2013年01月

2013年01月22日

2012年12月の読了本と2012年に読んだ本まとめ

2012年の読書メーター
読んだ本の数:94冊
読んだページ数:24503ページ
ナイス:259ナイス
感想・レビュー:67件
月間平均冊数:7.8冊
月間平均ページ:2042ページ

・読書メーターには載せていないが読み切った本
(商業)
綿矢りさ『ひらいて』(4月)
松家久之『火山のふもとで』(6月)
米澤穂信『さよなら妖精』『ふたりの距離の概算』(9月)
(同人)
ガール社『girl! vol.02』(5月)
インターネットがつがつ『インターネットひそひそ』(5月)
『楽』vol.03,04(12月)
『Rhetorica』vol.01(12月)

2012年通算:103冊
(綿矢、松家はいずれも掲載誌で読了したがのちに単行本化されたため1冊としてカウントしている)

12月


BEATLESSBEATLESS感想
年内最後の本として読み始め紅白を耳にしながら読了。SFとライトノベルを両立する作家は何人かいるがどちらから読んでも圧倒的なクオリティと描かれる個性の魅力に舌を巻かずにはいられない。年の瀬にいい読書ができてよかった、今年のベスト3には入る。いつか2クールかけてアニメ化してほしいな。
読了日:12月31日 著者:長谷 敏司
それから (岩波文庫)それから (岩波文庫)感想
いまでいう高学歴ニート、当時だと高等遊民の生活の描写が主。こじれていく友人関係、父との確執などはいま読んでもじわじわくる。
読了日:12月29日 著者:夏目 漱石
馬たちよ、それでも光は無垢で馬たちよ、それでも光は無垢で感想
仙台から福島に向かう電車の中で読んだ。ああ、古川さんだなあと思いながら。
読了日:12月25日 著者:古川 日出男
もうダマされないための経済学講義 (光文社新書)もうダマされないための経済学講義 (光文社新書)
読了日:12月21日 著者:若田部 昌澄
わたしがいなかった街でわたしがいなかった街で
読了日:12月18日 著者:柴崎 友香
華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA)華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA)感想
わりと軟着陸かな、という印象だがど派手すぎないのは上田さんらしさでもるかな。登場人物や独特な用語が多いので今度読むときはメモとりながら読みたい。
読了日:12月17日 著者:上田 早夕里
大阪―大都市は国家を超えるか (中公新書)大阪―大都市は国家を超えるか (中公新書)
読了日:12月17日 著者:砂原 庸介
ローマ法案内―現代の法律家のためにローマ法案内―現代の法律家のために感想
読書会で所有権を扱ったので読んだがかなり難解で文章も読みやすいとは言えない。民法そのものはいくらか勉強したので知識はあったがそれもまた別の話。読書会で議論しながら読み、ようやくおぼろげながらつかめたという感じ。
読了日:12月13日 著者:木庭 顕
光待つ場所へ光待つ場所へ感想
悪くはない。悪くはないが、自分が大学生ということもあっていくらか面白く読めた清水あやめの登場する最初のお話以外はさほど強い印象が残らなかった。
読了日:12月12日 著者:辻村 深月



9月〜11月
8月
7月
6月
5月
4月
1〜3月

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2013年01月13日

ステージの中心に坂本真綾がいる光景を目撃した

 そもそもバンドセットをライブで組んでいる以上、中心にボーカルがいるのは当たり前じゃんと言われそうだがそんなことは当たり前なのでもちろんそういうことを言いたいのではない。バンドは音楽を奏でる楽器の人たちとボーカルがあって両方で成り立つものだから、どちらかが主役というわけでもないのだろうと思う。とはいえ、歌に乗せて歌う以上、一番真ん中の存在をわたしたちは目撃するし、そもそもわたしたちは一番真ん中にいる存在を見るために会場に足を運んでいるのだ。
 一番真ん中に立っている存在と、周りを囲むメンバーはライブのために結成されている。だから目の前にいる人たちすべてをひとくくりにして語ることはできないのかもしれない。

