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日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

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 1月のまとめ。休みはそんなに余裕がなかったが、22冊なのでまずまず読めたかなと。
 mediumには書評8本upしてます。韓国文学をガンガン読んでいるのがよくわかる感じかな。こちらもどうぞ。

1月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:5761
ナイス数:56

『サトコとナダ』から考えるイスラム入門 ムスリムの生活・文化・歴史 (星海社新書)『サトコとナダ』から考えるイスラム入門 ムスリムの生活・文化・歴史 (星海社新書)
読了日:01月01日 著者:椿原 敦子,黒田 賢治
草薙の剣草薙の剣
読了日:01月03日 著者:橋本 治
失われた時を求めて(13)――見出された時I (岩波文庫 (全14巻))失われた時を求めて(13)――見出された時I (岩波文庫 (全14巻))感想
後半の長い長い文学論を聞き終えたら次でもう最後なんだなあというさみしさも少し。しかしまあ、ほんとうに自由な小説だと思う。アルベルチーヌへの未練がまだ少し残っているあたりのなかなかクズな感じもまた良い。
読了日:01月05日 著者:プルースト
海亀たち海亀たち感想
思ったよりサッパリしていて、思ったより意識の高くない主人公のアジアビジネスサバイバル物語、といったところ。人も金もモノもグローバルで動くからこそ、目の前のビジネスはすぐにコモディティ化する。生きのびるのは容易ではないが、でもそれもある面では楽しいのかもしれない。過去作とちがって恋愛要素少ないかなと思ったら最後にそうでもないと気付いた。うまいなあ。
読了日:01月05日 著者:加藤 秀行
誰でもない (韓国文学のオクリモノ)誰でもない (韓国文学のオクリモノ)感想
なんとなく続けて手に取って読んでいるが、本当にこのシリーズは粒揃いだ。本作はキム・グミの『あまりにも真昼の恋愛』に近い問題意識がある。すなわち、民主化や通貨危機を経験したゼロ年代以降の若者が、特に女性の置かれた生活や労働環境といったものをさらりとえぐりとっていく。時にはユーモラスでもある文章が、チクリと刺さる時のインパクトは大きい。そして間違いなく、日本の若い世代、とりわけ女性には響くものがある。悲しいけれど、共有できてしまうものがある。そういう時代を、愛情深くきりとった小説集だ。
読了日:01月05日 著者:ファン ジョンウン
両方になる (新潮クレスト・ブックス)両方になる (新潮クレスト・ブックス)
読了日:01月05日 著者:アリ スミス
青い春を数えて青い春を数えて感想
良かった。表題作と、「側転と三夏」が個人的に好きだが、優れているのは「作戦と四角」のメガネ少女だと思う。こういうキャラクターを、とりたてて特別ではなく書くことができるあたりに、現代的な感性を感じる。確かにこの短編集に出てくる少女たちは、リアルにもきっとどこかにいるのだと思うと、朝井リョウの『桐島』も少し思い出す。そういえばあれも短編集だった。本作はもうひとつ、最後まで読んで表紙の意味が分かるのも良い。とても美しい。 https://medium.com/@burningsan/1c0e09e68117
読了日:01月09日 著者:武田 綾乃
ユリイカ 2018年12月号 特集=雲田はるこ ―『昭和元禄落語心中』『いとしの猫っ毛』『新宿ラッキーホール』・・・ばら咲く10年―ユリイカ 2018年12月号 特集=雲田はるこ ―『昭和元禄落語心中』『いとしの猫っ毛』『新宿ラッキーホール』・・・ばら咲く10年―感想
後半にいい論考が多い。前半は日比麻音子、ヤマダトモコの文章が良かった。
読了日:01月12日 著者:雲田はるこ,くらもちふさこ,三浦しをん
大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済 (講談社現代新書)大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済 (講談社現代新書)感想
面白い。江戸時代の堂島にまぎれもない取引所があったこと、活発な先物取引があったこと、そして相場の情報をあれやこれやで仕入れ、儲けようという藩が多数いたこと。マーケットに翻弄される人々の存在は、現代に通じるものが多い。あと、寄付とか引とか、いまでも使う言葉の原点があるのも面白い。
読了日:01月13日 著者:高槻 泰郎
薬物依存症 (ちくま新書)薬物依存症 (ちくま新書)
読了日:01月19日 著者:松本 俊彦
東京格差 (ちくま新書)東京格差 (ちくま新書)
読了日:01月21日 著者:中川 寛子
公園へ行かないか? 火曜日に公園へ行かないか? 火曜日に感想
https://medium.com/@burningsan/711720d7c09b
読了日:01月21日 著者:柴崎 友香
フィフティ・ピープル (となりの国のものがたり)フィフティ・ピープル (となりの国のものがたり)
読了日:01月25日 著者:チョン・セラン
家(チベ)の歴史を書く (単行本)家(チベ)の歴史を書く (単行本)
読了日:01月25日 著者:朴 沙羅
新しい住みか新しい住みか感想
好き。実在した、するものに対するまなざしのやさしさと空想がとても素敵だ。
読了日:01月25日 著者:大崎清夏
天国と、とてつもない暇天国と、とてつもない暇
読了日:01月25日 著者:最果 タヒ
あかるい時間にあかるい時間に感想
「眠る」が飛びぬけて良い。死者とともに生きるための想像力。
読了日:01月25日 著者:丸田 麻保子
野蛮なアリスさん野蛮なアリスさん感想
魂の叫びがある。
読了日:01月26日 著者:ファン・ジョンウン
しきしき
読了日:01月26日 著者:町屋良平
刑務所の読書クラブ:教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら刑務所の読書クラブ:教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら感想
どうかな、とは思ったが面白かった。出所した読書会メンバーとの塀の外での再会をつづる「終わりに」まで読んで初めてこの本は完成している。文学の可能性と無力さの両方が独特な形で表れている。
読了日:01月26日 著者:ミキータ・ブロットマン
そっと 静かに (新しい韓国の文学)そっと 静かに (新しい韓国の文学)
読了日:01月26日 著者:ハン ガン
わたしたちの猫わたしたちの猫
読了日:01月26日 著者:文月 悠光

読書メーター
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 12月は2回にわたって、計6日間の東京遠征をこなしたりしつつ、なんとか本も読んだ月だったかな。2019年へ向けての何かがあったかどうかはわからないが。
 mediumには2本だけしかupできなかったので、1月はもう少しアップします。ストック原稿もたくさんあるので。

 upした2本は以下の通り。
7年間待ち望んだ朝吹真理子がいた ――朝吹真理子(2018)『TIMELESS』新潮社
現実と幻想の融解こそが醍醐味 ――谷崎由依(2017)『囚われの島』河出書房新社

