はい、先週末で夏休みが終わりました。忙しく動き回った8月に比べ、9月は穏やかに過ぎていきました。というか穏やかすぎた気がしていて反省する点もいくつかありますが。ゼミ合宿前後に夏バテのような感覚に悩まされたり、今も多少体が怠かったりするので始末があまりよろしくない。
そんな感じで後期始まりましたー。初日をなんとかクリアし、膨大な本と一緒に帰宅。なんでマルドゥック・スクランブルが単行本で刊行されてるのか分かりませんがとりあえず映画が楽しみです。大幅改稿という言葉に負けて買ってきましたごめんなさい。
とりあえず8/18以降を箇条書きでまとめます。思いつく限り。
【August】
・高校の某友人と再会して東京散歩→歌舞伎町で呑む。変わってないところと変わっているところが以前会ったときよりはっきりした。より女らしくなったかな、と思ったらそうじゃないところのほうが多かったりよく分からないが相変わらず彼女は面白い。
・25日に東大サンデルオフ。落選したので安田講堂には行けなかったがOezyさんなどとコーヒー飲みながら歓談したりサイゼリヤで12人くらいで押しかけたりそのうちの半分でオールで飲んだりさらにカラオケしたりして別れる。
春先からスカイプ討論会という団体(のようなもの)の人たちと関わりがあって、そこからニコ生でgouyokuさんなどと知り合い、色々あってこの東大オフでは色んな人が来てました。まあ詳しくというかはっきりした所属なるものがあるようなないような分からない人たちも含めて繋がりがあるんだからみんなで喋ったり飲んだりしようぜ、というオフ会でした。バイトが一緒のしおんさんも来てたし。サンデルの話をしたのはサイゼリヤ後の飲み会からでした、ね。そういえば。
・早稲田松竹でOezyさんとハートロッカー鑑賞。大事なシーンをうたた寝で見逃すというアホ展開になりながらも、映画は一本芯が通った、やや単調なシーンがありながらも戦場の最前線で日々戦うということ、またその葛藤や人間性をまっすぐにとらえた良作でした。壮大なカタルシスがあるというわけではないが、オスカーは納得。
・gouyokuさんとカラオケオフ。5時間耐久でした。シャウトかっけえす。その後つぐみさんと合流してカレー屋へ。量がちと多かったがうまうま。彼とつぐみさんの話を脇で聞いてたら研究者志望の人たちがどういうことを考えて日々過ごしているかということが少し覗けた。そのあと軽くお酒も。この日は色々話しましたね。
・ランニングしたら足をくじいてしばらく痛くて走れなかったorz
・古川日出男は旅先に持ち歩きたい作家
【September】
・Kanon24話完走。美坂姉妹が好きです。美坂香里がクラスメイトだったら出会って3日くらいで告白してしまいかねないけど、たぶん3秒で振られるでしょうね。栞ルートの最終話と舞ルートの最終話が好きです。舞が感情を吐露したシーンはちょっとどころじゃないくらい画面に釘づけになったな。
・ゼミ合宿のためのレジュメ作成
・しばらくの夏バテ
・カントを読む
・布川日佐史が面白いことを書いてた。ゼミの先生が言ってた「制度改革ではなく制度運用が大事ではないのか」ということを生活保護を事例に分析していた論文が面白かった。
・ゼミ合宿(9/16-18)アイヤー
・新宿でBBQ。4カ国語を操る台湾人と英語で話すなど。あと、いつのまにかキャバ嬢と喋っていたということに気づくなど。アニメの話をしたこととおみやげをもらったことと、あと何かしたか忘れたけどとりあえず超美人だったのはよく覚えてる。前にも1回会ってるんだけどね。
・何日か戸山図書館通いをする。ソファー気持ちイイ〜♪新聞各紙が1回ソファー横にあるというのはいいロケーションですね。
・寮の風呂場で中国人3人と異文化交流。内1人が早稲田政経の院とか身内すぎw ちなみに尖閣諸島問題まっただ中でした。とりあえず、民間交流は大事ですよ。色々とね。
・辻村深月は確実に上手くなってる。中田永一は一家に一人いて欲しい。文月悠光の文章の醸し出す妖艶さは素晴らしい。
・今度は別の高校時代の友人ちひろ氏と電話会談。明るくて元気なところが変わってないな、話してたらこっちまで元気がでるもんな、不思議だ。アンニュイなときとの差がすごく激しかった彼女ですが、今は多少落ち着いたかな?彼女は彼女なりに未来を見据えてますね、負けないようにガンバロ。
・会計おもしれえ。
こんな感じ?まあさすがに全部が全部書ききれるわけではないので、手元にメモがある範囲だけど。
