Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

books

 去年はすっかりサボってしまい、一年分をまとめて記録した。今年はちゃんとやるぞ、と思っていたらもう4月になったので、とりあえず3か月分をまとめて。







 合計で92冊。2,3月は意識的に比較的長く積んでた本(『生命と自由を守る医療政策』や『分裂病の少女の手記』など)を崩せたのが良かったかなと思います。
 あと意識的に小説も多く読んだのでそれも楽しかった。この期間だと呉明益『自転車泥棒』、ソン・ウォピョン『他人の家』、鈴木涼美『グレイスレス』がスマッシュヒット。mediumにもレビューを書いています。







このエントリーをはてなブックマークに追加

 2022年に読んだ本は230冊でした。ちなみに2021年は311冊だったらしい(おかしい)
 前半は国際政治関係と公認心理師の試験関連の本を読みまくり、後半ようやく積読を崩せたけど小説をあまり読めなかったなと思うので来年はもっとフィクションを摂取したい。国内外問わず。

 以下、一覧です。

2022年の読書メーター
読んだ本の数:230
読んだページ数:66520
ナイス数:528

マンスフィールド・パーク (ちくま文庫)マンスフィールド・パーク (ちくま文庫)
読了日:01月01日 著者:ジェイン・オースティン
ジョン・ロールズ-社会正義の探究者 (中公新書 2674)ジョン・ロールズ-社会正義の探究者 (中公新書 2674)感想
期待どおりというか期待以上の優れた解説書になっている。新書一冊で正義論(再説含む)〜政治的リベラリズム〜万民の法の論点を理解しつつ、ロールズの提示した議論の当世的意義を振り返るのと同時に、現代的意義についても具体的に言及している点が素晴らしい。特に齋藤純一による第二章の『正義論』読解はお見事でした。さすがでございます。
読了日:01月03日 著者:齋藤 純一,田中 将人
野生の探偵たち〈上〉 (エクス・リブリス)野生の探偵たち〈上〉 (エクス・リブリス)
読了日:01月05日 著者:ロベルト ボラーニョ
丹下健三建築論集 (岩波文庫 青 585-1)丹下健三建築論集 (岩波文庫 青 585-1)
読了日:01月07日 著者:豊川 斎赫
野生の探偵たち〈下〉 (エクス・リブリス)野生の探偵たち〈下〉 (エクス・リブリス)
読了日:01月10日 著者:ロベルト ボラーニョ
黄色い夜黄色い夜
読了日:01月19日 著者:宮内 悠介
吉田健一 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集20)吉田健一 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集20)
読了日:01月20日 著者:吉田 健一
現代思想 2021年5月号 特集=「陰謀論」の時代現代思想 2021年5月号 特集=「陰謀論」の時代感想
最初の井上弘貴+渡辺靖対談と、辻、倉橋、海妻、松村、三木の論考を面白く読んだ。特に海妻の反フェミニズム言説と女性の議論や、三木のコミュニケーションの観点から陰謀論を捉え直す議論はそれぞれの著者の専門性と独自性が発揮されており、有意義な議論であると思われる。
読了日:01月21日 著者:井上弘貴,渡辺靖,石戸諭,木澤佐登志,中尾麻伊香,仁木稔,吉永進一
PhantomPhantom
読了日:01月22日 著者:羽田 圭介
言葉を失ったあとで (単行本)言葉を失ったあとで (単行本)感想
要所要所はたしかに面白いが、話題が散らばっていてちょっと物足りなさもあったかな。合間に挿入されているブックガイドはとてもよかったと思う。ハーマンの『心的外傷と回復』は名著と名高いので今年こそ読みたい。今年こそ。
読了日:01月25日 著者:信田 さよ子,上間 陽子
丹下健三都市論集 (岩波文庫 青 585-2)丹下健三都市論集 (岩波文庫 青 585-2)
読了日:01月26日 著者:豊川 斎赫
ロールズ (「現代思想の冒険者たち」Select)ロールズ (「現代思想の冒険者たち」Select)
読了日:01月27日 著者:川本 隆史
思春期をめぐる冒険―心理療法と村上春樹の世界 (新潮文庫)思春期をめぐる冒険―心理療法と村上春樹の世界 (新潮文庫)
読了日:01月29日 著者:岩宮 恵子
無駄に幸せになるのをやめて、こたつでアイス食べます (メディアワークス文庫)無駄に幸せになるのをやめて、こたつでアイス食べます (メディアワークス文庫)
読了日:02月02日 著者:コイル
都市の条件―住まい、人生、社会持続 (真横から見る現代)都市の条件―住まい、人生、社会持続 (真横から見る現代)
読了日:02月03日 著者:平山 洋介
ポラリスが降り注ぐ夜 (単行本)ポラリスが降り注ぐ夜 (単行本)
読了日:02月05日 著者:李 琴峰
無意識のバイアス――人はなぜ人種差別をするのか無意識のバイアス――人はなぜ人種差別をするのか
読了日:02月09日 著者:ジェニファー・エバーハート
社会学はどこから来てどこへ行くのか社会学はどこから来てどこへ行くのか
読了日:02月11日 著者:岸 政彦,北田 暁大,筒井 淳也,稲葉 振一郎
思いやる心は傷つきやすい: パンデミックの中の感情労働思いやる心は傷つきやすい: パンデミックの中の感情労働
読了日:02月12日 著者:武井 麻子
フォアビート・ノスタルジーフォアビート・ノスタルジー
読了日:02月13日 著者:石原 慎太郎
心理療法がひらく未来: エビデンスにもとづく幸福改革心理療法がひらく未来: エビデンスにもとづく幸福改革
読了日:02月13日 著者:リチャード レイヤード,デイヴィッド・M. クラーク
心は孤独な狩人心は孤独な狩人
読了日:02月18日 著者:カーソン マッカラーズ
それを読むたび思い出すそれを読むたび思い出す
読了日:02月19日 著者:三宅香帆
民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道
読了日:02月24日 著者:スティーブン・レビツキー,ダニエル・ジブラット
ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体 (幻冬舎新書)ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体 (幻冬舎新書)感想
中学受験経験もないし界隈のことには疎いので純粋に面白く読んだ。サピックスや鉄緑会を中心に取材しながらそれ以外の塾や学校もバランスよく取材しており、サピックスや鉄緑会にしても賛否両論でバランスのいい書き方をしていると思う。人生は多様なのに結果至上主義的なサピや鉄緑のやり方が今後どれだけ支持されるのか、実際にオルタナティブが台頭していることも含めると塾業界にも一定の多様性があるのは安心する。それでも地方や田舎とは環境の違いが大きいなとは感じるけども。
読了日:02月24日 著者:おおたとしまさ
こころの科学222号/2022年3月号【特別企画】誰かをケアする人のケア ――支援者支援を考えるこころの科学222号/2022年3月号【特別企画】誰かをケアする人のケア ――支援者支援を考える
読了日:02月27日 著者:
未承認国家と覇権なき世界 (NHKブックス)未承認国家と覇権なき世界 (NHKブックス)感想
今目の前で起きているロシアによるウクライナ侵攻の参考文献になるかなと思って読んでみたが、単純に知的好奇心が非常にそそられる一冊だった。まず未承認国家というカテゴリーをこれまで知らなかったが、冷戦後の世界を考える上で重要な概念であることが理解できた。そして未承認国家の抱える諸問題を解決するための有効な策が未だないこと、いくつかのシナリオはありえるがパーフェクトなシナリオはないということも紹介されている。今のウクライナも容易には決着しないだろう。だからこそ諸問題の起源やありうるシナリオを学習する価値は大きい。
読了日:03月01日 著者:廣瀬 陽子
心の容量が増えるメンタルの取扱説明書【「くり返し使える! 心を整理するワークシート」DL特典付き】心の容量が増えるメンタルの取扱説明書【「くり返し使える! 心を整理するワークシート」DL特典付き】
読了日:03月03日 著者:エマ・ヘップバーン
ウクライナ危機の真相 プーチンの思惑 Wedgeセレクションウクライナ危機の真相 プーチンの思惑 Wedgeセレクション感想
アンリミテッドにて。佐藤優のインタビューがあるので要注意だがそれ以外は面白く読めたし、2014年の延長に2022年があることがよくわかる。いずれの論考、インタビューも短いもので簡潔に論点を述べている形。亀山郁夫のインタビューもあり、「プーチンの新ユーラシア主義は、一元化されていく価値観に対抗して、ロシアのアイデンティティを守ろうとする動きだ。その矢先に起きたウクライナ事件は、残念で仕方がない」と述べているのだがこうした復古的ナショナリズムはまさに2022年のプーチンにも当てはまる。
読了日:03月05日 著者:小泉 悠,佐々木 正明,廣瀬 陽子,亀山 郁夫,佐藤 優,Wedge編集部
ポスト社会主義の政治 ――ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァの準大統領制 (ちくま新書)ポスト社会主義の政治 ――ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァの準大統領制 (ちくま新書)
読了日:03月06日 著者:松里 公孝
保育と子ども家庭福祉 (学ぶ・わかる・みえる シリーズ保育と現代社会)保育と子ども家庭福祉 (学ぶ・わかる・みえる シリーズ保育と現代社会)感想
前職で世話になった人が分担執筆していたのでなんとなく手にとったが、2019年刊行と比較的新しいため、子ども子育て支援新制度や児童相談所の最近の動向などもフォローされていてよい。保育士養成向けのテキストとなっているが、その分この分野に明るくない人間が読んでも読みやすい構成になっている。最後に収録されているブックガイドも丁寧でよかった。
読了日:03月07日 著者:
男たちを知らない女 (ハヤカワ文庫SF)男たちを知らない女 (ハヤカワ文庫SF)感想
2021年に出版されたこの本があっという間に翻訳されて日本語でしかも文庫で読めることは貴重である。パンデミックと戦争という二つの大きな事態に生きる今、リアリティのありすぎるフィクションとして本書を読むことができるだろう。
読了日:03月07日 著者:クリスティーナ・スウィーニー=ビアード
睡眠こそ最強の解決策である睡眠こそ最強の解決策である感想
日本語タイトルはいかにもなビジネス書っぽくてアレだけど原題はWHY WE SLEEPとシンプル。なぜ我々(人間だけでなく生き物全般)は眠る必要があるのか、長く眠ると何が良いのか、そして睡眠不足はどういった損失があるのかといった睡眠に対する研究的・一般的な疑問に丁寧に答えていく一冊。とりあえず部屋を真っ暗にして部屋の気温を調整して目覚まし時計に頼らずに毎日7時間以上眠りたいですね。
読了日:03月10日 著者:マシュー・ウォーカー,Matthew Walker
強権と不安の超大国・ロシア〜旧ソ連諸国から見た「光と影」〜 (光文社新書)強権と不安の超大国・ロシア〜旧ソ連諸国から見た「光と影」〜 (光文社新書)感想
Kindleにて。未承認国家を含むロシア周辺の国際関係とその歴史を理解するのに良い一冊。専門的になりすぎず、読みやすい。著者が実際に現地調査に訪れた話はリアリティがあり、ハラハラしながら読んだ。
読了日:03月13日 著者:廣瀬 陽子
コーカサス国際関係の十字路 (集英社新書 452A)コーカサス国際関係の十字路 (集英社新書 452A)感想
アゼルバイジャン、アルメニア、グルジア(現ジョージア)といったコーカサス諸国とその周辺の未承認国家(ナゴルノ・カラバフアブハジア)の政治や歴史を概観しつつ、後半には周辺の関係諸国(ロシア、EU、アメリカ)との関係も記述する一冊。この地域の複雑さを知ることは、2022年のロシア・ウクライナ関係を理解する一助になるはず(ウクライナへの言及は少ないが、オレンジ革命やGUAMなど、いくつかの言及はされている)
読了日:03月13日 著者:廣瀬 陽子
ファシズムとロシアファシズムとロシア
読了日:03月13日 著者:マルレーヌ・ラリュエル
道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔 (扶桑社BOOKS文庫)道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔 (扶桑社BOOKS文庫)感想
メジャーに行く前の大谷翔平を記録したドキュメント。もうすぐ野球の季節なので、なんとなく読んでみた一冊だが思った以上に面白かった。最後のほうで「ピッチャーとしての完成度のほうが、バッターに比べて劣る」語っているが、2021年もきっとそうだったんだろうなと感じる。そして今年も、完成されたバッティングと進化し続けるピッチングが楽しみだ。
読了日:03月14日 著者:佐々木 亨
乳がん治療の新しい視点 医療人類学から考える乳がん治療の新しい視点 医療人類学から考える
読了日:03月16日 著者:吉村 慶子
イ・ボミはなぜ強い?〜知られざる女王たちの素顔〜 (光文社新書)イ・ボミはなぜ強い?〜知られざる女王たちの素顔〜 (光文社新書)感想
Kindleにて読了。少し前のトレンドの話だが、今に繋がることも多く面白く読んだ。
読了日:03月16日 著者:慎 武宏
ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略 (講談社現代新書)ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略 (講談社現代新書)
読了日:03月18日 著者:廣瀬 陽子
戦争はいかに終結したか-二度の大戦からベトナム、イラクまで (中公新書 2652)戦争はいかに終結したか-二度の大戦からベトナム、イラクまで (中公新書 2652)
読了日:03月20日 著者:千々和 泰明
現代ロシアの軍事戦略 (ちくま新書)現代ロシアの軍事戦略 (ちくま新書)感想
端的に面白かった。面白いという表現は語弊があるかもしれないが、現代ロシアの政治が軍事戦略を解剖する試みには知的興奮を覚えた。しかし、この本で書かれていることが過去の出来事でなくまさに現在進行形であるのは複雑だし、複雑すぎるわね・・・とはいえ、最後にも書かれてあるように日本も「西側」の一員である以上、「敵」の正体を知ることは非常に重要だし、それに資する一冊であることは間違いない。
読了日:03月23日 著者:小泉 悠
女性自衛官 キャリア、自分らしさと任務遂行 (光文社新書)女性自衛官 キャリア、自分らしさと任務遂行 (光文社新書)感想
著者と指導教員の共著という形式で修士論文を出版用にアレンジした一冊。一人一人のインタビューから男性中心社会における超少数派としての女性自衛官の働き方を明らかにする、というスタイル。あくまで個人の感想の可能性はあるが、比較的組織に順応しながら働いている女性自衛官の声を拾ってる可能性もあるので(一種の生存バイアス)少なくともツイッターなどで見聞きするような自衛隊のイメージとは異なる自衛隊のイメージを作ることには成功している。
