Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

2009年07月

 智代アフターを結局2日で終えました。一週間くらいかけるつもりが止められる場所がなく、2日目のエンディング時には見事朝になっていました。セラブルをしたときも朝だったな。共通するのは突き放されたラスト。ラストに行くまではおおかたの予想通りだったにもかかわらず、あんなに突き放されるとは思わなかったな。
 完全ネタバレレビューに入ります。未プレイの方はご注意。新しくでたPSP版は分からないが、PC版ならほんとうにすぐに終わります。10時間あれば上等。

 智代が好きだから、っていうのではないけれど、俺は好意的に受け取った。っつーか、メインテーマはあくまでもそこにあって、それまでの長い夏休みこそが前座にすぎない。長い夏休みの中では人生の宝物にしても永遠の愛にしても、まあ後者はともかくとして前者はほとんどふれられてないよね。アフターに入って、本当に最後の最後になってこの物語が伝えたかったことが分かってくる。それはつまり智代の伝えたかったことで、朋也は主人公じゃなかったということの裏付け。
 このレビューをどう書こうか。それが一番難しい。鷹文や河南子について書きたい部分もあるけど、とりあえず本作の主人公である智代について書いていこう。テーマについて書いてみたいから、そのためにはまず智代について書くしかないからね。
  
 とりあえず夏休みについて。2人がともと、鷹文と、河南子と過ごした日々について。細かなあらすじは公式でも参照されたし。
 ともというキーパーソンがいて、彼女を囲むように4人が生活を送っていく。その中で鷹文と河南子が過去を克服していく。それを消化しつつ、智代の弱い部分を徹底的にさらし続ける。朋也と智代の立場がCLANNADのころとはここまで変わるのか、というくらい変化する。
 言ってみれば、本来不器用な智代の生き方が悪い方に露呈してしまう。魅力の一つであれ母性も、ここでは悪い方に(あくまでも第三者的に見れば)作用してしまう。朋也がこれからどうするべきか、という思考にベクトルを向けるなら、智代はどうすべきかにベクトルを向けてしまう。そこでようやく気づく。智代は本当は弱い人間難じゃないか。いや、意志のかたくなさ、好きな人への想いなど強い部分も持っているが弱い部分も持っている。強い部分が他の人を圧倒する魅力を持っているから智代は強い人間だとCLANNADを見た、プレイした人から思われるのだろう。それでも、智代も一人の人間である。完璧な人間などいない。それが分かっていて、弱い部分だけをさらされ続けるのが見ていて痛々しくもなった。
 でも、夏休みの最後のシーンとか、アフターを見て思うのはその弱い部分の智代をさらし続けないとアフターでの智代はありえないからだ。そもそも夏休みの出来事がなければアフターもなかったんだから皮肉なものだが、それを経験しないでは今度は本当のテーマが見えてこない。

 オープニングやキャッチコピーで提示されているけど、テーマの一つは「人生の宝物を探しに行こう」だろう。そして早い段階から智代から提示されるもう一つは「永遠の愛は存在するのか」ということだ。このふたつを混同してもいいかもしれないが、あえて別のものとして扱ってみたい。
 人生の宝物、について。アフターをやったあと、ラストに智代がタイプライトしながら語りかけてくる文章を読み返しながら(このシーンは白眉!鷹文がパソコン好きっていうエピソード、朋也と鷹文のタイプ対決のエピソードと絡めて考えても白眉だと思う)しばらく考えこんだが、シンプルかもしれないけど「人生(もしくは生きてゆくこと)の素晴らしさ」ではないだろうか。

