8月後半〜9月前半に言及した文献情報まとめ #深夜の図書室第4回公認心理師試験の自己採点&感想

2021年09月20日

チームとして強くなる、そのためになすべきことは ――『ハイキュー!! セカンドシーズン』(2015年)






 Abemaで少し前からハイキュー!!シリーズを最初から順番に一挙放送していることに気づいたので、1期の曖昧な記憶を掘り起こしながら(1期だけ当時リアタイした)2週間にわたって2期25話を見た。これはなんというか、端的に言ってめちゃくちゃ面白い。その理由はいくつかあるが、バレー経験者として見る時にこのアニメの面白さを一番感じる。

 2期でのクライマックスとなる青葉城西戦が進行していく中で実際に言及されるが、戦術的に進化が進んだ(とりわけ男子の)現代バレーをアニメ(原作はマンガだが)で再現するとこういう風になるのか!! という驚きが多々ある。例えばスパイクを打つ方向や、誰が打つのか。あるいは状況に応じてフェイクとなるジャンパーが何人いるのか、その時の陣形はどうなっているのか・・・などなど、たった6人しかいないコートの中で目まぐるしく陣容が変わる様子がダイナミックに描写されている。

 そしてそれはもちろん相手のチームも同じである。将棋を指すかのように、互いに互いの手を読みあい、その先を行こうとする。レベルの高いゲームになってくればくるほど、パワーやアイデアだけではスコアを取れない。だから常に進化しなければ、戦術はすぐ相手に研究されて対策される。イタチごっこのように見えるが、それが結果としてハイレベルなバレーボールの実現につながるのが非常に面白いのだ。

 で、その超白熱する青葉城西戦に至るまでのチーム烏野が出来上がるプロセスが2期の前半の、主に東京合宿を舞台にしたエピソードで展開されていくのも面白い。アニメとして見る場合、試合が面白いのはもちろんだが、やはりその試合を構成するチームの形成されるプロセス、いわばチームビルディングの段階が2期前半で丁寧に描写されているのがよいなと感じた。(これも経験者目線かもしれない)

 白熱のゲームに至るまでの、地道な葛藤。あるいは、ゲームを続ける中での葛藤。サーブをどう打つか、レシーブをどう返すか。そういったディティールにしっかりとこだわるからこそバレーボールの醍醐味を描き出すことができ、またキャラクターそれぞれがしっかりと生きている。バレーは交代で選手が出入りすることが一般的なので、コートとベンチ併せて一つのチームとして戦う構図が本当にうまく表現できているなと感じたのだ。

 そうした様々なプロセスを経て強くなった烏野が白鳥沢にどう挑むのか。続く3期も楽しみだ。


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burningday at 01:16│Comments(0)anime 

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