2022年に読んだ本は230冊でした。ちなみに2021年は311冊だったらしい(おかしい)
 前半は国際政治関係と公認心理師の試験関連の本を読みまくり、後半ようやく積読を崩せたけど小説をあまり読めなかったなと思うので来年はもっとフィクションを摂取したい。国内外問わず。

 以下、一覧です。

2022年の読書メーター
読んだ本の数:230
読んだページ数:66520
ナイス数:528

マンスフィールド・パーク (ちくま文庫)マンスフィールド・パーク (ちくま文庫)
読了日:01月01日 著者:ジェイン・オースティン
ジョン・ロールズ-社会正義の探究者 (中公新書 2674)ジョン・ロールズ-社会正義の探究者 (中公新書 2674)感想
期待どおりというか期待以上の優れた解説書になっている。新書一冊で正義論(再説含む)〜政治的リベラリズム〜万民の法の論点を理解しつつ、ロールズの提示した議論の当世的意義を振り返るのと同時に、現代的意義についても具体的に言及している点が素晴らしい。特に齋藤純一による第二章の『正義論』読解はお見事でした。さすがでございます。
読了日:01月03日 著者:齋藤 純一,田中 将人
野生の探偵たち〈上〉 (エクス・リブリス)野生の探偵たち〈上〉 (エクス・リブリス)
読了日:01月05日 著者:ロベルト ボラーニョ
丹下健三建築論集 (岩波文庫 青 585-1)丹下健三建築論集 (岩波文庫 青 585-1)
読了日:01月07日 著者:豊川 斎赫
野生の探偵たち〈下〉 (エクス・リブリス)野生の探偵たち〈下〉 (エクス・リブリス)
読了日:01月10日 著者:ロベルト ボラーニョ
黄色い夜黄色い夜
読了日:01月19日 著者:宮内 悠介
吉田健一 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集20)吉田健一 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集20)
読了日:01月20日 著者:吉田 健一
現代思想 2021年5月号 特集=「陰謀論」の時代現代思想 2021年5月号 特集=「陰謀論」の時代感想
最初の井上弘貴+渡辺靖対談と、辻、倉橋、海妻、松村、三木の論考を面白く読んだ。特に海妻の反フェミニズム言説と女性の議論や、三木のコミュニケーションの観点から陰謀論を捉え直す議論はそれぞれの著者の専門性と独自性が発揮されており、有意義な議論であると思われる。
読了日:01月21日 著者:井上弘貴,渡辺靖,石戸諭,木澤佐登志,中尾麻伊香,仁木稔,吉永進一
PhantomPhantom
読了日:01月22日 著者:羽田 圭介
言葉を失ったあとで (単行本)言葉を失ったあとで (単行本)感想
要所要所はたしかに面白いが、話題が散らばっていてちょっと物足りなさもあったかな。合間に挿入されているブックガイドはとてもよかったと思う。ハーマンの『心的外傷と回復』は名著と名高いので今年こそ読みたい。今年こそ。
読了日:01月25日 著者:信田 さよ子,上間 陽子
丹下健三都市論集 (岩波文庫 青 585-2)丹下健三都市論集 (岩波文庫 青 585-2)
読了日:01月26日 著者:豊川 斎赫
ロールズ (「現代思想の冒険者たち」Select)ロールズ (「現代思想の冒険者たち」Select)
読了日:01月27日 著者:川本 隆史
思春期をめぐる冒険―心理療法と村上春樹の世界 (新潮文庫)思春期をめぐる冒険―心理療法と村上春樹の世界 (新潮文庫)
読了日:01月29日 著者:岩宮 恵子
無駄に幸せになるのをやめて、こたつでアイス食べます (メディアワークス文庫)無駄に幸せになるのをやめて、こたつでアイス食べます (メディアワークス文庫)
読了日:02月02日 著者:コイル
都市の条件―住まい、人生、社会持続 (真横から見る現代)都市の条件―住まい、人生、社会持続 (真横から見る現代)
読了日:02月03日 著者:平山 洋介
ポラリスが降り注ぐ夜 (単行本)ポラリスが降り注ぐ夜 (単行本)
読了日:02月05日 著者:李 琴峰
無意識のバイアス――人はなぜ人種差別をするのか無意識のバイアス――人はなぜ人種差別をするのか
読了日:02月09日 著者:ジェニファー・エバーハート
社会学はどこから来てどこへ行くのか社会学はどこから来てどこへ行くのか
読了日:02月11日 著者:岸 政彦,北田 暁大,筒井 淳也,稲葉 振一郎
思いやる心は傷つきやすい: パンデミックの中の感情労働思いやる心は傷つきやすい: パンデミックの中の感情労働
読了日:02月12日 著者:武井 麻子
フォアビート・ノスタルジーフォアビート・ノスタルジー
読了日:02月13日 著者:石原 慎太郎
心理療法がひらく未来: エビデンスにもとづく幸福改革心理療法がひらく未来: エビデンスにもとづく幸福改革
読了日:02月13日 著者:リチャード レイヤード,デイヴィッド・M. クラーク
心は孤独な狩人心は孤独な狩人
読了日:02月18日 著者:カーソン マッカラーズ
それを読むたび思い出すそれを読むたび思い出す
読了日:02月19日 著者:三宅香帆
民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道
読了日:02月24日 著者:スティーブン・レビツキー,ダニエル・ジブラット
ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体 (幻冬舎新書)ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体 (幻冬舎新書)感想
中学受験経験もないし界隈のことには疎いので純粋に面白く読んだ。サピックスや鉄緑会を中心に取材しながらそれ以外の塾や学校もバランスよく取材しており、サピックスや鉄緑会にしても賛否両論でバランスのいい書き方をしていると思う。人生は多様なのに結果至上主義的なサピや鉄緑のやり方が今後どれだけ支持されるのか、実際にオルタナティブが台頭していることも含めると塾業界にも一定の多様性があるのは安心する。それでも地方や田舎とは環境の違いが大きいなとは感じるけども。
読了日:02月24日 著者:おおたとしまさ
こころの科学222号/2022年3月号【特別企画】誰かをケアする人のケア ――支援者支援を考えるこころの科学222号/2022年3月号【特別企画】誰かをケアする人のケア ――支援者支援を考える
読了日:02月27日 著者:
未承認国家と覇権なき世界 (NHKブックス)未承認国家と覇権なき世界 (NHKブックス)感想
今目の前で起きているロシアによるウクライナ侵攻の参考文献になるかなと思って読んでみたが、単純に知的好奇心が非常にそそられる一冊だった。まず未承認国家というカテゴリーをこれまで知らなかったが、冷戦後の世界を考える上で重要な概念であることが理解できた。そして未承認国家の抱える諸問題を解決するための有効な策が未だないこと、いくつかのシナリオはありえるがパーフェクトなシナリオはないということも紹介されている。今のウクライナも容易には決着しないだろう。だからこそ諸問題の起源やありうるシナリオを学習する価値は大きい。
読了日:03月01日 著者:廣瀬 陽子
心の容量が増えるメンタルの取扱説明書【「くり返し使える! 心を整理するワークシート」DL特典付き】心の容量が増えるメンタルの取扱説明書【「くり返し使える! 心を整理するワークシート」DL特典付き】
読了日:03月03日 著者:エマ・ヘップバーン
ウクライナ危機の真相 プーチンの思惑 Wedgeセレクションウクライナ危機の真相 プーチンの思惑 Wedgeセレクション感想
アンリミテッドにて。佐藤優のインタビューがあるので要注意だがそれ以外は面白く読めたし、2014年の延長に2022年があることがよくわかる。いずれの論考、インタビューも短いもので簡潔に論点を述べている形。亀山郁夫のインタビューもあり、「プーチンの新ユーラシア主義は、一元化されていく価値観に対抗して、ロシアのアイデンティティを守ろうとする動きだ。その矢先に起きたウクライナ事件は、残念で仕方がない」と述べているのだがこうした復古的ナショナリズムはまさに2022年のプーチンにも当てはまる。
読了日:03月05日 著者:小泉 悠,佐々木 正明,廣瀬 陽子,亀山 郁夫,佐藤 優,Wedge編集部
ポスト社会主義の政治 ――ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァの準大統領制 (ちくま新書)ポスト社会主義の政治 ――ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァの準大統領制 (ちくま新書)
読了日:03月06日 著者:松里 公孝
保育と子ども家庭福祉 (学ぶ・わかる・みえる シリーズ保育と現代社会)保育と子ども家庭福祉 (学ぶ・わかる・みえる シリーズ保育と現代社会)感想
