Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

 ついったやってたらブログを書かなくなる法則もさることながら、今週はテスト地獄のためさらにブログからは遠ざかりました。まだ来週一個あるので完全に春休みというわけではないけど、気分的には春休みですこんばんは。
 週末にちょっと勉強して、明日はバイトで、明後日模解を作り、水曜日にテスト受ければ春休みです。まあ木金土はバイトですがw日曜は待ちに待ったボーマス11。英語のクラスメイトと参戦することが決まりました!3回目にして初めての同伴です。ライヴがあるので最後まで残ることになりそうだし、わいわいと時間をつぶせそうですね。
 まあ最後も気持ちよく乗り切りたいと思っております。

 とりあえずテストを振り返ってみる。
 月曜日はドイツ語。問題発表あったので無難に乗り切る。使ってるの紙の辞書なのになぜかイチ抜けだった。この日はあとの授業受けて終了。4限の英語ディスカッションの授業はとってよかったなーと思う。なかなか積極的に英語を喋る機会っていうのはないしね。それに一クラス10人なので(1人は最後まで来なかったから9人だったが)仲良くなれました。その中の一人とボーマスに行くまでにwまあ彼とは去年必修教科が一緒だったようなのですが。
 火曜日は民法。時効が終わらず特攻。2問選択で1問目は時効だったのでパス。2問目が109条と110条、まあ本人が責任を持つか否か、ってわけですな。まさかの前日復習フラグですよ、ええ。問2の中にさらに似たような事例の問題がふたつあり、まあたぶん同じ答えにはならんのだろうなと思い、区別して論述して提出。先生がテスト後に「まさか同じ答えを書いた人は・・・」と言ったところで結構な数の人がm9してた気がする。乙としか言えない。けどさすがにそれは読みが甘いと思うぞっ。色々問題解説したあとに「まあ、みなさん。グッドラック」一同爆笑wなら単位を、と思ったのは俺だけじゃないはず。わかりやすいかと言われれば授業スピードが速くて大変だったが面白い先生だった。あ、教科書返さんと。まあ、これでとにもかくにも山を越える。

 水曜日は西洋哲学史β、ここもそれなりに書く。バスの中で復習したライプニッツとスピノザがもろ出てくれたわ。以下テスト後の会話。
俺「先生FF13買ったんですか?」
先生「買ってないよ〜、忙しいんだもん。けどあれ評判悪いねー」
俺「みたいですねー。グラフィックだけは映画並という」
先生「ねー。来週ドラクエが出るのは気になる・・・」
俺「ドラクエ6は裏面行ってデータが飛んでやる気なくしました」
先生「笑」
 と言うような会話を繰り広げました。マリオカートとファイナルファンタジーが好きなことで有名な哲学者だそうです。

 木曜日は政治理論史。テスト前に4人ほどで勉強したことを喋りながら整理。ホッブズは垂直的でロックは水平的だよね、とかルソーこいつ結局何が言いたいんだ、お前直接統治とか言いながら共和制だって?みたいな。あれやらこれやら話したあとに出たテスト問題がびっくりするほど自由度の高い問題。ぶっちゃけ、あれは勉強したことを書くテストだったと思う。先生優しすぎ。
 金曜日。日本思想B。何回か書いてるペップ先生のテスト。予想通り普段の講義の3,4倍の人数。後ろのやつらどう考えてもやる気ねーだろ、と。楽勝科目として噂なんですが、テストは結構時間いっぱいだった。50分ちょいかかって終了。最初の問いをクリアできるかどうかが分かれ目だと思う。あれは、授業来てないとまず無理だろうと。ジャンル横断型の良問でした。
 テスト後に「いかに楽勝とかいう噂がいい加減かということを・・・」だそうです。まあこういうこともある。好きな講義だったし、ふつうに出ててよかったわ。テスト後に先生と雑談。話したことは
・京都と東京の違い
 京都は大学生なら博物館無料に入れるのに東京ってないですよねというお話。「確かにないですね。東京は一つじゃないからねえ。時間のあるうちに行っておいたほうがいいよ。週末は混むから平日に行けるのはうらやましい」
・(講義のテーマである)日本人の死生観
 「宗教学も教えてるんですが、伝えたかったのはそれだけが死生観を養ったのではないとうこと。多面的に言いたかった」なるほど。
・音楽
俺「ブログに土岐麻子が好きだと」
先生「確か早稲田出身のはずですよ。文学部だったかな」
俺「マジか(後で確認したら旧一文でした)」
先生「父親がジャズ奏者らしいですね。これからどういう方向にいくのか・・・。他に誰か聞かれるんですか?」
 まさかの逆質問
俺「今日阿部芙蓉美というシンガーのライヴを三軒茶屋に見に行こうと」
先生「あべふゆみ?三軒茶屋、ってグレープフルーツなんとかですか?」
俺「そうです、グレープフルーツムーン」
先生「あそこちょっと場所がわかりにくいですよね。一回行ったことがあるんですが」
 ほえー。こういう展開になるとは思わんかった。博物館は学生の間に色々回りたいね。卒業したらたぶん東京にはいないだろうから。
 阿部芙蓉美はさすがに知ってなかったけど、ライヴハウスを知ってるとは思わなかった。文系の大学の先生は文化的素養がなんとやら、とやつかな。

