見:Amazon Video 公式サイト/filmarks ホン・サンス映画6本目。いい意味でさくっと見やすいので、このペースでしばらく(飽きるまでは)続けてみようかなと思っている。各種配信サイトを駆使すればあと10本くらいは全然見られそうだ。 さて、相変わらずミニマルな …
続きを読む
海辺の風景を反復する、灯台を探して ――『3人のアンヌ』(韓国、2013年)
見:Amazon Prime Video/filmarks ホン・サンス映画5本目。3人のアンヌ、というタイトルを見てまず思いついたのはこの映画にはアンヌが3人出てくるのだろう、というイメージだった。実際に確かにアンヌは3人登場する。しかし、演じているのは同一人物(イザベル・ユペ …
続きを読む
7歳から19歳までのルックバック、あるいは場所性 ――『大きな家』(2024年)
見:ソレイユ・2 去年『14歳の栞』が全国的に再上映されたこともありようやく見られて嬉しかった記憶があるが、その時にはこの映画の予告が確かにあったと思う。NHKの特集に詳しいが、今回は監督ではなく斎藤工の側に企画とアイデアがあり、それを竹林監督に持ち掛けた …
続きを読む
ループするけど終わりは来るし終わらせないといけない ――『次の朝は他人』(韓国、2011年)
見:JAIHO/filmarks 2012年に『ホン・サンス/恋愛についての4つの考察』として公開されたらしい1本。前回見た『教授とわたし、そして映画』もこの4部作に含まれている。残り2本も見る手段があるなら見てみようと思った、せっかくなので。さて本作『次の朝は他人』も …
続きを読む
「物語が始まる」までの遅さ、威風堂々のこっけいさ ――『教授とわたし、そして映画』(韓国、2010年)
見:JAIHO/filmarks 『ヘゥオンの恋愛日記』以来少し間隔が空いたが、これでホン・サンス映画は3本目。主人公で売れない青年映画監督のジング、彼の学生時代の同じ学科だった女性オッキ。そして二人にとっては大学の先生であるソン教授の3人がメインの配役。序盤こそ …
続きを読む
2024年の大谷翔平、2023年のフクイチ、在りし日の門田博光 ――最近見たもの(2024年12月後半〜2025年1月)
◆NHKスペシャル 大谷翔平単独インタビューは記事化されたこちらの方が詳しく、番組ではむしろ他の選手やバックヤード情報を織り込みながらポストシーズンをどう戦ってきたのか、が語られていた。すでにNスぺは11月に一度特集を組んでおり、ポストシーズン前にはクロ現で …
続きを読む
2025年1月によく聴いた音楽
去年はすぐに中断してしまったけど、今年はちゃんと続けたい(願望)。 チョーキューメイ「未恋」 ドラマ主題歌という性格のせいか、ポップでキュート!!を突き詰めましたという感じ。アニメのMVもかわいい。チョーキューメイってこんなかわいいバンドやったんやな。 …
続きを読む
1983年という起点、セラピーとしての記録映像 ――『どうすればよかったか?』(2024年)
見:ホール・ソレイユ/filmarks 監督の姉が大学時代に統合失調症を発症する1983年から、がんに罹患した姉が亡くなる2021年というめちゃくちゃ長いスパンのヒストリー(映像自体は2001年から)なので、どこでどうすればよかったのかについては無数の選択肢があったと思 …
続きを読む
コロナ禍に社会化されてゆく子どもたちをみつめる ――『小学校〜それは小さな社会〜』(日本・アメリカ・フィンランド・フランス合作、2023年)
見:ホール・ソレイユ/filmarks 2025年の映画館1本目。最初は去年見た『14歳の栞』のように、あるクラスを定点観測するものかなとぼんやり思っていたが、まったく違うなという感想を持った。日本語サブタイトルに「それは小さな社会」となっているが、英語原題はもっ …
続きを読む
2024年12月現在のバーニング証券運用状況&2025年展望
2023年は堅調な一年だったが2024年もまずまずだったと言ってよさそう。2023のエントリーで書いたように心理的な節目というか、一つの区切りの地点に到着できてほっとしている。100万スタートで足掛け7年かかったものの、しっかり着実に増やすことができたのは前向きにとら …
続きを読む