前職で世話になった人が分担執筆していたのでなんとなく手にとったが、2019年刊行と比較的新しいため、子ども子育て支援新制度や児童相談所の最近の動向などもフォローされていてよい。保育士養成向けのテキストとなっているが、その分この分野に明るくない人間が読んでも読みやすい構成になっている。最後に収録されているブックガイドも丁寧でよかった。
読了日:03月07日 著者:
男たちを知らない女 (ハヤカワ文庫SF)男たちを知らない女 (ハヤカワ文庫SF)感想
2021年に出版されたこの本があっという間に翻訳されて日本語でしかも文庫で読めることは貴重である。パンデミックと戦争という二つの大きな事態に生きる今、リアリティのありすぎるフィクションとして本書を読むことができるだろう。
読了日:03月07日 著者:クリスティーナ・スウィーニー=ビアード
睡眠こそ最強の解決策である睡眠こそ最強の解決策である感想
日本語タイトルはいかにもなビジネス書っぽくてアレだけど原題はWHY WE SLEEPとシンプル。なぜ我々(人間だけでなく生き物全般)は眠る必要があるのか、長く眠ると何が良いのか、そして睡眠不足はどういった損失があるのかといった睡眠に対する研究的・一般的な疑問に丁寧に答えていく一冊。とりあえず部屋を真っ暗にして部屋の気温を調整して目覚まし時計に頼らずに毎日7時間以上眠りたいですね。
読了日:03月10日 著者:マシュー・ウォーカー,Matthew Walker
強権と不安の超大国・ロシア〜旧ソ連諸国から見た「光と影」〜 (光文社新書)強権と不安の超大国・ロシア〜旧ソ連諸国から見た「光と影」〜 (光文社新書)感想
Kindleにて。未承認国家を含むロシア周辺の国際関係とその歴史を理解するのに良い一冊。専門的になりすぎず、読みやすい。著者が実際に現地調査に訪れた話はリアリティがあり、ハラハラしながら読んだ。
読了日:03月13日 著者:廣瀬 陽子
コーカサス国際関係の十字路 (集英社新書 452A)コーカサス国際関係の十字路 (集英社新書 452A)感想
アゼルバイジャン、アルメニア、グルジア(現ジョージア)といったコーカサス諸国とその周辺の未承認国家(ナゴルノ・カラバフアブハジア)の政治や歴史を概観しつつ、後半には周辺の関係諸国(ロシア、EU、アメリカ)との関係も記述する一冊。この地域の複雑さを知ることは、2022年のロシア・ウクライナ関係を理解する一助になるはず(ウクライナへの言及は少ないが、オレンジ革命やGUAMなど、いくつかの言及はされている)
読了日:03月13日 著者:廣瀬 陽子
ファシズムとロシアファシズムとロシア
読了日:03月13日 著者:マルレーヌ・ラリュエル
道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔 (扶桑社BOOKS文庫)道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔 (扶桑社BOOKS文庫)感想
メジャーに行く前の大谷翔平を記録したドキュメント。もうすぐ野球の季節なので、なんとなく読んでみた一冊だが思った以上に面白かった。最後のほうで「ピッチャーとしての完成度のほうが、バッターに比べて劣る」語っているが、2021年もきっとそうだったんだろうなと感じる。そして今年も、完成されたバッティングと進化し続けるピッチングが楽しみだ。
読了日:03月14日 著者:佐々木 亨
乳がん治療の新しい視点 医療人類学から考える乳がん治療の新しい視点 医療人類学から考える
読了日:03月16日 著者:吉村 慶子
イ・ボミはなぜ強い?〜知られざる女王たちの素顔〜 (光文社新書)イ・ボミはなぜ強い?〜知られざる女王たちの素顔〜 (光文社新書)感想
Kindleにて読了。少し前のトレンドの話だが、今に繋がることも多く面白く読んだ。
読了日:03月16日 著者:慎 武宏
ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略 (講談社現代新書)ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略 (講談社現代新書)
読了日:03月18日 著者:廣瀬 陽子
戦争はいかに終結したか-二度の大戦からベトナム、イラクまで (中公新書 2652)戦争はいかに終結したか-二度の大戦からベトナム、イラクまで (中公新書 2652)
読了日:03月20日 著者:千々和 泰明
現代ロシアの軍事戦略 (ちくま新書)現代ロシアの軍事戦略 (ちくま新書)感想
端的に面白かった。面白いという表現は語弊があるかもしれないが、現代ロシアの政治が軍事戦略を解剖する試みには知的興奮を覚えた。しかし、この本で書かれていることが過去の出来事でなくまさに現在進行形であるのは複雑だし、複雑すぎるわね・・・とはいえ、最後にも書かれてあるように日本も「西側」の一員である以上、「敵」の正体を知ることは非常に重要だし、それに資する一冊であることは間違いない。
読了日:03月23日 著者:小泉 悠
女性自衛官 キャリア、自分らしさと任務遂行 (光文社新書)女性自衛官 キャリア、自分らしさと任務遂行 (光文社新書)感想
著者と指導教員の共著という形式で修士論文を出版用にアレンジした一冊。一人一人のインタビューから男性中心社会における超少数派としての女性自衛官の働き方を明らかにする、というスタイル。あくまで個人の感想の可能性はあるが、比較的組織に順応しながら働いている女性自衛官の声を拾ってる可能性もあるので(一種の生存バイアス)少なくともツイッターなどで見聞きするような自衛隊のイメージとは異なる自衛隊のイメージを作ることには成功している。
読了日:03月23日 著者:上野 友子,武石 恵美子
厚労省 (新潮新書)厚労省 (新潮新書)
読了日:03月24日 著者:鈴木 穣
夫婦格差社会 - 二極化する結婚のかたち (中公新書)夫婦格差社会 - 二極化する結婚のかたち (中公新書)
読了日:03月24日 著者:橘木 俊詔
現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書)現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書)感想
Kindleにて読了。中田清の回が一番面白い。
読了日:03月25日 著者:中溝康隆
独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)
読了日:03月27日 著者:大木 毅
一生使える! プロカウンセラーの 傾聴の基本一生使える! プロカウンセラーの 傾聴の基本感想
基本的にはロジャーズの来談者中心療法、受容、共感的理解の現代的応用といったところ。ロジャーズを知っている人なら復習に、知らない人にとっては入門的になる一冊。体裁としてはビジネス書っぽいので、おそらく後者がターゲットでしょうね。
読了日:03月28日 著者:古宮 昇
58歳から 日々を大切に小さく暮らす58歳から 日々を大切に小さく暮らす感想
Kindleにて読了。中高年の単身生活を大切に小さく暮らすには若いうちからの積み重ねが必要だということがよくわかる。
読了日:03月29日 著者:ショコラ
国際政治史 -- 主権国家体系のあゆみ (有斐閣ストゥディア)国際政治史 -- 主権国家体系のあゆみ (有斐閣ストゥディア)感想
ロシア・ウクライナ戦争の情報を追いかける中でツイッターの誰かが本書を推薦していたので読んだ。16世紀から始まり2017年で終わるこの本を読むことで、主権国家の誕生や長い戦争の時代を経て「熱い戦争」を回避しようとしてきた試みとその挫折や迷走を描写する第二次大戦後や冷戦後の世界までをひとつづきのものとして読めるダイナミズムに知的興奮を覚える。同時に、より複雑化する冷戦後の国際政治や世界秩序の不安定さが最悪な形で展開しているのが2022年の春なのだと思うと、なんとも言えない心境ではある。
読了日:03月30日 著者:小川 浩之,板橋 拓己,青野 利彦
プーチンの実像 孤高の「皇帝」の知られざる真実 (朝日文庫)プーチンの実像 孤高の「皇帝」の知られざる真実 (朝日文庫)感想
単行本の刊行が2015年のせいかもしれないが、安倍晋三よりも森喜朗や山下泰裕の存在感のほうが際立つ一冊。もちろんそれも本書の言うところの「人たらし」であるプーチンの戦略かもしれない。今のプーチンは届かない所に行ってしまったが、すでにその前兆は本書に凝縮されている。その意味でも今読むべき一冊。
読了日:03月31日 著者:朝日新聞国際報道部,駒木明義,吉田美智子,梅原季哉
平成のヒット曲(新潮新書)平成のヒット曲(新潮新書)感想
Kindleにて読了。
読了日:04月01日 著者:柴那典
データ分析読解の技術 (中公新書ラクレ, 756)データ分析読解の技術 (中公新書ラクレ, 756)感想
