Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

2008年12月

 今夜は飲み会なので今の内に。それにしても年賀状を書かずにゼノギアスやってる俺って( エレハイムがヴェーネっぽくなったり、構想がSeraphicBlueに生きてるって意味が少しずつ分かってきた。それをどんどん負の方へ昇華させるセラブルはとんでもないゲームとも言えるが。ただまったくセンチメンタリズムがないわけでなく(ミネルヴァとハウゼン、やんしーとドリスのエピソードとかとか)まあそれも少ないけど、それも含めて現実主義なのかもしれない。こんな時世でもどこかに幸福はある、と。

 前置きが長い。では予想に。
◎ダイワスカーレット
○フローテーション
▲メイショウサムソン
△スクリーンヒーロー
×アサクサキングス


 揺るぎない信頼をダイワスカーレットに。やれ外枠不利、中山は向かない距離がない、二走ボケがあるだの言われることはあげるとキリがないが、何を今更。それでも彼女は勝ってきた。それまでの相手と今回の相手を単純に比べれば彼女が絶対的に優位なのは明らかだ。実力においては。同様に勝てないと言われた秋天で勝ちに等しい2着を演じた彼女はこの秋まだ2戦目だ。これまでの実績からそれをマイナスにとらえる要素があるとは思えない。有馬記念はG1の中でもとりわけ荒れるレースであることは分かってるし、絶対的に信頼するのはおかしいかもしれないけど。それでも彼女が栄冠をつかむのを見てみたい、ただそれだけ。そして、俺の夢はフローテーションに。有力馬がこぞって外気味になる中内を確保したことが一つ、そしてルメールが乗るこの馬も前走古馬相手に勝ちに等しい2着し、ジャパンカップで掲示板入りしたオウケンブルースリの2着の菊花賞はフロックでないことを示した。距離は長くて全然いい、中山も皐月賞の惨敗はあるが3戦して2着2回を評価したい。この秋4戦目ということで疲れが出ないかだけが心配。メイショウサムソンは有終の美を飾れるか。前走は海外帰り初戦ということで走れなくても仕方ない。中山に向く馬ではあるだろう。スクリーンヒーローはアルゼンチン勝ちもあるしいい形で力をつけてきた馬。前走はフロックじゃないはず。ただ8月から休み無しで連戦している疲れがフローテーション以上に心配。アサクサキングスを俺はやっぱり応援せずにはいられません。前走は展開が向かなさすぎる。ダイワスカーレットがマイペースにひっぱるならスローにはならない。

 という感じだがさてさて。最後なので後悔しない予想にした。マツリダゴッホはうーんうーん。去年と比べたらどうしても外だなあ、と。前走が意外に走った。連覇はそう簡単じゃない。
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 夜更かしの理由は色々。朝帰りとかじゃありません。しっかり自宅で夜更かししています。
 クロノトリガーを買いに行ったときは売り切れていたゼノギアスが入荷されてて購入したものを2時ごろからやっておりました。なんか、一昔前のアニメーションだなあとwぐるぐる回る画面はWA2を思わせますね。ポリゴンも今や懐かしいとしか言えないが当時は相当な技術だったんだろう。10年前。もうそんなに。
 さて、クリスマスですね。このサイトが面白い
 ヤフーでも紹介されてたし、俺はTFMの朝番組クロノスで知ったんだが、曰く某国の軍事衛星を使ってサンタクロースをストーカーしよう!とのこと。うはw今現在バルト海付近にいるらしい。日本にもちゃんと来てます。そりの速さは新幹線の100倍だそうです。どんだけw
 素晴らしいユーモアですね。なんつーか、日本と欧米でのクリスマスのとらえ方、思い入れの違いっていうか。あっちの人たちにとっては聖誕祭だから素晴らしき一日。日本人でそう思うのはクリスチャンくらいで、その他大勢俺含めて本当はまったく関係ないけど、子どものころから楽しみでたまらなかったのは変な話だ。
 彼女がいなくてひがんでるっつーのではないのであしからず。