 智代の打ち込んだ文章から考える。智代は宝物がどうやって手に入るかは誰にも分からない、と言う。つまり、愛という明確な言葉を智代は提示していない。文章の最後のほうで「それでも進んで欲しい あなたの宝物が見つかる日まで」とあるということは、未来において見つかる可能性のあるもの、だ。 そして人生は素晴らしい、という言葉は智代アフターのサブタイトルにはっきり明記されている。"It's a Wonderful Life"と。
 人生の素晴らしさ、と一言で言ってもそれは人それぞれではないかと思う。だからどうやって手に入るか分からないし、あなたがそれを見つけて欲しいと智代は言う。そして見つけられたら「他の人の手助けをしてあげてほしい」とも言う。
 朋也がああ言った結末を迎えて(手術はひとまず成功したしこれも明示はしてないけど、智代の文面から伺える)もなお人生の素晴らしさを智代に語らせるのは皮肉かもしれない。ただ、麻枝がこういった結末を用意したのは智代に傷ついてもなお進んで欲しいというメッセージがこめられているからだろう。智代も文面で言っている。「辛くても、悲しくても(中略)泣き叫んでも それでも進んで欲しい」と。これはまさに自分のことであり、自分が経験したからこそにじみ出た強い思いのこもった言葉だ。言葉の力は言葉そのものの力と語り手の思いの強さに左右されるが、その両者がはっきりと組み合わさって出た言葉だとしか思えない。

 エンディングに入って初めて、智代は強くなったと思った。今までの智代は本当に弱く、もろかった。が、人生の中でもっとも辛い体験を経て、強くなった。朋也の結末が絶対的に必要だったかと思えばそうではないかもしれないが、この結末は皮肉だとは思わない。
 朋也と過ごした日々の中で手に入れられた永遠の愛(朋也がああなった以上本当に永遠になってしまったが)があるし、ともや鷹文と過ごした日々が教えてくれたものも智代には多いことだろう。あきらめないこと、不可能を可能にしようと努力すること。その他数々の体験を、智代は忘れないだろう。刻みつけておくだろう。何より自分の愛した人と過ごした想い出なのだから。
 夏休みのあとの数年間の描写がなさすぎる、という指摘もあるようだがメインがアフターである以上なくてもかまわないもとの思われる。PS2かPSPだったらともの登場あるんだったかな?まあ、それでも、智代が2人だけの生活を望んだという推測をすれば、繰り返す日々を描写してもハルヒのエンドレスエイトになるだけだ。そしてそれはプレイしている人をあれほど突き放す結果にはならないだろう。

 桜庭一樹も小説には問いかけはあって答えはない、と言っていた。小説はすべてを説明するとは限らない、とも。アフターはまさに麻枝からのプレイする人に対する問いかけだ。俺が前述した解釈もあくまでも俺の解釈で、すべてだとは思ってない。だが、解釈しようとせずなんか微妙とか消化不良、というだけでこの物語を片付けてしまうのはあまりにももったいない。
 自分の中で考えて欲しい。それが麻枝のメッセージであり、智代も最後のタイプで伝えたかったものではないだろうか。考える好意を放棄した人には宝物が見つかるとは思わないんだ、俺はね。 

 以上、智代アフターと人生の宝物について。永遠の愛、についてはもう一回記事を書けたら書こうと思うが人生の宝物について掘り下げて書きたかったので永遠の愛については書かないかもしれません。わかりません。
 風子について書いたときより長くなったかもしれないね。風子にも智代にも共通するのは、健気で一途な愛情だろうね。こういうところに俺は弱いらしい。
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監督:ジェームズ・マーシュ
劇場:テアトルタイムズスクエア

※アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門受賞(2009)
他にも多数のドキュメンタリー賞を受賞

 ドキュメンタリーを見るようになったのはいつからだろう。映画としてのドキュメンタリーでなければ高校生のころからだろうか。何か、もしくは誰かを時間をかけて追い続ける。コストもかかればその分リターンがとれるかどうかも分からないけれど、様々な人の生き様や社会構造の奥深さをかいま見ることができるのは非常に面白いと思う。現実は小説よりも奇なり、とも言えるものがドキュメンタリーの題材としてふさわしいもののひとつだろう。この映画もそういったたぐいのものだ。8月でテアトルタイムズスクエアが閉館ということもあって、丁度テスト明けの公開最終日に駆け込んで見て来た。