本書で薦められている久米郁男の本は大学院の必修科目の書籍化といったところだったがこの新書も元々は大学の講義がベースのよう。学生向けという前提があるからか、扱っている話題も鬼滅に刃から出所者の再犯率まで様々でなかなか面白かった。ダメな議論や評論をいかに見破るか、そのために必要なデータ分析の要素は何かを一つずつ丁寧に掘り下げていく一冊。
読了日:04月02日 著者:菅原 琢
外交 (有斐閣Insight)外交 (有斐閣Insight)感想
外交史として、より実際的な外交(誰がどのような信念で外交を展開してきたか)を振り返りつつ、現在の外交のトレンドや今後を展望したもの。歴史について書いた本なので2007年刊行とやや古いが読み応えあり。先日読んだ有斐閣ストゥディア『国際政治史』とセットで読むと面白そう。
読了日:04月02日 著者:細谷 雄一
第1巻 公認心理師の職責 (公認心理師の基礎と実践)第1巻 公認心理師の職責 (公認心理師の基礎と実践)
読了日:04月03日 著者:野島 一彦,元永 拓郎,山口 豊一,金沢 吉展,花村 温子,高橋 幸市,増田 健太郎,生島 浩,菅野 泰蔵,小林 孝雄,板東 充彦,小俣 和義,宮崎 昭
ヒュパティア:後期ローマ帝国の女性知識人ヒュパティア:後期ローマ帝国の女性知識人
読了日:04月04日 著者:エドワード・J・ワッツ
ロシアと中国 反米の戦略 (ちくま新書)ロシアと中国 反米の戦略 (ちくま新書)感想
日本のメディアで扱われる中露関係の理解はかなり雑なものも多いので、立ち止まって過去から現在までの中露関係を考えるには本書は最適の一冊と言える。これまでも複雑な関係だったことがよくわかるし、2022年を境にまた関係性が変わっていくのだろう。こういう状況や日米関係も踏まえつつ、日本がどのような立ち位置で中国やロシアとの外交を展開していくことができるのかといった展望も最後の方に触れられている。
読了日:04月04日 著者:廣瀬 陽子
トラックドライバーにも言わせて (新潮新書)トラックドライバーにも言わせて (新潮新書)感想
Kindleにて。二輪&軽自動車乗りとして、そして一人の客として知っておかねばならない構造的な問題が凝縮された一冊。
読了日:04月04日 著者:橋本 愛喜(はしもと あいき)
珈琲の世界史 (講談社現代新書)珈琲の世界史 (講談社現代新書)感想
Kindleにて。コーヒーのはじまりから、スペシャルティの隆盛まで。コーヒーを毎日1杯以上飲む人間として単純に面白く読めた。
読了日:04月05日 著者:旦部幸博
TIME SMART(タイム・スマート): お金と時間の科学TIME SMART(タイム・スマート): お金と時間の科学
読了日:04月06日 著者:アシュリー・ウィランズ
大谷翔平 野球翔年 I 日本編2013‐2018 (文春文庫 い 57-2)大谷翔平 野球翔年 I 日本編2013‐2018 (文春文庫 い 57-2)感想
2022年の今の視点でNPB時代の最初から最後、そして渡米してするまでを振り返ることのできる面白さがあった。解説の大越健介の文章も含めて珠玉の一冊となっている。小さな挫折を繰り返しながら確実に成長していくMVPプレイヤーの、貴重な軌跡の記録だ。
読了日:04月07日 著者:石田 雄太
本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ
読了日:04月08日 著者:コウケンテツ
ルポ 女性用風俗 (ちくま新書)ルポ 女性用風俗 (ちくま新書)感想
先にツイッターにも書いたが、このテーマで宮台真司を呼ぶのはやめてほしかった。それもかなりのページを割いているし。本編についてはルポとしての(性を売買する男女双方の)生々しさが一つのウリなのだろうけど、登場する女性たちと著者がかなりクロスしてしまっているのでもう少しメタ的にというか、距離をとって取材してもよかったのではないかと思う。同人誌とは違うので。
読了日:04月10日 著者:菅野 久美子
ストーカーとの七〇〇日戦争 (文春文庫 う 39-1)ストーカーとの七〇〇日戦争 (文春文庫 う 39-1)感想
前作の島への移住の本も読んだし、本作は自分にも馴染みのある土地(小豆島町と高松市)が舞台になっているので読んでみたが一つ一つの記述が詳細で読み応えありました。最後の方に保護監察官からようやく治療モデルの話が出てくるのは現行の司法・矯正・警察の世界をなんとなく知っているので理解できるくだり。
読了日:04月12日 著者:内澤 旬子
穂高小屋番レスキュー日記穂高小屋番レスキュー日記感想
Kindleにて。BS1のドキュメンタリーで宮田八郎のことを知り、本書を手に取った。
読了日:04月12日 著者:宮田 八郎
季節風 春 (文春文庫)季節風 春 (文春文庫)
読了日:04月12日 著者:重松 清
経営とワークライフに生かそう! 産業・組織心理学 改訂版 (有斐閣アルマ)経営とワークライフに生かそう! 産業・組織心理学 改訂版 (有斐閣アルマ)感想
入門的で情報が整理されており、読みやすかった。コンフリクトとコミュニケーション、組織の変革とリーダーシップ、後半の消費者行動に関するいくつかの部分を特に面白く読んだ。心理的財布という概念は初めて知ったけどなんとなく感じてたことが研究対象なのは面白い。
読了日:04月13日 著者:山口 裕幸,盒 潔,芳賀 繁,竹村 和久
戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)
読了日:04月14日 著者:デーヴ グロスマン
ウィッチンケア第12号(Witchenkare VOL.12)ウィッチンケア第12号(Witchenkare VOL.12)
読了日:04月14日 著者:青柳菜摘,我妻俊樹,朝井麻由美,インベカヲリ★,宇野津暢子,小川たまか,荻原魚雷,カツセマサヒコ,かとうちあき,木村重樹,久保憲司,久山めぐみ,ジェレミー・ウールズィー,柴 那典,清水伸宏,スイスイ,すずめ 園,武田砂鉄,武田 徹,東間 嶺,トミヤマユキコ,長井優希乃,中野 純,仲俣暁生,ナカムラクニオ,野村佑香,長谷川 裕,長谷川町蔵,蜂本みさ,はましゃか,姫乃たま,ふくだりょうこ,藤森陽子,美馬亜貴子,宮崎智之,武藤 充,谷亜ヒロコ,柳瀬博一,矢野利裕,山本莉会,吉田亮人,多田洋一
日本の公教育 - 学力・コスト・民主主義 (中公新書)日本の公教育 - 学力・コスト・民主主義 (中公新書)感想
第5章がやや総花的で新書としてのオチをつけたい構成のように感じてしまったが1章と2章は教育の(歴史)社会学、3章と4章は教育の経済学(あるいは計量社会学)といった形でまとまりのある構成になっていて読み応えあり。サントリー学芸賞を受賞したという2014年の著作も読んでみたい。
読了日:04月18日 著者:中澤 渉
新装版 墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)新装版 墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)
読了日:04月18日 著者:飯塚 訓
一軍監督の仕事 育った彼らを勝たせたい (光文社新書)一軍監督の仕事 育った彼らを勝たせたい (光文社新書)
読了日:04月20日 著者:眥顛淡
第19巻 司法・犯罪心理学 (公認心理師の基礎と実践)第19巻 司法・犯罪心理学 (公認心理師の基礎と実践)感想
司法・犯罪心理学のテキストだが民法における家事事件や離婚についても最後に3章分割かれているのが特徴的かも。
読了日:04月20日 著者:
韓国カルチャー 隣人の素顔と現在 (集英社新書)韓国カルチャー 隣人の素顔と現在 (集英社新書)感想
全体としては面白かったが日本との比較をする際の記述がいくつか雑というか大雑把なのが気になった。韓国のことを知る分にはいいが日本との比較の記述を書いた部分は信用ほどほどで読むのが吉か。
読了日:04月22日 著者:伊東 順子
新書576 ルポ 保健室 (朝日新書)新書576 ルポ 保健室 (朝日新書)
読了日:04月23日 著者:秋山千佳
ルポ 大谷翔平 日本メディアが知らない「リアル二刀流」の真実 (朝日新書)ルポ 大谷翔平 日本メディアが知らない「リアル二刀流」の真実 (朝日新書)
読了日:04月23日 著者:志村朋哉
本屋さんのダイアナ (新潮文庫)本屋さんのダイアナ (新潮文庫)感想
ひさしぶりに柚木麻子を読んだけどめちゃくちゃ面白かった。おしとやかで理知的な彩子と、破天荒だがめちゃくちゃ読書家なダイアナの関係は、『高慢と偏見』の姉妹を彷彿とさせる。だから二人がいずれ和解するだろうと思いながら、接点をかすかに持ちつつすれ違っていく様を書いたのが抜群にうまかった。
読了日:04月24日 著者:柚木 麻子
妻はサバイバー妻はサバイバー感想
一気読み。そしてあとがきを経ての最後の一文に涙腺が緩んだ。この一文にたどり着くまでの20年間の過酷な軌跡が、でも必要な時間だったのかもしれないという希望でもあるのかもしれない。
