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日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

2018年03月

 まず、ここでいうワークスタイルは「働き方改革」という意味でのワークスタイルではなく、組織内での個人の仕事のやり方、くらいの意味で受け止めてほしい。
 もうすぐ退職することになる現職での約3年間は、1年目、2年目、3年目で仕事量や裁量が変化するにつれて、あるいは組織内のメンバーが入れ替わるにつれて仕事のやり方を変えざるをえなかった。もっと言えば、誰から指示をされたというよりは意図的に仕事のやり方を試行錯誤してきた3年間だったな、と思う。
 で、なんでこういう記事を書くかというと、素朴にそれをログとして残しておきたいとぼんやりと考えていたからだ。あと、ある人と話をしていたとき、その人も広義のケアワーカー(医療福祉職、くらいの意味合い)であり、俺もまあ広義のケアワーカー(障害福祉施設勤務)であるので、通じる部分もいくらかあるのだろうな、と思いながら話を聞いていたら普段俺がどのように仕事をしているのか、について質問されていたという流れがあり、せっかくなのでまとめるのもアリかな、と思ったのが理由だ。
 よって、タイミングとしてキリがいいころ合いでもあるのでこれまでの自分の仕事ぶりについてまとめてみたい。
 約1年間の書店員時代のことも書こうかなと思ったが長くなりそうなのでそこは省く。書店員を経験して現職で直接役に立っているのは、間違いなく電話対応。

 1年目に意識したことはとにかく仕事を覚えることと、同じミスをなるべく繰り返さないこととひたすらメモすることだった。その上で先輩の仕事のマネをする、あるいは逆をする(反面教師とする)ことを意識していた。できることを増やしてできないことを減らすことをシンプルに意識した。
 研修めいたものはなく(その代わり外部研修には積極的に行かせてもらった)完全にOJTだったこともあって、この本はまあまあ使えた。

入社1年目の教科書
岩瀬 大輔
ダイヤモンド社
2012-09-01


 仕事を覚えることとミスを繰り返さないことは連動してて、結局1年目なのでできなくて当たり前だろうくらいの割り切った気持ちで仕事をしていた。ささいなミスはしょっちゅうあったし、というか元々性格的に凡ミスをしがちだったのだけど、まあそれもそういうものだとほどほどに流していたのでメンタル的にはそれほど病まなかったと思う。仕事のわりに給料の低さにはイライラしたけどまあそれも最初からわかっていたことなので仕方ない。
 仕事を覚えること、についてはマネをする/しないとももちろん連動する。あえて「しない」と書いたのは、入職して1ヶ月くらいたったころにあの人のマネはしたらいかんで、とパートの職員に助言されたからだ。その人はパートではあるが経験があり、バリバリ仕事をこなしていたら「マネはしたらいかん」人は良くも悪くもメリハリのある人で、能力はあるもののだらだらと仕事をしていることも多かった。
 なので「能力はある」部分、単純に言えば身体介助の技術については大いに参考にしたが、声かけやコミュニケーションの部分と、あと仕事のやり方全般についてはマネしないように意識した。後者でマネをしたのはよく引き合いにだすシングルマザーの先輩で、利用者からも人気があり同僚からの信頼の厚い彼女の仕事ぶりは、自分にとっては教科書そのものだった。さっきあげたような本を読んだとしても、いざ実践する際には身近なところにモデルがいるのは大きい。
 この、だれをマネするかしないかはわりと難しいというか、まだ仕事のできない人間にとっては見極めが難しい。だから早い段階で見極めを助言されたのは結果的にはプラスに働いた気がする。
 あとは、汗をかくことをいとわないこと。イビチャ・オシムはかつて代表監督だったときに「水を運ぶ人」を好んでいたと言われているが、水を運ぶ人は基本的に皆から評価が高くなる(その分疲れる)ので、日々のランニングを継続することによって体力を向上させつつ、組織内で一番若手だったこともあってとにかく動いて評価されることを目指した。当初はそもそも仕事ができないので無駄な動きも多かったが、次第に運動量とその質が伴っていったかな、と思う。
 大きなミスとしては、車の運転も下手だったので1年の間に2回自損事故をした。逆にあれ以降大きな事故を起こしたことはないので、まあ意味のある経験だったのかもしれない。そもそもペーパーのまま仕事で車乗り始めたのであれくらいは経験すべきだったのだろう。幸運にもけが人はいなかったので。
 メモはいろいろなアプリを使っていたが、結果的にslackで自分専用のチャンネルを立ち上げて、そこに#workのルームを作ってひたすら投げてるようにした。いまも投げている。

