでいい意味で懐かしさがあった。 89分しかないにも関わらず前半と後半ではっきりと分かれている二部構成なので、 …
続きを読む
100分の静けさのち、乾坤一擲の15分 ――『ロングショット』(中国、2023年)
見:JAIHO Info:filmarks/IMDb filmarksのコメントでも書いたが、配信で見た中では今年ベストだと言って良い。これ以上の映画をなかなか思いつかないからだ。暗い夜の工場と静けさに包まれた100分と、明るい中での乾坤一擲のロングショットを映し出すラストの15分。こ …
続きを読む
ままならない現実を生きる、孤立しないように ――『ジムの物語』(フランス、2023年)
見:JAIHO Info:filmarks/IMDb アルノー&ジャン=マリー・ラリユー兄弟という監督の存在をこの映画で初めて知ったが、かなり独特なつくりの映画を生み出す監督だなと思った。本作『ジムの物語』は110分ほどのボリュームの中で20数年間の年月を描き出そうとする。そう …
続きを読む
|movie , documentary
JAIHOで見たギヨーム・ブラックを3本 ――『勇者たちの休息』(2016年)・『7月の物語』(2017年)・『リンダとイリナ』(2023年)
見:JAIHO ◆勇者たちの休息 これだけ予告編映像が見つからなかったので割愛した。 ランニングも自転車も高齢になっても継続しやすい個人競技だとよく言われるが、実際に高い山を攻める高齢自転車乗りに密着したドキュメンタリーは見たことがなく、雄大な自然と、 …
続きを読む