読了日:04月25日 著者:永田豊隆
ケアの向こう側―看護職が直面する道徳的・倫理的矛盾ケアの向こう側―看護職が直面する道徳的・倫理的矛盾
読了日:04月25日 著者:ダニエル・F. チャンブリス
新装版 墜落現場 遺された人たち 御巣鷹山、日航機123便の真実 (講談社+α文庫)新装版 墜落現場 遺された人たち 御巣鷹山、日航機123便の真実 (講談社+α文庫)感想
Kindleにて。この本を読んでいる間に知床で船が沈む事故が起きてしまい、複雑な気持ちになる。安全はいかに重要なことか。
読了日:04月26日 著者:飯塚 訓
公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法感想
もっと早く読んでおくべきだったと思いつつ、日常の支援でも使いがいがあるので一家に一冊あっていいタイプの本。あと下山晴彦監修なのでかなり認知行動療法を推し気味なのはよくわかった。
読了日:04月29日 著者:
21世紀の不平等21世紀の不平等
読了日:05月05日 著者:アンソニー・B・アトキンソン
長野県警 レスキュー最前線 (ヤマケイ文庫)長野県警 レスキュー最前線 (ヤマケイ文庫)感想
Kindleにて。
読了日:05月05日 著者:
ドキュメント 単独行遭難 (ドキュメント遭難シリーズ)ドキュメント 単独行遭難 (ドキュメント遭難シリーズ)感想
Kindleにて。
読了日:05月08日 著者:羽根田 治
ルポ名門校 ――「進学校」との違いは何か? (ちくま新書)ルポ名門校 ――「進学校」との違いは何か? (ちくま新書)
読了日:05月08日 著者:おおたとしまさ
「助けて」が言えない SOSを出さない人に支援者は何ができるか「助けて」が言えない SOSを出さない人に支援者は何ができるか
読了日:05月13日 著者:
保健医療心理学特論: 保健医療分野に関する理論と支援の展開 (放送大学大学院教材)保健医療心理学特論: 保健医療分野に関する理論と支援の展開 (放送大学大学院教材)
読了日:05月14日 著者:小林 真理子
ヒルビリー・エレジー (光文社未来ライブラリー)ヒルビリー・エレジー (光文社未来ライブラリー)感想
2017年の翻訳刊行の時にも話題になってたと思うが、トランプ政権が終わった今改めて振り返る価値のある一冊。ケース&ディートンの『絶望死のアメリカ』とセットで読まれるべき一冊という感じですね。
読了日:05月15日 著者:J・D・ヴァンス
チームワークの心理学: エビデンスに基づいた実践へのヒントチームワークの心理学: エビデンスに基づいた実践へのヒント
読了日:05月15日 著者:マイケル A ウェスト
保健所の「コロナ戦記」TOKYO2020‐2021 (光文社新書)保健所の「コロナ戦記」TOKYO2020‐2021 (光文社新書)感想
すべての始まりから2021年のオリパラまでを保健所の視点で綴ったもの。今思うと忘れていることも多くて2年間という長さを実感してしまうが(体感ではあっという間だったのでこのギャップが怖い)波が来て、去って、そしてまた波が来る間になにが起きていたのかの貴重な記録になっている。カミュやデフォーが度々言及されているように、かなりの読書家であり映画好きであるらしい著者の文学センスが散りばめられているのは読み物としても面白かった。
読了日:05月16日 著者:関 なおみ
ロジャーズの中核三条件 一致:カウンセリングの本質を考える 1ロジャーズの中核三条件 一致:カウンセリングの本質を考える 1
読了日:05月16日 著者:本山 智敬,坂中 正義,三國 牧子
寛容論 (古典新訳文庫)寛容論 (古典新訳文庫)感想
Kindle unlimitedにて。
読了日:05月17日 著者:ヴォルテール
ロジャーズの中核三条件 受容:無条件の積極的関心:カウンセリングの本質を考える 2ロジャーズの中核三条件 受容:無条件の積極的関心:カウンセリングの本質を考える 2
読了日:05月19日 著者:坂中 正義,三國 牧子,本山 智敬
検証 安倍政権 保守とリアリズムの政治 (文春新書 1346)検証 安倍政権 保守とリアリズムの政治 (文春新書 1346)感想
各章各分野をそれぞれ専門の政治学者が分担執筆して第2次以降の安倍政権をレビューした一冊。書き手によっては第2次安倍政権に至るまでの経路も丁寧に書いており、新書のためそれぞれの分量は大きくないが長期政権を振り返る上で重要な一冊。第2章「選挙・世論対策」(境家史郎)、第6章「歴史問題」(熊谷奈緒子)、第8章「女性政策」(辻由希)を特に面白く読んだ。
読了日:05月19日 著者:アジア・パシフィック・イニシアティブ
第18巻 教育・学校心理学 (公認心理師の基礎と実践)第18巻 教育・学校心理学 (公認心理師の基礎と実践)感想
スクールカウンセリングについての知見が欲しかったので、第4章「スクールカウンセリングの枠組み」と第12章「学級づくりの援助」を特に面白く読んだ。
読了日:05月19日 著者:
ロジャーズの中核三条件 共感的理解:カウンセリングの本質を考える 3ロジャーズの中核三条件 共感的理解:カウンセリングの本質を考える 3
読了日:05月20日 著者:三國 牧子,本山 智敬,坂中 正義
なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからないなんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない
読了日:05月23日 著者:東畑 開人
「甘え」の構造 [増補普及版]「甘え」の構造 [増補普及版]
読了日:05月23日 著者:土居 健郎
戦う操縦士 (光文社古典新訳文庫)戦う操縦士 (光文社古典新訳文庫)
読了日:05月26日 著者:アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ
アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)
読了日:05月26日 著者:平木 典子
面接法面接法
読了日:05月27日 著者:熊倉 伸宏
入門・医療倫理〈1〉入門・医療倫理〈1〉
読了日:05月28日 著者:稲葉 一人,児玉 聡,堂囿 俊彦,奈良 雅俊,額賀 淑郎,前田 正一,水野 俊誠
フェミニズムってなんですか? (文春新書 1361)フェミニズムってなんですか? (文春新書 1361)
読了日:05月28日 著者:清水 晶子
高架線 (講談社文庫)高架線 (講談社文庫)感想
滝口といえば西武池袋線!と改めて思わせる小説だった。
読了日:05月29日 著者:滝口 悠生
第11巻 社会・集団・家族心理学 (公認心理師の基礎と実践)第11巻 社会・集団・家族心理学 (公認心理師の基礎と実践)
読了日:05月29日 著者:竹村 和久
第12巻 発達心理学 (公認心理師の基礎と実践)第12巻 発達心理学 (公認心理師の基礎と実践)
読了日:06月01日 著者:本郷 一夫,進藤 将敏,小泉 嘉子,平川 昌宏,澤江 幸則,増田 貴人,平川 久美子,糠野 亜紀,飯島 典子,八木 成和,高橋 千枝,鈴木 智子,相澤 雅文,吉中 淳,稲垣 宏樹
リスアニ! Vol.47.2 fripSide音楽大全(M-ON! ANNEX 668号)リスアニ! Vol.47.2 fripSide音楽大全(M-ON! ANNEX 668号)感想
まだ声優として下積みだった南條愛乃が加入してonly my railgunで鮮烈な印象を与えたのが2009年(13年前!)だったが、その後の南條の活躍っぷりは大したものだった。他方で、ラブライブ!やソロ活動を経験する中でfripとしての活動の比重が難しくなったのではないかとp.167を読んでいて感じた。ただ、それでもそういうしんどい時を乗り越えて、南條自身が望んだタイミングで卒業出来ることは素晴らしいことなんだなと感じる新録のインタビュー2本だった。
読了日:06月02日 著者:
娼婦の本棚 (中公新書ラクレ 761)娼婦の本棚 (中公新書ラクレ 761)
読了日:06月05日 著者:鈴木 涼美
はじめてのケア論 (有斐閣ストゥディア)はじめてのケア論 (有斐閣ストゥディア)感想
「はじめての」とあるようにこの本はあくまで議論や構想のための土台のようなもので、もっと具体的で実践的な議論をしたいのであればもっと深堀りしていけ、ということだろうと受け止めた。その為にやや散漫になっている印象もあるが、排除/包摂という観点へ着目したケアの構想をしている点は一貫している。
読了日:06月07日 著者:三井 さよ
AVについて女子が知っておくべきすべてのことAVについて女子が知っておくべきすべてのこと感想
