見:ホール・ソレイユ/filmarks 日本だとあまり社会が壊れているという言い方は軽々しくしないかもしれないが、おそらくいくらかの取材に基づいて作られたこの映画を見ると、果たして突破口はあるのだろうかと思ってしまった。2005年の暴動が引き合いに出され、でも …
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2020年05月
池江璃花子と受容理論、レジリエンス、あるいはCOVID-19下の世界で彼女が生きるということ
「ふり向かずに 前へ 池江璃花子 19歳」 先日NHKスペシャルで池江璃花子の特集が組まれていたので見ていた。約一年前の冬、高校卒業の直前のタイミングに白血病を発症し、競技者としての活動を停止。結果的に来年に延期になったとはいえ、東京生まれの彼女が地元で迎 …
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1997年の傷痕と、残された夢 ――『国家が破産する日』(韓国、2018年)
見:ソレイユ・2 予定の調整が下手なので『エクストリーム・ジョブ』を見逃してしまったが97年のアジア通貨危機〜韓国IMFショックを描いている本作は絶対に見たいと思った。アジア通貨危機は日本でも高校生なら習うレベルなので、もちろん現代の韓国人にとっては悪夢 …
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【2020年4月振り返り】福祉施設休業、原稿、ウーバーイーツ
4月はCOVID-19の社会的インパクトが一気に深刻化した一か月だったと思うが、個人的には気づいたら5月になっていたという感覚が強い。理由の一つは仕事にさほど変化がないことだ。入所施設の福祉職員であるため、日中の通所施設のように閉鎖や休業という概念はない。日中施 …
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