Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

2016年09月

2016年の新海誠がはじまった場所として ――『雲のむこう、約束の場所』(2004年)

 一番最初に見た新海作品が『秒速5センチメートル』で、確か大学一年の冬だったと思う。大学から馬場歩きをする途中のTSUTAYA高田馬場店のアニメコーナーでプッシュされていたから手をとった、くらいの動機で今回レビューする『雲のむこう、約束の場所』や『ほしのこえ …
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手は届く距離にあるのか ――『言の葉の庭』(2013年)

 『星を追う子ども』で少しレトロな香りのするジュブナイル風ファンタジーへとジャンプした新海誠。そのジャンプが必ずしもすべてうまくいったわけではないが、あれから5年経ち『君の名は。』という新たなジャンプへとつなげるためには重要なステップだったであろうこと …
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呪いから祝福へ、あるいは生きている者にとっての死 ――『星を追う子ども』(2011年)

 ニコ生の特番だったかなにかはちょっと具体的に忘れてしまったが、『君の名は。』に至る前に『星を追う子ども』でジャンプをしたことが生きた、と新海自身が語っていた。『君の名は。』のレビュー記事で『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』との関連や影響は指摘し …
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大きなものにまっすぐ立ち向かっていく ――『君の名は。』(2016年)

 新海誠の新境地というか、これまでとは違う、という反応を目にするたびにどれくらい違っているのかということはこれまでの作品をほぼすべて(NHKでかつて放映されていた短編作品にも目を通している)見てきた者からすると大いに気になった。ただ、その前に、本編に入る …
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