Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

 夜更かしの理由は色々。朝帰りとかじゃありません。しっかり自宅で夜更かししています。
 クロノトリガーを買いに行ったときは売り切れていたゼノギアスが入荷されてて購入したものを2時ごろからやっておりました。なんか、一昔前のアニメーションだなあとwぐるぐる回る画面はWA2を思わせますね。ポリゴンも今や懐かしいとしか言えないが当時は相当な技術だったんだろう。10年前。もうそんなに。
 さて、クリスマスですね。このサイトが面白い
 ヤフーでも紹介されてたし、俺はTFMの朝番組クロノスで知ったんだが、曰く某国の軍事衛星を使ってサンタクロースをストーカーしよう!とのこと。うはw今現在バルト海付近にいるらしい。日本にもちゃんと来てます。そりの速さは新幹線の100倍だそうです。どんだけw
 素晴らしいユーモアですね。なんつーか、日本と欧米でのクリスマスのとらえ方、思い入れの違いっていうか。あっちの人たちにとっては聖誕祭だから素晴らしき一日。日本人でそう思うのはクリスチャンくらいで、その他大勢俺含めて本当はまったく関係ないけど、子どものころから楽しみでたまらなかったのは変な話だ。
 彼女がいなくてひがんでるっつーのではないのであしからず。

 で、23日付の朝刊一面だったかな。2013年度からの高校の学習要領改訂について。複素数復活かーとか、統計や確率分布もやるのだね、面白そうだね。数Cはなくなるのか。とかまあここまでは想定内だから別に構わん。
 次がびっくり「英語の授業は英語で行うのを基本とする」What's?正気かい?(朝日の社説はReally?だった。上手いな)
 理由らしい理由を見てると、文法偏重→コミュニケーション能力重視へのシフトらしい。日本語だけじゃなくて英語までコミュニケーション能力かよ、うはw日本語でさえ怪しい日本人に英語でコミュニケーション能力を身につけさせろ、とかいじめとしか思えない。一週間多くて7,8時間の英語の授業だけで英語でコミュニケーションできるなら苦労しない。まったく苦労しない。そんなことができたら日本人は神だと思うよ。
 いやまあそこまでは期待しちゃいないのかもしれないが、そんなことをしてどうなるかをどこまで考えてるのか。英語による英語の授業、っつーのは高校時代に諸事情でちょっと体験していて余計に思うんだけど、それで理解できるのは一つの学校のそれぞれのクラスのごくマイノリティでしかない。つか当時の俺もそれほど理解できてないと思う。それが50分ずっと続くと、空恐ろしい。よっぽどの学校じゃない限り。特に俺の高校のような偏差値からしたら県内でも低いだろうであろう学校の生徒にやらせるのはそれこそ拷問でしかない。多分、そういうことを教師が一番分かってるだろうから、それでも「英語が基本」となって英語で授業をやんなくちゃいけない教師の労を思いやるよ。
 ゆとり世代を生み出したくない気持ちは分からんでもない。官僚たちもよほど自分たちの時代の文法偏重の授業が嫌だったんだろう、とか邪推してみたくなる。確かに退屈ではあるからな。ただ、語学の習得なんてそう簡単なもんじゃない。文法が理解できずに使いこなせるわけがない。現に日本人の文法なんてたいそういい加減なものだ、俺も含めて。地道な努力があって一定水準に達して、そこから留学なりなんなりして英語を喋らざるをえない空間にいて初めて習得する、ってのが王道だろう。国内にいてもできる人はできるだろうが、それも例外だ。洋画を見続けて習得した、って奴も前の英語のクラスでいた。
 っつーか、小学校の英語必修化ももう確定したんだな。なんかこういう国で、こういう体制で将来自分の子どもを学校に通わせたくないんだがね。子どもにとって、学校という場所がそれほど大事なものにならないんじゃないか。どこまで大人は子どもの世界に介入しようというのか。勉強だけじゃなく、やれ遊具が危ないだのやれ夏休み短縮だの。俺が小学生だった時期がいい時期の末期だったんじゃないかな、と思わざるをえない。実際前行ったらなくなってた遊具あったし。俺もあれで大けがしかけたことはあるけど、そういうもんだよ子どもって。ばかげたことしてケガするなんて、あの時期にしかできないことじゃないか。

 政治と経済だけじゃなく、ここまで末路だとは思わない。福祉も空転、この国はどこへ向かう。堕ちるまで堕ちたらあとは楽だ、とも確かに言うけどね。経済はここまで堕ちるのが早いと逆に回復するのも早いのではないか、と思いたくもなるが。

読了
『1997年の金融危機』竹森俊平。
今年53冊目経済学で習った用語がいっぱいでてきて(不確実性、流動性、便益などなど)なかなか興味深く読めた。去年の俺じゃサッパリだろうなあ、というあたりに経済学の面白さも感じる。それと、この時期のことも政経でさらっと流して終わりの部分だから各国がどういう政策をとったか、IMFは何をしていたのか、などを詳しく説明されててそれも面白かったね。不確実性が今も大きな意味を持ってこういう状況を起こしているっつーのは同じだしね。基本的には何か主張があるというよりは、10年前の金融危機のガイド本だと思う。
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