 2年目は引き続き1年目で得た経験の精度を上げる段階で、このあたりからちょっとずつ自分の裁量も増えてきた。1年いたら会社のカレンダーのようなものもだいたいわかってきたので、このあたりはきついが乗り切ったら少し楽になるな、という目途が立てられるようになった。
 2年目の大きな経験は触法障害者の支援に関する研修に参加したことで、保護観察官とか地域定着支援センターの人とかいろいろな人が研修に参加していたが、このあたりの経験も次の仕事への橋渡しになっているなと思う。経験と言えば大げさだが、こういう仕事もあるのか、という自分の認識の幅を広げてくれることになった。このあたりのことは去年受けた面接でも話したことでもある。
 今振り返ると2年目が一番「楽」な時期で、この年だけでアニメ評論系の同人誌に原稿を書きまくっており、合計6本くらい上げたのはそれだけ余暇があったからだと思う。話はそれたが。

 3年目はシングルマザーの先輩の離職もあって仕事量が大幅に増えることになる(ほかにできる人が上司しかいなかったため)のだけど、かといって1人で2人分の仕事をこなすのは完全に無理があるので、いかに仕事を、作業を合理化、効率化していくかという必要があるなと思った。
 なのでとりあえずこの本を読み、事務作業は半分近くの時間を圧縮できたと思う。



 これは別に先輩が仕事をできなかったというわけでは全然なくて、それまでは人員の余裕があったため、合理化へのインセンティブがなかったんだな、とも感じた。機会がなければ合理化はなかなか行われない、という一つの例だろう。
 裁量が増えるのは単にそうなったのではなく、人の出入りとも関連があって、10人程度の小さな組織ゆえか3年で一番下からナンバースリーに上がってしまったので、1年目や2年目のように自分がプレイヤーになるというよりは周囲に的確に指示を出して仕事をやってもらうことのほうが増えた。
 これは自分の仕事量が増えてしまったこととが完全な原因で、もはやプレイヤーをやっている余裕はなくなったのだ、と自覚した。そんなこんなでマネージメントは難しいなあと思いつつ以下の本を参考にした。



 chrojuさんのレビュー記事を読んだあとに買ったので、読んだのは2年目のときかなと思うが、実際に使えるなと思ったのは3年目からだった。HRT(謙虚、尊敬、信頼)という3要素がキーになって話が進んでいく本だが、自分にとって一番重要なのは最初から最後まで信頼だった。
 最初のころは利用者との信頼を、そして次第に同僚たちとの信頼を、といった感じで、ケアワークの宿命はどこまで言っても人間関係で仕事の出来が左右されてしまうところが大きいのだと思う。
 ケアや支援を行うために一緒に仕事をする誰か、それは同僚かもしれないし外部の人間かもしれないが、その際に何らかの形である程度のレベルの信頼関係が構築されていなければ、特定の個人に直接介入していく仕事というのは成り立たないのではないか。そうではなくても、危なっかしくて仕方ないのではないか、と思う。
 もちろんこれとは別にスキルが必要なので、このスキルと人間関係の組み合わせで仕事をするあたりが専門職っぽい要素だよなあといまさらながら感じた。

 以上が3年間のざっとした振り返り。具体的な転職のステップなどは以前書いた記事を参考にしてほしい。
法務省専門職員(人間科学)と自治体福祉職の試験を受けてきたので勉強法をまとめてみる(専門試験編)
2011年の春に考えていたことと、いまだから言えること

 良くも悪くも次の仕事も特定の個人の、わりと大きな部分に介入していく仕事になるだろうという気はしているので、個々のアプローチは大きく変わっていくだろうが、3年間の経験を何らかの形で生かせたら、と思っている。
 とはいえ「経験」が強いバイアスにならないように、いったんリセットしてフレッシュな脳みそで仕事に臨んでいきたい、とも考えている。アラサーだけど社会人枠ではなく新卒枠での採用なので、28歳のオールドルーキーとしてかつてのイチローを参考にしながらがんばっていきたい(目標が高杉内)。


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 坂本真綾のライブに参加するのは2年2ヶ月ぶり5回目、東京以外では3回目になる。というか、最初の2回(武道館、国際フォーラム)以外は仙台、高松、今回の大阪と来ているのですべて地方公演だな、と気づいた。
 過去4回中、武道館と仙台の東京エレクトロンホールの公演はライブレポも書いているので、興味ある人はそちらもどうぞ。