折に触れて書いているようにあくまで業界志望者に向けた業界研究として読んでくれというメッセージが強いが、撮影現場のバックヤード事情が非常に豊富なのは一人の消費者としても面白かった。仕事としてセックスをしているせいか、プライベートな場面で性被害を受けやすいという話や、AV強要問題以前以後の業界の変化など、セックスワーカーとしてのAV女優のリアルを知りたい人も読むべき一冊。
読了日:06月07日 著者:澁谷 果歩
搾取される若者たち ―バイク便ライダーは見た! (集英社新書)搾取される若者たち ―バイク便ライダーは見た! (集英社新書)
読了日:06月08日 著者:阿部 真大
臨床心理学小史 (ちくま新書)臨床心理学小史 (ちくま新書)
読了日:06月10日 著者:サトウタツヤ
はじめて出会う生命倫理 (有斐閣アルマ)はじめて出会う生命倫理 (有斐閣アルマ)感想
有斐閣アルマのシリーズでは最も入門的な区分がされているが、思った以上に本格的な生命倫理入門といった感じの一冊になっている。トピックも出生前診断や代理出産といった生命の誕生にまつわるテーマや、ALSやホスピス、高齢者介護といったケアにまつわるテーマ、そしてエンハンスメントや軍事医学といった人体のデザインにまつわるテーマなど幅広く、どれも興味深く読んだ。
読了日:06月10日 著者:
プロ野球新世紀末ブルース ――平成プロ野球死亡遊戯 (ちくま文庫)プロ野球新世紀末ブルース ――平成プロ野球死亡遊戯 (ちくま文庫)
読了日:06月11日 著者:中溝 康隆
心理臨床と身体の病 (放送大学教材)心理臨床と身体の病 (放送大学教材)
読了日:06月12日 著者:小林 真理子
だから、もう眠らせてほしい 安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語だから、もう眠らせてほしい 安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語感想
後半、松本俊彦と新城拓也が登場するところは重要な問いが詰まっているのではないか。つまり、逡巡しながら患者の声や悩みを聞くことは可能なのではないか。なので著者が最終的に、社会的処方が大事なんです!という一つの方向を提示することに対してはやや懐疑的なまま読み終えた。思想の違いと言えばそれまでかもしれないが。
読了日:06月13日 著者:西 智弘
貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ (朝日選書)貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ (朝日選書)
読了日:06月14日 著者:宮本太郎
臨床に活かす基礎心理学臨床に活かす基礎心理学
読了日:06月15日 著者:
世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)
読了日:06月16日 著者:菅原 琢
他者と生きる リスク・病い・死をめぐる人類学 (集英社新書)他者と生きる リスク・病い・死をめぐる人類学 (集英社新書)
読了日:06月16日 著者:磯野 真穂
ヤングケアラーってなんだろう (ちくまプリマー新書)ヤングケアラーってなんだろう (ちくまプリマー新書)感想
ちくまプリマーらしい、入門的でありながら非常にバランスのとれた一冊。将来的にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー興味があるのでこの職種について言及した箇所は個人的に面白く読めた。
読了日:06月17日 著者:澁谷 智子
治療文化論: 精神医学的再構築の試み (岩波現代文庫)治療文化論: 精神医学的再構築の試み (岩波現代文庫)
読了日:06月17日 著者:中井 久夫
使いみちのない風景 (中公文庫)使いみちのない風景 (中公文庫)
読了日:06月17日 著者:村上 春樹
子どもは40000回質問する (光文社未来ライブラリー Mレ 1-1)子どもは40000回質問する (光文社未来ライブラリー Mレ 1-1)
読了日:06月18日 著者:イアン・レズリー
依存症と回復、そして資本主義 暴走する社会で〈希望のステップ〉を踏み続ける (光文社新書 1201)依存症と回復、そして資本主義 暴走する社会で〈希望のステップ〉を踏み続ける (光文社新書 1201)
読了日:06月18日 著者:中村 英代
人間らしさとは何か : 生きる意味をさぐる人類学講義 (河出新書)人間らしさとは何か : 生きる意味をさぐる人類学講義 (河出新書)
読了日:06月24日 著者:海部陽介
心理カウンセリング序説―心理学的支援法 (放送大学教材)心理カウンセリング序説―心理学的支援法 (放送大学教材)感想
歴史的な展開も含めてカウンセリング技法を学ぶというスタイルの一冊。後半には地域援助やアウトリーチなど現代の臨床的な記述も多くあり、歴史〜現在まで一冊で幅ひろく学習できる。
読了日:06月26日 著者:大山泰宏
タイムバインド: 不機嫌な家庭、居心地がよい職場 (ちくま学芸文庫 ホー 24-1)タイムバインド: 不機嫌な家庭、居心地がよい職場 (ちくま学芸文庫 ホー 24-1)感想
期待どおりの面白さだった。訳者あとがきにもあるように、本書で記述される90年代アメリカ社会の(あくまで一つのサンプルではあるが)労働のスタイルと家庭との両立の葛藤は、現代日本が直面している問題と同じように重なる。『管理される心』もそうだったが、参与観察的なフィールドワークによって得られる生の声の一つ一つがどれも人間らしくて面白く、そして胸を打つ。学術的なノンフィクションとしてアメリカでもベストセラーになったというには、そうした本書の書きぶりも大きく影響していそうだ。
読了日:06月27日 著者:A・R・ホックシールド
アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した (光文社未来ライブラリー Mフ 1-1)アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した (光文社未来ライブラリー Mフ 1-1)
読了日:07月08日 著者:ジェームズ・ブラッドワース
公認心理師試験 出題実績から学ぶ頻出キーワード公認心理師試験 出題実績から学ぶ頻出キーワード感想
直前期の復習に使った。本が分厚いので持ち歩きにくいのでKindle版がよかったかも。それぞれのキーワードについての説明がコンパクトで(やや物足りない箇所もあるが)使いやすい本ではあると思う。
読了日:07月16日 著者:公認心理師試験頻出キーワード編集委員会
SHOーTIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男SHOーTIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男
読了日:07月18日 著者:ジェフ・フレッチャー
問いからはじめる家族社会学〔改訂版〕: 多様化する家族の包摂に向けて (有斐閣ストゥディア)問いからはじめる家族社会学〔改訂版〕: 多様化する家族の包摂に向けて (有斐閣ストゥディア)感想
2015年に出た同書の改訂版。この7年の間に安倍政権による「女性活躍」政策が展開され、幼保無償化や子ども・子育て支援法の浸透などによって子育て支援も大きく様変わりしたが、家族社会学的にはこうしたアクチュアルなテーマをどのようにとらえることができるだろうか? というメディアがなかなか着目しない点を教科書の形で一つずつ深堀りしてゆくのがとてもよい。
読了日:07月19日 著者:岩間 暁子,大和 礼子,田間 泰子
趙紫陽 極秘回想録 上 天安門事件「大弾圧」の舞台裏 (光文社未来ライブラリー)趙紫陽 極秘回想録 上 天安門事件「大弾圧」の舞台裏 (光文社未来ライブラリー)
読了日:07月24日 著者:趙 紫陽,バオ・プー,ルネー・チアン,アディ・イグナシアス
フィンランド語は猫の言葉 (角川文庫)フィンランド語は猫の言葉 (角川文庫)感想
Chapters2022年6月配本
読了日:07月24日 著者:稲垣 美晴
逃げるが勝ち 脱走犯たちの告白 (小学館新書 425)逃げるが勝ち 脱走犯たちの告白 (小学館新書 425)
読了日:08月08日 著者:高橋 ユキ
社会福祉調査の基礎社会福祉調査の基礎感想
通信制大学の講義用テキスト。量的調査、質的調査それぞれの基礎的な内容が網羅されている。
読了日:08月13日 著者:
セカンド・シフト 第二の勤務―アメリカ 共働き革命のいまセカンド・シフト 第二の勤務―アメリカ 共働き革命のいま
読了日:08月17日 著者:アーリー ホックシールド
疎開日記-谷崎潤一郎終戦日記 (中公文庫 た 30-60)疎開日記-谷崎潤一郎終戦日記 (中公文庫 た 30-60)感想
本編と言って良い疎開日記には生々しい記録が多く残るが人との交流も活発で食事のエピソードも多い。戦禍の中で『細雪』の執筆が少しずつ進んでいたこともよくわかる。戦後の記述にも面白さや発見があり、合わせて読めるのがよかった。