 あるフランス人がいた。そして彼の協力者という名の犯罪者がいた。そのフランス人は今はなきアメリカのワールドトレードセンターのツインタワーの間を綱渡りしてみせた。文字通り、タワーの下の人たちに見せつけた。最初は何が起こってるのか分からなかっただろうけれど、それに多くの人が足を止め、警備員まで見とれさせてしまったせいもあり、45分間も彼は空の上を散歩していた。フランス人は犯罪者でありながらヒーローになった。

 大事なのはやり遂げること。この映画が言いたかったことはそれにつきる。90分の中の70分くらいは長い長い準備である。タワーへの度重なる不法侵入による偵察、ロープをどうするか。いつ決行するのか。そもそも果たして可能なのか。フランス人を愛する女性は彼の身を案じ続ける。70分間は古い映像もさしはさまれるがたいていは犯罪者だった者たちの個別の証言で構成される。年老いた彼らが昔を思い出しながら楽しげに語る姿が印象的だ。特別なナレーションがはさまれるでもなく、これも文字通り着々と70分という時間は進んでいく。長い間、観客を待たせながら。テスト明けで疲れていたせいもあってうとうとしてしまったのは映画館がくらいせいもあるからしょうがないでしょう。

 多くの者が理由をフランス人に問うたという。それがフランス人にとっては不思議でならなかったらしい。合理的な思考をする分析好きなアメリカ人だけでなく多くの人が奇異な現象に対して理由や因果を求めるのは必然なんだろう。ただ俺は、フランス人も語っているように、ただただみとれてしまった。それに対して理由を求めようとも思わない。言ってみれば子供のいたずらのようなもので、スリルがあって楽しそうだからやってみたんだろうと。そのいたずら心に大道芸師としてのプロ意識が相まって壮大なことをやってのけたのだろうと。このドキュメンタリーがあくまでも経過をつづるだけで、検証などのおせっかい心がみじんもないのがいい。ドキュメンタリーだからおおかたの結末まで見る前からなんとなく分かっているのだし、ある意味ではそれは手抜きなのかもしれない。

 そんなことを考えていたらラスト20分で圧倒されてしまった。なんだ本当に伝えたかったのはここにあるんじゃないか、と。それでこそドキュメンタリーというか映画として存在する意味である。ただつづっただけなら、それは作品になっても創作物にはならないだろう。何かを失うことをおそれたら冒険なんてできない。命を張ってでも、誰にも評価されなくても、そこに自分自身が意味を見いだせるならそれだけで立派なことだ。究極的に自分自身のためだけに命を張れるなんて、誰にもできることじゃない。インタビューではただのコミカルな大道芸師というイメージしか受けないけれど(そこが映画のおもしろさではある。身振り手振りが大げさすぎるところとか)芯はどこまでも強い。彼の芯なら飛行機がつっこんでも折れない気がする。

 ちなみにフランス人の名前はフィリップ・プティという。WTCを渡る3年前には母国はピカソの前で綱渡りを披露したらしい。彼がこの映画で歩いた空間は、27年後に粉塵につつまれることになるが、あえて深い言及を避けている点も俺は評価していいと思う。軸はそこにあるわけではないからね。

 そういえば『ザ・ムーン』もアメリカの出来事なのにイギリスの映画だった。今回も制作はイギリスである。イギリス人はアメリカの出来事をこっそり映画にするのが好きなのだろうか。それで良作が生まれるのだからおもしろい事態ではある。
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 最悪だ。
 ヤクルトが勝ってくれたことと、今寮の友達にディスクを借りてやっている智代アフターが救いかな。いや、救いではないか。当たり前のことを思い出させてもらっただけ。
 申し訳ないな、ほんと。

