見:Netflix キャロルを演じたケイト・ブランシェットも、テレーズを演じたルーニー・マーラも非常に美しかった。そしてブランシェットはキャロルの怒りや悲しさといった感情を豊かに表現して見せ、同時にテレーズに対する愛情や欲情をこれでもかというほど積極的に …
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2018年09月
愛憎こそが人生か ――『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』(Netflixオリジナル、アメリカ、2017年)
見:Netflix 家族というものは常にややこしい。日本に限らず世界共通のものだろうな、ということはこの映画を見ながらよく実感したし、男女の構成は違うが俺も三人兄妹の長男なので、あと仕事をしていなかった時期も少しではあるがあるので、本作に出てくるダニーの気 …
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夢が終わるまでの日々 ――『四月の永い夢』(2018年)
見:シネ・ヌーヴォX 評判はいいと聞いていた。監督が同世代だということもあとで調べて知った。しかし、それ以上に朝倉あきが主演をつとめるということに、思った以上に心動かされた。NHKのドラマ『とめはねっ』『てっぱん』で重要な役をつとめ、『かぐや姫の物語 …
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最短ルートだけが正解でそれ以外が間違っているわけではない、あるいは誰かと生きる未来について
長々としたタイトルになった。この前も書いたように、6月からしばらく研修を受けている。そのなかで、研修の担当者や、あるいは同期たちとキャリアについての話になることもある。若い同期は新卒ほやほやだが、そうではないアラサーの同期もそれなりにいて、話が合うのが …
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8月の遠征はいつだって暑くて熱い ――小説読書会、レトリカイベント、C94
秋めいてきたこのごろにいまさら感あるけど、8月の振り返り。 今年は夏コミに合わせて、11と12日に上京してきた。11の朝に着いて12の14時半には品川から新幹線に乗っていたので、滞在時間は30時間強といったところ。睡眠時間はいつも通り7時間くらい確保したが、寝てい …
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寝ても覚めても過去を忘れられない ――『寝ても覚めても』(2018年)
見:MOVIX堺 書評家・ライターの瀧井朝世がこの映画のパンフレットに書いていたが、柴崎友香の小説の中でもこの作品の映像化はちょっとどうやってやるのかがイメージできなかった。しかし、監督が濱口竜介だと聞いて、それならばなんとかなるかもしれない、と感じた …
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それでも思わず笑ってしまうような恋 ――『人のセックスを笑うな』(2008年)
見:Netflix タイトルだけを見ると濡れ場が多かったりとかセクシーなシーンが多いのかと思ってしまうが、実際は全然そうではなかった、というのがまず一点。元々は山崎ナオコーラが文藝賞を受賞したデビュー作が原作になっていて、ナオコーラが人のセックスを笑うな、 …
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2018年夏の読書記録
◆6月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:4008ナイス数:11ゲームの王国 下読了日:06月03日 著者:小川 哲人生について (中公文庫)読了日:06月06日 著者:小林 秀雄謝るなら、いつでもおいで: 佐世保小六女児同級生殺害事件 (新潮文庫)読了日:06月11日 著者: …
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戦略の練り直し ――2018年8月時点の保有資産
【SBI証券】 現物:¥24,234 投資信託:¥231,108 (つみたてNISA含む) Wealthnavi:¥714,072 One Tap Buy:¥6,049 TOTAL:¥975,463 (前回比 +134,400) ◆現時点の指数 日経平均:22856.00 NYダウ:24040.07 ナスダック:8109.54 S&P500:2901.52 ◆雑感 前回 …
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