Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

 11月はあまり体調が安定しない月で、2年半ぶりに熱による病欠みたいな展開もあってまあまあキツい時期もあったわけですがなんとか乗り切れました。
 今月はなんといっても『未必のマクベス』が最高か、という感じでした。駒大苫小牧野球部にまつわる本も二つ続けて読んだが、こちらもなかなか。いまだからこそ振り返れることもいろいろあるんだなと感じつつ、栄光の裏に多々あった影というか苦悩みたいなものを中村計がよく取材していたなと思います。
 mediumには15本の書評をアップしました。今月読んだ中からは4本アップしていますのでこちらもご覧ください。

11月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:4193
ナイス数:23

ジュンのための6つの小曲 (新潮文庫nex)ジュンのための6つの小曲 (新潮文庫nex)
読了日:11月01日 著者:古谷田 奈月
壁を超える (角川新書)壁を超える (角川新書)
読了日:11月03日 著者:川口 能活
高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)
読了日:11月04日 著者:ジェイン オースティン
勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇 (集英社単行本)勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇 (集英社単行本)
読了日:11月06日 著者:中村計
早実VS.駒大苫小牧 甲子園を熱狂させた決勝再試合、その舞台裏 (朝日文庫)早実VS.駒大苫小牧 甲子園を熱狂させた決勝再試合、その舞台裏 (朝日文庫)
読了日:11月14日 著者:中村 計,木村修一
ふったらどしゃぶり When it rains, it pours (フルール文庫 ブルーライン)ふったらどしゃぶり When it rains, it pours (フルール文庫 ブルーライン)感想
一穂ミチは不調和を書くのがうまい作家、という認識を改めて強くした。男女間の不調和、男性同士の不調和、仕事でのささいな気がかりなど、キャラクターの抱える心理的な不安をどうほぐしていくかを、読むたびに楽しみにしている。
読了日:11月18日 著者:一穂 ミチ
彼女たちの売春 (新潮文庫)彼女たちの売春 (新潮文庫)感想
さすが荻上チキ、という仕事ぶり。集めたデータやインタビューの分析には飯田泰之も関与していると知ってなるほど感が。
読了日:11月21日 著者:荻上 チキ
未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)
読了日:11月25日 著者:早瀬 耕
バビロン 3 ―終― (講談社タイガ)バビロン 3 ―終― (講談社タイガ)感想
今後に必要な展開だったかもしれないが、この結末のためというには全体的に冗長。
読了日:11月26日 著者:野崎 まど
ばんちゃんがいた (双葉文庫)ばんちゃんがいた (双葉文庫)感想
朝比奈あすかにしてはやや平凡な作品かなと思うがガジェットの使い方と、ばんちゃんというキャラクターの書き方は面白かった。
読了日:11月26日 著者:朝比奈 あすか
残された者たち (集英社文庫)残された者たち (集英社文庫)
読了日:11月28日 著者:小野 正嗣
図解でわかる!  投資信託図解でわかる! 投資信託感想
基本的なことの再確認のため。レイアウトが読みやすく、図も解説も過不足なくコンパクトにおさまっているのはよい。今後運用を継続するなかでまたぱらぱら読み返すのにも便利。
読了日:11月29日 著者:風呂内亜矢
岐路に立つ精神医学: 精神疾患解明へのロードマップ岐路に立つ精神医学: 精神疾患解明へのロードマップ感想
精神疾患の根本的な治療を目指す著者の情熱がベースにあるエッセイ集という形だが、文章は膨大な先行研究や精神医療史をベースに書かれており説得力がある。精神疾患は単なる心の病ととらえるのではなく脳にもっと着目すべきだという主張はまっとうだと思うし、そのための研究のありかたや創薬のあり方を構想してはいるが、同時に本書で示される現状の停滞を打破するのは困難であるということもよくわかる。精神医学の未来はまだまだ難しい道のりだなと感じる。
読了日:11月29日 著者:加藤 忠史
地下街の人びと (新潮文庫)地下街の人びと (新潮文庫)感想
ラスト五行がめっちゃよかった。
読了日:11月30日 著者:ジャック ケルアック

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