Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

 昨日がゼミの初飲み会でした。先生は今回は諸事情で参加できず、あくまで学生だけの非公式コンパだけどGWで来週はゼミもないし、その前に一回くらい飲もうぜという空気に男女ともなったので、わいわいがやがや飲んでました。まあいちばんがやがやしてたのは間違いなく近くのテニサーw 
 正直男女ともまだ手探りで、まあお互いのことをまだよく分かってないからそれはしょうがないし、逆にその初々しさっていいよねという話にもなったりした。猫をかぶってるわけじゃなくても、最初から自分をガンガン出す人ってなかなかいないよね、と。場を探りながら空気を、というのは日本人らしいんだろうか。
 今日一番面白かったのはみんなの名前の由来のお話。あやうくDQNネームになりそうな人が数人いたとかねw いつの時代にもあるもんだ。
 あと俺がゼミの中で一番酒が弱いということを確認できた。うん、予想通り。今日はゼミ終わってそのあと直接コンパで、空きっ腹に酒を流し込んだので久しぶりにキツかったとも言う。いやまあ、二次会でジンライムを頼んだからかもしれないがw 今度からは自重しよう。さすがにジンライムは一杯目だけでいい、おいしかったけど。

 ひとり飲みが基本なので、こういうふうにわいわい飲むのは久しぶりで、しかもメンバーが固定的でこれから仲良くなっていける、っていうのは単純に楽しみ。サークルじゃないから変なコールもないしね。合宿はまた別かも知れないが。
 このメンバーで2年間一緒っていうのはなかなか悪くないかなあと思います。ガチすぎず、ゆるすぎないいい度合いを保てそう。
 ひとりが言ってたんだけど、うちのゼミは今年から始まった新しいところで先輩もいないし、先生はそれでも放任主義だから「先輩がいないのをいいことになんかするしかないよなー」というお話に。ゼミをどうやって進行していくかが目の前にある関心事でもあるし。
 昨日は先週よりも議論する時間が長くて、後半の流れは楽しかった。少子化についての話をしていて、それがベーシックインカムの話にまでなっていったので。そこに先生が食いついてきたので、また今度この話にもなるんじゃないかな、と。新しい概念だからなかなか口に出すのをはばかられたんだけど、あっさりと言ってしまう幹事長GJということにしておこう。
 なんというか、うちの幹事はできそうな気配を醸し出しつつも面白いのでそれだけでかなり期待してる。

 あと、昨日ではなく先週末にひとり飲みしていたときに同席した人から面白い話を聞いたのでいくつか。
 曰く、「自分の意見を言うのは簡単、人の話を聞くのは難しくて骨が折れる」というお話。人の話を、特に興味はなくても業務的もしくはそれ以外の理由で聞かねばならないときの苦痛はひどいものであると、そういう話だった。
 俺の倍くらい生きている人だからまだここの領域までには達してなくて、ただ単純に同意せざるをえないことでもあった。ある意味言うは易なのかもしれない、とか。
 人の話を聞くということも、まだまだ条件的に俺の場合は少なくて興味のある人の話を追っかけて聞く事が多いから楽しいと思うことが多い。ただ、働き出して、しかもそれなりの立場になった人間にとってはそう簡単なものじゃあない。話を聞くことが仕事、しかもその大半が悩みや愚痴であるカウンセラーという職業は割り切りがないと絶対に無理だろうし、バーテンダーという職業も酒を作る以外の役割がすごく多いからたいへんだろうなあと思う。その中で何か面白いことがあるから仕事をやっていけるんだろうけど、それは例外的なものだよね、とも思うし。

 働いている人が多いから、不景気だからかどうかは分からないけど仕事の愚痴を言う人は多い。愚痴というか悩みというか。まあそれは働き出したら目の前の事情が仕事だから、学生が学校や勉強について不満を吐き出すように、仕事や会社についての不満を吐き出すのだろうと思う。その行為そのものは自然なことで、そういう風に歳をとっていくんだなあ、とは感じた。
 でもまあ、この日のようにたまに「ほえー」と思える話を聞けるから楽しいんだけどね。あとたまたま同席した女の人(年上)と軽く飲んだりね。この日は元駅伝部という人とあれこれ話をしたり。このへんはただの俺得です。相手としては、どういう気持ちで10コくらい年下のガキと話してるんだろう、というのは気になるが。
 その中でも何人かとはメールのやりとりもします。といってもゆるいつながりで、ツイッターに近いなあとも思う。男女年齢問わず、名前を知らなくても「そういえばこの前お会いしましたね、こんばんは」と言えるあたりなんてのはね。東京は基本的に多様性の街だから、どこかに偏ることもないし。ましてや新宿は、日本中から人が集まってくる。だから楽しーんだ。

 そして今日もキャリアセンターのイベントで本田直之の講演を聞いてきた。先週と同じで刺激は受けたし十分面白かった(先週よりはテクニックが多かった気はするがまあ予想通りではある)し、ここから何を自分が編み出せるか、どうこれからの日々を送っていくか。考えないとね。
 あとTBSラジオのこの番組が面白いことも最近知った。切り口が楽しい。


読了
24:『少子社会日本』山田昌弘
25:『街道をゆく 8』司馬遼太郎
26:『Self-Reference Engine』円城塔
 自問自答エンジンはめちゃくちゃ面白かった。こりゃすげえ。新しい形の理系SFミステリーと言ってもいいのかも。そういう意味では瀬名秀明の『BRAIN VALLEY』を読んだときの衝撃に近い。ハイテクでありハイセンスであり、正直ほとんど訳わかんないし、でもなんて楽しいんだろうと。不思議ね。レビュー書きたいけど俺の理解度でどこまで書けるかな・・・。


*楽曲は坂本真綾の楽曲より
揺れる電車の中で聞いてた。「強くない 強さじゃない」と歌う当時弱冠16歳の彼女。だからこそ自分自身と、誰かを感じていたいと思う素直な気持ち。この純粋さ、初々しさって、馬鹿にできるものじゃあないはず。
言いたいことはまあ、坂本真綾を好きすぎることである。生きててよかった、と思う。彼女はそういうシンガー。周りのクリエイターも素晴らしいしね。
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