見:イオンシネマ綾川 まぎれもない百合映画だった。本当にこれはいい百合だった。パンフレットを読み、門脇と小松が共演する前から互いの共演を長く望んでいたこと、その二人の間に立つ成田凌を中性的な存在として評価していること。監督が成田を見たとき、成田 …
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2019年06月
海外での合法的安楽死という他力本願な自死への違和感と、ヴェーネ・アンスバッハが死ねなかった理由
NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」 NHKスペシャルで50代の日本人難病女性がスイスでの安楽死をした際の経緯に密着した番組が放映された。リアタイではなくてNHKオンデマンドで見たので、リアタイの反応が見られなかったのだけれど、『障害者の傷、介助者の痛み』など …
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カヤとエミリエ、二人の感情の尊さ ――『ウトヤ島、7月22日』(ノルウェー、2018年)
見:ソレイユ・2 2018年に公開されたNetflix製作、ポール・グリーングラス監督の『7月22日』を配信後すぐに見て、強く印象に残った映画となった。ウトヤ島での生存者の再生と苦悩、そして犯人であるブレイビクという男の憎悪を、一つの(事実をベースにした)フィク …
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|movie , documentary
家族概念を再拡張する意義 ――『沈没家族 劇場版』(2019年)
見:第七藝術劇場 1990年代のある時期に中野で展開されていた「沈没ハウス」という営みを最初に知ったのは一年前のハフポストのインタビューだったかなと記憶している。その後、「沈没ハウス」で成長した青年がドキュメンタリー監督となり、「沈没家族」という映 …
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2019年5月の読書記録
5月はほとんど大阪にいて、現地調達して読んだ本がほとんどというところ。あわただしいわりに10冊読めたのはまーまーかな。 5月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:2810ナイス数:38ドナルド・キーン自伝-増補新版 (中公文庫)の感想元号の変わり目に本当に貴 …
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