8月は活動的に、9月はいかに引きこもってたかが分かりますね。もっと本読みたかったしもっと勉強もしたかったんだけど(資格的な意味で)なんていうか、だらだらやることに価値が全然ないのが改めて分かって、それは結局休みを休んでしまったんだな、ということに気づくことでもある。
夏バテのような症状(食欲不振など)が出てちょっとやる気が失せてアニメしか見なかった時期があったりしたんだけど、あくまでも一時的な逃避ならば悪くはないが、限られた時間をもっとうまく使いたかったな、と思う。自分がまだまだ弱いということを実感した夏でもあった。
ただ、楽しかったのはほんとうに色んな人と会って話ができたこと。東京で、地元で、旅先で。俺自身はゼミ以外所属があるわけでもなく、関心嗜好もけっこうふわふわしていて可能な限り首をつっこんだ、という感じだったんだが、そこで出会う人たちはほんとうに面白い人が多くて楽しかった。ああだこうだと議論っぽい話をしたり、相手のことを知ろうと訪ねてみたり、自分が相手に何を伝えたいのかを考えたり、それがいつの間にか自分を相対化していることに気づいた、これもまあぼんやりなんだけどね。
これは面白いけどそれだけだな、とかあれはもっと深く関わっていきたいな、とか。特定の人じゃなくて分野に関して。どうしても東京にいると東京中心の見方に慣れてしまっているところがあって、それが旅先やオフ会や、外国人との会話で自分の了見がどんどん狭くなって言ってることに気づくことができたのはほんとうに良かったと思う。東京は東京であり、全てではないのでね。
多くの大学3年生のスケジュールがそうであるように10月から本格的に就活が始まっていく中で、この夏は自分を見つめ直す良い機会だったんだな、と気づいた。良くも悪くもね。改善点はまだまだあるし、体力ねーなーというのも長年の課題が露呈しただけだし。
夏休み前の目標であった「会いたい人には会いに行く」ということはおおかた達成できた。ただ、勉強面が不十分すぎで、これからしばらくまたひきこもる日々に。昔からのテスト前の詰め込み癖なんですかね、でももうそろそろ直したいよね、そういう単純なことは。
と、ざっくり書くとこんな感じ。一部かなりざっくりというか、ぼかしたところもあるけど、まあ色々あったね、で済ますには勿体ない夏だったと思います。良くも悪くも、これを糧にして、就活頑張りますよ。
次の人生のスタートに向けてね。未来志向で。ってなんか俺らしくない締めだな。
**********
余韻に
After Party /よよP
読了
8月下旬〜9月
59:『地域再生の罠』久世繁之介
60:『無料・公平・国営を貫く英国医療』武内・竹之下
61:『夏から夏へ』佐藤多佳子
62:『GOSICK 3』桜庭一樹
63:『自由への問い2 社会保障』宮本太郎(責任編集)
64-65:『名前探しの放課後(上下)』辻村深月
66:『百瀬、こっちを向いて』
67:『永遠平和のために』カント/光文社古典文庫
10月
68:『日本の社会保障』広井良典
69:『赤朽葉家の伝説』桜庭一樹
70:『司馬遼太郎 歴史の中の邂逅(1)』
71:『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』古市憲寿
72:『世界一分かりやすい会計の授業』林總
総じて読んで良かったという本が多かった。
小説は64、65、66、69が良書。小説の比重が少ないのが最近の傾向を表してるなあ。読む時間はないわけではないが、ブックレビューを書くのが最近遅いので意図的に小説を読んでないというのもあるけど。もうちょい増やしたいね。赤朽葉家をどっかで時間見つけて書きたいな、だが私の男を書いてないんだな・・・。
59は期待はずれ。60は最近のイギリス医療を日本の問題と照らし合わせて読める良書。61も陸上ファンなら読んで損なし。63は布川日佐史の生活保護の運用に関する論文が興味深い。67は今読んでも新しい、平和にや啓蒙、公共性の原理について書かれた文庫。じっくり読んで欲しい。訳のおかげかもしれないが、思ったほど難しくない。
69は日本の社会保障を基礎的かつ体系的にまとめていて初学者やあまり知識はないが興味はあるという人は読んで損なし。著者の提言よりも、体系をまとめた部分のほうが面白いので。70は久しぶりに司馬を読んで和んだ。71はさまよえる若者論、結論はやや投げやりな気もするけど、そういうのもありかもしれないとは思える。著者に同意はできなくてもピースボートのルポはなかなかに濃い。