【ライヴレポ】坂本真綾30歳の誕生日会に参加して感じたこと(2010年3月@武道館の公演レポ)
ステージの中心に坂本真綾がいる光景を目撃した(2012年12月@仙台の公演レポ)

 ブログのタイトルにもしているが、20周年イヤーを終えて少し間を空けてからのリスタートだったり、本人の言葉を借りれば「離陸」というのが今回のツアーのテーマだったようで、そこからALL CLEAR、つまり視界良好でいつでも行けるぜ、というワードにもつながっているようだ。
 そのうえで、今回はCCさくら中学編のOPである「CLEAR」を記念してのツアー(だと思う)なのでこの曲とか最初に歌った「プラチナ」あたりをとっかかりとしつつ、アルバムのツアーではないので素朴にいま歌いたい歌、をつめこんだとも言っていた。
 真綾の言葉をもう少し借りると、いままで歌えなかった曲を救済、とかいま私が一番歌いたい曲を持ってきたんでみなさんのご期待にはそえないっす、みたいなノリがとても楽しかった。「思い通りにいかない私を楽しんで」は名言だ。
 『FOLLOW ME』前後は過去最大級のツアーとか20周年のSSAもあってお祭りみたいな感じだったけど、ちょっと間を置いてリスタートする私をよろしくね、ってスタンスもとても好きだ。

 09年のかぜよみツアー以来精力的にライブをやっているもの、根本的に歌うのが楽しいってのがあるのだろう。自分の好きなように組んで見せたセットリストは90年代から未発売の新曲まで、まさに坂本真綾の22年間をぎゅっと凝縮した感じになっており、公演終了後に周囲が今日の選曲についてざわついていたのも、印象に残る。
 だから自然体で楽しく歌ってる真綾が一番かわいくて一番かっこいいよな、と思いながら歌を聞いていた。多幸感ってやつかなと。季節柄「カザミドリ」やんねーかなと思ってたんですがなかなかいいところに持ってきてくれてとても楽しかった。カップリングとして最新曲でもある「レコード」も、この季節(冬から春への変わり時)にとてもいい。心地よいメロディが、意外とライブの空間には合っている。
 他選曲でいうと、「約束はいらない」はなかった(先日の台湾公演ではやっていたらしい)が「光の中へ」と「指輪」をかましてくるというエスカフローネ以来の真綾オタクには最高だったのではと思う。あとたぶん「ヘミソフィア」と「tune
the rainbow」を同時にやったのも武道館以来な気がするのでラーゼフォンオタクもうれしい。 
 新しいところで言えば「逆光」から「色彩」へとつなげてさらにそこから怒涛のメドレーへ流れこんでいくあたりもかなりぜいたくで、FGOオタクだけではないアニオタのテンションをガンガン乗せていったこの展開は、明らかにまあ「狙っている」とは言えお見事だった。

 MCについて。
 最初のMCではリスタートや離陸について。なつかしい曲もたくさんあるよ、と声をかけて観客にご挨拶。2度目のMCではここからはゆったりモード、座ってどうぞ、眠ってもいいよ、私の歌は人を寝かせるのうまいよ(観客笑)という感じで、「ヘミソフィア」の前まで。
 衣装替えタイムをはさんで「ヘミソフィア」から「ロマーシカ」まで(記憶がややあいまいだが)確か一気にいってたと思う。
 MC4ではデビューして今日までのこと、今日のライブ全般的なこと、CCさくらをきっかけに私のことを知ってくれた人の多さをいまでも感じること。ラジオでもよく話しているが、CCさくらきっかけで真綾を知る→業界に入って真綾と仕事をする→真綾にCCさくらから入りました〜と伝える、ということがわりとあるらしい。
 単純に、この業界にいる人ならば真綾のことを知っている人は相当多いだろう。若手声優の目標にしばしば名前が挙がるくらいだし、22年というのは世代が一巡するくらいの重みもある。あるが、彼女自身は重さをあまり感じてはいなさそうで、ただ20周年のときはいろいろお祭り感が、と語っており、いまのように自分のペースで好きな歌を歌えるという環境が気に入っているようだ。
 もちろんそんな真綾が最高にかわいい、というお話で。