読了日:03月23日 著者:上野 友子,武石 恵美子
厚労省 (新潮新書)厚労省 (新潮新書)
読了日:03月24日 著者:鈴木 穣
夫婦格差社会 - 二極化する結婚のかたち (中公新書)夫婦格差社会 - 二極化する結婚のかたち (中公新書)
読了日:03月24日 著者:橘木 俊詔
現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書)現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書)感想
Kindleにて読了。中田清の回が一番面白い。
読了日:03月25日 著者:中溝康隆
独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)
読了日:03月27日 著者:大木 毅
一生使える! プロカウンセラーの 傾聴の基本一生使える! プロカウンセラーの 傾聴の基本感想
基本的にはロジャーズの来談者中心療法、受容、共感的理解の現代的応用といったところ。ロジャーズを知っている人なら復習に、知らない人にとっては入門的になる一冊。体裁としてはビジネス書っぽいので、おそらく後者がターゲットでしょうね。
読了日:03月28日 著者:古宮 昇
58歳から 日々を大切に小さく暮らす58歳から 日々を大切に小さく暮らす感想
Kindleにて読了。中高年の単身生活を大切に小さく暮らすには若いうちからの積み重ねが必要だということがよくわかる。
読了日:03月29日 著者:ショコラ
国際政治史 -- 主権国家体系のあゆみ (有斐閣ストゥディア)国際政治史 -- 主権国家体系のあゆみ (有斐閣ストゥディア)感想
ロシア・ウクライナ戦争の情報を追いかける中でツイッターの誰かが本書を推薦していたので読んだ。16世紀から始まり2017年で終わるこの本を読むことで、主権国家の誕生や長い戦争の時代を経て「熱い戦争」を回避しようとしてきた試みとその挫折や迷走を描写する第二次大戦後や冷戦後の世界までをひとつづきのものとして読めるダイナミズムに知的興奮を覚える。同時に、より複雑化する冷戦後の国際政治や世界秩序の不安定さが最悪な形で展開しているのが2022年の春なのだと思うと、なんとも言えない心境ではある。
読了日:03月30日 著者:小川 浩之,板橋 拓己,青野 利彦
プーチンの実像 孤高の「皇帝」の知られざる真実 (朝日文庫)プーチンの実像 孤高の「皇帝」の知られざる真実 (朝日文庫)感想
単行本の刊行が2015年のせいかもしれないが、安倍晋三よりも森喜朗や山下泰裕の存在感のほうが際立つ一冊。もちろんそれも本書の言うところの「人たらし」であるプーチンの戦略かもしれない。今のプーチンは届かない所に行ってしまったが、すでにその前兆は本書に凝縮されている。その意味でも今読むべき一冊。
読了日:03月31日 著者:朝日新聞国際報道部,駒木明義,吉田美智子,梅原季哉
平成のヒット曲(新潮新書)平成のヒット曲(新潮新書)感想
Kindleにて読了。
読了日:04月01日 著者:柴那典
データ分析読解の技術 (中公新書ラクレ, 756)データ分析読解の技術 (中公新書ラクレ, 756)感想
本書で薦められている久米郁男の本は大学院の必修科目の書籍化といったところだったがこの新書も元々は大学の講義がベースのよう。学生向けという前提があるからか、扱っている話題も鬼滅に刃から出所者の再犯率まで様々でなかなか面白かった。ダメな議論や評論をいかに見破るか、そのために必要なデータ分析の要素は何かを一つずつ丁寧に掘り下げていく一冊。
読了日:04月02日 著者:菅原 琢
外交 (有斐閣Insight)外交 (有斐閣Insight)感想
外交史として、より実際的な外交(誰がどのような信念で外交を展開してきたか)を振り返りつつ、現在の外交のトレンドや今後を展望したもの。歴史について書いた本なので2007年刊行とやや古いが読み応えあり。先日読んだ有斐閣ストゥディア『国際政治史』とセットで読むと面白そう。
読了日:04月02日 著者:細谷 雄一
第1巻 公認心理師の職責 (公認心理師の基礎と実践)第1巻 公認心理師の職責 (公認心理師の基礎と実践)
読了日:04月03日 著者:野島 一彦,元永 拓郎,山口 豊一,金沢 吉展,花村 温子,高橋 幸市,増田 健太郎,生島 浩,菅野 泰蔵,小林 孝雄,板東 充彦,小俣 和義,宮崎 昭
ヒュパティア:後期ローマ帝国の女性知識人ヒュパティア:後期ローマ帝国の女性知識人
読了日:04月04日 著者:エドワード・J・ワッツ
ロシアと中国 反米の戦略 (ちくま新書)ロシアと中国 反米の戦略 (ちくま新書)感想
日本のメディアで扱われる中露関係の理解はかなり雑なものも多いので、立ち止まって過去から現在までの中露関係を考えるには本書は最適の一冊と言える。これまでも複雑な関係だったことがよくわかるし、2022年を境にまた関係性が変わっていくのだろう。こういう状況や日米関係も踏まえつつ、日本がどのような立ち位置で中国やロシアとの外交を展開していくことができるのかといった展望も最後の方に触れられている。
読了日:04月04日 著者:廣瀬 陽子
トラックドライバーにも言わせて (新潮新書)トラックドライバーにも言わせて (新潮新書)感想
Kindleにて。二輪&軽自動車乗りとして、そして一人の客として知っておかねばならない構造的な問題が凝縮された一冊。
読了日:04月04日 著者:橋本 愛喜(はしもと あいき)
珈琲の世界史 (講談社現代新書)珈琲の世界史 (講談社現代新書)感想
Kindleにて。コーヒーのはじまりから、スペシャルティの隆盛まで。コーヒーを毎日1杯以上飲む人間として単純に面白く読めた。
読了日:04月05日 著者:旦部幸博
TIME SMART(タイム・スマート): お金と時間の科学TIME SMART(タイム・スマート): お金と時間の科学
読了日:04月06日 著者:アシュリー・ウィランズ
大谷翔平 野球翔年 I 日本編2013‐2018 (文春文庫 い 57-2)大谷翔平 野球翔年 I 日本編2013‐2018 (文春文庫 い 57-2)感想
2022年の今の視点でNPB時代の最初から最後、そして渡米してするまでを振り返ることのできる面白さがあった。解説の大越健介の文章も含めて珠玉の一冊となっている。小さな挫折を繰り返しながら確実に成長していくMVPプレイヤーの、貴重な軌跡の記録だ。
読了日:04月07日 著者:石田 雄太
本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ
読了日:04月08日 著者:コウケンテツ
ルポ 女性用風俗 (ちくま新書)ルポ 女性用風俗 (ちくま新書)感想
先にツイッターにも書いたが、このテーマで宮台真司を呼ぶのはやめてほしかった。それもかなりのページを割いているし。本編についてはルポとしての(性を売買する男女双方の)生々しさが一つのウリなのだろうけど、登場する女性たちと著者がかなりクロスしてしまっているのでもう少しメタ的にというか、距離をとって取材してもよかったのではないかと思う。同人誌とは違うので。
読了日:04月10日 著者:菅野 久美子
ストーカーとの七〇〇日戦争 (文春文庫 う 39-1)ストーカーとの七〇〇日戦争 (文春文庫 う 39-1)感想
前作の島への移住の本も読んだし、本作は自分にも馴染みのある土地(小豆島町と高松市)が舞台になっているので読んでみたが一つ一つの記述が詳細で読み応えありました。最後の方に保護監察官からようやく治療モデルの話が出てくるのは現行の司法・矯正・警察の世界をなんとなく知っているので理解できるくだり。
読了日:04月12日 著者:内澤 旬子
穂高小屋番レスキュー日記穂高小屋番レスキュー日記感想
Kindleにて。BS1のドキュメンタリーで宮田八郎のことを知り、本書を手に取った。
読了日:04月12日 著者:宮田 八郎
季節風 春 (文春文庫)季節風 春 (文春文庫)
読了日:04月12日 著者:重松 清
経営とワークライフに生かそう! 産業・組織心理学 改訂版 (有斐閣アルマ)経営とワークライフに生かそう! 産業・組織心理学 改訂版 (有斐閣アルマ)感想
入門的で情報が整理されており、読みやすかった。コンフリクトとコミュニケーション、組織の変革とリーダーシップ、後半の消費者行動に関するいくつかの部分を特に面白く読んだ。心理的財布という概念は初めて知ったけどなんとなく感じてたことが研究対象なのは面白い。
読了日:04月13日 著者:山口 裕幸,盒 潔,芳賀 繁,竹村 和久
戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)
読了日:04月14日 著者:デーヴ グロスマン
ウィッチンケア第12号(Witchenkare VOL.12)ウィッチンケア第12号(Witchenkare VOL.12)
読了日:04月14日 著者:青柳菜摘,我妻俊樹,朝井麻由美,インベカヲリ★,宇野津暢子,小川たまか,荻原魚雷,カツセマサヒコ,かとうちあき,木村重樹,久保憲司,久山めぐみ,ジェレミー・ウールズィー,柴 那典,清水伸宏,スイスイ,すずめ 園,武田砂鉄,武田 徹,東間 嶺,トミヤマユキコ,長井優希乃,中野 純,仲俣暁生,ナカムラクニオ,野村佑香,長谷川 裕,長谷川町蔵,蜂本みさ,はましゃか,姫乃たま,ふくだりょうこ,藤森陽子,美馬亜貴子,宮崎智之,武藤 充,谷亜ヒロコ,柳瀬博一,矢野利裕,山本莉会,吉田亮人,多田洋一
日本の公教育 - 学力・コスト・民主主義 (中公新書)日本の公教育 - 学力・コスト・民主主義 (中公新書)感想
第5章がやや総花的で新書としてのオチをつけたい構成のように感じてしまったが1章と2章は教育の(歴史)社会学、3章と4章は教育の経済学(あるいは計量社会学)といった形でまとまりのある構成になっていて読み応えあり。サントリー学芸賞を受賞したという2014年の著作も読んでみたい。
読了日:04月18日 著者:中澤 渉
新装版 墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)新装版 墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)
読了日:04月18日 著者:飯塚 訓
一軍監督の仕事 育った彼らを勝たせたい (光文社新書)一軍監督の仕事 育った彼らを勝たせたい (光文社新書)
読了日:04月20日 著者:眥顛淡
第19巻 司法・犯罪心理学 (公認心理師の基礎と実践)第19巻 司法・犯罪心理学 (公認心理師の基礎と実践)感想
司法・犯罪心理学のテキストだが民法における家事事件や離婚についても最後に3章分割かれているのが特徴的かも。
読了日:04月20日 著者:
韓国カルチャー 隣人の素顔と現在 (集英社新書)韓国カルチャー 隣人の素顔と現在 (集英社新書)感想
全体としては面白かったが日本との比較をする際の記述がいくつか雑というか大雑把なのが気になった。韓国のことを知る分にはいいが日本との比較の記述を書いた部分は信用ほどほどで読むのが吉か。
読了日:04月22日 著者:伊東 順子
新書576 ルポ 保健室 (朝日新書)新書576 ルポ 保健室 (朝日新書)
読了日:04月23日 著者:秋山千佳
ルポ 大谷翔平 日本メディアが知らない「リアル二刀流」の真実 (朝日新書)ルポ 大谷翔平 日本メディアが知らない「リアル二刀流」の真実 (朝日新書)
読了日:04月23日 著者:志村朋哉
本屋さんのダイアナ (新潮文庫)本屋さんのダイアナ (新潮文庫)感想
ひさしぶりに柚木麻子を読んだけどめちゃくちゃ面白かった。おしとやかで理知的な彩子と、破天荒だがめちゃくちゃ読書家なダイアナの関係は、『高慢と偏見』の姉妹を彷彿とさせる。だから二人がいずれ和解するだろうと思いながら、接点をかすかに持ちつつすれ違っていく様を書いたのが抜群にうまかった。
読了日:04月24日 著者:柚木 麻子
妻はサバイバー妻はサバイバー感想
一気読み。そしてあとがきを経ての最後の一文に涙腺が緩んだ。この一文にたどり着くまでの20年間の過酷な軌跡が、でも必要な時間だったのかもしれないという希望でもあるのかもしれない。
読了日:04月25日 著者:永田豊隆
ケアの向こう側―看護職が直面する道徳的・倫理的矛盾ケアの向こう側―看護職が直面する道徳的・倫理的矛盾
読了日:04月25日 著者:ダニエル・F. チャンブリス
新装版 墜落現場 遺された人たち 御巣鷹山、日航機123便の真実 (講談社+α文庫)新装版 墜落現場 遺された人たち 御巣鷹山、日航機123便の真実 (講談社+α文庫)感想
Kindleにて。この本を読んでいる間に知床で船が沈む事故が起きてしまい、複雑な気持ちになる。安全はいかに重要なことか。
読了日:04月26日 著者:飯塚 訓
公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法感想
もっと早く読んでおくべきだったと思いつつ、日常の支援でも使いがいがあるので一家に一冊あっていいタイプの本。あと下山晴彦監修なのでかなり認知行動療法を推し気味なのはよくわかった。
読了日:04月29日 著者:
21世紀の不平等21世紀の不平等
読了日:05月05日 著者:アンソニー・B・アトキンソン
長野県警 レスキュー最前線 (ヤマケイ文庫)長野県警 レスキュー最前線 (ヤマケイ文庫)感想
Kindleにて。
読了日:05月05日 著者:
ドキュメント 単独行遭難 (ドキュメント遭難シリーズ)ドキュメント 単独行遭難 (ドキュメント遭難シリーズ)感想
Kindleにて。
読了日:05月08日 著者:羽根田 治
ルポ名門校 ――「進学校」との違いは何か? (ちくま新書)ルポ名門校 ――「進学校」との違いは何か? (ちくま新書)
読了日:05月08日 著者:おおたとしまさ
「助けて」が言えない SOSを出さない人に支援者は何ができるか「助けて」が言えない SOSを出さない人に支援者は何ができるか
読了日:05月13日 著者:
保健医療心理学特論: 保健医療分野に関する理論と支援の展開 (放送大学大学院教材)保健医療心理学特論: 保健医療分野に関する理論と支援の展開 (放送大学大学院教材)
読了日:05月14日 著者:小林 真理子
ヒルビリー・エレジー (光文社未来ライブラリー)ヒルビリー・エレジー (光文社未来ライブラリー)感想
2017年の翻訳刊行の時にも話題になってたと思うが、トランプ政権が終わった今改めて振り返る価値のある一冊。ケース&ディートンの『絶望死のアメリカ』とセットで読まれるべき一冊という感じですね。
読了日:05月15日 著者:J・D・ヴァンス
チームワークの心理学: エビデンスに基づいた実践へのヒントチームワークの心理学: エビデンスに基づいた実践へのヒント
読了日:05月15日 著者:マイケル A ウェスト
保健所の「コロナ戦記」TOKYO2020‐2021 (光文社新書)保健所の「コロナ戦記」TOKYO2020‐2021 (光文社新書)感想