 ひるがえって。書いたとおり智代アフターやってます。いきなりOPで坂上智代があんなことやこんなことをするのでうっほとか言いながらやってました。一色ヒカルの声だと思っていてもしゃべりは桑島法子のころの智代に似せてるからやっぱり声優はうまいなあと思う。最初違和感あったけど今はないし。まあ本番の声の出し方は一色ヒカルらしいけどね。ただなんつーか、ある意味本物の本物を見せられた気がして(CGだけど、とか言うつっこみはなしで。気持ちの問題ということで)こういう風にあれたらいいな、と思うのと同時に人のこういうのをニヤニヤしながら見るのもいかがなもんなんだろう、と考えてしまった。まあ画面を通じてだから鷹文の心境とは違うけど、鷹文の心境は分かります。
 智代が好きな理由は一途さと必死さかな。朋也にもつっこまれるけど必死になったら盲目的になってしまうくらい。だから引いたところでつっこめる朋也とはいいコンビだと思うし、朋也との熱いシーンもともとの優しいシーンもすべてリアリティを以て感じられる。音楽が相変わらずできすぎなのはKeyの仕様だね。
 必死に生きてるのは智代だけじゃなくて、出てくる全員だ。親方もそうだし、ケンカを売ってくる男たちもそうなんだろう。崇高な生き様かどうかは別として譲れないものがそれぞれにあって、かたくなに生きている。鷹文以外はほんと不器用な連中ばっかりなんじゃないかと思う。だからこそ訴えるものがあるのかもしれないけどね。
 6000円以上した坂上智代マウスでかちかちやりながら進めてます。まあなんだ、とりあえず智代は可愛いよ。外も中も、いや中のほうがずっと可愛いかもしれない。俺の好きな人もそうあってくれたらいいな、と思う。そうあることは簡単じゃないけど、俺が関わることができるなら、何か何か。残したいな、と。

 そんなことを思った大事な一日。夏休みを無駄にはしたくないから、早いうちに目を覚ましてよかった気がする。
 嬉しいことっつーか、もう一つ面白いことがあって、公共政策論の先生に質問メールを送ったらものの数十分で返ってきましたw丁度メールチェックの時間に重なってたんだろう。ただ早い返事は嬉しいなあ。
 「バーニング君へ」から始まって次の本を薦められました
大嶽秀夫『政策過程』
C・リンドブロム他著の『政策形成の過程―民主主義と公共性』
白鳥令編『政策決定の理論』『政策執行の理論』

 リンドブロムはインクリメンタリズム(漸進主義)の人ですね。授業でもやったし、アメリカではそれなりに有名らしい。リンドブロムの本以外は20年以上は前の本なんですがアマゾンのレビューなんかを見ても評価は高いし、良本は年月を経ても古びないんだと実感します。
 これに加えてあと真山達志『政策形成の本質』と大江守之『総合政策学』に興味があって図書館か学読にあるやつを借りてこようかなと。夏休みなので二ヶ月借りっぱなしにできます。わくわく。
 まあとりあえず挫折しないようにがんばろう。先生からは英語の文献をあたればてっとり早いとかかれたが英語はちょwリンドブロムはまあ、読みやすければ英語でもいいんですがね。

 

 
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【巡音ルカ】Just Be Friends【オリジナルPV】

 別れの痛みをここまで強烈に、しかも若さというエネルギーを伴って表現した曲も珍しい。様々なレトリックとゆのみPの映像がかみあって公開4週間で46万再生を超えた曲である。俺も毎日聞いてます。パソコンでも、手元の端末のプレーヤーでも。

 映像が音楽に合ってるなあ、ということは多々ある。だが、この曲は映像があるからこそ生まれた世界があるのだろうと思う。映像がなくても曲を聴いた個々人の中に世界はできるし、作曲したDixieさんの中にも世界があることだろう。映像があることでそれを集約してしまうというある意味ではマイナスなものもあるが、映像があることで解釈を大幅に広げてしまったからたまったものじゃない。もちろんあくまでも音楽が主体なのだが、音楽と映像が組み合わさって『Just Be Friends』という創作物が存在する、としたほうが説得力があるだろう。

