2012年06月30日|movie , documentary 福島のリアリティをみつめた日―「相馬看花 第一部」と「飯舘村一年」 「相馬看花 ―第一部 奪われたときの記憶―」 監督:松林要樹 出演:田中京子ほか 公式サイト:http://www.somakanka.com/ 見:オーディトリウム渋谷 この前の日曜日の午後、渋谷のオーディトリウムという映画館で「相馬看花」という、3.11以降の南相馬を追いかけたドキ … 続きを読む
2012年06月25日|text 家族をテーマにしたドラマを2本見ての雑感 NHKが2011年に放送した単発ドラマを最近2本見た。ひとつは「風をあつめて」という障害児と親の物語、もうひとつは「生むと生まれるそれからのこと」という若い男女が結婚、出産に至るまでのプロセスのお話。たまたまどっちとも家族の物語だったのはほんとうにたまたまだと … 続きを読む
2012年06月19日|books 2012年5月の読了本 5月の読書メーター読んだ本の数:8冊(+2冊)=今年38〜47冊目読んだページ数:2115ページナイス数:16ナイス海流のなかの島々 上 (新潮文庫 ヘ 2-8)基本的にはすごくのどか。島にとっての日常が淡々と、時には力強く描写される。センテンス短めの会話はとてもヘミングウェイ … 続きを読む
2012年06月15日|text 土地の物語を掘り起こすことは可能か NHKのBSプレミアムで毎週金曜日に放送している「新日本風土記」という1時間番組がある。(*1) 紀行ものでもあり、ちょっとしたドキュメントでもあり、といった番組で、土地の風景と人間模様という俺の好きなものがふたつも組み合わさっているので毎回見るのを楽しみにし … 続きを読む
2012年06月03日|movie , politics 友人あるいは父親の不在について―「ルート・アイリッシュ」/「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」 4月の頭に「ルート・アイリッシュ」と「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を2日連続で見てきたんですが、どちらも見終えたあとに何かが残ってしまう映画で、うまく言葉はでてこないんだけどそれぞれに引き込まれる素晴らしい映画だった。 ジャンルも違うし、社 … 続きを読む