すべての始まりから2021年のオリパラまでを保健所の視点で綴ったもの。今思うと忘れていることも多くて2年間という長さを実感してしまうが(体感ではあっという間だったのでこのギャップが怖い)波が来て、去って、そしてまた波が来る間になにが起きていたのかの貴重な記録になっている。カミュやデフォーが度々言及されているように、かなりの読書家であり映画好きであるらしい著者の文学センスが散りばめられているのは読み物としても面白かった。
読了日:05月16日 著者:関 なおみ
ロジャーズの中核三条件 一致:カウンセリングの本質を考える 1ロジャーズの中核三条件 一致:カウンセリングの本質を考える 1
読了日:05月16日 著者:本山 智敬,坂中 正義,三國 牧子
寛容論 (古典新訳文庫)寛容論 (古典新訳文庫)感想
Kindle unlimitedにて。
読了日:05月17日 著者:ヴォルテール
ロジャーズの中核三条件 受容:無条件の積極的関心:カウンセリングの本質を考える 2ロジャーズの中核三条件 受容:無条件の積極的関心:カウンセリングの本質を考える 2
読了日:05月19日 著者:坂中 正義,三國 牧子,本山 智敬
検証 安倍政権 保守とリアリズムの政治 (文春新書 1346)検証 安倍政権 保守とリアリズムの政治 (文春新書 1346)感想
各章各分野をそれぞれ専門の政治学者が分担執筆して第2次以降の安倍政権をレビューした一冊。書き手によっては第2次安倍政権に至るまでの経路も丁寧に書いており、新書のためそれぞれの分量は大きくないが長期政権を振り返る上で重要な一冊。第2章「選挙・世論対策」(境家史郎)、第6章「歴史問題」(熊谷奈緒子)、第8章「女性政策」(辻由希)を特に面白く読んだ。
読了日:05月19日 著者:アジア・パシフィック・イニシアティブ
第18巻 教育・学校心理学 (公認心理師の基礎と実践)第18巻 教育・学校心理学 (公認心理師の基礎と実践)感想
スクールカウンセリングについての知見が欲しかったので、第4章「スクールカウンセリングの枠組み」と第12章「学級づくりの援助」を特に面白く読んだ。
読了日:05月19日 著者:
ロジャーズの中核三条件 共感的理解:カウンセリングの本質を考える 3ロジャーズの中核三条件 共感的理解:カウンセリングの本質を考える 3
読了日:05月20日 著者:三國 牧子,本山 智敬,坂中 正義
なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからないなんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない
読了日:05月23日 著者:東畑 開人
「甘え」の構造 [増補普及版]「甘え」の構造 [増補普及版]
読了日:05月23日 著者:土居 健郎
戦う操縦士 (光文社古典新訳文庫)戦う操縦士 (光文社古典新訳文庫)
読了日:05月26日 著者:アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ
アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)
読了日:05月26日 著者:平木 典子
面接法面接法
読了日:05月27日 著者:熊倉 伸宏
入門・医療倫理〈1〉入門・医療倫理〈1〉
読了日:05月28日 著者:稲葉 一人,児玉 聡,堂囿 俊彦,奈良 雅俊,額賀 淑郎,前田 正一,水野 俊誠
フェミニズムってなんですか? (文春新書 1361)フェミニズムってなんですか? (文春新書 1361)
読了日:05月28日 著者:清水 晶子
高架線 (講談社文庫)高架線 (講談社文庫)感想
滝口といえば西武池袋線!と改めて思わせる小説だった。
読了日:05月29日 著者:滝口 悠生
第11巻 社会・集団・家族心理学 (公認心理師の基礎と実践)第11巻 社会・集団・家族心理学 (公認心理師の基礎と実践)
読了日:05月29日 著者:竹村 和久
第12巻 発達心理学 (公認心理師の基礎と実践)第12巻 発達心理学 (公認心理師の基礎と実践)
読了日:06月01日 著者:本郷 一夫,進藤 将敏,小泉 嘉子,平川 昌宏,澤江 幸則,増田 貴人,平川 久美子,糠野 亜紀,飯島 典子,八木 成和,高橋 千枝,鈴木 智子,相澤 雅文,吉中 淳,稲垣 宏樹
リスアニ! Vol.47.2 fripSide音楽大全(M-ON! ANNEX 668号)リスアニ! Vol.47.2 fripSide音楽大全(M-ON! ANNEX 668号)感想
まだ声優として下積みだった南條愛乃が加入してonly my railgunで鮮烈な印象を与えたのが2009年(13年前!)だったが、その後の南條の活躍っぷりは大したものだった。他方で、ラブライブ!やソロ活動を経験する中でfripとしての活動の比重が難しくなったのではないかとp.167を読んでいて感じた。ただ、それでもそういうしんどい時を乗り越えて、南條自身が望んだタイミングで卒業出来ることは素晴らしいことなんだなと感じる新録のインタビュー2本だった。
読了日:06月02日 著者:
娼婦の本棚 (中公新書ラクレ 761)娼婦の本棚 (中公新書ラクレ 761)
読了日:06月05日 著者:鈴木 涼美
はじめてのケア論 (有斐閣ストゥディア)はじめてのケア論 (有斐閣ストゥディア)感想
「はじめての」とあるようにこの本はあくまで議論や構想のための土台のようなもので、もっと具体的で実践的な議論をしたいのであればもっと深堀りしていけ、ということだろうと受け止めた。その為にやや散漫になっている印象もあるが、排除/包摂という観点へ着目したケアの構想をしている点は一貫している。
読了日:06月07日 著者:三井 さよ
AVについて女子が知っておくべきすべてのことAVについて女子が知っておくべきすべてのこと感想
折に触れて書いているようにあくまで業界志望者に向けた業界研究として読んでくれというメッセージが強いが、撮影現場のバックヤード事情が非常に豊富なのは一人の消費者としても面白かった。仕事としてセックスをしているせいか、プライベートな場面で性被害を受けやすいという話や、AV強要問題以前以後の業界の変化など、セックスワーカーとしてのAV女優のリアルを知りたい人も読むべき一冊。
読了日:06月07日 著者:澁谷 果歩
搾取される若者たち ―バイク便ライダーは見た! (集英社新書)搾取される若者たち ―バイク便ライダーは見た! (集英社新書)
読了日:06月08日 著者:阿部 真大
臨床心理学小史 (ちくま新書)臨床心理学小史 (ちくま新書)
読了日:06月10日 著者:サトウタツヤ
はじめて出会う生命倫理 (有斐閣アルマ)はじめて出会う生命倫理 (有斐閣アルマ)感想
有斐閣アルマのシリーズでは最も入門的な区分がされているが、思った以上に本格的な生命倫理入門といった感じの一冊になっている。トピックも出生前診断や代理出産といった生命の誕生にまつわるテーマや、ALSやホスピス、高齢者介護といったケアにまつわるテーマ、そしてエンハンスメントや軍事医学といった人体のデザインにまつわるテーマなど幅広く、どれも興味深く読んだ。
読了日:06月10日 著者:
プロ野球新世紀末ブルース ――平成プロ野球死亡遊戯 (ちくま文庫)プロ野球新世紀末ブルース ――平成プロ野球死亡遊戯 (ちくま文庫)
読了日:06月11日 著者:中溝 康隆
心理臨床と身体の病 (放送大学教材)心理臨床と身体の病 (放送大学教材)
読了日:06月12日 著者:小林 真理子
だから、もう眠らせてほしい 安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語だから、もう眠らせてほしい 安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語感想
後半、松本俊彦と新城拓也が登場するところは重要な問いが詰まっているのではないか。つまり、逡巡しながら患者の声や悩みを聞くことは可能なのではないか。なので著者が最終的に、社会的処方が大事なんです!という一つの方向を提示することに対してはやや懐疑的なまま読み終えた。思想の違いと言えばそれまでかもしれないが。
読了日:06月13日 著者:西 智弘
貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ (朝日選書)貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ (朝日選書)
読了日:06月14日 著者:宮本太郎
臨床に活かす基礎心理学臨床に活かす基礎心理学
読了日:06月15日 著者:
世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)
読了日:06月16日 著者:菅原 琢
他者と生きる リスク・病い・死をめぐる人類学 (集英社新書)他者と生きる リスク・病い・死をめぐる人類学 (集英社新書)
読了日:06月16日 著者:磯野 真穂
ヤングケアラーってなんだろう (ちくまプリマー新書)ヤングケアラーってなんだろう (ちくまプリマー新書)感想
ちくまプリマーらしい、入門的でありながら非常にバランスのとれた一冊。将来的にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー興味があるのでこの職種について言及した箇所は個人的に面白く読めた。
読了日:06月17日 著者:澁谷 智子
治療文化論: 精神医学的再構築の試み (岩波現代文庫)治療文化論: 精神医学的再構築の試み (岩波現代文庫)
読了日:06月17日 著者:中井 久夫
使いみちのない風景 (中公文庫)使いみちのない風景 (中公文庫)
読了日:06月17日 著者:村上 春樹
子どもは40000回質問する (光文社未来ライブラリー Mレ 1-1)子どもは40000回質問する (光文社未来ライブラリー Mレ 1-1)
読了日:06月18日 著者:イアン・レズリー
依存症と回復、そして資本主義 暴走する社会で〈希望のステップ〉を踏み続ける (光文社新書 1201)依存症と回復、そして資本主義 暴走する社会で〈希望のステップ〉を踏み続ける (光文社新書 1201)
読了日:06月18日 著者:中村 英代
人間らしさとは何か : 生きる意味をさぐる人類学講義 (河出新書)人間らしさとは何か : 生きる意味をさぐる人類学講義 (河出新書)
読了日:06月24日 著者:海部陽介
心理カウンセリング序説―心理学的支援法 (放送大学教材)心理カウンセリング序説―心理学的支援法 (放送大学教材)感想
歴史的な展開も含めてカウンセリング技法を学ぶというスタイルの一冊。後半には地域援助やアウトリーチなど現代の臨床的な記述も多くあり、歴史〜現在まで一冊で幅ひろく学習できる。
読了日:06月26日 著者:大山泰宏
タイムバインド: 不機嫌な家庭、居心地がよい職場 (ちくま学芸文庫 ホー 24-1)タイムバインド: 不機嫌な家庭、居心地がよい職場 (ちくま学芸文庫 ホー 24-1)感想
期待どおりの面白さだった。訳者あとがきにもあるように、本書で記述される90年代アメリカ社会の(あくまで一つのサンプルではあるが)労働のスタイルと家庭との両立の葛藤は、現代日本が直面している問題と同じように重なる。『管理される心』もそうだったが、参与観察的なフィールドワークによって得られる生の声の一つ一つがどれも人間らしくて面白く、そして胸を打つ。学術的なノンフィクションとしてアメリカでもベストセラーになったというには、そうした本書の書きぶりも大きく影響していそうだ。
読了日:06月27日 著者:A・R・ホックシールド
アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した (光文社未来ライブラリー Mフ 1-1)アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した (光文社未来ライブラリー Mフ 1-1)
読了日:07月08日 著者:ジェームズ・ブラッドワース
公認心理師試験 出題実績から学ぶ頻出キーワード公認心理師試験 出題実績から学ぶ頻出キーワード感想
直前期の復習に使った。本が分厚いので持ち歩きにくいのでKindle版がよかったかも。それぞれのキーワードについての説明がコンパクトで(やや物足りない箇所もあるが)使いやすい本ではあると思う。
読了日:07月16日 著者:公認心理師試験頻出キーワード編集委員会
SHOーTIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男SHOーTIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男
読了日:07月18日 著者:ジェフ・フレッチャー
問いからはじめる家族社会学〔改訂版〕: 多様化する家族の包摂に向けて (有斐閣ストゥディア)問いからはじめる家族社会学〔改訂版〕: 多様化する家族の包摂に向けて (有斐閣ストゥディア)感想
2015年に出た同書の改訂版。この7年の間に安倍政権による「女性活躍」政策が展開され、幼保無償化や子ども・子育て支援法の浸透などによって子育て支援も大きく様変わりしたが、家族社会学的にはこうしたアクチュアルなテーマをどのようにとらえることができるだろうか? というメディアがなかなか着目しない点を教科書の形で一つずつ深堀りしてゆくのがとてもよい。
読了日:07月19日 著者:岩間 暁子,大和 礼子,田間 泰子
趙紫陽 極秘回想録 上 天安門事件「大弾圧」の舞台裏 (光文社未来ライブラリー)趙紫陽 極秘回想録 上 天安門事件「大弾圧」の舞台裏 (光文社未来ライブラリー)
読了日:07月24日 著者:趙 紫陽,バオ・プー,ルネー・チアン,アディ・イグナシアス
フィンランド語は猫の言葉 (角川文庫)フィンランド語は猫の言葉 (角川文庫)感想
Chapters2022年6月配本
読了日:07月24日 著者:稲垣 美晴
逃げるが勝ち 脱走犯たちの告白 (小学館新書 425)逃げるが勝ち 脱走犯たちの告白 (小学館新書 425)
読了日:08月08日 著者:高橋 ユキ
社会福祉調査の基礎社会福祉調査の基礎感想
通信制大学の講義用テキスト。量的調査、質的調査それぞれの基礎的な内容が網羅されている。
読了日:08月13日 著者:
セカンド・シフト 第二の勤務―アメリカ 共働き革命のいまセカンド・シフト 第二の勤務―アメリカ 共働き革命のいま
読了日:08月17日 著者:アーリー ホックシールド
疎開日記-谷崎潤一郎終戦日記 (中公文庫 た 30-60)疎開日記-谷崎潤一郎終戦日記 (中公文庫 た 30-60)感想
本編と言って良い疎開日記には生々しい記録が多く残るが人との交流も活発で食事のエピソードも多い。戦禍の中で『細雪』の執筆が少しずつ進んでいたこともよくわかる。戦後の記述にも面白さや発見があり、合わせて読めるのがよかった。
読了日:08月29日 著者:谷崎 潤一郎
自分を諦めない - 191針の勲章 -自分を諦めない - 191針の勲章 -感想
石川雅規ファンは全員読むべき。
読了日:08月29日 著者:館山 昌平,長谷川 晶一
ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」
読了日:08月31日 著者:豊島 晋作

