メトロノースファリダット

2009年06月08日

シルクメビウス

 メトロノースの前半の続きがあったようだ。前は規制反対派の記事をリンクしたが、今回は賛成派の記事と反対派のそれに対する反論をリンクする。賛成派が感情論でしかないというのは同感。真っ向から規制に賛成すればそりゃあ感情論にもなるか。

賛成派→「私は田部大輔さんの意見に反対です。 - 松本徹三」
反対派→
「私はずれているでしょうか−田部大輔」

 はっきり言わして頂けば、私自身にとっては、性暴力的な映像やゲームソフトの存在は不快であり、こういうものが自分の周りにいる(私が愛している)中高校生達の目に入る事は、極めて好ましくないと思っています。(松本)

 子供を庇護しようとする大人はそう思うかもしれないが多くの中高生の思春期真っ盛りの男子は不快でも何でもないだろうね。
 多くの中高生男子がそうであるにも関わらず(過剰に影響を受けて犯罪に走るなどという行為が目立つわけでないにも関わらず)この考えは個人的すぎるよ。
 松本氏はこの文章においては的外れの憶測が多い。集会を開けば反対派が多数になるだろう、とか現実に少年少女が被害者になる危険性を増大させますし、とかはゲームをする連中は全員宮崎勤や小林薫のような輩だと思っているんだろうか。2chやらで廃人になってるやつはともかくとして、多くの人はふつーに日常生活を送りながら家に帰って多少の背徳感を味わいながらこそこそゲームをやってるだけだと思う。犯罪に染まらないのは単純に彼らはそれぞれ守りたい日常や社会地位を持っているからだろう。

このような規制の導入の行き着く先は「社会的に望ましくない影響を与えるおそれのある表現行為はすべて禁止すべき」という発想です。こうなってしまうと、殺人や性暴力はおろかそのほかの行為についても規制の対象となるでしょう(つまり、極度に管理されたすばらしい言論や表現のもとで暮らす、すばらしい社会ができあがるわけです)。そこでは、涼宮ハルヒが学校の裏の私有地から笹を失敬する、夜中の学校に不法侵入するといった表現は青少年に悪影響を与える反社会的行為を表現したものとして許容されないでしょう。

 ここまで書いてしまうとさすがに大げさという気がしないでもありません。ただ、規制が団体による自主規制によるものにとどまるのであればまだ笑ってすませられるでしょう(このような規制に賛成できないのであれば脱退も選択肢かもしれませんし、ソフ倫はかつて内輪もめにより脱退する会社が実際に出たように記憶しております)が、わたしはそのような範囲でとどまるとは思っておりません(実際、国家が介入しようとする動きが見られます)
(田部)

 田部さん「笹の葉ラプソディ」見てたのか、ちょwおもしろいたとえだと思うし、そういう流れが垣間見えるのは問題意識を持つ人間としては妥当ですね。田部さんが危惧するのは図書館戦争のような世界なのだろう。わかります。
 もしこうなってしまったら日本を脱出するしかないですね。人権擁護法案が本格議論されてたことにも同じことを思ったが、ネットやゲームという未だ新興的で業界として選挙に票を与える要素のないものに関しては国家の規制のタガが外れやすい。
 ネット上ではあってもライブドアというポータルサイトからロビー活動として言論することには意味があると思うので田部さんにはがんばってほしいね。俺がここで書いてもほとんど票にはつながらないだろうしそもそも俺には選挙権がないし(

 このネット上での小さな騒動がどこまで続くかわからないが、感情論が先行する政策にまともなものはないように思う。感情論は過程をないがしろにしてしまう、というのが一番大きいし正当性が担保されるかどうか(田部さんは最初表現の自由を持ち出していたように、明らかな憲法や法律への抵触がある場合は問題視すべきだろう)も政策過程において本来は議論されるはずだから、過程を無視する政策は危ないのである(政治学とか政策学をやる人はこのあたりはわかると思うし俺よりもっとスマートな説明をされると思うが。実際今回のソフ倫の決定も業界内で一致という名目はあれども発表は突然だったわけだし
 規制する側だけの規制ではなくて、される側にとっての規制が必要で、どこかで妥協点を見いだす必要があり、偏りがあると失敗する可能性が高い。さあどうなるのか。

 話変わって。サッカー日本代表とりあえずおめでとう。当然の通過点であり、まだ何もしていないに等しいんだが形がだいぶ定まってきたのはわかってきた。
 ウズベク戦の日はバイトで、帰りの電車で後半をラジオで聞きながら、さらに前の日とのワンセグの映像を見ながら帰ってきた。実況だけで審判が意味不明なのはよくわかりましたよ。後半は悪い展開でいつもなら失点してもおかしくなかったけど、それを考えたらマシになってきたのか。両国とも長い芝と浮つくボールのせいでミドルの精度が低く結果的に失点につながらなかった、という感じでもあるけどね。
 同じく引き分け以上で南アフリカが決まるオーストラリアは余裕のカタール戦。ほとんど攻めずに0-0であっさり。カタール程度ではオーストラリアは崩せない、って感じでしたね。まあ数的不利でもがんがん前にボールを送ってしまうのは個人技頼みのカタールらしいのか戦術の問題なのか。次の日本戦も同じようにくるなら守るほうとしてはやりやすい気がする。前がかりになったら後ろがあくのでがんがんスペースにとびこんで得点、というシーンを見たいですね。
 サッカーのせいなのかはわからないが土曜日にしては異様に人の入りが少なく、おかげで比較的楽に仕事のできた日でした。 

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burningday at 20:30│Comments(0)TrackBack(0)days 

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