10月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:4932
ナイス数:27

東京百話〈天の巻〉 (ちくま文庫)東京百話〈天の巻〉 (ちくま文庫)
読了日:10月04日 著者:
現代思想 2016年9月号 特集=精神医療の新時代―オープンダイアローグ・ACT・当事者研究…―現代思想 2016年9月号 特集=精神医療の新時代―オープンダイアローグ・ACT・当事者研究…―感想
オープンダイアローグの話は面白かったがまだまだよく知らないところでもあるので、日本に輸入した斎藤環の話をどこまで聞いてしまっていいのか、という留保は個人的に必要な部分。ただ、当事者研究と比べて社会に返す、戻す営みを重視している点は個人的に評価したいと思う。(当事者研究が社会と距離があるから悪いというよりは、あくまでアプローチの差異だと受け止めた)
読了日:10月08日 著者:斎藤 環,森川すいめい,信田さよ子,向谷地生良,綾屋紗月,高木俊介,村上靖彦,立岩真也,小泉義之,美馬達哉,北中淳子,見田宗介
傷を愛せるか傷を愛せるか感想
宮地尚子のエッセイってどういうものだろうかと思ったが、思ったより面白かった。日本で、そしてアメリカで出会う診療の風景や日常的な出来事を彼女なりの視点でつづっていくが、全面的にあるのは傷ついた人やヴァルネラブルな人へ寄り添う優しさである。その根っこには人間の持つ力への信頼だとか、祈りのようなものがある。傷ついた人に対して精神科医にできることは限られているが、それでも真摯に向き合おうとすることが大事なのかもしれない。自分自身と、あなたに対して。
読了日:10月09日 著者:宮地 尚子
読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹
読了日:10月10日 著者:阿久津 隆
事実はなぜ人の意見を変えられないのか事実はなぜ人の意見を変えられないのか感想
なぜトランプが事実や科学的なエビデンスを無視あるいは軽視した言動を繰り返し、そしてそのトランプの振る舞いに多くの人が共鳴してしまうのかがよくわかる一冊。人は情報を適切に評価することに長けておらず、信じたいものを信じがちだし、そして他人(たった一人であっても)の影響を受けやすい。その他こちらに→https://burningsan.medium.com/380b3a8bdcc5
読了日:10月12日 著者:ターリ・シャーロット,上原直子
NHK 100分 de 名著 デフォー『ペストの記憶』 2020年 9月 [雑誌] (NHKテキスト)NHK 100分 de 名著 デフォー『ペストの記憶』 2020年 9月 [雑誌] (NHKテキスト)感想
デフォーの小説にいわゆる小説らしい筋書きはないし、視点も内容もかなり「ごちゃまぜ」ではあるが、それが他の災害文学(カミュの『ペスト』やヴォルテールの『カンディード』が言及されている)との差異であり、面白さなのではないかと武田はつづっている。一番最後、都市の下に眠る過去の災害の痕跡の話と、それがは、米澤穂信『さよなら妖精』のセリフを思い出した。「過去って、本当にあったのね」
読了日:10月13日 著者:
自閉スペクトラム症の理解と支援 ―子どもから大人までの発達障害の臨床経験から―自閉スペクトラム症の理解と支援 ―子どもから大人までの発達障害の臨床経験から―感想
自閉スペクトラムと言えば本田先生、と言わんばかりの本領が発揮された一冊。私見も含まれているが、その点はあらかじめことわっているので、エビデンスのとれている記述とははっきりと区別されるように書かれているのも良かった。そして何より読みやすく、かつ支援にも使いやすい。
読了日:10月15日 著者:本田 秀夫
ジョージ・オーウェル――「人間らしさ」への讃歌 (岩波新書)ジョージ・オーウェル――「人間らしさ」への讃歌 (岩波新書)
読了日:10月16日 著者:川端 康雄
子づれシングルの社会学 (神戸学院大学現代社会研究叢書)子づれシングルの社会学 (神戸学院大学現代社会研究叢書)感想
こちらに詳しく書いた→https://burningsan.medium.com/649ce5229509
読了日:10月18日 著者:神原 文子
来福の家 (白水Uブックス)来福の家 (白水Uブックス)
読了日:10月20日 著者:温 又柔
現代思想 2020年9月号 特集◎統計学/データサイエンス現代思想 2020年9月号 特集◎統計学/データサイエンス
読了日:10月20日 著者:小島寛之,三中信宏,赤平昌文,稲葉肇,神林博史,喜多千草,北中淳子
丁寧に考える新型コロナ (光文社新書)丁寧に考える新型コロナ (光文社新書)感想
状況と数に応じてやるべきことが変わっていく以上、「丁寧に考えること」とそれを続けることが大事だなと改めて。考えて行動するのはなかなか難しいけれど、8割おじさんとの対談の中で挙げられるみんなバラバラがいいよねという指摘は確かにそうかも。3密を避けられるし、同調圧力の回避にもなる。
読了日:10月21日 著者:岩田健太郎
実践に学ぶ 30分カウンセリング実践に学ぶ 30分カウンセリング感想
理論と実践が両方コンパクトに収まっており、全体的にはかなりまとまりのいい本になっていると思う。スタンダードとされて来た50分の意義とその見直し、多忙な現場はあるいは50分では負担を感じる中で30分間で工夫しながらできることをそれぞれの立場、現場の視点で探っていく試みはとても創造的だろうと思うし、対面すること自体が難しいまさに今こそ特に必要な試みかもしれない。その他、こちらに書いた→https://burningsan.medium.com/681d8d6be2dc
読了日:10月22日 著者:
天才 藤井聡太 (文春文庫)天才 藤井聡太 (文春文庫)
読了日:10月26日 著者:中村 徹,松本 博文
屋上で会いましょう (チョン・セランの本 2)屋上で会いましょう (チョン・セランの本 2)感想
よかった。文章のリズムが楽しくて、でもどれも切実さに満ちていた。「ヒョジン」、「ボニ」、「ハッピー・クッキー・イヤー」が特に好き。
読了日:10月26日 著者:チョン・セラン
ユリイカ 2020年9月号 特集=女オタクの現在 ―推しとわたし―ユリイカ 2020年9月号 特集=女オタクの現在 ―推しとわたし―
読了日:10月30日 著者:つづ井,田中東子,ひらりさ,最果タヒ,高山羽根子
時のきざはし 現代中華SF傑作選時のきざはし 現代中華SF傑作選
読了日:10月31日 著者:江波,何夕,糖匪,昼温,陸秋槎,陳楸帆,王晋康,黄海,梁清散,凌晨,双翅目,韓松,吴霜,潘海天,飛氘,靚霊,滕野

読書メーター