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

 2022年のベスト15冊を発表します。基本的に22年刊行の本にしていますが、一部21年の秋冬刊行も含みます。ちょっとだけ。
 コメントについては、mediumに書評を書いている本はmediumのリンクを貼るので省略して、書いてない本についてはコメントしていきます。

◆単行本

1.鈴木忠平『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』



 落合博満よりもあくまでその周辺、コーチであったり選手であったりの取材を濃密にこなすことで「落合博満が監督として中日にもたらしたもの」を提示してゆくタイプのスポーツドキュメンタリー。ヤクルトファン的には2011年のイメージが強いが(最後の最後に逆転されてペナントを獲得できなかった年)、内部の目線で落合がどう見られていたか、ここまで詳しく聞き取って書いたメディアはなかったと思う。プロ野球のシーズンオフに刊行されたが売れ行きも好調なようで、その価値のある一冊。

2.マルレーヌ・ラリュエル『ファシズムとロシア』

ファシズムとロシア
マルレーヌ・ラリュエル
東京堂出版
2022-02-26





3.エドワード・J・ワッツ『ヒュパティア:後期ローマ帝国の女性知識人』

ヒュパティア:後期ローマ帝国の女性知識人
エドワード・J・ワッツ
白水社
2021-11-13





4.A.R.ホックシールド『タイムバインド:不機嫌な家庭、居心地がよい職場』



 『管理される心』や前作にあたる『セカンド・シフト』がそうだったが、参与観察的なフィールドワークによって得られる生の声の一つ一つがどれも人間らしくて面白く、そして胸を打つ。学術的なノンフィクションとしてアメリカでもベストセラーになったというには、そうした本書の書きぶりも大きく影響していそうだ。本書の舞台は90年代アメリカだし、翻訳されたのもしばらく前だが、文庫版解説の筒井淳也の「現代的解題」がめちゃくちゃ重要なので2022年の本に加えた。

5.岩間 暁子・大和 礼子・田間 泰子『問いからはじめる家族社会学〔改訂版〕: 多様化する家族の包摂に向けて』



 2015年に出た同書の改訂版。この7年の間に安倍政権による「女性活躍」政策が展開され、幼保無償化や子ども・子育て支援法の浸透などによって子育て支援も大きく様変わりしたが、家族社会学的にはこうしたアクチュアルなテーマをどのようにとらえることができるだろうか? というメディアがなかなか着目しない点を教科書の形で一つずつ深堀りしてゆくのがとてもよい。近代家族の成立と変容、親密圏の変化、ジェンダーやセクシャルマイノリティへの着目・・・などなど、この分野の射程は広く、これからさらに社会が変容したとしても重要さは失われない。

6.ジェフ・フレッチャー『SHOーTIME 大谷翔平――メジャー120年の歴史を変えた男』





7.額賀美沙子・藤田結子『働く母親と階層化:仕事・家庭教育・食事をめぐるジレンマ』


 触れるべき話題が多いので手短に済ませるが、働く母親の置かれた労働環境や生活環境が学歴によって非常に差がついていること、そして大卒と高卒の差と同じくらい、専門卒と高卒の差が重要である可能性などについて分析されているのが面白かった。前述したホックシールドや、中野円佳(2014)などに関心のある人は手に取ってほしい一冊。




8.永田豊隆『妻はサバイバー』

妻はサバイバー
永田 豊隆
朝日新聞出版
2022-04-28





◆新書

9.小泉悠『ウクライナ戦争』

ウクライナ戦争 (ちくま新書)
小泉悠
筑摩書房
2022-12-08




10.清水晶子『フェミニズムってなんですか? 』



 一冊でコンパクトにフェミニズムを理解する本がなかなかなく、故竹村和子の『フェミニズム』は優れた一冊だが20年以上前の刊行のため現代の潮流を完全に反映しているわけではないことに対する歯がゆさは長いこと持っていた。そのため、現代のフェミニズム研究者が書く、コンパクトで読みやすく、テーマも広い(例えばセックスワークに関する議論も積極的に扱っている)本書はこれからも重要な一冊になりうると思う。

11.塚原久美『日本の中絶』

日本の中絶 (ちくま新書)
塚原久美
筑摩書房
2022-08-08


 女性の中絶については女性の健康の保全や女性の自己決定権などの文脈で議論されることが多く、一般的に宗教的な理由で中絶を許容しないアメリカ共和党と民主党との対立は2022年にもかなり悲しい形で実現されてしまった。そうした政治的争点になりがちなこのテーマを、日本の歴史的文脈からすくい上げる一冊。多くの先進国が中絶を法的に禁止していた時代に日本は中絶を許容し(旧優生保護法)、しかし結果的に世界の趨勢とは逆コースをたどっていく日本の戦後史のジレンマを理解することは、現代的な文脈で女性の妊娠・出産を議論する上で重要な視点だろうと感じた。

12.共同通信社運動部『アスリート盗撮』

アスリート盗撮 (ちくま新書)
共同通信社運動部
筑摩書房
2022-09-08



 コロナ禍の影響で外部取材が難しくなった共同の若手女性記者二人の企画からスタートし、上司の協力を得ながら作り上げていく制作過程についても興味深く読んだ。陸上や水泳、バレーボールやフィギュアスケートなどいくつかの競技でアスリート盗撮が以前から問題になっており、それぞれの業界で取り組みが行われてきたこと。ジュニアの世代への盗撮被害の広まりは、競技を目指す少女たちの門を閉ざすことにもなっていることなどが取材でつづられるが、JOCを動かす試みが印象に残った。競技ごとの取り組みも重要だが、もっと上のラインから啓発、対策を行うことがスポーツ界の健全な発展に重要なことだろうと改めて思う。