12月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:6047
ナイス数:22

日本の同時代小説 (岩波新書)日本の同時代小説 (岩波新書)
読了日:12月01日 著者:斎藤 美奈子
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (13) (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (13) (ガガガ文庫)
読了日:12月01日 著者:渡 航
約束された場所で―underground 2 (文春文庫)約束された場所で―underground 2 (文春文庫)
読了日:12月01日 著者:村上 春樹
数学する身体 (新潮文庫)数学する身体 (新潮文庫)
読了日:12月07日 著者:森田 真生
囚われの島囚われの島
読了日:12月08日 著者:谷崎 由依
海市 (P+D BOOKS)海市 (P+D BOOKS)
読了日:12月15日 著者:福永 武彦
自炊力 料理以前の食生活改善スキル (光文社新書)自炊力 料理以前の食生活改善スキル (光文社新書)
読了日:12月15日 著者:白央篤司
二軍監督の仕事 育てるためなら負けてもいい (光文社新書)二軍監督の仕事 育てるためなら負けてもいい (光文社新書)
読了日:12月19日 著者:高津臣吾
ベルリンは晴れているか (単行本)ベルリンは晴れているか (単行本)
読了日:12月22日 著者:深緑 野分
現代思想 2018年11月号 特集=「多動」の時代 ―時短・ライフハック・ギグエコノミー―現代思想 2018年11月号 特集=「多動」の時代 ―時短・ライフハック・ギグエコノミー―
読了日:12月22日 著者:小島慶子,伊藤亜紗,貴戸理恵,ドミニク・チェン,若林恵,松本卓也,今野晴貴,小川さやか,D・グレーバー
生活考察 Vol.06生活考察 Vol.06
読了日:12月22日 著者:
ガルシア=マルケス「東欧」を行くガルシア=マルケス「東欧」を行く感想
時代を感じるエピソードもちりばめられていて、面白かった。アウシュビッツを訪れて収容施設を見学するところや、経済的に比較的うまくいっているチェコスロバキアへの好印象、そして1956年のハンガリー動乱を経たブダペストの市街(戦闘のあとがまざまざと残る)を歩くあたりの章が特に良い。
読了日:12月25日 著者:ガブリエル ガルシア=マルケス
失われた時を求めて(11)――囚われの女II (岩波文庫)失われた時を求めて(11)――囚われの女II (岩波文庫)感想
長い長いヴァルデュラン家での夜会を経たあとの、アルベルチーヌとの最後の日々。私視点なので愛憎たっぷりではあるが、別れの予感をかみしめながら過ごす最後のひととき、という感じかな。アルベルチーヌは自由を求めていたのだろうし、私はそれを与えたくなかった。その末の結末。
読了日:12月25日 著者:プルースト
新版 ダメな議論 (ちくま文庫)新版 ダメな議論 (ちくま文庫)
読了日:12月26日 著者:飯田 泰之
失われた時を求めて(12)――消え去ったアルベルチーヌ (岩波文庫)失われた時を求めて(12)――消え去ったアルベルチーヌ (岩波文庫)感想
永遠に失われてしまったアルベルチーヌへの思いの丈というにはあまりにも長すぎるし、いまさらかよとツッコミを入れたくなるような自己愛に満ち満ちている。悲劇のヒロインとなってしまったアルベルチーヌは、もはや何も語れない。そのことがよち、彼女をミステリアスで美しい存在へとするのかもしれないが。
読了日:12月27日 著者:プルースト
チリ夜想曲 (ボラーニョ・コレクション)チリ夜想曲 (ボラーニョ・コレクション)
読了日:12月27日 著者:ロベルト・ボラーニョ
あまりにも真昼の恋愛 (韓国文学のオクリモノ)あまりにも真昼の恋愛 (韓国文学のオクリモノ)感想
非常に良かった。まず表題作で打ちのめされ、そしてその次の「趙衆均氏の世界」でやられ、後半だと「私たちがどこかの星で」がとても好み。現代特有の生きづらさを抱えるのはどの国の人間でも同じであるなということと、そういう現実をいかに生き延びていくかが書かれている。組織の論理ではなく、自分の論理で生きていく方法を、皆模索しているし、つながりを求めている。
読了日:12月29日 著者:キム グミ
障害者の傷、介助者の痛み障害者の傷、介助者の痛み
読了日:12月31日 著者:渡邉 琢
すべての、白いものたちのすべての、白いものたちの感想
2018年最後に読み終えた一冊で、非常に満足度が高い。本の作りそのものが非常に凝ったものになっているせいもあるだろうが、最初から最後まであまりにも美しくて、悲しくて寂しい。寂寥感、とでもいうべきだろうか。絶望のあとを生きていく人々に寄り添うのは、『ギリシャ語の時間』で試みたことに近いかもしれない。誰だって傷がありながら生きている。めぐりめぐって、それが一つの物語になることもある。語られなかったことを語る人が後から出てくるかもしれないから。あと、できればあとがき(「作家の言葉」)は最後に読んだほうがよい。
読了日:12月31日 著者:ハン・ガン

読書メーター
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 11月もたくさん読んだ。まあ普通に仕事はしながらだし、仕事はきつい時期でもあったんだけど、その反動でひたすら本を読んでいたんだろうと思う。青ブタシリーズも気づいたら全部読んでいた。
 mediumには書評を10本アップした。こちらもどうぞ。

11月の読書メーター
読んだ本の数:26
読んだページ数:8497
ナイス数:49

行政学講義 (ちくま新書)行政学講義 (ちくま新書)感想
もうほんとうに金井節って感じ。本当にこの人の精密さはすごい。新書だからか、いままで読んだどの本よりも(金井さんの本としては)読みやすかった。
読了日:11月02日 著者:金井 利之
青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない (電撃文庫)感想
いいね、いい。とてもいい。 https://medium.com/p/4e8f9179ec9
読了日:11月03日 著者:鴨志田 一
戦時の音楽 (新潮クレスト・ブックス)戦時の音楽 (新潮クレスト・ブックス)感想
もう一回読め場別かもだが、あまりストンと落ちなかった。「ブリーフケース」はよかったとおもう。
読了日:11月03日 著者:レベッカ マカーイ
政治の理論 (中公叢書)政治の理論 (中公叢書)感想
議論は非常に難しいが、『新自由主義の妖怪』を経由するとまだ読みやすいかなと思う。アーレントやフーコーや、あるいはスミスから遠く離れてリベラルな共和主義を構想することの現代的意義とはなにか。経済学の一ジャンルとしての政治経済学とはどのようなものか。そもそも「政治」の範囲はどこからどこまでなのぁ、など。そうかハーバーマスもマルクス主義の枠組みからは逃れられなかったんだな、というのは勉強になった。 https://medium.com/p/7df09b784311
読了日:11月03日 著者:稲葉 振一郎
青線: 売春の記憶を刻む旅 (集英社文庫)青線: 売春の記憶を刻む旅 (集英社文庫)感想
味わいがある一冊。ゆっくりと滅びゆく現代史の一幕という感覚。
読了日:11月04日 著者:八木澤 高明
子どものための精神医学子どものための精神医学
読了日:11月06日 著者:滝川一廣
青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない (電撃文庫)感想
だんだんクラナドっぽくなりそう。人生だねこれは。次からの新展開も楽しみ。 https://medium.com/p/db723aee40cd
読了日:11月06日 著者:鴨志田 一
文字渦文字渦感想
https://medium.com/p/d009ddb02b2e
読了日:11月06日 著者:円城 塔
経済数学入門の入門 (岩波新書)経済数学入門の入門 (岩波新書)
読了日:11月06日 著者:田中 久稔
五月の雪 (新潮クレスト・ブックス)五月の雪 (新潮クレスト・ブックス)感想
https://medium.com/p/b3cf13465b1f
読了日:11月08日 著者:クセニヤ メルニク
キス (ディアプラス文庫)キス (ディアプラス文庫)
読了日:11月08日 著者:一穂 ミチ
第三帝国 (ボラーニョ・コレクション)第三帝国 (ボラーニョ・コレクション)感想
https://medium.com/p/1e37410622f9
読了日:11月10日 著者:ロベルト・ボラーニョ
自画像 (双葉文庫)自画像 (双葉文庫)
読了日:11月10日 著者:朝比奈 あすか
光の犬光の犬感想
https://medium.com/p/521a86fb535d
読了日:11月12日 著者:松家 仁之
カミーユ (現代歌人シリーズ22)カミーユ (現代歌人シリーズ22)
読了日:11月13日 著者:大森 静佳
まっぷたつの先生まっぷたつの先生感想
https://medium.com/p/130d29c6a197
読了日:11月17日 著者:木村 紅美
だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査
読了日:11月17日 著者:劇団雌猫
元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法
読了日:11月17日 著者:柴山 和久
TIMELESSTIMELESS感想
https://medium.com/p/8d4e9b00a25c
読了日:11月18日 著者:朝吹 真理子
オブジェクタムオブジェクタム
読了日:11月18日 著者:高山羽根子
アンダーグラウンド (講談社文庫)アンダーグラウンド (講談社文庫)
読了日:11月18日 著者:村上 春樹
極夜行極夜行感想
https://medium.com/p/8aa0b0c94779
読了日:11月19日 著者:角幡 唯介
ポリフォニック・イリュージョンポリフォニック・イリュージョン
読了日:11月22日 著者:飛浩隆
情報戦争を生き抜く 武器としてのメディアリテラシー (朝日新書)情報戦争を生き抜く 武器としてのメディアリテラシー (朝日新書)
読了日:11月23日 著者:津田大介
最初の悪い男 (新潮クレスト・ブックス)最初の悪い男 (新潮クレスト・ブックス)感想
https://medium.com/p/137302c039f9
読了日:11月25日 著者:ミランダ ジュライ
未来をはじめる: 「人と一緒にいること」の政治学未来をはじめる: 「人と一緒にいること」の政治学
読了日:11月25日 著者:宇野 重規