読了日:08月29日 著者:谷崎 潤一郎
自分を諦めない - 191針の勲章 -自分を諦めない - 191針の勲章 -感想
石川雅規ファンは全員読むべき。
読了日:08月29日 著者:館山 昌平,長谷川 晶一
ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」
読了日:08月31日 著者:豊島 晋作

ルポ自殺 : 生きづらさの先にあるのか (河出新書)ルポ自殺 : 生きづらさの先にあるのか (河出新書)感想
ある特定の自殺の事例を追うというより、バブル後の平成以降の時代に起きた有名無名数々の自殺の事例をレビューする一冊。人が死ぬ理由は数多くあるが、死にたいと思っている人を死なせないことはなかなかに難しい。その上で、遺された人のケアやサポートにも言及した部分は重要な指摘だと思った。
読了日:09月01日 著者:渋井哲也
趙紫陽 極秘回想録 下 天安門事件「大弾圧」の舞台裏 (光文社未来ライブラリー)趙紫陽 極秘回想録 下 天安門事件「大弾圧」の舞台裏 (光文社未来ライブラリー)
読了日:09月02日 著者:趙 紫陽,バオ・プー,ルネー・チアン,アディ・イグナシアス
トラウマ (岩波新書)トラウマ (岩波新書)
読了日:09月02日 著者:宮地 尚子
流浪の月 (創元文芸文庫 LA な 1-1)流浪の月 (創元文芸文庫 LA な 1-1)感想
人間の描写が抜群にうまかった。一つだけ贅沢を言うと、後半文のパートナーを務めていた谷さんをもう少し描いてもよかったように思う(更紗と亮の描写に比べるとかなり少ない)が、それ以外は本当によくできた小説だった。幼少期に受けた虐待やトラウマに焦点が当たっている小説だと思うが、親密圏やパートナーシップを考える上でも重要な一冊。
読了日:09月04日 著者:凪良 ゆう
性現象論―差異とセクシュアリティの社会学性現象論―差異とセクシュアリティの社会学
読了日:09月04日 著者:加藤 秀一
「帝国」ロシアの地政学 (「勢力圏」で読むユーラシア戦略)「帝国」ロシアの地政学 (「勢力圏」で読むユーラシア戦略)感想
結果的に半年くらい積んでしまっていたが、戦争が始まって真っ先に読むべきだったかもしれない。そのくらいロシアが周辺地域に対して及ぼしている(及ぼそうとしている)影響力の所在や、今後起こりうる展開について幅ひろくかつ具体的に書かれており、何より読みやすいのがよかった。戦争から半年が経った今だからこそ読んでよかったとも言える一冊。
読了日:09月07日 著者:小泉 悠
もう死んでいる十二人の女たちと (エクス・リブリス)もう死んでいる十二人の女たちと (エクス・リブリス)
読了日:09月08日 著者:パク・ソルメ
応用倫理学のすすめ (丸善ライブラリー)応用倫理学のすすめ (丸善ライブラリー)
読了日:09月08日 著者:加藤 尚武
日本の中絶 (ちくま新書 1677)日本の中絶 (ちくま新書 1677)
読了日:09月15日 著者:塚原 久美
ドキュメント 滑落遭難 (ヤマケイ文庫)ドキュメント 滑落遭難 (ヤマケイ文庫)
読了日:09月19日 著者:羽根田 治
流浪蒼穹 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)流浪蒼穹 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)感想
たしかにこれはガンダムでした。シャアの出てこない逆襲のシャアでしたが全体的に詩的な空気にも満ちていてハオ・ジンファンらしくてよかったですね。キャラクターも多々登場するがロレインとエーコの関係が最後まで重要でした。
読了日:09月20日 著者:郝 景芳
アスリート盗撮 (ちくま新書 1684)アスリート盗撮 (ちくま新書 1684)
読了日:09月22日 著者:
愉楽の園 (文春文庫)愉楽の園 (文春文庫)感想
Chapters2022年8月配本
読了日:09月23日 著者:宮本 輝
民主主義の条件民主主義の条件感想
東洋経済での連載なので本格的に選挙制度や議会政治の議論をしながら入門的な構成になっているのがよい。政治学科の学生だと3年目あたりに学ぶ内容かな?(専門科目ではあるが網羅的なイメージ)。日本だけの議論にならず、国際比較も随時取り入れられていて、比較政治制度論的な構成になっているのもバランスが取れれいてよかった。
読了日:09月23日 著者:砂原 庸介
Iの悲劇 (文春文庫 よ 29-3)Iの悲劇 (文春文庫 よ 29-3)感想
ひさしぶりによく米澤穂信の毒満載のミステリーという感じで面白かった。地方行政をミステリーの舞台にして何を書くんだろうと思ったけど、普段は仕事をしないはずだけど肝心なところで仕事が出来てしまう課長が大魔神だとの指摘があったところが最大のヒントになっていたのも面白い。主人公がもっと野球に詳しければ察しがよかったかもしれない。結果的に、二元代表制である地方政治の対立構造と過疎化の進む自治体の存続をかけたプロジェクトは、米澤ミステリーの題材として完璧な舞台になっていた。
読了日:09月23日 著者:米澤 穂信
ウクライナ戦争の200日 (文春新書 1378)ウクライナ戦争の200日 (文春新書 1378)感想
あずまんとかヤマザキマリとかさほど重要ではない対談も入ってるけど全体的には面白かった。いくつかの対談で総動員の話がされているので、ちょうど今読むにはタイムリーかも。
読了日:09月25日 著者:小泉 悠
競馬ノンフィクション 1998年世代 (星海社新書)競馬ノンフィクション 1998年世代 (星海社新書)
読了日:10月06日 著者:江面 弘也
アメリカを作った思想 ――五〇〇年の歴史 (ちくま学芸文庫)アメリカを作った思想 ――五〇〇年の歴史 (ちくま学芸文庫)
読了日:10月06日 著者:ジェニファー・ラトナー=ローゼンハーゲン
砂まみれの名将 野村克也の1140日砂まみれの名将 野村克也の1140日
読了日:10月07日 著者:加藤弘士
年年歳歳年年歳歳
読了日:10月09日 著者:ファン・ジョンウン
働く母親と階層化: 仕事・家庭教育・食事をめぐるジレンマ働く母親と階層化: 仕事・家庭教育・食事をめぐるジレンマ
読了日:10月13日 著者:額賀 美紗子,藤田 結子
「名コーチ」は教えない プロ野球新時代の指導論 (集英社新書)「名コーチ」は教えない プロ野球新時代の指導論 (集英社新書)感想
吉井監督就任記念で購入。吉井以外だと石井琢朗と橋上秀樹のインタビューを面白く読んだ。それぞれの形で現代的なコーチングを考えて実践してますね。
読了日:10月15日 著者:高橋 安幸
スモールワールズスモールワールズ感想
読むのが遅くなったが、紛れもなく一穂ミチですね。最初から最後まで一穂ミチだった。どれも捨てがたいが、「魔王の帰還」と「愛の適量」がいい。軽やかな会話の中にある繊細な感情を書きこんでいくタッチが、紛れもなく一穂ミチだった。
読了日:10月16日 著者:一穂 ミチ
縛られる日本人-人口減少をもたらす「規範」を打ち破れるか (中公新書 2715)縛られる日本人-人口減少をもたらす「規範」を打ち破れるか (中公新書 2715)
読了日:10月17日 著者:メアリー・C・ブリントン
明るく楽しく、強いチームをつくるために僕が考えてきたこと: 全ての選手が躍動する眥顛淡穃チームマネジメント明るく楽しく、強いチームをつくるために僕が考えてきたこと: 全ての選手が躍動する眥顛淡穃チームマネジメント感想
刊行のタイミングの関係で2022年シーズン途中で記述が終わっているが、去年日本一になるまでのプロセス(前史含めて)やバックヤードが詳細に語られていたのは非常に面白かった。ドラフトと日本シリーズ前の刊行だったので、それまでに読み終えられたのも良かった。
読了日:10月19日 著者:眥顛淡
新海誠 国民的アニメ作家の誕生 (集英社新書)新海誠 国民的アニメ作家の誕生 (集英社新書)感想
新海誠アニメの制作過程を古今のアニメ作家と比較しながらその共通点がオリジナリティを記述していく土居さんらしい一冊。後半は作家性の変化やマーケティング戦略、あるいは視聴者に対してどのように対峙してきたかが触れられていくが、2022年出版でありながら『彼女と彼女の猫』や『ほしのこえ』についての記述が分厚くて新鮮に感じた。映画の間に作成したCM作品についても触れられており、『すずめの戸締り』の公開が近づく中、新海誠がどのように誕生し、どのようなキャリアを歩んで来たかを振り返るには最適な一冊。
読了日:10月20日 著者:土居 伸彰
新型コロナウイルス ナースたちの現場レポート新型コロナウイルス ナースたちの現場レポート
読了日:10月20日 著者:
DOPESICK (光文社未来ライブラリー Mメ 1-1)DOPESICK (光文社未来ライブラリー Mメ 1-1)
読了日:10月24日 著者:ベス・メイシー