 また、自分自身が陸上競技の短距離出身のため、元短距離選手だった高平慎士が積極的にこの問題に取り組んでいるのもうれしかった。高平がこの記事で語っているように、盗撮は何もスポーツの世界の問題だけではないので、スポーツ界が社会に対して発信していくことには二重の意義がある。




13.秦正樹『陰謀論』



 副題に「民主主義を揺るがすメカニズム」とあるように、ソーシャルメディアを媒介とするような陰謀論の現代的流布が、実際に個人の政治的信条にどのような影響を与えているのかをさまざまな実験やサーベイで明かしていく一冊。新書だが新書クオリティを超えており(調査デザインをかなり手短に説明しているのが新書っぽいなとは思ったが)、読み応え十分。

◆文芸

14.斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』

韓国文学の中心にあるもの
斎藤真理子
イースト・プレス
2022-07-28




15.ファン・ジョンウン『年年歳歳』

年年歳歳
ファン・ジョンウン
河出書房新社
2022-06-24


 久しぶりにファン・ジョンウンを読んだが、ある家族の歴史をシビアに、かつ優しく書き上げる良い一冊だった。歳月が人を救うことはきっとある。そしてその時に過去に思いを馳せることもまた、重要なことだ。


 以上。
 今年は小説が全然読めなかったことがよく分かったので来年はもっといっぱい読んでいきたい。他方でジェンダーに関する本(3,4,5,7,8,10,11,12)が非常に多く(15も女性の歴史を書いているのでジェンダーの話題には当然触れている)、そのあとに野球(1,6)や政治(2,9,13)が来るのが自分の関心を分かりやすく表しているなと感じた。

 そういう2022年でした。来年もいっぱい読めますように。
このエントリーをはてなブックマークに追加

 ツイッターで親しくしている人向けに作成してたのですが、よく考えればブログに挙げてもいいのでは、と思ったのでアップします。

 このブックガイドを作成したのは2020年ですが、その時は新型コロナによる経済的な波及効果(もちろん悪い意味で)に対する金融政策や財政政策(orマクロ経済政策)を考えるためでした。他方で今年はウクライナ戦争による物価の変動と為替の変動についてのニュースや議論が日常的になっています。

 ただ、2年前がそうであったようにそもそも金融政策を理解している人はあまり多くないのでは(そもそも金融政策と財政政策は相互に関連はするものの全然違うこととか)と感じたので、改めていったん金融政策入門という形で復習しておくのは重要かなと思い、ブックガイドをアップしました。

 入手しやすいようにということであえて新書を並べています。1を除く4冊はすべてkindleで入手可能。学習のためにはある程度分厚い入門書がいいと思いますが、とっかかりやすさを重視した選書にしました。




1. 日経新聞(2020)『金融入門 第3版』日経文庫
金融入門<第3版> (日経文庫)
日本経済新聞出版
2020-03-14


◆選書理由
・今回紹介する本で最も入門的かつ教科書的
・2020年3月に第3版が出たので選書の中では情報が一番新しい
・金融政策の前に金融とは何かの理解から始まり、金融業界の話や為替、株価、金利についての解説などなど
・「金融入門」であって「金融政策入門」ではないので政策とはさほど関係ない話(一般の銀行の話とかフィンテックとか)も多いが入門書かつ教科書的な構成なので、5冊の中では一番とっかかりやすい

2. 湯本雅士(2013)『金融政策入門』岩波新書 
金融政策入門 (岩波新書)
湯本 雅士
岩波書店
2015-01-01


◆選書理由
・特定の立場に取ることはなく、かつ教科書的になりすぎないようにアメリカや日本の具体的な政策、経済の動向に言及しながら丁寧に論を進めている印象
・専門用語に頼りすぎずに文章を書いている。次第に用語の出番が増えていくが、序盤に丁寧に解説しているので読みやすい。日本銀行券ってそもそも何?というあたりから話を進めているのも入門的で良い
・入口は入りやすいがいったん入ると内容は分厚く、マクロ経済学的な数式やグラフも多々登場する。このあたりは経済学部生向けな気がするので、難しいと感じるところは読み飛ばしてもよい
・伝統的金融政策(ケインジアン、マネタリスト)と現代的な非伝統的金融政策(金利を誘導するようなオペレーションや量的緩和政策)の特徴や意義についてそれぞれ時間をかけて解説している。実際の金融政策を理解する肝でもあるので、この部分だけしっかり読むのも良い
・インフレとデフレの特徴と功罪、それぞれにどのようなアプローチを中央銀行は行っているのか(いくべきか)という話もかなり時間をかけて行っている
・あとがきから読むのもいいと思うし、参考文献リストがあるのも良い
・2013年刊行なので少し昔の話が中心だ(2000年代の日銀やFRBの話が多い)が、始まったばかりのアベノミクスへの言及もあり。
・3の本がわりとポジショントークをしているところがある(放漫な金融、財政に対して批判的なスタンス)ので、その分2の本はバランスがいいなと感じる


3. 熊倉正修(2019)『日本のマクロ経済政策 未熟な民主政治の帰結』岩波新書 


◆選書理由
・比較的新しい。日銀の黒田体制、アベノミクスへの評価と疑問なども多い。
・通貨政策、金融政策、財政政策、経済政策と民主主義という流れ。最初が通貨政策なので、為替介入の是非といった特定のトピックの話から始まっているのはタイムリーだけど、教科書的には入門的ではないかも
・入門書というよりはそれぞれの政策に対する解説と評価(批評)が主といったところで、分厚いニュース解説を読んでいるような印象
・ほかの本を一通り読んでから帰ってくるには向くと思うしタイムリーな話題も多く面白いが、最初の一冊としては選ばない方がよいと思う

4. 池尾和人(2010)『現代の金融入門』ちくま新書
現代の金融入門 [新版] (ちくま新書)
池尾和人
筑摩書房
2014-02-07


◆選書理由
・「入門」とあるわりには骨太なので、せめて1か2を読んでからこの本に来た方がいいかな。昔一回読んで今回読み直したけどやはり難しい
・内容は確かに入門的(大学の経済学部生レベルという意味で)かつほかの本と比べても最も理論的
・読み応えもあり、大学の講義を1クール分受けている印象を持った。新書でこのボリュームは単純にすごい
・1の本のような金融の個別の制度の解説ではなく、制度やルールを利用して各プレーヤーがどのように行動しているか(=金融システム)の解説や分析が主。このあたりの問いの立て方や着眼点は経済学者的
・2010年刊行と今回紹介するにはやや古いが、リーマンショック後まだ間もないころでもあり、バブルはどのように起きるか、金融デリバティブとはどのようなものか、リーマンショックのような金融危機が起きないように、平時どのように企業の金融活動に規制をかけていくか……といった視点は他にはない特徴
・あくまで「金融入門」であって「金融政策入門」ではないが、グローバルに広がった金融システムの全体像を理解するための一冊としては面白いし、それが理解できてようやく金融政策の意義も理解できると思われる

5. 翁邦雄(2013)『日本銀行』ちくま新書
日本銀行 (ちくま新書)
翁邦雄
筑摩書房
2014-05-02


◆選書理由
・元日銀の中の人として、中央銀行の歴史や役割から話を進めていく。(2の本では5の著者が名指しで論評されるページもあった)
・前半は近代経済史(海外、日本)といったところがメインなので読み飛ばしてもいいと思うし、興味があれば一種のノンフィクションの読み物として面白い部分でもある(現代の金融政策からは遠く離れるけれど)
・中盤以降は経済環境や社会状況の変化に対して日銀がどのように向き合ってきたかを、バブル期以前以後を境目に概説していく
・とりわけ後半は経済危機やデフレへのアプローチ、財政と絡めた話なども多い。
・金融政策を理解するためには財政政策とセットで理解する必要があるので、このあたりへの目配せは実際に日銀の中にいた人としてぬかりない印象
・最後には刊行当時始まったばかりのアベノミクスへの言及も

◆まとめ
・教科書として読むなら1がおすすめ
・入門書としてのおすすめは1,2
・好きなのは2と4と5
・3は時事的な話題が多すぎて金融政策を入門的に理解するには向いていないが、時事的な話題から金融政策と財政政策に入門したい場合は手に取って良いかも


※上記の内容は2020年2月に作成した(2021年8月に一部改訂/2022年9月に原文の趣旨を維持しつつ二訂)。
このエントリーをはてなブックマークに追加





 11月は体調がいまいちでやや失速した分を12月に取り戻した、という感じ。
 抜群に面白かったのは『嫌われた監督』と『カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ』の二冊。この本はいずれもむさぼるように読んだ。こういう本に出会えるので読書ってやめられないんだな、と思った。『カンバセーションズ』についてはmediumにレビューを書いている。




 前の記事で今年のベストにも次点として入れた『ユリイカ』の綿矢りさ特集と『現代思想』<恋愛の現在>特集も非常に面白かった。この二冊は相通ずるところがあるし、気づいたら恋愛とか結婚とかそれ以外についてずっと考えていた年の瀬だったなと思う。そういうエントリーも上げたしね。

 身近なところでは、ひろこさんのこのエントリーが面白くて、今後の自分の人生の参考になるかもならないかも。


 学生時代のころからアカウントはフォローしていたが、割と最近相互になってやりとりをするようになった。表に出てくる話、出てこない話含めていろいろなことをフラットにやり取りできる同世代のつながりができたのはうれしいものです。

 ちなみに2021年トータルで読んだのは311冊でした。読書メーターに入ってない本(同人誌など)を含めるともうちょいありそうだけど、そこまで細かく数えてないので詳細は不明。



 他、印象に残った記事やエントリーは以下の通り。そういえば衆院選もあったな。



 自分の中で境家先生はゲーム理論の人なので、ここ数年現実政治に対して積極的に発言をなさっているのがなんとなく面白い。面白い、というかイメージを変えないといけないな、という感覚。



 いくつかのBL小説(一穂ミチ、木原音瀬など)もそうだけど、自分が明るくないジャンルの小説を彼女から知る機会はとても多い。いつも本当にありがとうございます。



 遭遇したくはないが、もししてしまった時に何をすべきかは知っておいたほうがよい、という話。一応護身術の心得はあるけど、戦わずに済むならそれが最もよい。





 mediumにレビューをアップしている。



 乗代はもっと早く評価されるべきだと思ったので、ようやく評価が追いついたのはうれしかった。「最高の任務」もそうなんだけど、書くということに対するこだわりや特定の土地に対するこだわりを今後どういう形で小説に落としていくのかは楽しみにしている。後者へのこだわりは、同じく特定の土地を立体的に書くことが多い柴崎友香や滝口悠生と比べると独特な軽やかさがって好きだ。



 いろんな人が書いてるけど、バチェラー役の人がクズな分、女性陣の個性や仲の良さが際立った回だったなと思う。途中からは藤原さんと坂入さんをずっと見ていた。



 新しいエントリーではないけどフォローできてなかったので。2022年こそ倫理学(医療倫理含む)をちゃんとやっていきたい。毎年のように言っているので・・・



 『旅する練習』の感想が読めて面白かったのと、『Shrink』をさすがにそろそろ読まないとな(仕事柄)と思った。



 なぜ日本だけオミクロンが全然広まっていないのか、遺伝や文化的に近しい国である韓国ではヤバいのに・・・というスタンスの記事。結論は「わからない」ということで、その「わからなさ」に至る経緯が詳細にフォローされている良記事。
このエントリーをはてなブックマークに追加