読書メーター
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 珍しく50時間くらい残業した月だったんですが、なんでこんなに本を読んでいたのかは謎。たぶん、ストレス解消の一環として本に没頭したかったのだろうとは思うけれど、よく時間の捻出をしたなとは思う。平日はとにかく仕事、代りに休みの日に狂ったように読んでいた。
 mediumにも11本レビューを書いた。該当本は下にリンクを貼っているのでそちらを参照されたい。

10月の読書メーター
読んだ本の数:35
読んだページ数:11494
ナイス数:57

地下鉄道地下鉄道
読了日:10月03日 著者:コルソン ホワイトヘッド,Colson Whitehead
核の誘惑: 戦前日本の科学文化と「原子力ユートピア」の出現核の誘惑: 戦前日本の科学文化と「原子力ユートピア」の出現感想
博士論文をもとにした著作、と言うことを意識せずとも非常に意欲的な一冊。科学史研究を行う中で期せずして起きた3.11とそれにまつわる様々な言説は中尾自身に迷いを与えたとあとがきに記されているが、そうした迷いの中で産みだされたのがこの大著だとするならば、現代的な意義は非常に大きい。また、中国や北、あるいはトランプのアメリカなど、まさに核の「誘惑」は常に身近にある以上、私たちの世界はまだまだ科学の歴史の途上にあるのだと本書を読む中で強く感じた。 https://medium.com/p/23ee2edf63c2
読了日:10月03日 著者:中尾 麻伊香
アベノミクスが変えた日本経済 (ちくま新書)アベノミクスが変えた日本経済 (ちくま新書)
読了日:10月03日 著者:野口 旭
絶歌絶歌感想
当初読むつもりはなかったが仕事柄。いろいろ思うところはあるが、大阪姉妹殺害事件の山地悠紀夫と自分を比較するくだりが印象に残る。少年Aも山地も、常人では考えられない犯罪行為を犯している、一種のサイコパスと言えるだろう。だが山地は少年院時代に更生できないまま退院し(少年Aとは種別の違う少年院だという指摘は必要だが)、他方で少年Aは少年院時代に読書や溶接の資格取得を通じて内省や職業経験を深めて、社会復帰を果たしている。更生という観点でAと山地の違いを生んだのは何だったのかを考えると、複雑な思いになる。
読了日:10月07日 著者:元少年A
独り舞独り舞感想
後半の構成がちょっと予定調和なんじゃないかなとは思うが、母国の台湾でも、留学で訪れた東京でも、逃避行で訪れたシドニーでも主人公はずっと独りのままで、その痛みを書くことができるのは、作家自身がたどってきた経歴とセクシャリティをキャラクターに反映させているかだろうな、と素朴に思う。
読了日:10月07日 著者:李 琴峰
プルーストを読む―『失われた時を求めて』の世界 (集英社新書)プルーストを読む―『失われた時を求めて』の世界 (集英社新書)
読了日:10月07日 著者:鈴木 道彦
失われた時を求めて(10) 囚われの女I (岩波文庫)失われた時を求めて(10) 囚われの女I (岩波文庫)感想
アルベルチーヌを「所有」してからの私がとてもキモイ巻でした。アルベルチーヌの台詞が所々とてもかわいいのが救い。あと所々にユダヤ人差別がはいってくるのは時代性かな。
読了日:10月07日 著者:プルースト
市場リスク 暴落は必然か市場リスク 暴落は必然か感想
マーケットに様々な金融商品が開発、投入されることで不確実性はどんどん増すばかり。安易な規制から逃れつつマーケットをまともにする手段画レバレッジをやめろ、というのはまあ無難だがなるほど。複雑化したマーケットを単純化してほしいと願うのは、しかしそれはまた遠い願いだなとも思うが。これ、リーマンやサブプライムより前の本なのでなかなかしみじみ。
読了日:10月10日 著者:リチャード・ブックステーバー
正義論正義論
読了日:10月11日 著者:ジョン・ロールズ
1989年12月29日、日経平均3万8915円: 元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実1989年12月29日、日経平均3万8915円: 元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実感想
個人的な回顧録かなと言う感じ。
読了日:10月13日 著者:近藤 駿介
自己語りの社会学—ライフストーリー・問題経験・当事者研究自己語りの社会学—ライフストーリー・問題経験・当事者研究感想
依存症について書かれた部分が気になって読んだが、全体として思った以上に面白かった。ライフストーリー、あるいは自己語りといったこの分野はもう少し堀り下げてみたい。
読了日:10月13日 著者:
屋根裏の仏さま (新潮クレスト・ブックス)屋根裏の仏さま (新潮クレスト・ブックス)感想
https://medium.com/@burningsan/73548c80eba2
読了日:10月13日 著者:ジュリー オオツカ
ディレイ・エフェクトディレイ・エフェクト感想
第158回芥川賞候補。選評ではそうそうに脱落したようだが、SFと現代文学の最前線を行く宮内らしい小説には違いない。あの戦争も、3.11を経験した東京ではまた別の意味を持つのかもしれないと思うとなるほどである。ミステリーとしての要素がせつない。他だと「空蝉」はよかった。「阿呆神社」はそうかこういうのも書く人だったなと。 https://medium.com/p/31e44702e0b
読了日:10月14日 著者:宮内 悠介
寝ても覚めても: 増補新版 (河出文庫)寝ても覚めても: 増補新版 (河出文庫)感想
映画を見て改めて。
読了日:10月15日 著者:柴崎友香
住宅政策のどこが問題か (光文社新書)住宅政策のどこが問題か (光文社新書)感想
そもそも住宅にかかわる政策が諸外国に比べてとぼしいことや、公営住宅も老朽化などで自治体の重荷であること。戦後一貫して家族が住まう住宅を企業が家賃補助するというかたちでしか、高い家賃を補填するすべがない。住宅扶助のような社会政策というよりは、もっと中間層の利益になるような政策が必要なのだろう。あとがきでは住まいや住宅の政策や諸問題にかかわる研究のとぼしさも指摘されている。
読了日:10月16日 著者:平山洋介
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない (電撃文庫)感想
https://medium.com/@burningsan/9ec6e6366d11
読了日:10月16日 著者:鴨志田 一
青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない (電撃文庫)感想
https://medium.com/@burningsan/39e563eb1474
読了日:10月16日 著者:鴨志田 一
精神障害を哲学する: 分類から対話へ精神障害を哲学する: 分類から対話へ感想
現象学についてのくだりと、当事者研究についてのくだりがよかった。
読了日:10月19日 著者:石原 孝二
青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない (電撃文庫)感想
https://medium.com/@burningsan/2390b700b6bb
読了日:10月19日 著者:鴨志田一
あとは野となれ大和撫子あとは野となれ大和撫子感想
https://medium.com/p/31e44702e0b
読了日:10月19日 著者:宮内 悠介
「新自由主義」の妖怪――資本主義史論の試み「新自由主義」の妖怪――資本主義史論の試み感想
まだまだ勉強が足りないなと思いながらも面白く読んだ。妖怪としての新自由主義、という表現は言い得て妙。
読了日:10月20日 著者:稲葉 振一郎
ジェンダー写真論 1991-2017ジェンダー写真論 1991-2017
読了日:10月20日 著者:笠原 美智子
シン・浪費図鑑 (コミックス単行本)シン・浪費図鑑 (コミックス単行本)
読了日:10月20日 著者:劇団雌猫
BOOK BAR: お好みの本、あります。BOOK BAR: お好みの本、あります。
読了日:10月21日 著者:杏,大倉 眞一郎
高架線高架線
読了日:10月21日 著者:滝口 悠生
生まれてこない方が良かった―存在してしまうことの害悪生まれてこない方が良かった―存在してしまうことの害悪感想
文章が読みづらい(と言うか表組みの問題かもだが)ので時間がかかったが、ちゃんと読むのは3章まで、強いて言っても4章まででよいかなと言う感覚。基本的に前半部分に主張のエッセンスは入っているので、妊娠中絶や人類絶滅については著者の哲学を事例分析している感じ。
読了日:10月22日 著者:デイヴィッド ベネター
レズビアン・アイデンティティーズレズビアン・アイデンティティーズ感想
レズビアンとはどのような存在として認識されてきたのか、という視点は百合を考えるためにも重要かなと。あとやっぱり竹村和子はちゃんと読むべきですね。
読了日:10月23日 著者:堀江 有里
市場って何だろう: 自立と依存の経済学 (ちくまプリマー新書)市場って何だろう: 自立と依存の経済学 (ちくまプリマー新書)
読了日:10月25日 著者:松井 彰彦
青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない (電撃文庫)
読了日:10月25日 著者:鴨志田一
青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない (電撃文庫)感想
https://medium.com/p/6f39408da1ac
読了日:10月27日 著者:鴨志田一
焔感想
 あまり好意的には読めなかったというのが率直な感想で、どこからどう書いたらいいかが難しい。
 星野の小説をちゃんと読むのは初めてだが、オピニオンの一人としても新聞などで文章を寄せていることが(特に震災以後は)多く、そういったところでよく名前や文章を見かける。なので、星野智幸という人がどういう問題意識を常日頃持っているのかはなんとなく知っていたし、この本を読む中でも、ああやはり震災以後の世界観の上に明確に小説を書いているんだな、ということはよく分かった。だがそれ以上がよくわからない。
読了日:10月27日 著者:星野 智幸
ギリシャ語の時間 (韓国文学のオクリモノ)ギリシャ語の時間 (韓国文学のオクリモノ)感想
https://medium.com/p/1ec323d496af
読了日:10月27日 著者:ハン ガン
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない (電撃文庫)感想
https://medium.com/p/2fc1a937a8dc
読了日:10月28日 著者:鴨志田一
青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない (電撃文庫)感想
https://medium.com/p/8c1083b0384c
読了日:10月28日 著者:鴨志田 一
人口減少と社会保障 - 孤立と縮小を乗り越える (中公新書)人口減少と社会保障 - 孤立と縮小を乗り越える (中公新書)
読了日:10月31日 著者:山崎 史郎

