2013年02月28日|days そしてまた今年も2月が終わる そして2月が終わる(2011年2月28日) そして今年も2月が終わる(2012年2月28日) 2月は俺にとって特別な月だ、ということは以前書いたような気がする。今年は書くつもりはなかったんだが、そういえば今日で2月が最後かと気づくとなにかしらのこみあげるものはあるし、去年 … 続きを読む
2013年02月26日|books 「主題歌」における「女子」と「日常」の読み解き ―柴崎友香『主題歌』(2008年/2011年) 主題歌 (講談社文庫) [文庫] たまたま池袋のリブロのサイン本コーナーにこの本の単行本が置いてあったので手にとった一冊。もう文庫もでてるけど、柴崎さんのサイン見てみたい!と思い購入した。3作収められていて、表題作「主題歌」は芥川賞にノミネートされた掌編。他2 … 続きを読む
2013年02月24日|books 終わりを見据える美学か、生への執着か―綿矢りさ「大地のゲーム」 新潮 2013年 03月号 [雑誌] ・『新潮』3月号掲載の綿矢「大地のゲーム」を読んであれやこれや考えてたら案外に時間が経っていてこわい。いくつかはメモ的に書いたのであとで文章にしたいと思う。主要人物に固有名がないのはなぜか。なぜ「私」は「リーダー」に惹かれ、にも … 続きを読む
2013年02月07日|books 2013年1月の読了本 2013年1月の読書メーター読んだ本の数:13冊読んだページ数:3539ページナイス数:38ナイス窓の外は向日葵の畑 (文春文庫)の感想話の完成度は『ぼくと、ぼくらの夏』より高く、こなれている。それでも、『ぼくと、ぼくらの夏』ほどのみずみずしさは感じなくて、どう評価して … 続きを読む
2013年02月03日|books これはただの言葉遊びではない―松田青子『スタッキング可能』(2013年) 早稲田文学5 スタッキング可能 松田青子を初めて読んだのは通っている大学の人たちが出している文芸誌『早稲田文学』のπ号(3号と4号の間という意味での増刊号)に掲載されていた「もうすぐ結婚する女」という短編である。発の単行本となった本作にも収められているが … 続きを読む