 言いたいことはこれから書くので前置きはまあそんなところにしておこうか。
 端的に言えば、ミツバチツアーでの坂本真綾はほんとうに中心が似合った。他の声優やアニソンシンガーに同じことができるかというと、簡単ではないのではなかろうか。それは、2009年1月のかぜよみツアー以降、毎年のようにライブを行い、ツアーの数もその度に増やすという約4年間の道筋がなければ達成されなかったことのように思える。
 特に、バンドメンバーをほとんどそのまま引き継いだYou can't catche meツアーの経験が、彼女をこのバンドの中心として機能させているのはほぼ間違いないだろう。もはや定番になったGet No Satisfaction!からマジックナンバーへの流れは、作曲者である北川勝利がいるからこそ輝いている。この曲を演じるときに彼がいない状況を、簡単には想像できない。もちろん演奏することは可能ではあるだろうけれど、ステージの輝きは違っているはずだ。

 まあこれは主観的な感覚が多分に多いのでうなずいてもらっても反論してもらってもどちらでもかまわないのだけど、坂本真綾自身がMCのなかでYou can't cathce meツアーについて言及することが何回かあったように思う。バンドメンバーを引き継いでいることやその他メンバーについてのあれこれについてもしっかり言及していたし、それは即席のバンドメンバーではこういうMCはなかなかできない。重ねた時間の重みは何らかの形で彼女のなかにもこもっている。
 見た会場が会場だったせいもあるが、ツアーをすることの楽しさについても彼女はふんだんに語っていた。新しいことへの挑戦や、そのことによって増える仕事量をいとわない彼女はある意味社畜めいているともいえる。が、そのことは彼女はおそらく歌手としてのプロフェッショナルを至高しているんだろうということの証左ともいえるし、バンドとしてステージの真ん中に立つというのも、ひとつの「演じること」ではあるのだろう。声優から始まり舞台女優として羽ばたいている彼女にとっての、もうひとつのステージで。

 だからこそ、もっとも新しい彼女を、数十センチという至近距離で相対した夜の日のことを、できるだけ忘れたくないと思う。一生忘れない、キリッ、みたいなかっこいいことは言わないが、ステージの上でも、間近で見てもやっぱりそれほど大きくない彼女の体からたくさんのものが繰り出されていることに、感動せずにはいられなかった、その瞬間のことを。

 この選択をとらざるをえなかった、と語った彼女にとっての2005年の重みは彼女にしか分からない。それでも、その選択をしたからこそ彼女が手にしている未来に、彼女は後悔などしていないだろうと思う。そんな、すばらしい瞬間だった。



 彼女にとっての”第2のデビュー曲”である「ループ」を改めて聴き直すと、様々な楽器の奏でるその壮大なイントロは明るい未来を十分に予感しているようでもある。

  
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 だいぶ日は経ってしまったが、あけましておめでとうございます。本年もどうかよろしく。
 年末の某所で見た坂本真綾のライブに、予想以上に感動してしまったアカウントがこちらです。いままでもすごい、と思うことはあったけど感動したのは今回が初めてだった。なんでなのかは文章がうさんくさくなっているように、はっきりとは分からないんだけどね。光の演出がすごくて、そこで見とれてしまったというのはあるかもしれない。トライアングラーの演出とか、ライブハウスっぽかったもん。
 ややセンチめいたことを書くと、自分に絶望したり何もかもがいやになることがあったとしても、あの人が同じ時代に同じ世界を生きている、という感慨が何ものにも代えがたい救いになるときもある。そこまでのことは感じてはいないがそれでも、彼女が目の前のステージに立っているということを目撃できて、ほんとうによかったと心から思っている。
 なのでライブレポという形式はあえてとらずに、衝動的に感じたことを書きなぐってみた。いろいろ文章が変なところもあって読みづらいと思うが、俺個人が書きたいことを書いた、ということで独善的によろしく。なんていうか、感情が揺さぶられっぱなしだったのでなかなか冷静には振り返れないですね。
 とはいえ、2011年12月のin the silence公演に参加できていない(映像は見たが)ことが、このライブの個人的な評価を上げている可能性はある。in the silenceでの坂本真綾を目撃していたら、また違った見方があっただろうとは思うから。「誓い」がほんとうにもう、映像で見てもすばらしすぎてすばらしすぎて。なんであんな表情ができるんだ彼女は、と。

 あまり感動しっぱなしというか、感情の振れ幅が大きいのは楽ではなかったりもするが、今年も限られた時間のなかで何かに触れ、何かを目の当たりにして、感動する瞬間がひとつでも多ければいいな、と素朴に願っているよ。
 そんなふうにして今年も生きていくし、今もこうして生きている。僕はこのまま、このまま・・・

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burningday at 21:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)music