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9月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:5989
ナイス数:43

はじめての人のJ-REIT 基礎知識&儲けのポイントはじめての人のJ-REIT 基礎知識&儲けのポイント
読了日:09月05日 著者:北野 琴奈
発達障害を生きる発達障害を生きる感想
テレビをちゃんと見てないせいかもしれないが、思ったより丁寧なつくりだった。発達障害の当事者女性による座談会が一番読みごたえあり。
読了日:09月05日 著者:NHKスペシャル取材班
戦う姫、働く少女 (POSSE叢書)戦う姫、働く少女 (POSSE叢書)感想
読みながら気付いたがこれまで三浦玲一の提示してきた構図を受け継いでいる感じが強い。ただ、であるならば、分析に用いる作品群の幅が広すぎるのはどうにかならなかったか。連載の宿命かもしれないが、一冊を通してのメッセージが結果として薄いように思えたし、最終的に連帯でケリをつけるのは性急すぎる。無理に急な結論を出さなくても、これまでの議論をまとめてさえくれたらよかったはず。
読了日:09月08日 著者:河野 真太郎
ユリイカ 2018年9月号 総特集=濱口竜介 ―『PASSION』『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』・・・映画監督という営為―ユリイカ 2018年9月号 総特集=濱口竜介 ―『PASSION』『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』・・・映画監督という営為―
読了日:09月12日 著者:濱口竜介,蓮實重彦,平倉圭,砂連尾理,三浦哲哉,柴崎友香,東出昌大,岡本英之,tofubeats,松野泉,志賀理江子
砂に咲く花砂に咲く花感想
すぐれた記録であり、文学でもあり、戦後間もない頃に生きた少女たちの証でもある。
読了日:09月12日 著者:古川賢一郎
アニメーターの社会学―職業規範と労働問題アニメーターの社会学―職業規範と労働問題
読了日:09月15日 著者:松永 伸太朗
WORK DESIGN(ワークデザイン):行動経済学でジェンダー格差を克服するWORK DESIGN(ワークデザイン):行動経済学でジェンダー格差を克服する
読了日:09月18日 著者:イリス・ボネット
新築がお好きですか?:日本における住宅と政治 (叢書・知を究める)新築がお好きですか?:日本における住宅と政治 (叢書・知を究める)感想
おもしろかった。日本における住宅の供給や取得にかかわるもろもろをひとつの制度として見立て、かつてはそれなりにうまくいった制度も人口減少社会における新築の過剰供給や空き家問題など制度疲労を指摘。新築に比べてなかなか市場化されないできた中古住宅や空き家をどうするかという問題を含め、人口減少社会における制度に長期的に移行すべき、と言うのが大きな筋かな。青森や富山のコンパクトシティがなぜ失敗したのかも触れていて、郊外化という現状変更の困難さや市街地に住むコストなどを考えればさもありなんかもしれない。
読了日:09月18日 著者:砂原庸介
それでも、読書をやめない理由それでも、読書をやめない理由感想
ちょっとノスタルジーかなと言う気はするが、情報化社会でかつ忙しすぎる現代でいかに本を読むか、そしてなぜ文学を読むか、を考えるのは大事な視点。
読了日:09月18日 著者:デヴィッド・L. ユーリン
21世紀のアニメーションがわかる本21世紀のアニメーションがわかる本
読了日:09月19日 著者:土居伸彰
失われた時を求めて(8)――ソドムとゴモラI (岩波文庫)失われた時を求めて(8)――ソドムとゴモラI (岩波文庫)感想
アルベルチーヌ回。主人公のアルベルチーヌへの嫉妬がなかなか醜い。
読了日:09月19日 著者:プルースト
介助現場の社会学―身体障害者の自立生活と介助者のリアリティ介助現場の社会学―身体障害者の自立生活と介助者のリアリティ感想
おもしろかった。障害者介助の経験が多少なりともあるので、本書の切り口にリアリティがあるのも面白かった。パンツ一枚の攻防とか、ウンコへの慣れ?とか、介助経験者ならうんうんあるよねということの問い直しやとらえ直しの連続。
読了日:09月23日 著者:前田 拓也
文系と理系はなぜ分かれたのか (星海社新書)文系と理系はなぜ分かれたのか (星海社新書)感想
文系理系論争はおうおうにして現代の日本に限定された議論になりがちだが、古代から近代に至るまでの学問分類の歴史を振り返りながら、現代の先進国との比較も行なうバランスのとれた本。文系理系とジェンダーの問題や、現代における人文社会科学と自然科学の位置づけなど、新書ながらあつかう話題が幅広くこのあたりはさすが隠岐先生と言ったところ。
読了日:09月23日 著者:隠岐 さや香
ユリイカ 2016年12月臨時増刊号 総特集◎『シン・ゴジラ』とはなにかユリイカ 2016年12月臨時増刊号 総特集◎『シン・ゴジラ』とはなにか感想
最初だけ読んで積んでたのを読む。小泉悠、中尾、石田、稲葉の論考を面白く読んだ。高橋一生のインタビューもよかったし、佐倉綾音のインタビューは声優として演技と演出を分析する視点や周りの友人知人家族がどのようにシンゴジラを体感したのか、という点への言及が面白く。
読了日:09月24日 著者:塚本晋也,高橋一生,竹谷隆之,佐倉綾音,原一男,白倉伸一郎
失われた時を求めて(9) ソドムとゴモラ II (岩波文庫)失われた時を求めて(9) ソドムとゴモラ II (岩波文庫)感想