 1枚目が9月、2枚目が10月に読んだ本。9月は読書メーターのログをまとめ忘れていたが、試験の関係で少ない月でした。
 以下、10月の詳細。

10月の読書メーター
読んだ本の数:33
読んだページ数:8609
ナイス数:44

別冊NHK100分de名著 集中講義 河合隼雄: こころの深層を探る (教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著)別冊NHK100分de名著 集中講義 河合隼雄: こころの深層を探る (教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著)
読了日:10月01日 著者:河合 俊雄
競馬 伝説の名勝負 1990-1994 90年代前半戦 (星海社新書)競馬 伝説の名勝負 1990-1994 90年代前半戦 (星海社新書)
読了日:10月03日 著者:小川隆行+ウマフリ,浅羽 晃,緒方 きしん,勝木 淳,久保木 正則,齊藤 翔人,榊 俊介,並木 ポラオ,秀間 翔哉,和田 章郎
日本の地方議会-都市のジレンマ、消滅危機の町村 (中公新書)日本の地方議会-都市のジレンマ、消滅危機の町村 (中公新書)
読了日:10月05日 著者:辻 陽
別の人別の人
読了日:10月07日 著者:カン・ファギル
閑窓vol.4 学窓の君へ閑窓vol.4 学窓の君へ感想
同人誌としてのテーマやコンセプトがしっかりしており、よくできたオムニバス短編集となっている。瀬戸千歳の2作品と貝塚円花の短編がお見事。表紙モデルの女性は瀬戸作品にも登場しており、小説との親和性の高さが丹念に構築されていた。架空の中高一貫校を舞台として生徒や教師が様々登場するが、百合かなと思わせる短編が複数ありとても良かった。
読了日:10月09日 著者:閑窓社
社会保障の国際動向と日本の課題 (放送大学教材)社会保障の国際動向と日本の課題 (放送大学教材)
読了日:10月10日 著者:埋橋 孝文,居神 浩
女ふたり、暮らしています。女ふたり、暮らしています。
読了日:10月11日 著者:キム・ハナ,ファン・ソヌ
甲子園は通過点です―勝利至上主義と決別した男たち―(新潮新書)甲子園は通過点です―勝利至上主義と決別した男たち―(新潮新書)感想
ちょうど今日ドラフトにかかった天理高校の達の歩みと発言を記録した第8章がなかなか面白い。常に目標にはダルビッシュやシャーザーやカーショウがいて、近づくための足跡が具体的にイメージ出来ている。
読了日:10月11日 著者:氏原英明
自制心の足りないあなたへ: セルフコントロールの心理学自制心の足りないあなたへ: セルフコントロールの心理学
読了日:10月13日 著者:尾崎 由佳
ヘミングウェイ スペシャル 2021年10月 (NHK100分de名著)ヘミングウェイ スペシャル 2021年10月 (NHK100分de名著)感想
多文化的で多様性に富んでいて、脱異性愛主義的な作風は現代に読み直してこそ面白い、というアプローチ。ヘミングウェイ自身にマッチョさと弱さが同居するところは色々示唆があるかもしれない。
読了日:10月13日 著者:都甲 幸治
【重版5刷】人生を狂わす名著50(ライツ社)【重版5刷】人生を狂わす名著50(ライツ社)感想
最初に紹介されている『高慢と偏見』の解説がめちゃくちゃ面白く、というかその後の文章が全て面白く、最後までゲラゲラ笑いながら、かつ時々内容に刺さりながら読み終えた。楽しかったー!
読了日:10月13日 著者:三宅香帆
いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)
読了日:10月15日 著者:ミランダ・ジュライ
うたうおばけうたうおばけ
読了日:10月15日 著者:くどうれいん
紫ノ宮沙霧のビブリオセラピー 夢音堂書店と秘密の本棚 (新潮文庫)紫ノ宮沙霧のビブリオセラピー 夢音堂書店と秘密の本棚 (新潮文庫)
読了日:10月16日 著者:坂上 秋成
影裏 (文春文庫)影裏 (文春文庫)
読了日:10月16日 著者:沼田 真佑
ASSORT MIX 一穂ミチデビュー10周年記念応募者全員サービスASSORT MIX 一穂ミチデビュー10周年記念応募者全員サービス
読了日:10月17日 著者:一穂ミチ
傲慢と善良傲慢と善良感想
前半はこれが辻村版の高慢と偏見なのか?と半ばノれない部分もあったが、オースティンばりの悪女が真実を暴露して以降のドタバタする展開は確かにオースティンもびっくりの展開だったと思う。そしてそれを一番綺麗な形でオチに落とし込んだのはミステリーでデビューした辻村らしいうまさ。お見事でした。
読了日:10月17日 著者:辻村 深月
挑発する少女小説 (河出新書)挑発する少女小説 (河出新書)感想
一種のフェミニズム批評として面白く読んだ。とりあえずkindleで積んであったあしながおじさんを読みます。
読了日:10月17日 著者:斎藤美奈子
対人援助の作法: 誰かの力になりたいあなたに必要なコミュニケーションスキル対人援助の作法: 誰かの力になりたいあなたに必要なコミュニケーションスキル
読了日:10月17日 著者:竹田 伸也
リベラリズムとは何か (ちくま学芸文庫)リベラリズムとは何か (ちくま学芸文庫)
読了日:10月18日 著者:マイケル・フリーデン
「女性向け風俗」の現場 彼女たちは何を求めているのか? (光文社新書)「女性向け風俗」の現場 彼女たちは何を求めているのか? (光文社新書)感想
裏テーマは男性への性教育だなという感想を持った。あと、ある種の「手の倫理」というか、触れる/触るの絶妙な駆け引きが行われている話でもあるなと思って読んだ。あくまで著者の観測範囲の話であって、断定的なところは割引いて読んでもいいとは思うが(後書きにホワイトハンズの人の名前が出てくるのは少し引っかかるところではある)ネトフリで配信されている『セックス・エデュケーション』に近い面白さがある本。
読了日:10月19日 著者:柾木 寛
管理される心―感情が商品になるとき管理される心―感情が商品になるとき
読了日:10月20日 著者:A.R. ホックシールド
妊娠小説 (ちくま文庫)妊娠小説 (ちくま文庫)
読了日:10月21日 著者:斎藤 美奈子
閑窓vol.3 閑日月に捧ぐ閑窓vol.3 閑日月に捧ぐ
読了日:10月22日 著者:閑窓社
(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法
読了日:10月24日 著者:三宅 香帆
心とからだの倫理学 ――エンハンスメントから考える (ちくまプリマー新書)心とからだの倫理学 ――エンハンスメントから考える (ちくまプリマー新書)
読了日:10月25日 著者:佐藤 岳詩
分裂と統合の日本政治 ― 統治機構改革と政党システムの変容分裂と統合の日本政治 ― 統治機構改革と政党システムの変容
読了日:10月26日 著者:砂原 庸介
妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ (集英社新書)妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ (集英社新書)
読了日:10月26日 著者:橋迫 瑞穂
あたらしい無職 (SERIES3/4 2)あたらしい無職 (SERIES3/4 2)
読了日:10月27日 著者:丹野未雪
甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実 (集英社文庫)甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実 (集英社文庫)
読了日:10月28日 著者:中村 計
反共感論―社会はいかに判断を誤るか反共感論―社会はいかに判断を誤るか
読了日:10月29日 著者:ポール・ブルーム
知ってるつもり: 無知の科学 (ハヤカワ文庫 NF 578)知ってるつもり: 無知の科学 (ハヤカワ文庫 NF 578)
読了日:10月31日 著者:スティーブン・スローマン,フィリップ・ファーンバック,Steven Sloman,Philip Fernbach
師弟 (講談社文庫)師弟 (講談社文庫)
読了日:10月31日 著者:野村 克也,宮本 慎也

読書メーター

このエントリーをはてなブックマークに追加


 公認心理師試験前なのでそれ関係と、詩歌の積読を多く読んだ8月。読書メーターにないものが4冊あったので合計では39冊。

8月の読書メーター
読んだ本の数:35
読んだページ数:8363
ナイス数:51

マネーの進化史 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)マネーの進化史 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
読了日:08月04日 著者:ニーアル・ファーガソン
精神科医が教える聴く技術 (ちくま新書)精神科医が教える聴く技術 (ちくま新書)感想
カウンセリングの場における「聴く技術」を細かく分解して解説した本。どのようにすれば「聴き上手」になれるのか、あるいはどのようにすればそうなれない(よくない聴き方)のかを丁寧に掘り下げていく。すべてに首肯するわけではないし、あくまでカウンセリング技術としてとどめたほうがよい印象もある(たとえば福祉の場での「面接」ではまた異なる「聴く技術」が必要だろう)が、他者を理解するとはどのようなことかを考えたときに、有用な本にはなりそうだ。
読了日:08月05日 著者:高橋 和巳
公認心理師試験の問題と解説2021 ⋄こころの科学増刊 (こころの科学 HUMAN MIND SPECIAL ISSU)公認心理師試験の問題と解説2021 ⋄こころの科学増刊 (こころの科学 HUMAN MIND SPECIAL ISSU)感想
過去問集の解説よりもさらに詳細に問題やその傾向を分析しており、やっておかった一冊。
読了日:08月07日 著者:
あなたと原爆 オーウェル評論集 (古典新訳文庫)あなたと原爆 オーウェル評論集 (古典新訳文庫)
読了日:08月08日 著者:ジョージ・オーウェル
一生推したい! 私たち、ゆる健康はじめてみた一生推したい! 私たち、ゆる健康はじめてみた感想
実践的で面白かった。食事、運動、入浴、睡眠が大事というところは身も蓋もないが、やるべき事を少しずつやっていく方法が具体的に書かれているのはよい。うどん県民だがうどんをたまにはそばに変えてみるのもありかも。
読了日:08月08日 著者:劇団雌猫
流れを読む心理学史―世界と日本の心理学 (有斐閣アルマ)流れを読む心理学史―世界と日本の心理学 (有斐閣アルマ)感想
公認心理師試験対策として読んだが読み物としてなかなか面白い本だったし、心理学と領域の見通しがだいぶ広がった。もっと早く読んでおいてもよかった一冊。初版は2003年と少し古いが学史の本なので十分いま読んでもよい。
読了日:08月09日 著者:サトウ タツヤ,高砂 美樹
草すべり その他の短篇草すべり その他の短篇感想
全部登山小説。表題作が良かった。加齢とノスタルジー。
読了日:08月09日 著者:南木 佳士
みぎわに立ってみぎわに立って
読了日:08月10日 著者:田尻 久子
千夜曳獏千夜曳獏
読了日:08月10日 著者:千種 創一,千種 創一
鳥類学フィールド・ノート鳥類学フィールド・ノート
読了日:08月11日 著者:小笠原 鳥類
する、されるユートピアする、されるユートピア
読了日:08月11日 著者:井戸川 射子
でらしねでらしね
読了日:08月11日 著者:小林 坩堝
福祉教科書 精神保健福祉士 完全合格テキスト 専門科目 第4版福祉教科書 精神保健福祉士 完全合格テキスト 専門科目 第4版感想
公認心理師試験対策として使えるとどこかに書いてあったので使ってみたが確かに使えそうな気はする。試験の日まで繰り返し読みたい。
読了日:08月12日 著者:精神保健福祉士試験対策研究会
生――生存・生き方・生命 (自由への問い 第8巻)生――生存・生き方・生命 (自由への問い 第8巻)感想
加藤秀一と大屋雄裕の議論は面白かった。
読了日:08月12日 著者:
マイクロ・ライブラリー図鑑〜全国に広がる個人図書館の活動と514のスポット一覧 (まちライブラリー文庫)マイクロ・ライブラリー図鑑〜全国に広がる個人図書館の活動と514のスポット一覧 (まちライブラリー文庫)感想
将来の予習として。
読了日:08月12日 著者:礒井純充
未来の図書館、はじめます未来の図書館、はじめます
読了日:08月12日 著者:岡本 真
オンラインデートで学ぶ経済学オンラインデートで学ぶ経済学感想
身も蓋もないことが多く書かれてあるが現代のマッチングアプリでもここで書かれてあるアメリカにおけるオンラインデートと同様の現象が多く起きているのは事実だろう。あと本書は経済学で恋愛を学ぶというより、恋愛を種にミクロ経済学のエッセンスを学ぶといったほうが適切。ミクロ経済学の本なので教育の経済効果の話や夫婦の意思決定の話などがでてくるわけだ。
読了日:08月12日 著者:ポール・オイヤー
心理的アセスメント (放送大学教材)心理的アセスメント (放送大学教材)
読了日:08月16日 著者:森田 美弥子,永田 雅子
ヘルス・エスノグラフィ: 医療人類学の質的研究アプローチヘルス・エスノグラフィ: 医療人類学の質的研究アプローチ
読了日:08月16日 著者:道信 良子
誰にもわからない短歌入門誰にもわからない短歌入門
読了日:08月16日 著者:
認知心理学 (New Liberal Arts Selection)認知心理学 (New Liberal Arts Selection)
読了日:08月19日 著者:箱田 裕司,都築 誉史,川畑 秀明,萩原 滋
ジェイン・オースティン『高慢と偏見』 2017年7月 (100分 de 名著)ジェイン・オースティン『高慢と偏見』 2017年7月 (100分 de 名著)感想
さすが廣野さんといったところでクリアで面白い読解だった。現代でも読み継がれるのは恋愛関係における人間関係は本質的に対等な関係性を前提としているから(p.57)という指摘はその通りだと思う。
読了日:08月19日 著者:廣野 由美子
仕事文脈 vol.12仕事文脈 vol.12
読了日:08月21日 著者:仕事文脈編集部
仕事文脈 vol.13仕事文脈 vol.13
読了日:08月21日 著者:
辻井喬詩集 (現代詩文庫 第 1期63)辻井喬詩集 (現代詩文庫 第 1期63)
読了日:08月21日 著者:辻井 喬
地上で起きた出来事はぜんぶここからみている地上で起きた出来事はぜんぶここからみている
読了日:08月21日 著者:河野 聡子
あなたの知らない心理学―大学で学ぶ心理学入門あなたの知らない心理学―大学で学ぶ心理学入門
読了日:08月22日 著者:
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア―ベルトーチカ・チルドレン (角川文庫―スニーカー文庫)機動戦士ガンダム 逆襲のシャア―ベルトーチカ・チルドレン (角川文庫―スニーカー文庫)感想
映画とは違う「結婚したアムロ」とベルトーチカ・イルマが物語の主軸だった。ハサウェイの影は薄かった。シャアとクェスはシャアとクェスだった。富野が書いたあとがきが重要。
読了日:08月23日 著者:富野 由悠季
心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 2021年版心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 2021年版感想
とりあえず一周。いまの時点でも合格ラインには行けそうだがまだあと約4週間あるのでポイントを絞って解き直しをしていく。
読了日:08月24日 著者:公認心理師試験対策研究会
「アーサー・C・クラーク」スペシャル 2020年3月 (NHK100分de名著)「アーサー・C・クラーク」スペシャル 2020年3月 (NHK100分de名著)
読了日:08月24日 著者:瀬名 秀明
機動戦士ガンダムZZ(ダブル・ゼータ)〈第1部 ジュドー・アーシタ〉 (角川文庫―スニーカー文庫)機動戦士ガンダムZZ(ダブル・ゼータ)〈第1部 ジュドー・アーシタ〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
読了日:08月25日 著者:遠藤 明吾
心理教科書 公認心理師 要点ブック+一問一答 第2版心理教科書 公認心理師 要点ブック+一問一答 第2版感想
コンパクトで使いやすいので引き続き試験前の整理として使っていく。
読了日:08月27日 著者:公認心理師試験対策研究会
機動戦士ガンダムZZ(ダブル・ゼータ)〈第2部 ニュータイプ〉 (角川文庫―スニーカー文庫)機動戦士ガンダムZZ(ダブル・ゼータ)〈第2部 ニュータイプ〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
読了日:08月27日 著者:遠藤 明吾
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ〈上〉 (角川文庫―スニーカー文庫)機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ〈上〉 (角川文庫―スニーカー文庫)感想
映画を見たあとに読むと比較的忠実に映画が作られていることがわかった。ギギヤハサウェイの内面の描写は小説の方が細かいので面白い。クェスを意識し続けるハサウェイと、ハサウェイを強く意識するギギ。
読了日:08月27日 著者:富野 由悠季
閃光のハサウェイ(中) 機動戦士ガンダム (角川スニーカー文庫)閃光のハサウェイ(中) 機動戦士ガンダム (角川スニーカー文庫)
読了日:08月30日 著者:富野 由悠季

