4月はCOVID-19の社会的インパクトが一気に深刻化した一か月だったと思うが、個人的には気づいたら5月になっていたという感覚が強い。理由の一つは仕事にさほど変化がないことだ。入所施設の福祉職員であるため、日中の通所施設のように閉鎖や休業という概念はない。日中施設については障害者施設も高齢者施設も800〜900ほどの施設が全国で休業をしているようで(利用時間、受け入れ人数の縮小などを合わせるともっと多いだろう)、高松も例に漏れず通所施設や短期入所の休業や縮小という情報を耳にする。
こうした状況の変化もあり、自分の仕事は暇になるというよりむしろ忙しくなる。通所施設に通う時間が減った入居者がGHで過ごす時間が増えるのだから、当然である。増えた時そのものへのケアより、感染防止やストレス対策、運動不足対策などいろいろこまめに考えてはいる。いずれにしても、本業は3月よりずっと忙しくなってきた。在宅ワークや自宅待機で暇という人も世の中にはいるようだが、自分がいまの仕事をしている限りそういった人たちと同じ経験をすることはなさそうだ。ただ事務処理や書類作成の一部はクラウドで実施しているので、家で作った資料を職場からクラウドにエクスポートしたりとか、そういうことはこれまでもやっている。
もう一つの理由が原稿である。二つの本にほぼ同時進行の形で参加していて、一つはまだ公式な情報が出てないのでこちらからは何も言えないが、もう一つはツイッターで普段から絡みのあるセラブルクラスタで作ったSeraphicBlue16周年を記念する同人誌『EVER BLUE』だ。ゲームのリリースとなった5月15日を目指して制作がスタートし、先日怒涛の締め切り追い込みと校正ラッシュを終えて無事
完成の運びとなった。このブログの読者の中にセラブルというゲームについて知っている人がどれだけいるかは分からないが、興味がある方は下記リンクからboothの通販で予約販売が始まっているのでリンクだけでも踏んでもらえるとありがたい。
短いのも含めるとこの本だけで3本書いており、1つが書き下ろしの小説、もう1つが去年書いて発表したものに加筆修正して大幅に書き直した小説、もう1つがあとがきを兼ねたショートコラムだ。今回は意図的にどちらの小説にも精神医療的要素を入れてみたが、これはセラブルというゲームやそのキャラクターの特性を考えると無理くりではなく自然な形であると思う。宮内悠介のように精神医療を題材にした小説をいつか書いてみたいと思っていたので、二次創作ではあるがそれを実現した運びとなった。たぶんこれまでこの手のネタを仕込んだことはないので、お楽しみいただけるとうれしい。(どれだけの人が楽しめるかは分からんが)
そして最後、三つ目の理由がウーバーイーツである。高松でも始まるという噂は今年の初頭から流れており(結構いろいろなお店に営業電話が来ていたようだ)あとは開始時期がいつからかが気になっていた。3月25日のサービス開始から一ヶ月ほど経ち、配達件数も100件ほどに到達したのでこのネタだけでブログ一本書けそうだとも思っているから今回は長くは書かない。
書かないが、個人的なインパクトを少しだけ。まず腰痛が改善したこと。あえてスピードの出るロードバイクではなくternのverge P10(折りたたみのできるミニベロ)で配達しているが時速10〜12キロほどで配達の注文が途切れない限りは走り続けている。最長で一日に6時間稼働したが、その時は63キロというロングライドでもしない限りなかなか見ない数字を一日で記録した。さすがに体力や筋力を考えると現状の限界はこのあたりみたいで、翌日の疲労感が大きかった。
ただ、これだけ一日で走っていると、夜の睡眠の質がぐっと上がり、これもかなりポジティブなインパクトである。特に去年は継続的に不眠に悩んでいた時期があって(気づいたら改善していて謎なのだが)特に寝つきの悪さをかなり気にしていた。しかしウーバーイーツでこれだけ走ることにより、寝つきの向上と、睡眠そのものの質の改善は心身ともに健康へのポジティブなインパクトがあった。そのため、本業や原稿を抱えながらも「運動」という名目でウーバーイーツを継続したことは、結果的に良かったと思っている。健康でなければ原稿を完成させることはできないが、画面にずっと張り付いていると運動する機会はやってこず不健康だ。そのため、ウーバーイーツというアクティビティをあえて日常の余暇として挿入することで、意外な形で効用を得られた一ヶ月でもあった。
街で出会った何人かの配達員とも雑談をしたが、現状高松ではインセンティブがほとんどなく(あっても雨の日&週末クエストくらい)報酬単価も東京などに比べると安いため、ネットでよくあるような「ウーバーイーツで自由に稼ごう!」みたいなギグワーカー志望には向いてない。あくまで自分のように余暇時間を生かして生活の足しにすればいいのでは、くらいのレベルのための仕事だろう。
このエントリー冒頭でも書いたが、4月に入りCOVID-19の影響が高松でも深刻化する中で飲食のデリバリー需要の高まりは肌で感じている。週末になると街にはウーバーバッグを背負った配達員や、ピザ屋や銀のさらの配達員を見かける機会がぐっと増えたように思うからだ。
