Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

9月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:5989
ナイス数:43

はじめての人のJ-REIT 基礎知識&儲けのポイントはじめての人のJ-REIT 基礎知識&儲けのポイント
読了日:09月05日 著者:北野 琴奈
発達障害を生きる発達障害を生きる感想
テレビをちゃんと見てないせいかもしれないが、思ったより丁寧なつくりだった。発達障害の当事者女性による座談会が一番読みごたえあり。
読了日:09月05日 著者:NHKスペシャル取材班
戦う姫、働く少女 (POSSE叢書)戦う姫、働く少女 (POSSE叢書)感想
読みながら気付いたがこれまで三浦玲一の提示してきた構図を受け継いでいる感じが強い。ただ、であるならば、分析に用いる作品群の幅が広すぎるのはどうにかならなかったか。連載の宿命かもしれないが、一冊を通してのメッセージが結果として薄いように思えたし、最終的に連帯でケリをつけるのは性急すぎる。無理に急な結論を出さなくても、これまでの議論をまとめてさえくれたらよかったはず。
読了日:09月08日 著者:河野 真太郎
ユリイカ 2018年9月号 総特集=濱口竜介 ―『PASSION』『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』・・・映画監督という営為―ユリイカ 2018年9月号 総特集=濱口竜介 ―『PASSION』『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』・・・映画監督という営為―
読了日:09月12日 著者:濱口竜介,蓮實重彦,平倉圭,砂連尾理,三浦哲哉,柴崎友香,東出昌大,岡本英之,tofubeats,松野泉,志賀理江子
砂に咲く花砂に咲く花感想
すぐれた記録であり、文学でもあり、戦後間もない頃に生きた少女たちの証でもある。
読了日:09月12日 著者:古川賢一郎
アニメーターの社会学―職業規範と労働問題アニメーターの社会学―職業規範と労働問題
読了日:09月15日 著者:松永 伸太朗
WORK DESIGN(ワークデザイン):行動経済学でジェンダー格差を克服するWORK DESIGN(ワークデザイン):行動経済学でジェンダー格差を克服する
読了日:09月18日 著者:イリス・ボネット
新築がお好きですか?:日本における住宅と政治 (叢書・知を究める)新築がお好きですか?:日本における住宅と政治 (叢書・知を究める)感想
おもしろかった。日本における住宅の供給や取得にかかわるもろもろをひとつの制度として見立て、かつてはそれなりにうまくいった制度も人口減少社会における新築の過剰供給や空き家問題など制度疲労を指摘。新築に比べてなかなか市場化されないできた中古住宅や空き家をどうするかという問題を含め、人口減少社会における制度に長期的に移行すべき、と言うのが大きな筋かな。青森や富山のコンパクトシティがなぜ失敗したのかも触れていて、郊外化という現状変更の困難さや市街地に住むコストなどを考えればさもありなんかもしれない。
読了日:09月18日 著者:砂原庸介
それでも、読書をやめない理由それでも、読書をやめない理由感想
ちょっとノスタルジーかなと言う気はするが、情報化社会でかつ忙しすぎる現代でいかに本を読むか、そしてなぜ文学を読むか、を考えるのは大事な視点。
読了日:09月18日 著者:デヴィッド・L. ユーリン
21世紀のアニメーションがわかる本21世紀のアニメーションがわかる本
読了日:09月19日 著者:土居伸彰
失われた時を求めて(8)――ソドムとゴモラI (岩波文庫)失われた時を求めて(8)――ソドムとゴモラI (岩波文庫)感想
アルベルチーヌ回。主人公のアルベルチーヌへの嫉妬がなかなか醜い。
読了日:09月19日 著者:プルースト
介助現場の社会学―身体障害者の自立生活と介助者のリアリティ介助現場の社会学―身体障害者の自立生活と介助者のリアリティ感想
おもしろかった。障害者介助の経験が多少なりともあるので、本書の切り口にリアリティがあるのも面白かった。パンツ一枚の攻防とか、ウンコへの慣れ?とか、介助経験者ならうんうんあるよねということの問い直しやとらえ直しの連続。
読了日:09月23日 著者:前田 拓也
文系と理系はなぜ分かれたのか (星海社新書)文系と理系はなぜ分かれたのか (星海社新書)感想
文系理系論争はおうおうにして現代の日本に限定された議論になりがちだが、古代から近代に至るまでの学問分類の歴史を振り返りながら、現代の先進国との比較も行なうバランスのとれた本。文系理系とジェンダーの問題や、現代における人文社会科学と自然科学の位置づけなど、新書ながらあつかう話題が幅広くこのあたりはさすが隠岐先生と言ったところ。
読了日:09月23日 著者:隠岐 さや香
ユリイカ 2016年12月臨時増刊号 総特集◎『シン・ゴジラ』とはなにかユリイカ 2016年12月臨時増刊号 総特集◎『シン・ゴジラ』とはなにか感想
最初だけ読んで積んでたのを読む。小泉悠、中尾、石田、稲葉の論考を面白く読んだ。高橋一生のインタビューもよかったし、佐倉綾音のインタビューは声優として演技と演出を分析する視点や周りの友人知人家族がどのようにシンゴジラを体感したのか、という点への言及が面白く。
読了日:09月24日 著者:塚本晋也,高橋一生,竹谷隆之,佐倉綾音,原一男,白倉伸一郎
失われた時を求めて(9) ソドムとゴモラ II (岩波文庫)失われた時を求めて(9) ソドムとゴモラ II (岩波文庫)感想
最後まで読んでおい!と思ったが解説を読んで納得した。アンチロマンをあえてつき進む私、ときましたか。アルベルチーヌには幸せになってほしい。
読了日:09月26日 著者:プルースト
現代経済学-ゲーム理論・行動経済学・制度論 (中公新書)現代経済学-ゲーム理論・行動経済学・制度論 (中公新書)感想
新書という枠の中で「現代」の経済学についてっ十分にまとめているように思う。終章にあるように金融やファイナンスには触れていないものの、アダムスミスからピケティまで、広大な経済学の地平に対するいい見取り図だと思う。経済学入門として読むにはややハードなので、ある程度前提知識がある人向けだとは思うが。
読了日:09月29日 著者:瀧澤 弘和
10万円から始める高配当株投資術10万円から始める高配当株投資術
読了日:09月29日 著者:坂本 彰
オープン・シティ (新潮クレスト・ブックス)オープン・シティ (新潮クレスト・ブックス)
読了日:09月30日 著者:テジュ コール
スポーツ国家アメリカ - 民主主義と巨大ビジネスのはざまで (中公新書)スポーツ国家アメリカ - 民主主義と巨大ビジネスのはざまで (中公新書)感想
積読消化のつもりがかなり面白かった。アメリカ由来のスポーツの歴史とその発展は、近代化と民主主義の道のりだったのだ、とストーリーはなるほどうなずける。黒人や女性がアメリカのスポーツ界でどのように扱われたきたのか、というくだりが非常に面白かった。
読了日:09月30日 著者:鈴木 透

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