72は就活のために読んだが、会計とはなんぞやというところから始まり財務諸表の読み方、固定費と変動費、限界利益などなど会計初心者がどこに着目するべきかというのが事例をまじえてすんなり頭に入ってくるのが良い。
そんな感じで後期始まりましたー。初日をなんとかクリアし、膨大な本と一緒に帰宅。なんでマルドゥック・スクランブルが単行本で刊行されてるのか分かりませんがとりあえず映画が楽しみです。大幅改稿という言葉に負けて買ってきましたごめんなさい。
とりあえず8/18以降を箇条書きでまとめます。思いつく限り。
【August】
・高校の某友人と再会して東京散歩→歌舞伎町で呑む。変わってないところと変わっているところが以前会ったときよりはっきりした。より女らしくなったかな、と思ったらそうじゃないところのほうが多かったりよく分からないが相変わらず彼女は面白い。
・25日に東大サンデルオフ。落選したので安田講堂には行けなかったがOezyさんなどとコーヒー飲みながら歓談したりサイゼリヤで12人くらいで押しかけたりそのうちの半分でオールで飲んだりさらにカラオケしたりして別れる。
春先からスカイプ討論会という団体(のようなもの)の人たちと関わりがあって、そこからニコ生でgouyokuさんなどと知り合い、色々あってこの東大オフでは色んな人が来てました。まあ詳しくというかはっきりした所属なるものがあるようなないような分からない人たちも含めて繋がりがあるんだからみんなで喋ったり飲んだりしようぜ、というオフ会でした。バイトが一緒のしおんさんも来てたし。サンデルの話をしたのはサイゼリヤ後の飲み会からでした、ね。そういえば。
・早稲田松竹でOezyさんとハートロッカー鑑賞。大事なシーンをうたた寝で見逃すというアホ展開になりながらも、映画は一本芯が通った、やや単調なシーンがありながらも戦場の最前線で日々戦うということ、またその葛藤や人間性をまっすぐにとらえた良作でした。壮大なカタルシスがあるというわけではないが、オスカーは納得。
・gouyokuさんとカラオケオフ。5時間耐久でした。シャウトかっけえす。その後つぐみさんと合流してカレー屋へ。量がちと多かったがうまうま。彼とつぐみさんの話を脇で聞いてたら研究者志望の人たちがどういうことを考えて日々過ごしているかということが少し覗けた。そのあと軽くお酒も。この日は色々話しましたね。
・ランニングしたら足をくじいてしばらく痛くて走れなかったorz
・古川日出男は旅先に持ち歩きたい作家
【September】
・Kanon24話完走。美坂姉妹が好きです。美坂香里がクラスメイトだったら出会って3日くらいで告白してしまいかねないけど、たぶん3秒で振られるでしょうね。栞ルートの最終話と舞ルートの最終話が好きです。舞が感情を吐露したシーンはちょっとどころじゃないくらい画面に釘づけになったな。
・ゼミ合宿のためのレジュメ作成
・しばらくの夏バテ
・カントを読む
・布川日佐史が面白いことを書いてた。ゼミの先生が言ってた「制度改革ではなく制度運用が大事ではないのか」ということを生活保護を事例に分析していた論文が面白かった。
・ゼミ合宿(9/16-18)アイヤー
・新宿でBBQ。4カ国語を操る台湾人と英語で話すなど。あと、いつのまにかキャバ嬢と喋っていたということに気づくなど。アニメの話をしたこととおみやげをもらったことと、あと何かしたか忘れたけどとりあえず超美人だったのはよく覚えてる。前にも1回会ってるんだけどね。
・何日か戸山図書館通いをする。ソファー気持ちイイ〜♪新聞各紙が1回ソファー横にあるというのはいいロケーションですね。
・寮の風呂場で中国人3人と異文化交流。内1人が早稲田政経の院とか身内すぎw ちなみに尖閣諸島問題まっただ中でした。とりあえず、民間交流は大事ですよ。色々とね。
・辻村深月は確実に上手くなってる。中田永一は一家に一人いて欲しい。文月悠光の文章の醸し出す妖艶さは素晴らしい。
・今度は別の高校時代の友人ちひろ氏と電話会談。明るくて元気なところが変わってないな、話してたらこっちまで元気がでるもんな、不思議だ。アンニュイなときとの差がすごく激しかった彼女ですが、今は多少落ち着いたかな?彼女は彼女なりに未来を見据えてますね、負けないようにガンバロ。
・会計おもしれえ。
こんな感じ?まあさすがに全部が全部書ききれるわけではないので、手元にメモがある範囲だけど。
8月は活動的に、9月はいかに引きこもってたかが分かりますね。もっと本読みたかったしもっと勉強もしたかったんだけど(資格的な意味で)なんていうか、だらだらやることに価値が全然ないのが改めて分かって、それは結局休みを休んでしまったんだな、ということに気づくことでもある。