最後まで読んでおい!と思ったが解説を読んで納得した。アンチロマンをあえてつき進む私、ときましたか。アルベルチーヌには幸せになってほしい。
読了日:09月26日 著者:プルースト
現代経済学-ゲーム理論・行動経済学・制度論 (中公新書)現代経済学-ゲーム理論・行動経済学・制度論 (中公新書)感想
新書という枠の中で「現代」の経済学についてっ十分にまとめているように思う。終章にあるように金融やファイナンスには触れていないものの、アダムスミスからピケティまで、広大な経済学の地平に対するいい見取り図だと思う。経済学入門として読むにはややハードなので、ある程度前提知識がある人向けだとは思うが。
読了日:09月29日 著者:瀧澤 弘和
10万円から始める高配当株投資術10万円から始める高配当株投資術
読了日:09月29日 著者:坂本 彰
オープン・シティ (新潮クレスト・ブックス)オープン・シティ (新潮クレスト・ブックス)
読了日:09月30日 著者:テジュ コール
スポーツ国家アメリカ - 民主主義と巨大ビジネスのはざまで (中公新書)スポーツ国家アメリカ - 民主主義と巨大ビジネスのはざまで (中公新書)感想
積読消化のつもりがかなり面白かった。アメリカ由来のスポーツの歴史とその発展は、近代化と民主主義の道のりだったのだ、とストーリーはなるほどうなずける。黒人や女性がアメリカのスポーツ界でどのように扱われたきたのか、というくだりが非常に面白かった。
読了日:09月30日 著者:鈴木 透

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 最近『げんしけん』で知られる木尾士目の初期作がどういうわけか新装版としてリリースされているのでたて続けに読んでいる。その中で、『四年生』という一巻完結の漫画と、その続編である『五年生』を読み終えた。大学生編である『四年生』は比較的ハッピーエンド志向の作品だが、男が留年し、女が就職するというどう考えてもうまくいかないシチュエーションを想定している。あとがきを読むと、意図的に二人の仲を引き裂いたあとにどうやって再生していくのかを書きたかったらしい。しかし最後の最後まで再生どころか決裂している関係をどうやって戻すのかと、やきもきしながら読んでいた。

 そしてどことなく『イエスタデイをうたって』に似ているなと(時系列的にはダブる部分もあるし)思いながら、より直情的というか、理屈よりもその場の感情で動いていくキャラクターがあまりにも多くて、つらい部分もあった。とはいえ、これは結局は距離を描いたお話なんじゃないかと思いながら読むとしっくりくる。心理的な距離と物理的な距離があったとして、そのいずれもが近くにあるのが『四年生』で、そのいずれもが遠くあるのが『五年生』だったんじゃないかと。

 『イエスタデイをうたって』のヒロインは榀子とハルという、分かりやすく言えば理性と感情、大人っぽさと子どもっぽさという二人の女性を登場させていたけれども、木尾士目の描くキャラクターはどのキャラクターも感情を表現しようとする。まわりくどい場合もであるが、それでもわかりやすく感情をぶつけてくるのだ。『五年生』に登場するアキオの下級生である吉村はその典型だろう。どう考えても悪い女風に登場して、最後まで一貫している。アキオもそのことをある程度予感しながら吉村を受け入れていく。この時点ではもはや、かつての恋人である相馬芳乃の存在なんてない。アキオは、物理的にも心理的にも、距離の近さを好むのだ。

 対して芳乃のほうは達観しているというか、就職したあとは一貫して東京で暮らし続ける。アキオ(は木更津にいる)と会うとしてもたいていは東京だ。アキオがまだ大学に残り、細々とながらゼミの学生やOBたちと交流するのに比べると、大学卒業後の芳乃のまわりには仕事と家があるだけだ。これは明確に、学生時代と社会人時代のラインを引きたい芳乃の感情の表れだろうし、そうすることが正しいと思っている彼女の生きざまなのだろうと思う。だから学生時代はなあなあで交際していたアキオに対して、かつてほどの思いは持たないし、「アキオがダメな男であるとわかっていながら付き合っていた自分」を相対化させていくのが『五年生』のストーリーだろう。その中に彼女の不倫も含まれて、同時に彼女自身もまだ脆い、不完全な存在であるという事実に直面したりするわけだが。

 結局のところ、とどまるか離れるかが正解というわけではない。私たちは生きていく場所を選べたり選べなかったりするわけだが、それでも結局生きていくしかないんだよなということ、そのときに、遠くにいようがいまいが、だれかと寄り添うことは可能なのか? というのが最終的に『五年生』を通じて表現したかったことのように思う。ある意味で、『イエスタデイをうたって』のリクオが最後に選んだ選択と似ていて、近いところにすべてをゆだねればいいのではなくて、あるいは受動的に何かを選択するのではなくて、遠くにあってもそこに手を伸ばすことに、それを積極的に選び取ることに人生の意味があるんじゃないか、ということだと思う。

 まあしかし人生なんてものは20代のうちはまだ序の口で、そもそも二人の関係がうまくいくような気はしない。気はしないが、それもあらかじめ分かっていたことではある。その感覚を再帰的に受け入れながら選び取った芳乃とアキオの選択、その思いや悩みというものは、なるほど案外尊いのかもしれないな、と思った。俗っぽいと言えばそれまでだけれど、うまくいかないコミュニケーションを費やした上での選択であるならば、意味がない、とは言えないんじゃないか。きっと。