 ゆのみさんの「JBFのPVには救いがありません。わざとそういう構成にしました。
最後には別れの絶望感が残るだけです」というコメントが印象に残る。救いのなさ、絶望。映像から受けるイメージは確かに救いのなさであるが、音楽そのものから受けるイメージは後悔だと思った。
 Dixieさんは「仕方なく別れることもあるよね。夢の為とか、お互いの為とか・・・
色々理由はあるけどさ、悲しいものは悲しいし、辛いものは辛い」とゆのみさんに語ったらしい。仕方なさ、というのも一歩進めたときに、状況が仕方ないのは何らかの後悔があるからではないかと考えた。最初のほうにある歌詞”僕らはこんなことしたかったのかな”からも伺える。そのあと”彼”は栓を抜いて状況を打破しようと考えた。打破した先には当然のように何も残ってなかった。彼はつぶやく。”所詮こんなものさ”と。2番の”今を過去に押しやって 二人傷つく限り傷ついた”もやっぱり後悔だと思う。極めつけが最後のサビに向かうまでの”一度だけ 一度だけ 願いが叶うのならば何度でも生まれ変わって あの日の君に逢いに行くよ”だろうね。

 映像の中ではふたりが近い場所にいるのにコミュニケーションがとれたてないことからはっきりとした断絶があるのだろうというのは伺える。
 乗り越えられる後悔もあれば、乗り越えられない後悔もある。乗り越えられないからそれが本当の意味で救いがないのかどうかは、人生という長いスパンから見ると分からないんじゃないか。2人の関係に対しては救いはないけれど、2人のそれぞれの人生に救いがなくなった訳じゃない。

 あの2人がすぐに笑って再会できるとは思わない。ただ時間が解決してくれることも多々ということ、時間が経って2人が全然違う2人になったときにこそ「Just Be Friends」という言葉が響くと思う。そうなれるかどうかも分かんないけど、時間が経てばネガティヴな思い出も笑って振り返ることができる可能性はあるし、「Just Be Friends」というタイトルは音楽や映像を見る限り皮肉にしか見えないけど、2人の関係に救いがないからこそいつかの未来には2人が友達として向き合っているといいな、というDixieさんのメッセージなんじゃないだろうか。
 歌詞や映像の解釈は大量のコメントを見る限りされてるけど、タイトルに対してはあまりなかったような気がしたので、タイトルにもつっこんでみました。音楽自体はネガティヴの極み。だからこそ、ある意味ではポジティヴでシンプルなタイトルが印象に残るよね。

 後悔という言葉から過去を想い、過去を想うことで未来を見据える。そういう曲だと、俺は思っている。 

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 高校野球の千葉大会決勝で9回に八千代東が勝ち越してからバイトへ。そのまま勝って甲子園決めたみたいですね。スクイズ失敗などもありましたが、投手が4点とられたあとよく投げていたと思います。
 バイトの休憩で一コ上の先輩が唐突に「完結した漫画で何持ってる?」とか「エヴァってどうなんだ?」などという会話になりました。それを聞くあたりでオタクではないと思いましたけどね。最近あんまり読んでなくて俺が何読んでるのか知りたかったのと、エヴァについて知りたかったそうです単純に。エヴァは俺も今再放送見て勉強中なので何とも言えません。ゼーガペインやエウレカセブンを見た後ならエヴァ自体がすごい、という気は今のところしない。ただ最初の放送時にこれを見たらトラウマになってしまっていたかもしれない。でも小学生の俺には無理な話で、今の俺ぐらいの年齢で、ね。個人的には世代違いなアニメかなと思ってる。そういう意味でエヴァを肯定もしなければ否定もしないね。
 漫画はARIAを、アニメはゼーガペインを薦めました。深いねえーとコメントしておりました。深かったり意外とラフだったり、ただARIAはまだまだ知らない人が多いので布教してみようかと画策中。明日も先輩バイトくるし。

 予選で大変なことがあったハンガリーグランプリですがその流れを引き継いだかアロンソがホイール脱落でリタイア。ベッテルも落ちる。久々にトヨタがダブル入賞で、カズキはいつも通りったら失礼だけど少し届かず。
 ピケも大分速くなってたんでアロンソが走れてたら、って思いますね。ルノー、フェラーリ、マクラーレンの旧3強がそろそろ本気を出してきました。ブラウンの限界も見え始めました。夏休み明けのグランプリが楽しみです。
 マッサは不幸としか言えない。あの速度で800gがヘルメット貫通して頭蓋骨骨折で生きていることを褒め称えたいと思う。もちろんお見舞いの意味も込めて。元気になってくれることだけを願います。目をやらなかったのはレーサーとしては不幸中の幸いだろう。なんとか、戻ってきて欲しい。

