Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

 民主党参議院に議員の蓮舫のブログより抜粋
麻生総理の発言のぶれ、内閣支持率の低下、自民党若手議員からの麻生総理批判、元総理による麻生総理への公然とした批判、そして、財務大臣の辞任。麻生総理と自民党内に山積した様々な問題が次々表面化したために、予算案そのものに対して、あるいは天下り問題などの行財政改革、道路特定財源の名ばかりの一般財源化問題、かんぽの宿に代表される郵政民営化の是非、2年後に行いたいとする消費税増税の是非など、党の先輩や仲間が真摯に取り上げた政治課題は、残念ながら大きく報道されませんでした。

 まったく同感。最近の政治に関する報道は一見した面白さはあれと深みがなくてつまらなかった。政策の議論も何も、郵政発言から始まり麻生がいつ辞めるのか、中川はどうするのか、でもめた2月だったなあと思う。で、結局どうなったの?と思うままに予算が通過。衆院で可決されたら自然成立するので基本的にはこれで終わり、というところも政府側があるのだろう。ある意味深く報道されずに通過してほくそ笑んでいるかも知れない。
 参院ではできるだけ議論に時間を費やしてほしいが、はてさて。民主党以外の野党は民主党に対して欠席しろとか言ってるが、ここで空転しても政局に向かう気がしない。少なくとも予算後じゃないと麻生は解散しないだろうし、なんだかんだ任期満了までひっぱりそうだし。どうなんですかね。

 経済に関しても日銀の打てる手に限りがあるので、大きなことは株の買い取りくらいだろうか。GDPの大幅マイナスが発表されて株が落ち、円が売られ、ドル高ユーロ高が進みつつある中どうなることやら。アメリカではGMが倒産秒読みで、シティは政府管理下ですかそうですか。
 幸福には遠すぎる、と。

 日付変わったので一昨日は植村花菜のライヴでした。表参道FABという小さなライヴハウスで。100人くらいは入ってたかな、というくらいなのでものすごく間近に見ることが出来た。カッコイイ。あのとびっきりの明るさは大好きだ。そして久々に関西弁聞いたよ。学校以外で聞く場所ないからなー。ああ、ミヤネ屋があったか。
 最初のミルクティーのイントロで鳥肌が立つ。長いこと生で聞きたくてたまらなかったこの曲を、3年半越しでようやく聞けるんだという幸福感。そのあとは関西限定シングルから「ありがと。」「BLESS」が続き、4曲目は「Only You」を。最後は「みんなで歌おう!」ということで去年出した「シャララ」で終わり。シャララはライヴ向きだなあと思う。こういう日常系の明るい歌と、植村花菜の明るい声の調和ってCDではちょっと寂しいんだけどライヴではめちゃくちゃ楽しかった。ミルクティーとは逆のベクトルで感動した。ミルクティーは心の奥底が揺さぶられる感じで、シャララは気持ちがどんどんイケイケになる。いやー、いいなあ。「Only You」のあとに持ってこられるのもずるいなあと。
 ラッキーなのは関西限定のシングルを買えたこと。東京で買える唯一の場所じゃないのかと。しかもサイン付きのポスターまでついてきてこれだったら店で買うよりいじゃないかとw関西へ遠征してもいいかなーと思ってたんで旅費が浮いた。さんきゅー。嬉しすぎて昨日5回くらいCD聞いてたよ。

 で、夕べは空の境界第六章、忘却録音。鮮花が活躍しすぎです。あのオープニングはずるいと思います。原作から一番変わった章かな、と。謎解きにしろ、玄霧先生の扱いにしろ(あれは少し扱いが小さすぎるんじゃと思ったが)後半はほとんど違ってた。ただ、分かりやすかったのは鮮花を立てる章であることで、彼女を立てることで幹也と式に対するアングルを作ること、なのだと。今までも第三章とかであるにはあったが微々たるものだったので、最後のほうに来てようやく出番が来ましたね、という感じ。後半のアクションシーンとか製作者遊びすぎだろうとwつくづく空の境界は基本的に一話完結が原則なんだなと思いました。
 でも結局は殺人考察(後)がないと終わらない。矛盾螺旋までならただのセカイ系もどきになっちまうし、式や幹也の存在がまだ物足りない。エンタメならそこでいいんだけど、ミステリとしての深みは最後でようやく、という感じ。これはこれで気持ちいいどんでん返しだし。ただ食人のシーンがあるからあんまり見たくないんだよなあ、そこのところは。予告編で見ちゃったけどあれは第三章のオープニングよりエグいな。

 つか、式と幹也は坂本真綾と鈴村健一なのでルナマリアとシン・アスカなんだ、ガンダムの。そして第七章で出てくる白純里緒は保志総一郎で、ってキラ・ヤマトかよっ。シンとキラが最後に戦うのかよ、と。どうでもいいけど(
 どれくらい時間かけるのかなー。矛盾螺旋ほどにはならんだろうが、ある程度形として欲しいなと。映画として。坂本真綾の演技に期待。

読了
『サウスバウンド』(上下)奥田英朗
今年11,12冊目。これも映画になってたな。
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