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◆6月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:4008
ナイス数:11

ゲームの王国 下ゲームの王国 下
読了日:06月03日 著者:小川 哲
人生について (中公文庫)人生について (中公文庫)
読了日:06月06日 著者:小林 秀雄
謝るなら、いつでもおいで: 佐世保小六女児同級生殺害事件 (新潮文庫)謝るなら、いつでもおいで: 佐世保小六女児同級生殺害事件 (新潮文庫)
読了日:06月11日 著者:川名 壮志
仮往生伝試文 (講談社文芸文庫)仮往生伝試文 (講談社文芸文庫)
読了日:06月13日 著者:古井 由吉
日本のヤバい女の子日本のヤバい女の子
読了日:06月13日 著者:はらだ 有彩
アマゾンと物流大戦争 (NHK出版新書)アマゾンと物流大戦争 (NHK出版新書)
読了日:06月14日 著者:角井 亮一
日本文学盛衰史 (講談社文庫)日本文学盛衰史 (講談社文庫)
読了日:06月17日 著者:高橋 源一郎
失われた時を求めて〈1〉第一篇「スワン家のほうへ1」 (光文社古典新訳文庫)失われた時を求めて〈1〉第一篇「スワン家のほうへ1」 (光文社古典新訳文庫)
読了日:06月27日 著者:マルセル プルースト
心理学検定 基本キーワード 改訂版心理学検定 基本キーワード 改訂版
読了日:06月27日 著者:
製作委員会は悪なのか? アニメビジネス完全ガイド (星海社新書)製作委員会は悪なのか? アニメビジネス完全ガイド (星海社新書)
読了日:06月27日 著者:増田 弘道
どもる体 (シリーズ ケアをひらく)どもる体 (シリーズ ケアをひらく)
読了日:06月29日 著者:伊藤 亜紗

読書メーター


◆2018年7月の読書記録
〇計14冊
1.清水真人『財務省と政治』中公新書
2.河村博『少年法 ―その動向と実体―』東京法令出版
3.柴崎友香『千の扉』中央公論新社
4.三浦哲哉『「ハッピーアワー」論』羽鳥書店
5.プルースト『失われた時を求めて <2> スワン家のほうへ供抔文社古典新訳文庫
6.トイアンナ『モテたいわけではないのだが』文庫ぎんが堂
7.東山彰良『僕が殺した人と僕を殺した人』文藝春秋
8.平井秀幸『刑務所処遇の社会学 新自由主義認知行動療法・』
9.河野勝『政治を科学することは可能か』中央公論新社
10.阿久津隆『読書の日記』NUMABOOKS
11.NHKスペシャル取材班『未解決事件 グリコ・森永事件』新潮文庫
12.加納新太『小説 雲のむこう、約束の場所』角川文庫
13.加藤秀一『はじめてのジェンダー論』有斐閣ストゥディア
14.國分功一郎『中動態の世界 意志と責任の考古学(シリーズ ケアをひらく)』医学書院


◆8月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:5464
ナイス数:29

女子少年院 (角川oneテーマ21 (C-72))女子少年院 (角川oneテーマ21 (C-72))
読了日:08月04日 著者:魚住 絹代
基礎から学ぶ刑事法 第6版 (有斐閣アルマ)基礎から学ぶ刑事法 第6版 (有斐閣アルマ)
読了日:08月08日 著者:井田 良
失われた時を求めて〈3〉第二篇・花咲く乙女たちのかげに〈1〉 (光文社古典新訳文庫)失われた時を求めて〈3〉第二篇・花咲く乙女たちのかげに〈1〉 (光文社古典新訳文庫)
読了日:08月09日 著者:マルセル プルースト
失われた時を求めて 5 第三篇「ゲルマントのほうI」 (古典新訳文庫)失われた時を求めて 5 第三篇「ゲルマントのほうI」 (古典新訳文庫)
読了日:08月09日 著者:プルースト
失われた時を求めて 4 第二篇「花咲く乙女たちのかげにII」 (古典新訳文庫)失われた時を求めて 4 第二篇「花咲く乙女たちのかげにII」 (古典新訳文庫)
読了日:08月09日 著者:プルースト
失われた時を求めて6 (光文社古典新訳文庫)失われた時を求めて6 (光文社古典新訳文庫)
読了日:08月09日 著者:マルセル プルースト
プルーストと過ごす夏プルーストと過ごす夏
読了日:08月09日 著者:アントワーヌ・コンパニョン,ジュリア・クリステヴァ,他
原民喜 死と愛と孤独の肖像 (岩波新書)原民喜 死と愛と孤独の肖像 (岩波新書)
読了日:08月09日 著者:梯 久美子
失われた時を求めて(7)――ゲルマントのほうIII (岩波文庫)失われた時を求めて(7)――ゲルマントのほうIII (岩波文庫)感想
ゲルマント編終わり。
読了日:08月15日 著者:プルースト
美術の力 表現の原点を辿る (光文社新書)美術の力 表現の原点を辿る (光文社新書)
読了日:08月30日 著者:宮下規久朗
ユリイカ 2013年7月号 特集=女子とエロ・小説篇ユリイカ 2013年7月号 特集=女子とエロ・小説篇
読了日:08月30日 著者:川上弘美,高橋源一郎,窪美澄,山内マリコ,村田沙耶香,藤野可織
ファーストラヴファーストラヴ感想
小説の書き方がずいぶん上手になったなと感じた。人間関係をじわじわえぐりながらも容易に破綻させない展開が面白かった。この着地点は見事だと思う。直木賞、ほんとうにおめでとう。
読了日:08月30日 著者:島本 理生
勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇 (集英社文庫)勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇 (集英社文庫)
読了日:08月30日 著者:中村 計

読書メーター
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4月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:937
ナイス数:8

プラネタリウムの外側 (ハヤカワ文庫JA)プラネタリウムの外側 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:04月19日 著者:早瀬 耕
AYAごはん 美筋をつくる最後のひと押し!AYAごはん 美筋をつくる最後のひと押し!感想
よかった。ランチ用のサラダのバリエーションはちょっとずつマネしていきたい。
読了日:04月24日 著者:AYA
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事感想
期待していたとおり非常によかった。いったい何が体に良くて何が悪いのかというシンプルな切り口で様々な食品に言及し、地中海食というひとつの理想的な食事モデルにも言及する。巻末の参考文献はこの本が扱ってきた先行研究を概観させてくれるし、何より随所にはさまれているビジュアルや表組が見やすくてよかった。不確かな情報が多く流通する食事に関するまとまった本の中では、ひとつの決定版になっているのでは。
読了日:04月24日 著者:津川 友介
グリフォンズ・ガーデン (ハヤカワ文庫JA)グリフォンズ・ガーデン (ハヤカワ文庫JA)
読了日:04月30日 著者:早瀬 耕