 宮里藍が優勝したらしいエビアンをフジで見ながら、今日はこんなところで。エビアンを勝つのはすごいなあ。一気に知名度が上がったんじゃないだろうか。特にヨーロッパで。
 11番は大きかったな。全米から調子いいだけに全英もwktk
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 お父さんこそ自民の細田幹事長がマスコミ批判で「役員人事だろうが閣僚人事だろうがどうでもいいことだ。だけど、その方がみんな面白いんだから。それは日本国の程度を表している。国民の程度かもしれない」と発言したそうですね。2chで反応見てて「全部、事実じゃないか」というコメントに同意。
 元々細田が言う前からいろんな人がマスコミ批判をしてるが麻生をとりあげることが面白いし実際それで紙面にもコーナーが作られてしまう事実はマスコミの低脳さを考えさせられる。「2世・3世・世襲が当選しやすいという意味では日本国民の民度は低い」って言う指摘も真っ当だと思うし、投票率が5,6割しか毎回ないのはいかがなものか、ですよね。派遣切りだったり医療費削減だったり自分たちに実害がとんできたときにはわーわー騒ぐが、そう言う全員が選挙にはたして行ったのか。
 国民主権という言葉がある。国会議員は俺らの主権を代表して永田町に行ってることになっている。法律や制度を作るのは官僚かもしれないが官僚だけが政策過程じゃない。優先順位を作ったり、決定を下すのは政治家による部分も大きい。その政治家を選ぶのは20歳以上の日本人なのだから、その現実が今の状況だと言うなら2004年9月11日に投票してない人は閉口せざるをえないだろう。
 ま、それも形式的な話なのかもしれないけどね。

 今日はバイト帰りです。来週は水木だけバイトの予定だったんですが月水木金がバイトになりましたw土曜日に帰省です。火曜は病院です。休みねええ。大学生がテスト期間なのでいつにもまして人がいないそうです。早くテスト終わった俺涙目。金曜神宮に行くつもりだったんだが・・・。どこかで暇見つけて台場のガンダム見てきます。
 日曜日は19時からだったんですが16時からになりました。休憩入るけどね。

 F1ハンガリーグランプリ予選でマッサが大変なことになったらしいですね。流出している動画を見たところ顔面部出血で頭蓋骨損傷というニュースまで。26時間テレビをやっているフジはこの時間にF1の予選を放送です。テレビ欄には5時半〜とあります。フジ乙!熱いF1ファンから抗議が殺到するに違いない。
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 東洋思想テラ簡単すw過去問がちょっとややこしい感じだったんで多少覚悟してたんですが、これはA欲しいなA。これで難しいとか訳分からんとか言ってる奴が周りにいたがまあ授業出てなかったら分かりません。まさか授業の3,4倍くらいの人が来て教室が埋まるとは思わなかった。
 安心して終了。昼休みに。

 昼休みに腐女子の友達からいろいろと衝撃的な告白を受けましたwいやあ、まあ、いいんじゃないかな、うんと思う。全然フォローになってないかもだけどとりあえず楽しめていて人間関係が広がってる(ある意味閉じているが)ならいいじゃんと言っておいた。
 てか俺先週休んでしまって彼女が猛烈な勢いで俺にけいおんの話題をふってきたあたりからいつの間にか会話の空気が身の上話になる、と。あと「Just Be Friendsいいよね!あれ恋したくなるよね!」というところで同意したり。むぎが百合好きなのは同意だが、俺は澪&律は別に百合じゃないと思うぞwかたくなに彼女が主張するので困った。
 このあとがちょっと衝撃的な告白で、「引かれるかも」って思って打ち明けてくれました。そんなことでは引かないよ!だいじょぶだいじょうぶ。自分を大事にがんばって欲しいなーと思います。難しいんだけどね。
 とりあえずいい恋ができたらいいね。夏だよ夏!とかいかにも大学生っぽいことを彼女に対して投げかけるのはやめておく。夏だからどうのこうのとか、夏までにどうのこうのとか言ってる奴が去年はいたような気がしましたが暇やなーと思いながら眺めてました。まだ過去を引きずっていた去年の話です。
 まーけど俺にとっては大事な夏がやってきますね。どうなるんだかさっぱり分かんないし忙しいのだろうかメールは返ってこないし、で。そんな感じで夏につっこんでいきます。Just Be Friendsのままは終わりたくないからね、もう。