 というわけで、このあと図書館で本を借りたりしながら、三軒茶屋に行ってきました。出演は幸田大和、阿部芙蓉美、michelle143。1人あたり持ち時間は50分。
 早めについたのでイスに座れました。ライヴハウスで座って見るとは思わんかったなあ。最初の幸田大和はインディーっぽい若い感じのシンガーでした。この時点では人はまばら。
 このあと阿部芙蓉美の出番が近づくたびにわーっと人がなだれ込んできました。撮影している人もいたんだが、あれはどこかのメディアなんだろうな。
 一曲目は洋楽のカバー。ゆったりとした時間の始まり。二曲目の「あたためてやるよ」はミニアルバム収録の曲で、初聴き。声と詞がすごくすごく、官能的である。アコギとピアノだけの静かなライヴなので、阿部のしみいる声がしみわたる。この曲を聴いたあとに「群青」をつなげるのはずるい。「群青」も官能的に思えた。「開け放つ窓」のピアノバージョンで少し雰囲気を落ち着ける。
 後半が本領発揮。ここからはギターは置いてた、はず。「いっそセレナーデ」を歌い上げたあとの「Birthday」がもう死にたくなるほどよかった。こういう静かなライヴには本当に向いてる。もちろんそのあとのコミカルな「止まり木に愛を」もよかったけどね。最後は未発表曲でした!
 最後はmichelle143というシンガー。当然初めてと思いどういうシンガーなのか待ってたら、一曲目が、あれ、俺これ聞いたことあるんじゃね?という曲でした。「Darling Waterbed」という曲なんですが、後で調べたら2002年に全国のFM局でパワープレイを獲得、と公式に書いてたのでたぶんFM香川で聞いたんだろうな。まさかまさか、確かに毎日のように流れるし結構キャッチーな曲ではあったけど、こんなところで再会するとは思わなかった。調べたら2002年からの3年間だけSMEにいて、今はインディーズとのこと。なるほど。可愛いボイスだと思いきや、143センチから発揮される声量にはびっくり。この日を一番”沸かせた”のは間違いなくこの小さなシンガーだと思う。音楽性は阿部芙蓉美のクオリティのあとに聞いたら単調かなとは思うが、「トランポリンガール」や「観覧車」のような曲から等身大の女の子の世界観が伝わってくること、それと場の盛り上げが阿部芙蓉美とは違った意味で面白くて(二人とも個性が強い)楽しかった。「BeatifulLife」と「宝物」はテーマはシンプルだけど、気持ちの伝わる歌声がじんわりしみてくる感じがいい。阿部芙蓉美を見たあとに帰った人が多くて、ミッシェルのときはもう30,40人くらいしかいなかったと思うんだけど、最後まで残った幸福をかみしめてました。
 帰ったあとについったーにつぶやいたら同じライヴハウスにいた人から2人もフォローをもらうなど。ついったーすげえな。二人とも最初からいたようなので、ほんとうにあの40人くらいの中の人なわけで。逆に考えれば、ふだんは遠くにいる人を引き込むライヴの力、そしてついったーの力を知った夜でした。

 一月も終わりますね。

参考までに
阿部芙蓉美公式:http://www.abefuyumi.com/
michelle143公式:http://www.michelle143.com/
 
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