5月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3477
ナイス数:11

日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち (光文社新書)日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち (光文社新書)感想
2009年にちくま新書から刊行された『学歴分断社会』の続編のような位置付け。これからの日本を支える労働人口を男女や学歴、年齢などの区分によって「8人のメンバー」に分類した上で、その8人の間に存在する分断を定量的に分析していく。最終的に最も恵まれておらず分断が著しい非大卒若年層に光を当てていて、これは非常に真っ当な問いかけだと思うが、男性に対する言及が多く若年女性については後半少し少ないのがやや物足りなく。ただ全体としては非常にクリアーな分析であるし、いままさに読むべき本だろう。
読了日:05月03日 著者:吉川徹
司法福祉: 罪を犯した人への支援の理論と実践司法福祉: 罪を犯した人への支援の理論と実践感想
読み終えたあとに第2版の存在をしったが、1版の時点でも様々な法改正の動向や地域定着支援センターの取り組みなどを適宜網羅していてこの分野の入門書としてはよくおさえられているのかなと思う。実際に支援にあたったケースも議論の合間に挿入されており、支援の実際や各専門職の仕事の一端を見ることもできる。
読了日:05月03日 著者:加藤 幸雄
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資バカでも稼げる 「米国株」高配当投資感想
評判はいろいろあるようだがバイアンドホールドを長期投資でやっていくのであればひとつの王道だと思う。
読了日:05月03日 著者:バフェット太郎
少年院教育はどのように行われているか―調査からみえてくるもの少年院教育はどのように行われているか―調査からみえてくるもの
読了日:05月03日 著者:広田照幸,後藤弘子
構造素子構造素子
読了日:05月12日 著者:樋口恭介
ETFはこの7本を買いなさい―――世界No.1投信評価会社のトップが教えるおすすめ上場投資信託ETFはこの7本を買いなさい―――世界No.1投信評価会社のトップが教えるおすすめ上場投資信託
読了日:05月12日 著者:朝倉 智也
コルヌトピアコルヌトピア
読了日:05月19日 著者:津久井 五月
ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 (文春文庫 む 5-15)ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 (文春文庫 む 5-15)
読了日:05月19日 著者:村上 春樹
ゲームの王国 上ゲームの王国 上
読了日:05月20日 著者:小川 哲
現代詩人探偵 (創元推理文庫)現代詩人探偵 (創元推理文庫)
読了日:05月20日 著者:紅玉 いづき
日曜日の人々日曜日の人々
読了日:05月23日 著者:高橋 弘希
ウォークス 歩くことの精神史ウォークス 歩くことの精神史
読了日:05月26日 著者:レベッカ ソルニット

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 2ヶ月で12冊なのでかなり少ない部類。
 思った以上に読書に割く時間と余力がなかった二か月で、その結果かなりストレスフルになるということがわかった(寝つきが悪い、日中イライラするなど)ので、今月はワークリードバランスを心がけていきたい所存。

 数が少ない中でも読んだものには当たりが多くて、それはほんとうに救いになった。

1月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1566
ナイス数:17

アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者感想
ビットコイン祭りに乗っている人や本が多い中冷静にビットコインをはじめとする仮想通貨の現状と未来をとらえつつ、ビットコインがきっかけになって生まれたブロックチェーン技術の発展に期待を持つ一冊。ビットコインの構造からして先行きが悲観的なことが多々語られ、投機になってしまった以上通貨としては使えないとバッサリ。ブロックチェーンについては送金などの金融分野から始まり、医療や投票など他の分野への波及も期待。XRPを生んだリップル社が大きなステークホルダーかも。
読了日:01月01日 著者:中島 真志
迷子たちの街迷子たちの街
読了日:01月07日 著者:パトリック・モディアノ
引き裂かれた自己: 狂気の現象学 (ちくま学芸文庫)引き裂かれた自己: 狂気の現象学 (ちくま学芸文庫)
読了日:01月12日 著者:R.D. レイン
ユートロニカのこちら側 (ハヤカワ文庫JA)ユートロニカのこちら側 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:01月12日 著者:小川 哲
おらおらでひとりいぐもおらおらでひとりいぐも
読了日:01月17日 著者:若竹千佐子
死体展覧会 (エクス・リブリス)死体展覧会 (エクス・リブリス)
読了日:01月17日 著者:ハサン・ブラーシム

読書メーター



2月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1875
ナイス数:8

魔女 (創元推理文庫)魔女 (創元推理文庫)
読了日:02月28日 著者:樋口 有介
平成デモクラシー史 (ちくま新書)平成デモクラシー史 (ちくま新書)
読了日:02月28日 著者:清水 真人
オトコのカラダはキモチいい (角川文庫)オトコのカラダはキモチいい (角川文庫)
読了日:02月28日 著者:二村 ヒトシ,岡田 育,金田 淳子
遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)
読了日:02月28日 著者:カズオ イシグロ
こころの病に挑んだ知の巨人 (ちくま新書)こころの病に挑んだ知の巨人 (ちくま新書)
読了日:02月28日 著者:山竹 伸二
海外ETFとREITで始める インカムゲイン投資の教科書海外ETFとREITで始める インカムゲイン投資の教科書感想
REITの説明は後半で、まずはサブプライムやリーマン前後の金融の動向や債券や為替の市場についての解説がはさまれる。これらを踏まえたうえでREITと一般の不動産投資の違いや、REITでインカムゲインを得るならどうするの、世界のREIT市場は、という感じの本なので、REITについてだけを学ぶなら手薄だがマーケットの流れやそれぞれの資産の特性や利回りのポイントなどをおさえているあたりは良心的かも。FXのあたりや最後の海外証券会社を使おうのあたりはかなり上級者向けな気がするのでとばして読んだ。
読了日:02月28日 著者:玉川陽介

読書メーター
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 2017年は281冊だったようです。積読だけで170くらいは崩したはずで、さらにそこから半分は図書館本と古本だと思うので、新刊で読んだのは50くらいかなあという感じ。
 読書メーターのまとめ機能、昔はすべてピックアップしてくれたのだが最近は年間の中の一部だけのようで、下には281冊は載ってません。詳細は自分のアカウントのページからとべば見られると思うのでなにとぞ。
 全部はないけど月間のまとめはいくつか作ったのでこちらも参照ください。

 ガイブンとBLを読み進めるという個人的な計画はまあまあ実行されたしガイブンは古いのも新しいのにも手が伸びるようになったがBLはまだまだ一穂ミチを崩しているという感じなので、まだまだこれからですね。今年もいっぱい読んでいきたい、バランスをとりながら。
 去年は『カラマーゾフの兄弟』を読破したり、マルケスの『百年の孤独』と『族長の秋』という名著を二つ読んだりしたのはよかった。今年の個人的な目標としては「源氏物語を読む」と「ドストエフスキーの長編をひとつ読む」にしておきます。源氏はとりあえずキンドルに与謝野訳を入れてあるので、これを読んでいきたい。そのあと(まだ未完だが)角田訳も読む、かも。