 そんなことを昼休み中ずっと話していて俺は飯も食わずに公共政策論の試験へ。
 ぶっちゃけイマイチすぎます。手応えが本当にイマイチだ。周りが結構書いてたものだから焦る焦る。なんとか時間ぎりぎりでまとめた感じだが、あれはまとまったと言えるのだろうかw
 まあ不可率低いからなんとか単位はくるかな?と思うがA狙ってたので残念でした。
 テスト後に「エンドレスエイトいつまで続くよ?俺は夏休み中続くと思うんだが」とさっきの彼女に聞いたら「エイトだから8回じゃない?」とのこと。ああなるほど。「このペースじゃ消失入らないよねw」とm9してましたね。ふたりで。

 5限目は英語の返却。なんか後半の問題を大きく勘違いして中間と合計した素点が59.5点という事実( 0.5点足りねええ。まあ出席も無難にこなして発表が3回かな?やってるんで70点近くまでは上がってくれると思う。たぶんそう思う。信じる。
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 昨日夕方まで寝てしまったのでこれは徹夜コースになると思って飯食ってからもう一回1時くらいまで寝ました。アリソンの16話を見たりして2時くらいから勉強やってます。最終日は公共政策論と東洋思想です。一夜漬けになってるけど東洋思想は持ち込み可なので目を通して把握しておけば大丈夫でしょう。
 なんか今年のテストは語学以外前日or当日勉強が多いな俺。語学はその分楽だったけどね、思ったよりも。勉強すればちゃんと点とれるんです、そういうものです。徹夜は全英オープン以来今週2度目です。


 公共政策論は前期で一番面白かった授業で勉強するのも楽しいです。先生の本まで買ってしまったしね。その本を見ながら勉強。政策過程とかインパクト評価の勉強をやってます。一部問題発表されたんだけど余裕があればフィッシュボーンとかベンチマーキングの勉強なんかもしておきたいところ。
 東洋思想も高校時代の漢文の知識の物足りなさを実感できたことと、それよりさらに体系的な話を聞けたので面白かった。これも当たりの授業でしたね。西洋哲学史も面白かったし去年同様一般教養にはまってる俺。去年の論理学の授業のおもしろさは異常。そういえば線形代数もとってたなあ。知的好奇心をそそりますね、このあたりは。
 
 最終日なのでこの勉強が終わればやれやれですね。終わったらガンダムを台場に見に行こうと思ってたんだが雨だから自重コースかな。徹夜なので余力があればの話だけど。余力があれば新宿にでも行こうと思います。「MAN ON WIRE」がテアトルタイムズスクエアで最終日なんで見に行きたい。「おくりびと」のオスカーで長編ドキュメンタリー賞受賞。
 