 アンコールに入って「カザミドリ」が聞けてうれしかったのはさっきにも書いたが、ここのMCで3.11の話もはさんでいた。当時はYCCMツアーをやっていて福岡にいたこと(3月の東京公演は延期になるなどしたはず)、そのことによって直接的に大きな地震を体験してはいないということ、そのうえで今まで続けてきたチャリティーポストカードの意味を改めて伝えていた。
 関西だったか大阪と言っていたかは忘れていたが、みなさんは以前に大きな地震を経験されていますよね、だからすでにいろいろなことをしてきたことかと思います、と話していたのも印象的だった。東京の人にとって阪神大震災は平成史の一部ではあるだろうがいまとなっては過去の一幕にすぎないとも思っていたので、3.11と1995年のことを間接的につなげる配慮はうまいな、と思いながら聞いていた。

 まあそんなこんなで、一言でいえば「いま」の坂本真綾を体感できる多幸感と、まだまだアクティブな彼女に対する期待感、そして彼女の持つ幅の広さのようなものを実感できた素敵なライブだった。
 ちょうど10歳年上で、こういう人のように生きたいと思っている一人なのだけど、これからも安心してそう思えるし、思い続けていこうと思う。私の推しは最高にかわいくてかっこいいのだと主張しながら。
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 今月で現職を退職して来月から転職することになるのだが、久しぶりに就活的なものをするのは(しかもフルタイムで働きながら)なかなかつらいものがあったというか、いかに自分が就活が苦手なのかを改めて確認したのでしばらくしたくないという気持ちがとても強い。
 のだけど、せっかくなので以前就活をしていたとき、つまりそれはもう7年前にさかのぼってしまうのだけれど、そのときのことを少し振り返ってみたくなった。
 たまたまだけど、これまたひらりささんの次の記事を読んだこともひとつのきっかけ。

2度転職したアラサーオタクOLが考える、就活で気をつけるべきたった一つのこと

 これを読んで考えたこともいくつかあるが、この記事に言及するというよりは今回は自分自身の過去のことをあくまで振り返っていまに当てはめてみたいと思う。

 2011年の3月10日に書いた記事がある。震災の前日にこういうことを考えていたのか、といまになって思うし、もちろん震災が来るなんて想像はまったくしていないのだけれど、まわりと同じように就活をするのはなんか違う、というもやもやを抱えていたのは覚えている。
 そしてこの時点で、記事の中ではぼやかしているが院進のことを決めていたんだろうなと思う。まあ院進には成功するが修士になってから苦戦するというのはまた別の話なのでここでは詳しく書かないけれども、何らかの形で決断することを当時は重視していたんだなと思う。
 あとまあ、学部の就活の時点では「学生時代にがんばったこと」という大それたものはさほどなかった。年間100冊本を読んだとかボカロのCDを数百枚持っていますとかそういうのはあるとしても、普通に就活しててアピールするには弱いな、と思っていたので(まあもっと掘れば何かあったかもしれないが)修士に進んでこれをやりました、という明確な何かを欲しがっていたのかもしれないと思う。
 ただ文系の修士卒が文系の学部卒より就職率が悪いことも知っていたし、行ってしまえばもう戻れない修羅の道、は言い過ぎだとしてもそこそこのギャンブルだとは思っていた。とはいえ競馬よろしくギャンブルは嫌いではないし、人生とはそもそもギャンブルみたいなものだ、という楽観的な考えだったなと思う。


 これが間違いか正解かはさほど重要ではないと思っていて、今回の転職にも通じるんだけれど、自分になにができてなにができないかなんていうのは案外わからないものだなということ。それと、結局のところ興味のある分野でなければ自分は仕事をしたくないんだな、というのはよくわかっていたということだ。
 前者については現職の障害福祉施設での勤務でいろいろ得たものでもあるけれど、そもそも政治学を専攻して社会保障政策に関心があり、特に医療政策と介護保険について、みたいな学生時代から障害福祉の現場へ、というのはギャップがあるように見えるだろうか。
 実際、学歴を明かすと香川の人はみな驚いていた。ただ興味のあるかないか、という意味では一貫していて、学生時代の友人に現職のことを話しても驚かれるよりはなるほどね、みたいな反応が多かったのは、自分に対しての面白い印象のギャップだったなと思う。
 つまり新しく出会う人は自分のことをよく知っているわけではないのは当然で、学歴とか年齢のようなわかりやすいもので判断しようとする。それはそれで別にいいのだけれど、自分自身が考えていることはもっと別のところにある、と思いながら仕事をしたほうがいいと思ったし、もっと言えばそうでなければ単なる低賃金労働に甘んじてしまうな、という思いも強く持っていた。
 なのでこの分野で修業しつつも長くい続けることは経済的に難しい→いずれ転職を、とは最初から頭にあったのだ。

