大阪大2007年国語第一問、小林秀雄『考えるヒント』より引用
批評とは人をほめる特殊の技術だ、と言えそうだ。人をけなすのは批評家の持つ一技術ですらなく、批評精神に全く反する精神的態度である、といえそうだ。
ある意味極論?と思ったが文章を読む過程でうなずける。
自分がレビューを書くときもなるべく面白かった点についてとりあげて、そこから展開していこうとするところに当てはまるような気もする。そう書いたほうが確かに気持ちいい。そういう本を読めれば、でもあるんだが。それは言い訳か。
もう一文。
ある対象を批判するとは、それを正しく評価することであり、正しく評価するとは、その在るがままの性質を、積極的に肯定する事であり、そのためには、対象の他の者とは違う特質を明瞭化しなければならず、また、そのためには、分析あるいは限定という手段は必至なのだ。
”正しく評価する”ということはある意味曖昧なんだけど、目的としては非常に大事。特質の明瞭化、は批評する上では基本的姿勢。この文章通りに批評するのはそんな簡単じゃないけどねw
小林秀雄がこの文章を通じてかなりポジティヴな姿勢で批評をしていたんだなあというのが分かりました。それが要約の要素の一つだったしね。
普段から批評に近いものをやっている身としては(はしくれだとしても)面白い文章でした。↑以外にもあーなるほど、と言える文章が多かった。英語もそうだけど、そうやって楽しみながら勉強できたら苦ではないね。
この問題、漢字の書き取りを間違える。要約は、書けていて6,7割。最悪半分程度の内容。最後の一文が完全に抜けていた。特訓せなねー。
阪大っていうことで多少警戒してたけど神大の問題の癖も考えたらむしろ取り組みやすいかも知れない。漢字ーは想定外だったけどね。
要約は楽しいけど、むしろ古文が心配だ。要約の精度ももっと上げなきゃだけどね。
批評とは人をほめる特殊の技術だ、と言えそうだ。人をけなすのは批評家の持つ一技術ですらなく、批評精神に全く反する精神的態度である、といえそうだ。
ある意味極論?と思ったが文章を読む過程でうなずける。
自分がレビューを書くときもなるべく面白かった点についてとりあげて、そこから展開していこうとするところに当てはまるような気もする。そう書いたほうが確かに気持ちいい。そういう本を読めれば、でもあるんだが。それは言い訳か。
もう一文。
ある対象を批判するとは、それを正しく評価することであり、正しく評価するとは、その在るがままの性質を、積極的に肯定する事であり、そのためには、対象の他の者とは違う特質を明瞭化しなければならず、また、そのためには、分析あるいは限定という手段は必至なのだ。
”正しく評価する”ということはある意味曖昧なんだけど、目的としては非常に大事。特質の明瞭化、は批評する上では基本的姿勢。この文章通りに批評するのはそんな簡単じゃないけどねw
小林秀雄がこの文章を通じてかなりポジティヴな姿勢で批評をしていたんだなあというのが分かりました。それが要約の要素の一つだったしね。
普段から批評に近いものをやっている身としては(はしくれだとしても)面白い文章でした。↑以外にもあーなるほど、と言える文章が多かった。英語もそうだけど、そうやって楽しみながら勉強できたら苦ではないね。
この問題、漢字の書き取りを間違える。要約は、書けていて6,7割。最悪半分程度の内容。最後の一文が完全に抜けていた。特訓せなねー。
阪大っていうことで多少警戒してたけど神大の問題の癖も考えたらむしろ取り組みやすいかも知れない。漢字ーは想定外だったけどね。
要約は楽しいけど、むしろ古文が心配だ。要約の精度ももっと上げなきゃだけどね。
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