 ベストスリー的なのはまた別な記事で書きたいのでもう少しお待ちください。

2017年10月の読書記録
2017年11月の読書記録
2017年12月の読書記録

2017年の読書メーター
読んだ本の数:281
読んだページ数:79143
ナイス数:156

夢みる葦笛夢みる葦笛
読了日:01月02日 著者:上田 早夕里
青の数学2: ユークリッド・エクスプローラー (新潮文庫nex)青の数学2: ユークリッド・エクスプローラー (新潮文庫nex)
読了日:01月02日 著者:王城 夕紀
小説 ほしのこえ (角川文庫)小説 ほしのこえ (角川文庫)
読了日:01月03日 著者:大場惑
スプートニクの恋人 (講談社文庫)スプートニクの恋人 (講談社文庫)
読了日:01月03日 著者:村上 春樹
青春時代―ヘルマン・ラウシェル (1957年) (角川文庫)青春時代―ヘルマン・ラウシェル (1957年) (角川文庫)
読了日:02月02日 著者:ヘルマン・ヘッセ
リスアニ! Vol.27.1 「ラブライブ! 」僕らの音楽大全 (M-ON! ANNEX 611号)リスアニ! Vol.27.1 「ラブライブ! 」僕らの音楽大全 (M-ON! ANNEX 611号)
読了日:02月02日 著者:
日本の雇用と労働法 (日経文庫)日本の雇用と労働法 (日経文庫)
読了日:02月03日 著者:濱口 桂一郎
グッドモーニング (新潮文庫nex)グッドモーニング (新潮文庫nex)
読了日:02月04日 著者:最果 タヒ
幸福の遺伝子幸福の遺伝子
読了日:03月02日 著者:リチャード パワーズ
ビール世界史紀行 ビール通のための15章 (ちくま文庫)ビール世界史紀行 ビール通のための15章 (ちくま文庫)
読了日:03月02日 著者:村上 満
アメリカのデモクラシー〈第2巻(下)〉 (岩波文庫)アメリカのデモクラシー〈第2巻(下)〉 (岩波文庫)
読了日:03月04日 著者:トクヴィル
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)
読了日:03月04日 著者:村上 春樹
あなたの人生の科学(上)誕生・成長・出会い (ハヤカワ文庫NF)あなたの人生の科学(上)誕生・成長・出会い (ハヤカワ文庫NF)
読了日:04月01日 著者:デイヴィッド・ブルックス
あなたの人生の科学(下)結婚・仕事・旅立ち (ハヤカワ文庫NF)あなたの人生の科学(下)結婚・仕事・旅立ち (ハヤカワ文庫NF)
読了日:04月01日 著者:デイヴィッド・ブルックス
社会学 (New Liberal Arts Selection)社会学 (New Liberal Arts Selection)
読了日:04月02日 著者:長谷川 公一,浜 日出夫,藤村 正之,町村 敬志
春待ち海岸カルナヴァル春待ち海岸カルナヴァル
読了日:04月03日 著者:木村 紅美
美術の物語美術の物語
読了日:05月02日 著者:エルンスト・H. ゴンブリッチ
松坂世代 (河出文庫)松坂世代 (河出文庫)
読了日:05月03日 著者:矢崎 良一
すべてはあの謎にむかって (新潮文庫)すべてはあの謎にむかって (新潮文庫)
読了日:05月03日 著者:川上 未映子
アメリカ大統領制の現在 権限の弱さをどう乗り越えるか (NHKブックス)アメリカ大統領制の現在 権限の弱さをどう乗り越えるか (NHKブックス)
読了日:05月03日 著者:待鳥 聡史
貧困と地域 - あいりん地区から見る高齢化と孤立死 (中公新書)貧困と地域 - あいりん地区から見る高齢化と孤立死 (中公新書)
読了日:06月01日 著者:白波瀬 達也
蒼穹のファフナー ADOLESCENCE (ハヤカワ文庫JA)蒼穹のファフナー ADOLESCENCE (ハヤカワ文庫JA)
読了日:06月01日 著者:冲方 丁
OUT OF CONTROL (ハヤカワ文庫JA)OUT OF CONTROL (ハヤカワ文庫JA)
読了日:06月01日 著者:冲方 丁
平田オリザ (文藝別冊)平田オリザ (文藝別冊)
読了日:06月03日 著者:
黄色い雨 (河出文庫)黄色い雨 (河出文庫)
読了日:07月01日 著者:フリオ リャマサーレス
サッカー データ革命 ロングボールは時代遅れかサッカー データ革命 ロングボールは時代遅れか
読了日:07月01日 著者:クリス・アンダーゼン,デイビッド・サリー
冴えない彼女の育てかた 12 (ファンタジア文庫)冴えない彼女の育てかた 12 (ファンタジア文庫)
読了日:07月03日 著者:丸戸 史明
冴えない彼女の育てかた Girls Side3 (ファンタジア文庫)冴えない彼女の育てかた Girls Side3 (ファンタジア文庫)
読了日:07月04日 著者:丸戸 史明
浪費図鑑―悪友たちのないしょ話― (コミックス単行本)浪費図鑑―悪友たちのないしょ話― (コミックス単行本)
読了日:08月13日 著者:劇団雌猫
現代思想 2017年8月号 特集=「コミュ障」の時代現代思想 2017年8月号 特集=「コミュ障」の時代
読了日:08月13日 著者:國分功一郎,千葉雅也,平田オリザ,斎藤環,信田さよ子,森川すいめい,武田砂鉄,貴戸理恵,綾屋紗月,上岡陽江,磯崎新
江夏の21球 (角川新書)江夏の21球 (角川新書)
読了日:08月14日 著者:山際 淳司
スローカーブを、もう一球 (角川文庫)スローカーブを、もう一球 (角川文庫)
読了日:08月15日 著者:山際 淳司
リヴィエラを撃て〈上〉 (新潮文庫)リヴィエラを撃て〈上〉 (新潮文庫)
読了日:09月03日 著者:高村 薫
新装版 パン屋再襲撃 (文春文庫)新装版 パン屋再襲撃 (文春文庫)
読了日:09月05日 著者:村上 春樹
神林長平トリビュート (ハヤカワ文庫JA)神林長平トリビュート (ハヤカワ文庫JA)
読了日:09月05日 著者:虚淵 玄,円城 塔,辻村 深月,海猫沢めろん,桜坂洋,仁木稔,元長柾木,森深紅
真鶴 (文春文庫)真鶴 (文春文庫)
読了日:09月08日 著者:川上 弘美
『空海の風景』を旅する (中公文庫)『空海の風景』を旅する (中公文庫)
読了日:10月05日 著者:NHK取材班
未成年 (新潮クレスト・ブックス)未成年 (新潮クレスト・ブックス)
読了日:10月05日 著者:イアン マキューアン
カラー版 - 近代絵画史(上) 増補版 - ロマン主義、印象派、ゴッホ (中公新書)カラー版 - 近代絵画史(上) 増補版 - ロマン主義、印象派、ゴッホ (中公新書)
読了日:10月08日 著者:高階 秀爾
Ten years after (1982年) (角川文庫)Ten years after (1982年) (角川文庫)
読了日:10月09日 著者:片岡 義男
ジュンのための6つの小曲 (新潮文庫nex)ジュンのための6つの小曲 (新潮文庫nex)
読了日:11月01日 著者:古谷田 奈月
壁を超える (角川新書)壁を超える (角川新書)
読了日:11月03日 著者:川口 能活
高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)
読了日:11月04日 著者:ジェイン オースティン
勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇 (集英社単行本)勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇 (集英社単行本)
読了日:11月06日 著者:中村計
百年の孤独 (1972年)百年の孤独 (1972年)
読了日:12月04日 著者:G.ガルシア・マルケス
Just Because! (メディアワークス文庫)Just Because! (メディアワークス文庫)感想
アニメまったく追えてないのだがよかったと思う。アニメも追いかけたい。
読了日:12月04日 著者:鴨志田 一
TYPE-MOONの軌跡 (星海社新書)TYPE-MOONの軌跡 (星海社新書)
読了日:12月09日 著者:坂上 秋成,武内 崇
ルポ 不法移民――アメリカ国境を越えた男たち (岩波新書)ルポ 不法移民――アメリカ国境を越えた男たち (岩波新書)感想
著者がUCバークレーで研究していたのはゼロ年代中盤のようだが、ここで書かれている状況はいまのほうがより苛烈なのだろうと想像する。身体を張った意義のあるフィールドワークであり、ルポルタージュ。NPOや教会、地元自治体の支援などはソーシャルワークの観点からも面白く読んだ。
読了日:12月13日 著者:田中 研之輔

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