 その意味では、いまの現状はさほど間違ってはいない。これもまた正解とは言えないし、いまやるべきことが何なのかは正直なところよくわからない。とりあえず仕事に慣れるのが一番、だとは思うが。
 7年前のことを振り返ってみて、そしてこれまでのさほど長くない社会人経験を経て思うのは、自分の選択が常に正解だという保証なんてないわけだが、でも「間違っていない」状態にすることは可能だということだ。ここには自分の学歴とか年齢という要素も現時点ではプラスに働いてくるだろう。まだ選べるうちに、という意味で。
 
 俺も全然新卒就活をやりきってない、というかほとんどやってないようなものなのだが、2011年に考えていたようなまわりとは違う方法でなんとかサバイブしてきたので、これから就活するぞって大学生も、下手な常識にとらわれずに自分の道を生きていってほしい。
 と言えるほど俺が全然上手な生き方はできていないが、まあそれもまた人生、ということでなにとぞ。これが数少ない、自分の生き方の肯定なのだと思う。というか、肯定できるように自分の人生を動かせていくことに意味があるというか。
 とりあえず4月からもがんばります、の前に残り少ない現職と引っ越しをまずがんばりたい・・・です。
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 資産運用をはじめるにあたって昨年からいろいろな投資ブロガーの記事を読んでいるとみなさん定期的にまとめ記事を作っていてすごいな、マメだな、と思ったので真似してみた。(でなければブログも投資も続かないのかもしれない)
 タイトルに2月のまとめと書いているが、3月1日朝時点でのログをとっているわけではなくて、いま手元にある情報をもとに作成しておりますのでそのへんはご了承ください。


【SBI証券】
国内ETF:¥115,531
投資信託:¥47,151.79

(つみたてNISA含む)

【ロボアドバイザー】
※ドル円=106.68で計算
Wealthnavi:¥439,893($4,123.48)
THEO:¥219,407($2,056.68)


TOTAL:¥821,982.79
(現預金のぞく)



 まとめは以上です。グーグルスプレッドシートにもうちょい細かく記録しているので公開用はおおざっぱですがとりあえず現時点でこんな感じ。
 以下感想。

 順番が前後しますがロボアドについて。
 1月まではウェルスナビもテオも順調に増えており、数百ドル規模のプラスになっていた時期もあったのですごいなー順調だなーと思っていたわけですが数回にわたる大きな下落によるダメージをそこそこ受けている、という感じ。
 ただまあこういう局面は長い目で見ていると当然あることなので、うろたえることなく淡々にいくしかない。ネットを見ているとAIなのにどういうことだ、みたいな人もいるがいくらAIががんばってもウェルスナビもテオも基本的にはパッシブなので市場の動きには勝てません。手数料にぐだぐだ言うのは自由だがそのへんはちゃんと押さえておくべき。

参考、というか備忘録がてら以下のリンクを。
こんなときこそ「長期・積立・分散」に立ち返りましょう(2018/2/5 Wealthnavi)
市場が急落!?そのときTHEOは?(2018/2/25)

 次にSBIの口座のほうですが特定口座でETFの買い付けをはじめました。
 ロボアドが完全に海外重視になっているので、SBIの口座ではなるべく国内指標のETF(いまのところTOPIXとJPX400中心)を買っている。ブラックロックのETFは1単位で買えるところが多いのでそこを積み立てたり、MAXISシリーズをいくつか買ったりしてみた。
 ブラックロックのiSharesシリーズは昨年秋にいくつか上場廃止されていてつらぽよだがそのかわりに新しいラインナップも出てきており、一番多く保有しているのが1655のiSharesS&P500。やや高値のときに買ってしまったのでマイナスだけど。
 あと株式ばかりになるのもあれかな、と思って少額REIT ETFも買ったりしている。あとは債券ETFを買えばバランスはよくなるかな。
 ETFは大きな2月前半の騰落のあとに買ったものが多いので、2月下旬には一時プラスになっていた。しかし3月に入っての下落で再びマイナスに転じております。
 まあこっちもロボアドと一緒で(こちらは手動だが)自分のポートフォリオを見たりETF自体の取引の動向を見ながらコツコツ買い増ししていくしかない。し、相場が下がったときに多めに買えるほどの余力があればなおいいかな、というところ。しかし買いすぎて現金を減らしすぎてもつらいのでほどほどにしようと思いました、はい。