夏バテのような症状(食欲不振など)が出てちょっとやる気が失せてアニメしか見なかった時期があったりしたんだけど、あくまでも一時的な逃避ならば悪くはないが、限られた時間をもっとうまく使いたかったな、と思う。自分がまだまだ弱いということを実感した夏でもあった。
ただ、楽しかったのはほんとうに色んな人と会って話ができたこと。東京で、地元で、旅先で。俺自身はゼミ以外所属があるわけでもなく、関心嗜好もけっこうふわふわしていて可能な限り首をつっこんだ、という感じだったんだが、そこで出会う人たちはほんとうに面白い人が多くて楽しかった。ああだこうだと議論っぽい話をしたり、相手のことを知ろうと訪ねてみたり、自分が相手に何を伝えたいのかを考えたり、それがいつの間にか自分を相対化していることに気づいた、これもまあぼんやりなんだけどね。
これは面白いけどそれだけだな、とかあれはもっと深く関わっていきたいな、とか。特定の人じゃなくて分野に関して。どうしても東京にいると東京中心の見方に慣れてしまっているところがあって、それが旅先やオフ会や、外国人との会話で自分の了見がどんどん狭くなって言ってることに気づくことができたのはほんとうに良かったと思う。東京は東京であり、全てではないのでね。
多くの大学3年生のスケジュールがそうであるように10月から本格的に就活が始まっていく中で、この夏は自分を見つめ直す良い機会だったんだな、と気づいた。良くも悪くもね。改善点はまだまだあるし、体力ねーなーというのも長年の課題が露呈しただけだし。
夏休み前の目標であった「会いたい人には会いに行く」ということはおおかた達成できた。ただ、勉強面が不十分すぎで、これからしばらくまたひきこもる日々に。昔からのテスト前の詰め込み癖なんですかね、でももうそろそろ直したいよね、そういう単純なことは。
と、ざっくり書くとこんな感じ。一部かなりざっくりというか、ぼかしたところもあるけど、まあ色々あったね、で済ますには勿体ない夏だったと思います。良くも悪くも、これを糧にして、就活頑張りますよ。
次の人生のスタートに向けてね。未来志向で。ってなんか俺らしくない締めだな。
**********
余韻に
After Party /よよP
読了
8月下旬〜9月
59:『地域再生の罠』久世繁之介
60:『無料・公平・国営を貫く英国医療』武内・竹之下
61:『夏から夏へ』佐藤多佳子
62:『GOSICK 3』桜庭一樹
63:『自由への問い2 社会保障』宮本太郎(責任編集)
64-65:『名前探しの放課後(上下)』辻村深月
66:『百瀬、こっちを向いて』
67:『永遠平和のために』カント/光文社古典文庫
10月
68:『日本の社会保障』広井良典
69:『赤朽葉家の伝説』桜庭一樹
70:『司馬遼太郎 歴史の中の邂逅(1)』
71:『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』古市憲寿
72:『世界一分かりやすい会計の授業』林總
総じて読んで良かったという本が多かった。
小説は64、65、66、69が良書。小説の比重が少ないのが最近の傾向を表してるなあ。読む時間はないわけではないが、ブックレビューを書くのが最近遅いので意図的に小説を読んでないというのもあるけど。もうちょい増やしたいね。赤朽葉家をどっかで時間見つけて書きたいな、だが私の男を書いてないんだな・・・。
59は期待はずれ。60は最近のイギリス医療を日本の問題と照らし合わせて読める良書。61も陸上ファンなら読んで損なし。63は布川日佐史の生活保護の運用に関する論文が興味深い。67は今読んでも新しい、平和にや啓蒙、公共性の原理について書かれた文庫。じっくり読んで欲しい。訳のおかげかもしれないが、思ったほど難しくない。
69は日本の社会保障を基礎的かつ体系的にまとめていて初学者やあまり知識はないが興味はあるという人は読んで損なし。著者の提言よりも、体系をまとめた部分のほうが面白いので。70は久しぶりに司馬を読んで和んだ。71はさまよえる若者論、結論はやや投げやりな気もするけど、そういうのもありかもしれないとは思える。著者に同意はできなくてもピースボートのルポはなかなかに濃い。
72は就活のために読んだが、会計とはなんぞやというところから始まり財務諸表の読み方、固定費と変動費、限界利益などなど会計初心者がどこに着目するべきかというのが事例をまじえてすんなり頭に入ってくるのが良い。