ウーバーイーツについては外出自粛需要がただでさえある上に初回クーポンを乱発していた効果もあるだろうから、このGWが明けてからが実際の利用実態を掴むタイミングかもしれない。まあそんな感じで、引き続き「運動」の一貫としてウーバーイーツ活動をマイペースでやっていこうと考えている。
こうした状況の変化もあり、自分の仕事は暇になるというよりむしろ忙しくなる。通所施設に通う時間が減った入居者がGHで過ごす時間が増えるのだから、当然である。増えた時そのものへのケアより、感染防止やストレス対策、運動不足対策などいろいろこまめに考えてはいる。いずれにしても、本業は3月よりずっと忙しくなってきた。在宅ワークや自宅待機で暇という人も世の中にはいるようだが、自分がいまの仕事をしている限りそういった人たちと同じ経験をすることはなさそうだ。ただ事務処理や書類作成の一部はクラウドで実施しているので、家で作った資料を職場からクラウドにエクスポートしたりとか、そういうことはこれまでもやっている。
もう一つの理由が原稿である。二つの本にほぼ同時進行の形で参加していて、一つはまだ公式な情報が出てないのでこちらからは何も言えないが、もう一つはツイッターで普段から絡みのあるセラブルクラスタで作ったSeraphicBlue16周年を記念する同人誌『EVER BLUE』だ。ゲームのリリースとなった5月15日を目指して制作がスタートし、先日怒涛の締め切り追い込みと校正ラッシュを終えて無事
完成の運びとなった。このブログの読者の中にセラブルというゲームについて知っている人がどれだけいるかは分からないが、興味がある方は下記リンクからboothの通販で予約販売が始まっているのでリンクだけでも踏んでもらえるとありがたい。
短いのも含めるとこの本だけで3本書いており、1つが書き下ろしの小説、もう1つが去年書いて発表したものに加筆修正して大幅に書き直した小説、もう1つがあとがきを兼ねたショートコラムだ。今回は意図的にどちらの小説にも精神医療的要素を入れてみたが、これはセラブルというゲームやそのキャラクターの特性を考えると無理くりではなく自然な形であると思う。宮内悠介のように精神医療を題材にした小説をいつか書いてみたいと思っていたので、二次創作ではあるがそれを実現した運びとなった。たぶんこれまでこの手のネタを仕込んだことはないので、お楽しみいただけるとうれしい。(どれだけの人が楽しめるかは分からんが)
そして最後、三つ目の理由がウーバーイーツである。高松でも始まるという噂は今年の初頭から流れており(結構いろいろなお店に営業電話が来ていたようだ)あとは開始時期がいつからかが気になっていた。3月25日のサービス開始から一ヶ月ほど経ち、配達件数も100件ほどに到達したのでこのネタだけでブログ一本書けそうだとも思っているから今回は長くは書かない。
書かないが、個人的なインパクトを少しだけ。まず腰痛が改善したこと。あえてスピードの出るロードバイクではなくternのverge P10(折りたたみのできるミニベロ)で配達しているが時速10〜12キロほどで配達の注文が途切れない限りは走り続けている。最長で一日に6時間稼働したが、その時は63キロというロングライドでもしない限りなかなか見ない数字を一日で記録した。さすがに体力や筋力を考えると現状の限界はこのあたりみたいで、翌日の疲労感が大きかった。
ただ、これだけ一日で走っていると、夜の睡眠の質がぐっと上がり、これもかなりポジティブなインパクトである。特に去年は継続的に不眠に悩んでいた時期があって(気づいたら改善していて謎なのだが)特に寝つきの悪さをかなり気にしていた。しかしウーバーイーツでこれだけ走ることにより、寝つきの向上と、睡眠そのものの質の改善は心身ともに健康へのポジティブなインパクトがあった。そのため、本業や原稿を抱えながらも「運動」という名目でウーバーイーツを継続したことは、結果的に良かったと思っている。健康でなければ原稿を完成させることはできないが、画面にずっと張り付いていると運動する機会はやってこず不健康だ。そのため、ウーバーイーツというアクティビティをあえて日常の余暇として挿入することで、意外な形で効用を得られた一ヶ月でもあった。
街で出会った何人かの配達員とも雑談をしたが、現状高松ではインセンティブがほとんどなく(あっても雨の日&週末クエストくらい)報酬単価も東京などに比べると安いため、ネットでよくあるような「ウーバーイーツで自由に稼ごう!」みたいなギグワーカー志望には向いてない。あくまで自分のように余暇時間を生かして生活の足しにすればいいのでは、くらいのレベルのための仕事だろう。
このエントリー冒頭でも書いたが、4月に入りCOVID-19の影響が高松でも深刻化する中で飲食のデリバリー需要の高まりは肌で感じている。週末になると街にはウーバーバッグを背負った配達員や、ピザ屋や銀のさらの配達員を見かける機会がぐっと増えたように思うからだ。
ウーバーイーツについては外出自粛需要がただでさえある上に初回クーポンを乱発していた効果もあるだろうから、このGWが明けてからが実際の利用実態を掴むタイミングかもしれない。まあそんな感じで、引き続き「運動」の一貫としてウーバーイーツ活動をマイペースでやっていこうと考えている。
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