 投資信託に関しては完全につみたてでやっているのでちらほら見ているけどほぼほったらかしです。買い付け余力が4ケタになるたびに適当に入金している。なので特にコメントはなし。
 ただ、もうすぐeMAXIS slimの新作がくるらしいという情報がある(公式ではまだ)なのでこれを組みこむかどうかを考えたい。つみたてNISAにも遠からず入ってきそうだし。

 こんな感じでその時々の市場の動向メモ的なものと一緒に現資産こんな感じっすよ、というのを残していけたらと思う。あととりあえず誰かトランプに保護貿易の無益さを説明してほしい。「俺の考えた最強の貿易」はみんなが嫌いな貿易なんだよな、という話をね。
 まあしかしそれは無理だと思うので相場が下がったなか3月もコツコツETFを買っていきたい所存。個別株はまだ買いません。(分配金利回りとか優待とか貸し株とか、いろいろと勉強はしている)
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 2ヶ月で12冊なのでかなり少ない部類。
 思った以上に読書に割く時間と余力がなかった二か月で、その結果かなりストレスフルになるということがわかった(寝つきが悪い、日中イライラするなど)ので、今月はワークリードバランスを心がけていきたい所存。

 数が少ない中でも読んだものには当たりが多くて、それはほんとうに救いになった。

1月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1566
ナイス数:17

アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者感想
ビットコイン祭りに乗っている人や本が多い中冷静にビットコインをはじめとする仮想通貨の現状と未来をとらえつつ、ビットコインがきっかけになって生まれたブロックチェーン技術の発展に期待を持つ一冊。ビットコインの構造からして先行きが悲観的なことが多々語られ、投機になってしまった以上通貨としては使えないとバッサリ。ブロックチェーンについては送金などの金融分野から始まり、医療や投票など他の分野への波及も期待。XRPを生んだリップル社が大きなステークホルダーかも。
読了日:01月01日 著者:中島 真志
迷子たちの街迷子たちの街
読了日:01月07日 著者:パトリック・モディアノ
引き裂かれた自己: 狂気の現象学 (ちくま学芸文庫)引き裂かれた自己: 狂気の現象学 (ちくま学芸文庫)
読了日:01月12日 著者:R.D. レイン
ユートロニカのこちら側 (ハヤカワ文庫JA)ユートロニカのこちら側 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:01月12日 著者:小川 哲
おらおらでひとりいぐもおらおらでひとりいぐも
読了日:01月17日 著者:若竹千佐子
死体展覧会 (エクス・リブリス)死体展覧会 (エクス・リブリス)
読了日:01月17日 著者:ハサン・ブラーシム

読書メーター



2月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1875
ナイス数:8

魔女 (創元推理文庫)魔女 (創元推理文庫)
読了日:02月28日 著者:樋口 有介
平成デモクラシー史 (ちくま新書)平成デモクラシー史 (ちくま新書)
読了日:02月28日 著者:清水 真人
オトコのカラダはキモチいい (角川文庫)オトコのカラダはキモチいい (角川文庫)
読了日:02月28日 著者:二村 ヒトシ,岡田 育,金田 淳子
遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)
読了日:02月28日 著者:カズオ イシグロ
こころの病に挑んだ知の巨人 (ちくま新書)こころの病に挑んだ知の巨人 (ちくま新書)
読了日:02月28日 著者:山竹 伸二
海外ETFとREITで始める インカムゲイン投資の教科書海外ETFとREITで始める インカムゲイン投資の教科書感想
REITの説明は後半で、まずはサブプライムやリーマン前後の金融の動向や債券や為替の市場についての解説がはさまれる。これらを踏まえたうえでREITと一般の不動産投資の違いや、REITでインカムゲインを得るならどうするの、世界のREIT市場は、という感じの本なので、REITについてだけを学ぶなら手薄だがマーケットの流れやそれぞれの資産の特性や利回りのポイントなどをおさえているあたりは良心的かも。FXのあたりや最後の海外証券会社を使おうのあたりはかなり上級者向けな気がするのでとばして読んだ。
読了日:02月28日 著者:玉川陽介

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