読書メーター
このエントリーをはてなブックマークに追加



 読書メーターでは20冊ですが、読書メーターにない同人誌を二冊読んでいるので合計22冊でした。後半はオリンピックも始まったので、これくらいでしょう。あとさすがに公認心理師試験の勉強にも時間を割いた。

7月の読書メーター
読んだ本の数:20
読んだページ数:5383
ナイス数:40

off you go (幻冬舎ルチル文庫)off you go (幻冬舎ルチル文庫)
読了日:07月02日 著者:一穂 ミチ
たった、それだけ (双葉文庫)たった、それだけ (双葉文庫)
読了日:07月03日 著者:宮下 奈都
政治と複数性――民主的な公共性にむけて (岩波現代文庫)政治と複数性――民主的な公共性にむけて (岩波現代文庫)感想
文庫化を機に約10年ぶりに読んだが再読の価値が大きい一冊だった。あらゆるところで分断が進む中でいかにして包摂的な社会統合を目指していけばよいのか、といった大きなテーマは現代にこそ痛切に必要な議論だろう。
読了日:07月03日 著者:齋藤 純一
やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)感想
佐伯沙弥香前史、という感じだった。自分の感情の所在を知っていくための、切ない過程がここにある。
読了日:07月05日 著者:入間 人間
エキスパートナース 2021年 7月号 [雑誌]シン・ねじ子のヒミツ手技/血ガスの勉強/高齢者施設での新型コロナウイルス感染症への対応/共感疲労解消法エキスパートナース 2021年 7月号 [雑誌]シン・ねじ子のヒミツ手技/血ガスの勉強/高齢者施設での新型コロナウイルス感染症への対応/共感疲労解消法感想
施設における新型コロナ対策と共感疲労特集目当てで購入したがどちらの特集もコンパクトに要点がビジュアルでまとまっていてよかった。これ以外にもワクチン接種で危惧するべき副反応への対応や、AYA世代に対して必要な支援についての企画もよかった。
読了日:07月06日 著者:
やがて君になる 佐伯沙弥香について(2) (電撃文庫)やがて君になる 佐伯沙弥香について(2) (電撃文庫)感想
やや意外な終わり方をしたけどあくまで本編で書かれなかったことを一つずつ拾って書いていくいう外伝的なスタンスは良かった。前に進んだり、戻ったり、止まったり。じれったさを常に抱えた切ない沙弥香の感情がこと細かに描写されているのが1巻に引き続いてとても良かった。
読了日:07月07日 著者:入間 人間
やがて君になる 佐伯沙弥香について(3) (電撃文庫)やがて君になる 佐伯沙弥香について(3) (電撃文庫)感想
よかったと思う。少なくとも、本編で書かれなかった物語の先が少しだけでも見られてよかった。本当に。
読了日:07月08日 著者:入間 人間
三つの物語 (福武文庫)三つの物語 (福武文庫)
読了日:07月10日 著者:ギュスターヴ フロベール,太田 浩一
はじめての認知療法 (講談社現代新書)はじめての認知療法 (講談社現代新書)
読了日:07月11日 著者:大野 裕
対話と承認のケア:ナラティヴが生み出す世界対話と承認のケア:ナラティヴが生み出す世界
読了日:07月12日 著者:宮坂道夫
心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト感想
一冊で良くまとまっているし、文章も読みやすい。
読了日:07月16日 著者:公認心理師試験対策研究会
心理学・入門 --心理学はこんなに面白い (有斐閣アルマ)心理学・入門 --心理学はこんなに面白い (有斐閣アルマ)
読了日:07月19日 著者:サトウ タツヤ,渡邊 芳之
ケアとは何か-看護・福祉で大事なこと (中公新書, 2646)ケアとは何か-看護・福祉で大事なこと (中公新書, 2646)
読了日:07月19日 著者:村上 靖彦
声優ラジオの時間シングル (綜合ムック)声優ラジオの時間シングル (綜合ムック)感想
井口裕香、徳井青空、豊田萌絵、桑原由気のページが特に面白かった。
読了日:07月21日 著者:
経済政策で人は死ぬか?: 公衆衛生学から見た不況対策経済政策で人は死ぬか?: 公衆衛生学から見た不況対策
読了日:07月21日 著者:デヴィッド スタックラー,サンジェイ バス
水野瀬高校放送部の四つの声 (ハヤカワ文庫 JA ア 12-2)水野瀬高校放送部の四つの声 (ハヤカワ文庫 JA ア 12-2)感想
競馬好きとしては2章が抜群に面白かった。南条梓というキャラの個性と彼女の生い立ちと好きなもの、いろいろなものが溶け合ってゆく展開が(少し出来すぎな気もしつつ)お見事。
読了日:07月23日 著者:青谷 真未
健康・医療心理学 入門 -- 健康なこころ・身体・社会づくり (有斐閣アルマSpecialized)健康・医療心理学 入門 -- 健康なこころ・身体・社会づくり (有斐閣アルマSpecialized)
読了日:07月23日 著者:
『失われた時を求めて』への招待 (岩波新書 新赤版 1884)『失われた時を求めて』への招待 (岩波新書 新赤版 1884)
読了日:07月25日 著者:吉川 一義
ユリイカ 2012年12月号 特集=BL(ボーイズラブ)オン・ザ・ラン!ユリイカ 2012年12月号 特集=BL(ボーイズラブ)オン・ザ・ラン!
読了日:07月30日 著者:雲田はるこ,ヤマシタトモコ,ARUKU
政界再編-離合集散の30年から何を学ぶか (中公新書, 2651)政界再編-離合集散の30年から何を学ぶか (中公新書, 2651)
読了日:07月31日 著者:山本 健太郎