韓国文学の中心にあるもの韓国文学の中心にあるもの
読了日:10月28日 著者:斎藤 真理子
ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔
読了日:10月29日 著者:小泉 悠
パラソルでパラシュートパラソルでパラシュート
読了日:10月31日 著者:一穂 ミチ
司馬遼太郎の時代-歴史と大衆教養主義 (中公新書 2720)司馬遼太郎の時代-歴史と大衆教養主義 (中公新書 2720)
読了日:11月06日 著者:福間 良明
少年が来る (新しい韓国の文学)少年が来る (新しい韓国の文学)
読了日:11月06日 著者:ハン ガン
Qを追う 陰謀論集団の正体Qを追う 陰謀論集団の正体
読了日:11月07日 著者:藤原 学思
現代思想2022年6月臨時増刊号 総特集◎ウクライナから問う ―歴史・政治・文化―現代思想2022年6月臨時増刊号 総特集◎ウクライナから問う ―歴史・政治・文化―
読了日:11月09日 著者:塩川伸明,池田嘉郎,浜由樹子,酒井啓子,白井聡,沼野恭子,福嶋亮大
陰謀論-民主主義を揺るがすメカニズム (中公新書 2722)陰謀論-民主主義を揺るがすメカニズム (中公新書 2722)
読了日:11月09日 著者:秦 正樹
小説 すずめの戸締まり (角川文庫)小説 すずめの戸締まり (角川文庫)感想
君の名は。と天気の子をミックスさせたらこうなるのか、という展開だった。2本作った上でさらに新海誠がやりたかったことがこれ、って感じですね。
読了日:11月09日 著者:新海 誠
ウェブ小説30年史 日本の文芸の「半分」 (星海社新書)ウェブ小説30年史 日本の文芸の「半分」 (星海社新書)感想
ウェブ小説の歴史を系譜的かつ国際比較を入れながら記述しつつ、マーケティング戦略の視点をしっかり盛りこんでくるあたりは飯田一史という感じ。おそらく国内では彼にしか書けない、非常に厚みのある一冊。後半、国内含めていろいろなサービス事業者や企業の展開を見ていると、既存の文芸業界や文壇のウェブへの馴染みのなさが改めて際立ちますね。
読了日:11月11日 著者:飯田 一史
聞く技術 聞いてもらう技術 (ちくま新書 1686)聞く技術 聞いてもらう技術 (ちくま新書 1686)
読了日:11月11日 著者:東畑 開人
ありえない138億年史 宇宙誕生と私たちを結ぶビッグヒストリー (未来ライブラリー)ありえない138億年史 宇宙誕生と私たちを結ぶビッグヒストリー (未来ライブラリー)
読了日:11月13日 著者:ウォルター・アルバレス
こびとが打ち上げた小さなボールこびとが打ち上げた小さなボール
読了日:11月16日 著者:チョ・セヒ
ルポ 特殊詐欺 (ちくま新書 1691)ルポ 特殊詐欺 (ちくま新書 1691)感想
オレオレ詐欺を筆頭とした特殊詐欺の手口が時代を追うごとに変化していることがよくわかる一冊。少し前に流行った手口は警察にマークされればすぐに立ち消える。例えばNHKドラマ『サギデカ』のような事務所型の詐欺行為は摘発リスクが高く、すでに「使えない」ようになっているようだ。詐欺の実行犯のリクルートはツイッターがよく使われ、そこからテレグラムやシグナルといった別の通信アプリへと誘導される。詐欺に加担する前に個人情報を握られるため、簡単に辞めることもできない。そうして逮捕された実行犯たちの叫びも、ひどく印象に残る。
読了日:11月19日 著者:田崎 基
プリズン・ドクター (新潮新書)プリズン・ドクター (新潮新書)感想
法務省の矯正医官を約5年務めた医師のエッセイ。所属が法務省矯正局になっているので現在は本省勤務かもしれないが、業界を離れたわけではなさそうだ。法務省や各刑務所の協力も入っているようで、受刑者や少年院在院者プライバシーに配慮しつつ、塀の内側での医療行為が赤裸々に綴られている。後半は虐待経験者や軽度の知的障害者などが多く塀の中にいることを指摘し、彼らが罪を犯さずにすむ社会を、と強く述べている。
読了日:11月19日 著者:おおたわ 史絵
現れる存在: 脳と身体と世界の再統合 (ハヤカワ文庫NF)現れる存在: 脳と身体と世界の再統合 (ハヤカワ文庫NF)
読了日:11月20日 著者:アンディ・クラーク,Andy Clark
テイエムオペラオー伝説 世紀末覇王とライバルたち (星海社新書)テイエムオペラオー伝説 世紀末覇王とライバルたち (星海社新書)感想
競馬を見始めたのがオペラオーの引退レースとなった2001年の有馬記念だったので個人的にも印象に残っている馬。でもオペラオーニ対する歴史的な事実は知らないことも多く、本書で補完できたのは面白かった。最後に和田竜ニへのインタビューも収められている。乗り替わりが当たり前の時代で、最後まで乗り続けた男の貴重な証言だった。
読了日:11月21日 著者:小川隆行+ウマフリ
誰もが嘘をついている (光文社未来ライブラリー Mス 1-1)誰もが嘘をついている (光文社未来ライブラリー Mス 1-1)感想
思ったよりも面白かった。前半はセックスやポルノの話題が多いので、面白い要素はありつつ少し辟易するところもあったが、後半はデータ分析の政策的応用の話や差別と倫理についても触れられていてバランスが良いとも言える。著者は『ヤバい経済学』のアップデートを自負しているが、最近中公新書から出た『陰謀論』と合わせて読んでも面白いかもしれない。どちらの本も人間は表立ったところではなかなか本音を言わない社会的望ましさバイアスについて触れられている。
読了日:11月22日 著者:セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ
その名を暴け #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い (新潮文庫)その名を暴け #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い (新潮文庫)
読了日:11月23日 著者:ジョディ・カンター,ミーガン・トゥーイー
広場 (CUON韓国文学の名作)広場 (CUON韓国文学の名作)
読了日:11月25日 著者:崔 仁勲
サッカーマティクス (光文社未来ライブラリー Mサ 1-1)サッカーマティクス (光文社未来ライブラリー Mサ 1-1)
読了日:11月27日 著者:デイヴィッド・サンプター
夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)感想
Chapters2022年10月配本。
読了日:11月27日 著者:カズオ イシグロ
「知らない」からはじまる——10代の娘に聞く韓国文学のこと 「知らない」からはじまる——10代の娘に聞く韓国文学のこと
読了日:11月27日 著者:(ま)&アサノタカオ
みんなが手話で話した島 (ハヤカワ文庫NF)みんなが手話で話した島 (ハヤカワ文庫NF)感想
読み物として単純に面白く、へ〜って思いながら読み通した感じ。訳者あとがきではこの島はジョーズのロケ地になっており、などと書かれていて一気に歴史と現代が繋がったのも面白かった。
読了日:11月28日 著者:ノーラ エレン グロース,Nora Ellen Groce
病気と治療の文化人類学 (ちくま学芸文庫 ナ-34-1)病気と治療の文化人類学 (ちくま学芸文庫 ナ-34-1)
読了日:11月29日 著者:波平 恵美子
OFF AIR~イエスかノーか半分か~OFF AIR~イエスかノーか半分か~
読了日:12月02日 著者:一穂 ミチ
OFF AIR(2)OFF AIR(2)
読了日:12月04日 著者:一穂 ミチ
民主主義のための社会保障民主主義のための社会保障感想
話が次第に拡散していく第6章と7章はちゃんと読まなくてもいいかなと思うが現在や今後の社会保障政策を概観した1,2章と年金、医療・介護、家族支援と各論をバランス良く展開する3,4,5章は読み応えあり。ネットでは極端な議論が多くて辟易することも多いので、本書のようなバランスのとれた議論を読んで中和したほうが良い。
読了日:12月06日 著者:香取 照幸
韓国のミドルクラスと朝鮮戦争——転換期としての1990年代と「階級」の変化韓国のミドルクラスと朝鮮戦争——転換期としての1990年代と「階級」の変化感想
最近の流れでなんとなく買ってみたら思った以上にゴリゴリの社会学だった。番組制作の過程や制作された番組とその需要のされ方や、時代ごとのサーベイ調査によって韓国のナショナリズム意識の変化を探るという本。朝鮮戦争の記憶のされ方や、脱北のイメージに変化の研究などは現代的な意義もおそらく大きい。先行研究に明るくないので気の利いたことは言えないが、87年の革命が成功したのはなぜか(逆になぜ光州などでは失敗したのか)に焦点を当てた第一章後半の記述は面白く読んだ。
読了日:12月07日 著者:崔 銀姫
図解でわかる障害福祉サービス図解でわかる障害福祉サービス感想
