2021年3月の読書記録現代史再考プロジェクトとして生み出された至上のノワール ――『KCIA 南山の部長たち』(韓国、2020年)

2021年04月01日

2021年冬に聴いた音楽

 以前にクールごとのアニソンまとめとか、その月ごとに聴いた音楽をまとめるエントリーを書いてたことがあったがしばらくやってなかったので、ちょっと再び意識してつけてみたいと考えてのエントリー。
 理由はいろいろあるが、ここ最近はフィジカル(CDなど)で音楽を聴かずに、サブスクリプション(自分の場合はamazon music unlimited)とyoutube、あとラジオが主な音楽視聴体験となっている。amazonやyoutubeではマイミュージックに追加するなどしているが、あちこちに情報が散らばっている結果「特定の時期にリリースされた新曲」をまとめる場所が欲しいなと思っていた。
 というわけで今回は2021年の1月〜3月にリリースされた楽曲やアルバムをピックアップして、短評的にコメントを残していきたいと思う。それでは行ってみよう。


●ヨルシカ「春泥棒」、『創作』
創作
UNIVERSAL MUSIC LLC
2021-01-26


 この三ヶ月、一番聴いていたのはヨルシカだと思う。特に1月上旬にリリースされた「春泥棒」の楽曲とMVがいずれも素晴らしい。春が来る前に桜が散りゆく姿を何度映像で見たことか。いま改めてこの曲を聴いて、MVを見て、しみじみとしている。



 オンラインライブ「前世」もめちゃくちゃよかった。



●中島愛『Green Diary』
green diary
FlyingDog
2021-02-03


 以前(活動休止前)と比べるとここ最近は中島愛の活動を熱心に追っていなかったが、本人がTBSラジオのアトロクに出演していた際のインタビューが面白かったので久しぶりに聞き、そのままハマっている。アルバムタイトルにある通り、彼女のデビューのきっかけとなったランカ・リーを意識したグリーンのカラーイメージそのままに、透明感漂う楽曲が多い。同い年なので30代になってもこの透明感は希少だよな……とただただ感動している。

●田所あずさ『Waver』
 
Waver
Lantis
2021-01-27





 初めてセルフプロデュースを行ったというころあずのアルバムも面白い。「クリシェ」と「死神とロマンス」が好き。今までのような「タドコロック」路線というよりは、やりたいことをパッケージで詰め込んだ感じが伝わってくる。

●宇多田ヒカル「One Last Kiss」


 もはや何も言うまいなんだけど、MVがかわいすぎてやばかった。

●佐藤千亜妃「声」


 凍てつくようなMVの風景、消えそうな声で歌う佐藤のボイス、そして文字通り「声」というシンプルで最低限の情報しかないタイトル。別れの季節に佐藤が歌う歌は「桜が咲く前に」(きのこ帝国)を思い出すが、もう少し大人になった女性の目線としてつづられたのが「声」という楽曲かもしれない。
 いずれにせよ、極上の6分50秒。時間が止まったような、そんな不思議な感覚にさせられる。

●古川本舗「yol feat.佐藤千亜妃 (Music Video)」


 古川本舗復帰第二弾。佐藤千亜妃が来るとはさすがに思ってなかったので震えている。100回くらい聴いた。耳が幸せなので一生聴いていたい。あと映像がすげえわね。
 音楽も佐藤の声を生かす最高のエレクトロニカ。「声」も「yol」も、佐藤の声を一つの楽器のようなものとしてメロディに自然に溶けているのがいいなと思う。こちらも別れの季節にふさわしい歌である。

●フレンズ「約束」


 アニメ『ホリミヤ』のED。フレンズがホリミヤ、という組み合わせだけでも面白いと思ったし、かなり青春(MVはもう少し先の青年期かなと思える)に寄せた感じで、普段のフレンズのメロディとも違うオーソドックスなバラードだけど、その分じわじわ効いてくる感じが新鮮。

●愛美「ReSTARTING!!」


 アイマスやバンドリやD4DJなどでもうかなりの楽曲を歌って来た愛美がついに個人名義でデビュー。MVめちゃくちゃかわいくないですか。(さっきからMVかわいいMVすごいばかり言ってる人)
 イメージの楽曲はバンドリに近い気がするのでアイマスのジュリアに寄せたような、nano.RIPEとのコラボが見てみてえ感。

●Ado「ギラギラ」


 「うっせぇわ」がバズりまくっているAdoだけど楽曲の雰囲気とボーカルのマッチ度はこっちの「ギラギラ」が絶妙だと思う。彼女の低音ボイスが今後どういう音楽に寄っていくかは分からないけど、まだまだ若いので全部が楽しみ。
 声質はyamaに近いイメージもあるけどyamaはポップスも行けるのに対してAdoはもっとハードロック寄りなイメージ。「ギラギラ」がいいのはロックバラード調なところだろう。

●yama「一寸の赤」、「麻痺」


 yamaは毎月一曲ずつくらいアップしてません?と思うほどハイペースに楽曲を作っているが、思った以上に器用な歌唱でなんでもできるなと思わせてくれる一曲。優しいyama、いいですね。



 ただ本来の路線はこういうサウンド向きだなと思う。ポップスとロックとエレクトロの間あたり、

●Night Tempo「真夜中のドア/Stay With Me (Night Tempo Showa Groove Mix) 」


 去年の秋ごろからNight Tempoという韓国のDJの80sアレンジがヤバイという話は聞いていて、その中でも一番ヒットしてるのが松原みきの「真夜中のドア」らしいのだけど、これは確かにめちゃくちゃいい!
 レトロと新しさが違和感なく、そしてめちゃくちゃおしゃれに混ざり合っている。COVID-19でなければあちこちのクラブで流されてもいいのでは〜というような万能なアレンジと、色あせない松原みきのボイスが本当に良い。これも100回くらい聴いた。

●Rainych & evening cinema「RIDE ON TIME」


 東アジアで80sブームを作ったのがNight Tempoだとするならば東南アジアでブームを作っているのはいわゆる歌ってみたでブレイクしているRaynichらしい。まあこのシーン本当によく分からないことだらけなのだけど、満を持してカバーした山下達郎の楽曲がかわいすぎてヤバい。え、こんなにかわいく(そしておしゃれに)RIDE ON TIMEを歌っていいんですか感。
 いやまあ原曲もオシャレだけど、そこからさらに現代のエレクトロサウンドをじわじわ足していった感じ。

● Millie Snow「Plastic Love - Mariya Takeuchi (Cover) 」


 night tempoやRaynichを聴いているとレコメンドされたのがこのMillie Snowのカバー。ボッサ風のゆったりとしたアレンジに大人びた歌唱がよく似合う。本当にアジア各国で80sが流行ってんのなと思わせる動画。

●Limonene「nevergreen」


 最近kamome sanoをほとんど聴いてなかったが久しぶりに聴いたらさすがといったセンス。ボーカルの声に合わせた音を作るのがうまいのと、アレンジがハイセンスなのは安定している。

●坂本真綾『Duets』、坂本真綾×内村友美「sync」
Duets
FlyingDog
2021-03-17


 はい、昨日が41歳の誕生日でした。おめでとうございました。ほんとどれも面白いんだけど、la la larks内村友美と組んだ「sync」がお気に入り。冒頭のピアノでやられる上に二人の声の調和が最の高。最の高だよ!



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