Netflixで配信されている『LIGHTHOUSE』という番組を少し前に見ていた。 これは星野源とオードリーの若林の二人が、佐久間Pのセッティングに応じてそれぞれの悩みについて語り合うという番組だ。ある時はホテルの高層、ある時は車内でドライブしながら、といった形 …
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2023年11月
静けさの中での再生と、逃れられないリアル ――『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』(韓国、2014年)
見:Jaiho 定期的にJaihoで韓国映画を見ているが、本作もその一環で見てみた。2004年に韓国で起きた事件を題材にして2014年に制作された映画で、低予算だが各映画賞などで評価を受けたようだ。主演のチョン・ウヒはこの映画で韓国国内の映画賞で主演女優賞をとっている …
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血なまぐさい拳と、熱くほとばしる感情 ――『夜間飛行』(韓国、2014年)
見:Jaiho 率直に思ったのは「男子高校生の映画だな」ということだった。この映画では頻繁にケンカのシーンが登場するが、校内のギャンググループ(学校側も逆らえない)が存在して校内暴力を先導する光景は今の日本ではあまり考えにくいので新鮮に映る。 この映画に …
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「語らない」と「分からない」から始まるコミュニケーションの行く末 ――『アンダーカレント』(2023年)
見:イオンシネマ綾川 少し前に見た『CLOSE』も思い返せばひどく純文学的な映画、つまりストーリーによるカタルシスよりも人間を描くことにとにかく注力した映画だと感じていたが、本作『アンダーカレント』も『CLOSE』とは全然アプローチは違うものの、似たような感慨 …
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