自分というより人に説明するため用に購入してみたが、自分自身にとってもいい復習の機会になった。この手の本はいくつか手にとってみたが、見開きで図解と文章が必要最低限表記されていて使いやすい。2022年刊行なので現時点では最善の一冊。
読了日:12月08日 著者:二本柳 覚
近代日本外交史-幕末の開国から太平洋戦争まで (中公新書 2719)近代日本外交史-幕末の開国から太平洋戦争まで (中公新書 2719)
読了日:12月08日 著者:佐々木 雄一
「みんな違ってみんないい」のか? ――相対主義と普遍主義の問題 (ちくまプリマー新書)「みんな違ってみんないい」のか? ――相対主義と普遍主義の問題 (ちくまプリマー新書)
読了日:12月14日 著者:山口 裕之
大都市はどうやってできるのか (ちくまプリマー新書 411)大都市はどうやってできるのか (ちくまプリマー新書 411)
読了日:12月14日 著者:山本 和博
基本は、真っ直ぐ―― 石川雅規42歳の肖像基本は、真っ直ぐ―― 石川雅規42歳の肖像
読了日:12月14日 著者:長谷川晶一
暗殺国家ロシアーー消されたジャーナリストを追うーー (新潮文庫)暗殺国家ロシアーー消されたジャーナリストを追うーー (新潮文庫)
読了日:12月15日 著者:福田 ますみ
ノモレ (新潮文庫)ノモレ (新潮文庫)
読了日:12月15日 著者:国分 拓
つららと雉つららと雉
読了日:12月18日 著者:黒聡美
ピース降る (ユニヴェール3)ピース降る (ユニヴェール3)
読了日:12月18日 著者:田丸 まひる
りんこ日記りんこ日記
読了日:12月18日 著者:川内 倫子
野村克也 野球論集成野村克也 野球論集成
読了日:12月18日 著者:野村 克也
花は泡、そこにいたって会いたいよ (新鋭短歌シリーズ37)花は泡、そこにいたって会いたいよ (新鋭短歌シリーズ37)感想
もともと初谷むいはワードチョイスのセンスが抜群だなと思ってツイッターなどで読んでいたが、山田航の解説を読むと彼女の歌は休符の使い方が長けているらしいとわかった。なるほどたしかに、575のリズムを自由に崩しているようでいて実は戦略が見えるとするならば、彼女の凄みをまた一つ知れた気がしていい読書体験だった。
読了日:12月18日 著者:初谷 むい
アメリカとは何か 自画像と世界観をめぐる相剋 (岩波新書 新赤版 1938)アメリカとは何か 自画像と世界観をめぐる相剋 (岩波新書 新赤版 1938)感想
アメリカの政治や選挙報道に関連してメディアではあまり言及されることの少ないリバタリアンやリバタリアニズムの系譜と現状を丁寧に記述しているところが本書の一つの魅力。
読了日:12月18日 著者:渡辺 靖
北方の原形 ロシアについて (文春文庫)北方の原形 ロシアについて (文春文庫)
読了日:12月18日 著者:司馬 遼太郎
沼で溺れてみたけれど沼で溺れてみたけれど
読了日:12月18日 著者:ひらりさ
働く女子のキャリア格差 (ちくま新書)働く女子のキャリア格差 (ちくま新書)
読了日:12月19日 著者:国保 祥子
ルポ 脱法マルチ (ちくま新書 1698)ルポ 脱法マルチ (ちくま新書 1698)感想
地方から東京に赴任した毎日新聞の若手記者がいわゆる『環境』の勧誘活動を都内のあちこちで見かけたことから始まって行き潜入ルポと取材の連載をまとめたもの。多くの若者が餌食となっていく様や、かつて存在したマルチ企業出身者が実は『環境』の幹部クラスにいることなどを突き詰めていく。そしてあくまで違法ではないスタイルの手法を練り上げた『環境』のしぶとさには言葉もない。
読了日:12月19日 著者:小鍜冶 孝志
ガールズファイル―27人のはたらく女の子たちの報告書ガールズファイル―27人のはたらく女の子たちの報告書
読了日:12月19日 著者:柴崎 友香
桜前線開架宣言桜前線開架宣言
読了日:12月19日 著者:山田航
バイデンのアメリカ: その世界観と外交 (UP plus)バイデンのアメリカ: その世界観と外交 (UP plus)
読了日:12月21日 著者:
心理職・援助職のための法と臨床 -- 家族・学校・職場を支える基礎知識心理職・援助職のための法と臨床 -- 家族・学校・職場を支える基礎知識
読了日:12月21日 著者:廣井 亮一,中川 利彦,児島 達美,水町 勇一郎
ウクライナ戦争 (ちくま新書 1697)ウクライナ戦争 (ちくま新書 1697)感想
現在進行形ということもあってかいい振り返りになった。『現代ロシアの軍事戦略』ほど専門的すぎず、多くの人にとって読みやすい構成になっている。本文の4割ほどを開戦前の状況を記述するものにもなっており、2月24日の前にそもそも何が起きていたのかを知ることは改めて重要に思うし、最後に述べているように不安定化するインド太平洋の情勢と日本の針路、国民的な議論や合意の重要性はこれからも突きつけられる事態でしょうね。
読了日:12月22日 著者:小泉 悠
Q短歌会機関誌創刊号Q短歌会機関誌創刊号感想
吉田×松永インタビューは面白く読んだ。個別だとメルクリフの歌が好み。
読了日:12月22日 著者:東京大学Q短歌会
遠泳遠泳感想
シンプルでかわいい表紙と、少し強い水色の紙で作ったページがいいなと思った。手元に置いておきたい感じ。佐伯紺が参加していたので買ったまま読むのが遅くなったが彼女の歌は期待にたがわず良かった。

何が雪だったのか教えてそれからは雪崩のような日々だったって
読めるけど書けない遠さ ポストからあなたの家に至る道ゆき

が好き。他だと北村早紀、坂井ユリがよかった。後半は各参加者の交換日記が載っていて、前半に歌を詠んだ人たちの人柄や生活感が伝わってくるのが面白い。
読了日:12月23日 著者:遠泳
だらしないだらしない
読了日:12月23日 著者:早乙女ぐりこ
東京一人酒日記2〜未知との遭遇編〜東京一人酒日記2〜未知との遭遇編〜
読了日:12月23日 著者:早乙女 ぐりこ
検察審査会: 日本の刑事司法を変えるか (岩波新書 新赤版 1923)検察審査会: 日本の刑事司法を変えるか (岩波新書 新赤版 1923)感想
司法制度における検察審査会の立ち位置を制度導入の経緯や日本の検察の特殊性(起訴便宜主義や起訴後有罪率99%など)と比較して詳細に論述しているのが大きなポイント。後半には実際のケースの検討になっているが、性犯罪やホワイトカラー犯罪の起訴と有罪の難しさについて厳しい批判を重ねている。さらに検察審査会制度の周知の不足や、審査会メンバーに偏りがあるという指摘なども、司法における公平性や正義の実現という観点で重要だろうと感じた。
読了日:12月24日 著者:デイビッド・T.ジョンソン,平山 真理,福来 寛
白い薔薇の淵まで (河出文庫)白い薔薇の淵まで (河出文庫)感想
初中山可穂。なのだが初めてにしてものすごいものを読んでしまった・・・著者によるあとがきに詳しいが、起承転結がはっきりしている一本線のラブストーリーである。それでもここまで何度も何度も波を作って、最後にあんな結末を用意するのはちょっと綺麗すぎますね。いい意味で綺麗すぎる、女同士の恋愛小説でした。ありがとうございました。
読了日:12月26日 著者:中山可穂
医療エラーはなぜ起きるのか――複雑なシステムが患者を傷つける医療エラーはなぜ起きるのか――複雑なシステムが患者を傷つける感想
ジェイという患者の容態急変からの死亡をなぜ防げなかったのか、というケースを元にしていろいろなことが仮説的につづられていく一冊。本書で扱うケースはジェイを含めて多くはないが、それぞれの章では先行研究の検討を行なっていて、独立した論文としても読めるような構成になっている。複雑すぎる医療システム(制度、組織、慣習、情報環境、労働環境、職種間や他機関とのコミュニケーションなどなど)と人間の個別性(機械ではないので航空機事故を参考にするには限界があるという指摘が納得いく)は想像しやすい代わりになかなか頭が痛い。
読了日:12月27日 著者:ダニエル・オーフリ
嘘と正典 (ハヤカワ文庫JA)嘘と正典 (ハヤカワ文庫JA)感想
「魔術師」は短いながらよく出来ていた。もう少しストーリーに厚みがあってもよかった気はするが。「ひとすじの光」も競馬を題材にした血の物語として良く出来ている。それ以降は個人的にはあまり、という感想。
読了日:12月28日 著者:小川 哲
17歳のポケット (集英社文庫)17歳のポケット (集英社文庫)
読了日:12月29日 著者:山田 かまち
中井久夫スペシャル 2022年12月 (NHKテキスト)中井久夫スペシャル 2022年12月 (NHKテキスト)
読了日:12月30日 著者:斎藤 環
女性が人生を変えるとき (光文社未来ライブラリー Mフ 3-1)女性が人生を変えるとき (光文社未来ライブラリー Mフ 3-1)
読了日:12月31日 著者:メリンダ・フレンチ・ゲイツ

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