 それにしても今年の名古屋場所は面白い。てか今日はオールスターか。
 
 
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 日食はふつーに寝てました。昨日あのあと眠れなくてもう少しでテスト遅刻するところでした。あぶなっ。東京は曇りだったけどね。香川では半分くらい隠れたらしいですが。
 西洋哲学史は昨日の夜ニコ生を聞きながら勉強したプラトンのことを書ける問題が出てくれてよかったです。1問目も2問目も似たような雰囲気の答えになったのは仕様です。ああいうふうに書いたらああなってしまう気がする、と書きながら気づいた。もう少しうまく区別して書きたかったんだけどね。
 出席がどう評価されるかわかんないんですがテストはそれなりにできたと思います。1年生がほとんどの授業なんで彼らよりは文章量もかけてたと思うし、「むずくね?」と言ってる人もいたくらいなのでまあまあでしょう。まとめるのは確かに難しかったかもしれないけど持ち込み可なら余裕でしょう。
 本も入門的で面白いし授業も面白いです。ただ板書が平均ノート4,5ページという腕がカオスになる授業なだけですw先生は猫好きでゲーマー。マリカーとかFFの話を唐突に挟みます。後期も受けたいので前期通りますように。今年から前期通らないと後期受けられない授業が増えたorz 去年の論理学とか前期落として(事故としかおもえない)後期Aだったからね( まあだから線形代数やってたわけですが。

 携帯電話のリサイクルが進んでないそうです
 俺は最近昔使ってた携帯を思い出したようにリサイクルに出したんですが、レンタルの返却のようにボックスにいれるだけかと思いきや担当の人が基盤を壊す装置を持ってきて目の前で情報が抹消されたことの確認までつきあわされました。記事にもあるけど個人情報云々、ってやつなんだろうね。その心配をまずとりのぞくことと、レアメタルに関する周知が必要なんでしょう。レアメタルなんてガイアの夜明けとかWBSとか見る人じゃないとそんなに知らないもんなあ。
 基本的に大事なデータはパソコンの中にあるのでそれほど気にしない。消したくないメールはSDに写したし、写メでとる画像はメモ程度でたいしたものはなかったので即リサイクルに出した俺。けど音楽データや画像が大量に入ってる場合はバックアップもそれだけ面倒になるし、バックアップするくらいならリサイクル出さないでおこう、と考えるのが普通なんだろうね。てかそもそも少し前妹にバックアップって何?って聞かれたしなあwパソコンを普段からやってる人じゃないとバックアップの必要性にそもそも気づかないんだな、と実感しました。
 昔妹にもパソコン一台が与えられてて、俺もヤフーメールの取得とか手伝ったんだけど今はリビングにあるそうですwケータイ世代まっさかりやな、と思います。俺は非常時接続でナローバンドの時代をよく知ってるからデジタルネイティブ世代でもない気がするし、なんやろうな。言うなればプレステ世代かな?w生まれたころに初期が出て、小中のころに2が出て、高校大学のころに3とPSPが出ると。まさにプレステの成長とともに歩んだ世代です。
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 衆院解散。なんで解散するときってみな万歳するのだろうかw任期が終わる=職をいったん失うんだぞ。しかもこの逆風で、自民公明2/3の衆院で万歳をする心境を俺は知りたい。まあ形式的だとは分かってるんだけどさ。
 4年前の9・11選挙の感想が残ってた。期待することは今回も同じかな。ただ都議選で意外と自民ががんばったし公明は鉄板だし、それを小選挙区制につなげられるかどうか。民主は比例では強いだろう、今の状況では。
 
 今日のテストは英語。題材は「The World is Curved
 中間より範囲が広かったので易化させたそうです。中間より勉強時間少ないのにそのおかげで点がとれそうですwちょ。
 売れてるらしいし翻訳も最近出たんだが、それほど面白いとは思えない。愚痴が多かったり雑談が多かったり、個人的な東京旅行の話があったり。題材になった5賞はとりあえず今の日本を悪くしたと思う政治家や官僚を名指しで切ってみた、っていう感じが強かったですね。読みやすいけど積極的に読もうとは思わない本。レビューにもあったが売れてるのが不思議ではある。

 日付変わって、今日は日食らしいですね。ニコニコが中継すると。そのテーマ曲が植村花菜だと?聞く、いや見に行くしかない。
 日食のあとは西洋哲学史です。持ち込み可なんで大丈夫だと思うけどデモクリトスとプラトンの勉強でもして寝ます。後期目当て(デカルトとかニーチェとか)でとったんだが古典哲学も結構面白かった。教科書も夏休みの間に読破しようと思う。
 プラトニック・ラブってプラトン的愛って意味なのか、しらなんだ。
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