見:イオンシネマ高松東 Info:公式サイト/filmarks 新海誠の出世作を1991年生まれの奥山由之が実写化。パンフレットを読むと企画の構想と撮影を含めるとかなりの時間がかかっており、やはりそれなりに気合の入ったプロジェクトなのだと感じた。前半は原作(アニメ) …
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自由な性愛から個別的なケアへの移行過程 ――『LOVE』(ノルウェー、2024年)
見:Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下 Info:公式サイト/fimarks/IMDb 「オスロ、3つの愛の風景」という形で日本では3作同時公開となった1本。東京滞在中にさすがに3本すべてを見る時間の捻出は難しかったが、『DREAMS』もしくは本作のどちらかは見たいと思っていたので …
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私小説と怪獣映画のカップリング、そしていくつかの美しい瞬間 ――『劇場版 チェンソーマン レゼ篇』(2025年)
見:イオンシネマ高松東 Info:公式サイト/filmarks/IMDb なんだろう、ここまで私小説的に映像を作るんだな、と思ったのが前半。後半は東京の都心で容赦なく暴れまくり、ビル街を破壊してゆく姿が完全にゴジラのそれと重なるので前半が青春小説、後半が怪獣映画という …
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生活描写と労働描写の両立、あるいは生き残る理由の違い ――『チェンソーマン』(MAPPA制作、2022年)
見:Amazon Prime Video 映画公開に備えてアニメ『チェンソーマン』を一気見した。原作第一部のおおよそ前半部分に当たると解釈しているが原作を読んだのが2020年ごろなのでキャラ名以外すっかり覚えておらず、新鮮な気持ちで見ていた。「永遠の悪魔」が登場する3話分 …
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少し退屈で、少し懐かしい東京 ――『ロスト・イン・トランスレーション』(アメリカ・日本合作、2003年)
見:Amazon Prime Video Info:filmarks/IMDb いい映画だとは思う。思うのだが、トーキョーの街を消費してんなという感性がどうしても最後まで気になってしまったので、filmarksで4.0はつけなかった。しかし3.0では低すぎるので中間点にした。ちなみにソフィア・コッポ …
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遠ざかる記憶、捏造された過去、真実の不在 ――『遠い山なみの光』(日本・イギリス・ポーランド合作、2025年)
見:イオンシネマ綾川 Info:公式サイト/filmarks カズオ・イシグロ初期作の一つを映画化したもの。途中からなんかおっかしいなあとは思いながら見てましたけど、ミステリーだった。ほのめかしはするけど謎を残したまま終わるタイプのミステリーで、中でも二階堂ふみの …
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非合理な警察組織を逸脱した合田雄一郎とその運命 ――『レディ・ジョーカー』(WOWOW制作、2013年)
見:Amazon Prime Video Info:公式サイト/filmarks Amazonプライムで9月からWOWOW制作のドラマが多数みられるようになったと知り(これまではWOWOWに加入しないと視聴できかった作品が多い)、高村薫原作の『レディ・ジョーカー』が目に留まったので見ることにし …
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嘘とエゴイズムのメタフィクション ――『つぐない』(イギリス、2007年)
見:Amazon Prime Video Info:filmarks/IMDb アマプラにて。月末で見放題が終わるので、ギリギリ間に合ってよかった。原作はイアン・マキューアンの『贖罪』である。小説を読んだのはもうだいぶ前なのでストーリーの序盤以外は忘れていたが、長い小説(文庫本だと637 …
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戦争の「終わらせ方」における対立構図と、そのあまりにもずさんな姿 ――『日本のいちばん長い日』(1967年)
見:NHKBSプレミアムシネマ Info:filmarks/IMDb NHKBSのプレミアムシネマ枠で鑑賞。まさに戦後80年目の8/15にふさわしい映画だと感じた 大きく分けて二段構えになっている映画である。まず8/14に終戦を告知する玉音放送の録音を取る段取りを決めないと行けないの …
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穏やかな日常と、不穏な戦争の併存 ――『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(ドイツ、2015年)
見:Amazon Prime Video Info:filmarks/IMDb アマプラの配信期限ギリギリに視聴した一本。少し前に『ノー・アザー・ランド』を見た時と同じような気持ちになり、最後は涙が溢れていた。暴力は絶対に心から許せない気持ちの中で、暴力の中で生き延びた事実に励まされる …
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