見:JAIHO Info:filmarks/IMDb JAIHOにて。半年ほど前にアマプラを使ってホン・サンスを縦横無尽に見ていた時期があったが、少し間隔を空けて見たのでいい意味で懐かしさがあった。 89分しかないにも関わらず前半と後半ではっきりと分かれている二部構成なので、 …
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100分の静けさのち、乾坤一擲の15分 ――『ロングショット』(中国、2023年)
見:JAIHO Info:filmarks/IMDb filmarksのコメントでも書いたが、配信で見た中では今年ベストだと言って良い。これ以上の映画をなかなか思いつかないからだ。暗い夜の工場と静けさに包まれた100分と、明るい中での乾坤一擲のロングショットを映し出すラストの15分。こ …
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ままならない現実を生きる、孤立しないように ――『ジムの物語』(フランス、2023年)
見:JAIHO Info:filmarks/IMDb アルノー&ジャン=マリー・ラリユー兄弟という監督の存在をこの映画で初めて知ったが、かなり独特なつくりの映画を生み出す監督だなと思った。本作『ジムの物語』は110分ほどのボリュームの中で20数年間の年月を描き出そうとする。そう …
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JAIHOで見たギヨーム・ブラックを3本 ――『勇者たちの休息』(2016年)・『7月の物語』(2017年)・『リンダとイリナ』(2023年)
見:JAIHO ◆勇者たちの休息 これだけ予告編映像が見つからなかったので割愛した。 ランニングも自転車も高齢になっても継続しやすい個人競技だとよく言われるが、実際に高い山を攻める高齢自転車乗りに密着したドキュメンタリーは見たことがなく、雄大な自然と、 …
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静けさと暴力が共存する20年間の光景 ――『彼のイメージ』(フランス、2024年)
見:JAIHO Info:東京国際映画祭2024/filmarks/IMDb 配給としての活動は続けると思われるが、サブスクリプション提供としてのJAIHOが今月いっぱいで終了してしまうため、残った期間はここでしか見られないもの(他では配信していないもの)を中心に見ていきたいと思 …
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第三話を拡張し、「生き方の違い」を描く ――『秒速5センチメートル』(2025年)
見:イオンシネマ高松東 Info:公式サイト/filmarks 新海誠の出世作を1991年生まれの奥山由之が実写化。パンフレットを読むと企画の構想と撮影を含めるとかなりの時間がかかっており、やはりそれなりに気合の入ったプロジェクトなのだと感じた。前半は原作(アニメ) …
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自由な性愛から個別的なケアへの移行過程 ――『LOVE』(ノルウェー、2024年)
見:Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下 Info:公式サイト/fimarks/IMDb 「オスロ、3つの愛の風景」という形で日本では3作同時公開となった1本。東京滞在中にさすがに3本すべてを見る時間の捻出は難しかったが、『DREAMS』もしくは本作のどちらかは見たいと思っていたので …
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私小説と怪獣映画のカップリング、そしていくつかの美しい瞬間 ――『劇場版 チェンソーマン レゼ篇』(2025年)
見:イオンシネマ高松東 Info:公式サイト/filmarks/IMDb なんだろう、ここまで私小説的に映像を作るんだな、と思ったのが前半。後半は東京の都心で容赦なく暴れまくり、ビル街を破壊してゆく姿が完全にゴジラのそれと重なるので前半が青春小説、後半が怪獣映画という …
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生活描写と労働描写の両立、あるいは生き残る理由の違い ――『チェンソーマン』(MAPPA制作、2022年)
見:Amazon Prime Video 映画公開に備えてアニメ『チェンソーマン』を一気見した。原作第一部のおおよそ前半部分に当たると解釈しているが原作を読んだのが2020年ごろなのでキャラ名以外すっかり覚えておらず、新鮮な気持ちで見ていた。「永遠の悪魔」が登場する3話分 …
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少し退屈で、少し懐かしい東京 ――『ロスト・イン・トランスレーション』(アメリカ・日本共同、2003年)
見:Amazon Prime Video Info:filmarks/IMDb いい映画だとは思う。思うのだが、トーキョーの街を消費してんなという感性がどうしても最後まで気になってしまったので、filmarksで4.0はつけなかった。しかし3.0では低すぎるので中間点にした。ちなみにソフィア・コッポ …
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