読書メーター
このエントリーをはてなブックマークに追加


 
 お茶の水女子大学SF研究会の部誌である『COSMOS 80』が読書メーターには含まれないので、合計38冊でした。

6月の読書メーター
読んだ本の数:37
読んだページ数:11343
ナイス数:62

見知らぬ町にて (新潮文庫)見知らぬ町にて (新潮文庫)
読了日:06月01日 著者:辻 邦生
マレ・サカチのたったひとつの贈物 (中公文庫)マレ・サカチのたったひとつの贈物 (中公文庫)
読了日:06月01日 著者:王城 夕紀
貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える
読了日:06月02日 著者:アビジット・V・バナジー,エステル・デュフロ
おうちのありか ~イエスかノーか半分か (3)~ (ディアプラス文庫)おうちのありか ~イエスかノーか半分か (3)~ (ディアプラス文庫)
読了日:06月02日 著者:一穂 ミチ
ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK1ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK1感想
認知行動療法の実践に必要な知見が平易に、かつコンパクトに書かれていてよい。認知行動療法は万能ではなく、認知行動療法の限界や注意点も丁寧に記されている。したがって全体的にわかりやすく、実用的な一冊となっている。昨今話題になっているケアする人のケアに関心を持つ人にも薦めたい。
読了日:06月02日 著者:伊藤 絵美
歩きながらはじまること―西尾勝彦詩集歩きながらはじまること―西尾勝彦詩集感想
西尾勝彦は初めて読んだがこの言葉遣いはハマってしまいそう。ユーモラスと優しさが重なりあい、穏やかで楽しい世界を作り上げている。
読了日:06月04日 著者:西尾 勝彦
本と鍵の季節本と鍵の季節
読了日:06月04日 著者:米澤 穂信
誰になんと言われようと、これが私の恋愛です誰になんと言われようと、これが私の恋愛です
読了日:06月05日 著者:劇団雌猫
うつ病治療の基礎知識 (筑摩選書)うつ病治療の基礎知識 (筑摩選書)
読了日:06月07日 著者:加藤 忠史
団地の空間政治学 (NHKブックス)団地の空間政治学 (NHKブックス)
読了日:06月07日 著者:原 武史
日本発酵紀行 (d47 MUSEUM)日本発酵紀行 (d47 MUSEUM)
読了日:06月08日 著者:小倉ヒラク
旅の時間 (講談社文芸文庫)旅の時間 (講談社文芸文庫)感想
さすが吉田健一といった感じ。それぞれの場所での出会いや日常を流れるようにゆったりと刻んでゆく文章の心地好さ。旅のしづらい時代には今にような時代には向いている一冊。
読了日:06月09日 著者:吉田 健一
分別と多感 (ちくま文庫)分別と多感 (ちくま文庫)
読了日:06月10日 著者:ジェイン オースティン
或る青春の日記 (中公文庫)或る青春の日記 (中公文庫)
読了日:06月12日 著者:北 杜夫
やがて秋茄子へと到るやがて秋茄子へと到る
読了日:06月12日 著者:堂園昌彦
脳は楽観的に考える脳は楽観的に考える
読了日:06月13日 著者:ターリ シャーロット
わたしの身体はままならない: 〈障害者のリアルに迫るゼミ〉特別講義わたしの身体はままならない: 〈障害者のリアルに迫るゼミ〉特別講義感想
色々な人が当事者目線でいろいろなことを語り下ろす本。当事者の個別性と代表性の間になにが転がっているかを考えながら読んだ。
読了日:06月14日 著者:熊谷晋一郎,伊藤亜紗,野澤和弘,石田祐貴,いちむらみさこ,今井出雲,大島真理佳,笠嶋敏,桐島優太,坂爪真吾,高木佑透,玉木幸則,馬場拓也,haru,樋口直美
ある作家の夕刻-フィッツジェラルド後期作品集 (単行本)ある作家の夕刻-フィッツジェラルド後期作品集 (単行本)
読了日:06月14日 著者:スコット・フィッツジェラルド
アメリカン・スクール (新潮文庫)アメリカン・スクール (新潮文庫)
読了日:06月15日 著者:小島 信夫
大統領の条件 アメリカの見えない人種ルールとオバマの前半生 (集英社文庫)大統領の条件 アメリカの見えない人種ルールとオバマの前半生 (集英社文庫)
読了日:06月16日 著者:渡辺 将人
高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)感想
3年半ぶりに読んだが、『分別と多感』を読んだ後だったのでキャラクター同士の関係や物語の構造が時代背景含めて理解しやすかった。お金のために結婚するわけではないがお金はなんだかんだ重要(生活のために)というこの時代のリアリズムがこの小説でもしっかり息づいている。
読了日:06月17日 著者:ジェイン オースティン
読書と人生 (新潮文庫 み 5-3)読書と人生 (新潮文庫 み 5-3)感想
「読書遍歴」と「如何に読書すべきか」がめちゃくちゃ面白かった。読書をするためには閑暇が必要だから時間を作れ、とにかく習慣が大事だ、学生時代に本をたくさん読め、読む時は濫読がいいが緩やかに読むほうがいい、古典や原書を読め、古本屋をこまめに覗け。新聞や雑誌やラジオや映画があるような今日では習慣づくりは困難だけどがんばれ(スマホに時間をとられがちな現代人にも突き刺さるお話)。
読了日:06月19日 著者:三木 清
高慢と偏見 下 (ちくま文庫 お 42-2)高慢と偏見 下 (ちくま文庫 お 42-2)感想
物語としては『分別と多感』のほうが個人的には好みだが、本作が何度も繰り返し読まれるのはこの時代のイギリス特有の価値観や制度がそこかしこに描写されているからだろう。オースティン自身は田舎出身だったとされているがしかしながらこれだけの多種多様なキャラクターを自在に操れるのは本当に半端ない才能だよな・・・と思うしかない読書体験だった。
読了日:06月21日 著者:ジェイン オースティン
川上未映子: ことばのたましいを追い求めて (文藝別冊) (KAWADEムック 文藝別冊)川上未映子: ことばのたましいを追い求めて (文藝別冊) (KAWADEムック 文藝別冊)感想
イーユン・リーとの対談の収録が抜群に面白かった。
読了日:06月21日 著者:
雨の朝パリに死す (角川文庫)雨の朝パリに死す (角川文庫)
読了日:06月21日 著者:フィツジェラルド
五つ星をつけてよ (新潮文庫)五つ星をつけてよ (新潮文庫)
読了日:06月22日 著者:奥田 亜希子
エンド・オブ・ライフエンド・オブ・ライフ
読了日:06月23日 著者:佐々 涼子
甘い蜜の部屋 (ちくま文庫)甘い蜜の部屋 (ちくま文庫)
読了日:06月25日 著者:森 茉莉
その姿の消し方 (新潮文庫)その姿の消し方 (新潮文庫)
読了日:06月25日 著者:堀江 敏幸
日本語の美 (中公文庫)日本語の美 (中公文庫)
読了日:06月25日 著者:ドナルド キーン
ノーサンガー・アビー (ちくま文庫)ノーサンガー・アビー (ちくま文庫)
読了日:06月27日 著者:ジェイン オースティン
エンジェルフライト 国際霊柩送還士 (集英社文庫)エンジェルフライト 国際霊柩送還士 (集英社文庫)感想
自分もそうだけど『紙つなげ!』や『エンド・オブ・ライフ』で佐々涼子の仕事を知った人は是非この本も読んでほしい。なぜ彼女が死を題材にしたノンフィクションを書き続けられるのかが少しわかった気がした。もっともそれは全く容易なことではなく苦悩そのものであり、そんな彼女の内面の複雑さもこの本にはつまっている。
読了日:06月27日 著者:佐々 涼子
女嫌いのための小品集 (河出文庫)女嫌いのための小品集 (河出文庫)
読了日:06月28日 著者:パトリシア ハイスミス
ポールとヴィルジニーポールとヴィルジニー
読了日:06月28日 著者:サン・ピエール
読書案内―世界文学 (岩波文庫)読書案内―世界文学 (岩波文庫)感想
面白かった。名前が多く上がっているが、特にディケンズ、オースティン、ドストエフスキー、バルザックを絶賛している。プルーストは長いから飛ばし読みをしてもよい、という話は謎の安心感がある。あの長い小説を飛ばさずに読むことはほぼ不可能だ。
読了日:06月28日 著者:サマセット・モーム
幕間 (平凡社ライブラリー)幕間 (平凡社ライブラリー)感想
傑作。時代背景を踏まえて読むとなお面白い。ウルフの文章のリズムと、来るべき暗い未来の前兆という作中の事情との相性がとてもよい。
読了日:06月29日 著者:ヴァージニア・ウルフ
遠くの声に耳を澄ませて (新潮文庫)遠くの声に耳を澄ませて (新潮文庫)
読了日:06月30日 著者:宮下 奈都

読書メーター
このエントリーをはてなブックマークに追加


 5月は29冊でした。4月よりはペースダウンしたけどまあいいくらいの読みができたかなという感じ。画像を見たらわかるように文庫本の積読を崩しまくった回。


5月の読書メーター
読んだ本の数:29
読んだページ数:9555
ナイス数:50

どうして男は恋人より男友達を優先しがちなのかどうして男は恋人より男友達を優先しがちなのか
読了日:05月02日 著者:桃山商事
禁書目録×伊藤計劃 01禁書目録×伊藤計劃 01
読了日:05月03日 著者:渡辺 零、他
その日、朱音は空を飛んだ (幻冬舎文庫)その日、朱音は空を飛んだ (幻冬舎文庫)
読了日:05月05日 著者:武田 綾乃
禁書目録×伊藤計劃 02禁書目録×伊藤計劃 02
読了日:05月08日 著者:渡辺零、他
石黒くんに春は来ない (幻冬舎文庫)石黒くんに春は来ない (幻冬舎文庫)
読了日:05月08日 著者:武田 綾乃
母の影 (新潮文庫)母の影 (新潮文庫)
読了日:05月09日 著者:北 杜夫
発達障害はなぜ誤診されるのか (新潮選書)発達障害はなぜ誤診されるのか (新潮選書)
読了日:05月09日 著者:岩波 明
完全版 韓国・フェミニズム・日本完全版 韓国・フェミニズム・日本感想
小説だとユン・イヒョン「クンの旅」、それ以外だともともと好きな作家であるチェ・ウニョンのエッセイが特によかった。チェ・ウニョンが大学に入学したあとにフェミニズムと出会い、フェミニズムを学んでゆく中で得た自由や内面の変化、生き方の変化について、短いながら子細に語っていてよかったと思ったし、女性の物語を一貫して書き続ける彼女の信念が見えて面白かった。その裏返しとして、男性が多数を占める様々な構造への大きな疑いがあることにも触れられている。
読了日:05月10日 著者:
響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 (宝島社文庫)響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 (宝島社文庫)感想
香織があすかに当てた手紙が最の高だった。感情が強すぎる。
読了日:05月11日 著者:武田 綾乃
13歳、「私」をなくした私 性暴力と生きることのリアル (朝日文庫)13歳、「私」をなくした私 性暴力と生きることのリアル (朝日文庫)感想
いつか手に取りたいと思っていたので文庫化を機に読んだ本。山本潤さんの壮絶な体験が書き込まれているので読むのがしんどいことも多く記述されている。第三者がしんどいと感じる以上に本人の中に筆舌にしがたいしんどさ、苦しみ、辛さがあったのだろう(そしてそれが終わったわけではない)ということを読み終えて改めて噛みしめる。
読了日:05月14日 著者:山本 潤
贖罪 (新潮文庫)贖罪 (新潮文庫)
読了日:05月15日 著者:イアン マキューアン
サイバースペースはなぜそう呼ばれるか+ 東浩紀アーカイブス2 (河出文庫)サイバースペースはなぜそう呼ばれるか+ 東浩紀アーカイブス2 (河出文庫)感想
流し読み。エヴァの話のあたりはちょっとだけ面白かったかな。
読了日:05月17日 著者:東 浩紀
寺山修司 (ちくま日本文学 6)寺山修司 (ちくま日本文学 6)感想
競馬の話と同じくらい野球の話も端々に挿入されていて面白かった。毛皮のマリーも収録されている。
読了日:05月20日 著者:寺山 修司
20世紀美術 (ちくま学芸文庫)20世紀美術 (ちくま学芸文庫)感想
19世紀後半の印象派の挑戦とその挫折の説明から始まり、キュビズムなどさまざまな抽象表現を経て戦後の現代アートを含んだ抽象美術までを一つのストーリーで語り下ろす感じ。原著が1965年なのだが1960年代の美術までフォローされている、戦後のフォローも詳しい。現代の美術史をコンパクトに振り返るためにはいい本。
読了日:05月20日 著者:高階 秀爾
無知の涙 (河出文庫―BUNGEI Collection)無知の涙 (河出文庫―BUNGEI Collection)
読了日:05月20日 著者:永山 則夫
ゴーギャンの世界 (講談社文芸文庫)ゴーギャンの世界 (講談社文芸文庫)
読了日:05月20日 著者:福永 武彦
発達障害 (文春新書)発達障害 (文春新書)
読了日:05月21日 著者:岩波 明
睡眠のはなし - 快眠のためのヒント (中公新書)睡眠のはなし - 快眠のためのヒント (中公新書)
読了日:05月21日 著者:内山 真
国境の南、太陽の西 (講談社文庫)国境の南、太陽の西 (講談社文庫)感想
7年ぶりに再読した。人生がそれなりに順調な30代の男が過去の女の幻影に翻弄されるお話、と解釈するのがストレートだとは思う。違う見方をするならば、あまりにも人生が順調なのでいくらか退屈さが漂っていて、そうした退屈さが過去の女との再会というロマンを過剰に求めてしまう心理に繋がっているのだと思う。もちろんそのロマンに頼る事は現在の生活の破綻を意味するので、島本さんのとった行動は合理的なものだったと思う。合理的かつ、主人公にとって優しい行為であるだろう。
読了日:05月23日 著者:村上 春樹
結婚式のメンバー (新潮文庫)結婚式のメンバー (新潮文庫)
読了日:05月23日 著者:カーソン マッカラーズ
死刑囚最後の日 (光文社古典新訳文庫)死刑囚最後の日 (光文社古典新訳文庫)感想
ノンフィクションかエッセイのように見えたが創作ということで、かなり迫力のある文章が最初から最後まで続く。一気に読んだ。
読了日:05月23日 著者:ヴィクトル ユゴー
きょうのできごと、十年後 (河出文庫)きょうのできごと、十年後 (河出文庫)
読了日:05月24日 著者:柴崎友香
抱擁家族 (講談社文芸文庫)抱擁家族 (講談社文芸文庫)
読了日:05月24日 著者:小島 信夫
いまさら翼といわれても (角川文庫)いまさら翼といわれても (角川文庫)
読了日:05月27日 著者:米澤 穂信
在宅無限大: 訪問看護師がみた生と死 (シリーズ ケアをひらく)在宅無限大: 訪問看護師がみた生と死 (シリーズ ケアをひらく)
読了日:05月28日 著者:村上靖彦
美しいこと (講談社文庫)美しいこと (講談社文庫)
読了日:05月29日 著者:木原 音瀬
心理学化する社会 (河出文庫)心理学化する社会 (河出文庫)
読了日:05月29日 著者:斎藤 環
愛と人生 (講談社文庫)愛と人生 (講談社文庫)
読了日:05月30日 著者:滝口 悠生
ナラタージュ (角川文庫)ナラタージュ (角川文庫)
読了日:05月31日 著者:島本 理生

読書メーター
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