 で、23日付の朝刊一面だったかな。2013年度からの高校の学習要領改訂について。複素数復活かーとか、統計や確率分布もやるのだね、面白そうだね。数Cはなくなるのか。とかまあここまでは想定内だから別に構わん。
 次がびっくり「英語の授業は英語で行うのを基本とする」What's?正気かい?(朝日の社説はReally?だった。上手いな)
 理由らしい理由を見てると、文法偏重→コミュニケーション能力重視へのシフトらしい。日本語だけじゃなくて英語までコミュニケーション能力かよ、うはw日本語でさえ怪しい日本人に英語でコミュニケーション能力を身につけさせろ、とかいじめとしか思えない。一週間多くて7,8時間の英語の授業だけで英語でコミュニケーションできるなら苦労しない。まったく苦労しない。そんなことができたら日本人は神だと思うよ。
 いやまあそこまでは期待しちゃいないのかもしれないが、そんなことをしてどうなるかをどこまで考えてるのか。英語による英語の授業、っつーのは高校時代に諸事情でちょっと体験していて余計に思うんだけど、それで理解できるのは一つの学校のそれぞれのクラスのごくマイノリティでしかない。つか当時の俺もそれほど理解できてないと思う。それが50分ずっと続くと、空恐ろしい。よっぽどの学校じゃない限り。特に俺の高校のような偏差値からしたら県内でも低いだろうであろう学校の生徒にやらせるのはそれこそ拷問でしかない。多分、そういうことを教師が一番分かってるだろうから、それでも「英語が基本」となって英語で授業をやんなくちゃいけない教師の労を思いやるよ。
 ゆとり世代を生み出したくない気持ちは分からんでもない。官僚たちもよほど自分たちの時代の文法偏重の授業が嫌だったんだろう、とか邪推してみたくなる。確かに退屈ではあるからな。ただ、語学の習得なんてそう簡単なもんじゃない。文法が理解できずに使いこなせるわけがない。現に日本人の文法なんてたいそういい加減なものだ、俺も含めて。地道な努力があって一定水準に達して、そこから留学なりなんなりして英語を喋らざるをえない空間にいて初めて習得する、ってのが王道だろう。国内にいてもできる人はできるだろうが、それも例外だ。洋画を見続けて習得した、って奴も前の英語のクラスでいた。
 っつーか、小学校の英語必修化ももう確定したんだな。なんかこういう国で、こういう体制で将来自分の子どもを学校に通わせたくないんだがね。子どもにとって、学校という場所がそれほど大事なものにならないんじゃないか。どこまで大人は子どもの世界に介入しようというのか。勉強だけじゃなく、やれ遊具が危ないだのやれ夏休み短縮だの。俺が小学生だった時期がいい時期の末期だったんじゃないかな、と思わざるをえない。実際前行ったらなくなってた遊具あったし。俺もあれで大けがしかけたことはあるけど、そういうもんだよ子どもって。ばかげたことしてケガするなんて、あの時期にしかできないことじゃないか。

 政治と経済だけじゃなく、ここまで末路だとは思わない。福祉も空転、この国はどこへ向かう。堕ちるまで堕ちたらあとは楽だ、とも確かに言うけどね。経済はここまで堕ちるのが早いと逆に回復するのも早いのではないか、と思いたくもなるが。

読了
『1997年の金融危機』竹森俊平。
今年53冊目経済学で習った用語がいっぱいでてきて(不確実性、流動性、便益などなど)なかなか興味深く読めた。去年の俺じゃサッパリだろうなあ、というあたりに経済学の面白さも感じる。それと、この時期のことも政経でさらっと流して終わりの部分だから各国がどういう政策をとったか、IMFは何をしていたのか、などを詳しく説明されててそれも面白かったね。不確実性が今も大きな意味を持ってこういう状況を起こしているっつーのは同じだしね。基本的には何か主張があるというよりは、10年前の金融危機のガイド本だと思う。
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 まだちょっと早いかもだけど、年賀状もようやく書き始めたりと2009年モードなんでざっと今年を振り返ろうと思います。

【スポーツ】
1.北京五輪陸上400mリレー決勝
2.競馬天皇賞・秋
3.北京五輪男子マラソン/女子ゴルフリコーカップ

 ベストは言うまでもなく、日本男子の銅メダル。陸上の短距離をやっていた人間としてはこれほど嬉しいことはない。中学のとき、為末が世界陸上でトラック史上初めてのメダルをとったときから6年くらいしか時間は経ってない。カリブの国々は別格だし、アメリカもいるし、南米やヨーロッパ諸国だって日本よりは速い国はいくつもある。世界陸上大阪の4位が限界かなと思っていただけに、陸上短距離の花形の四継で日本がメダルをとれるなんて夢にも思わない。
 棚ぼたでは、ある。アメリカはいなかったし。それでもルール上アメリカは負け、日本はメダルを掴んだ。アメリカのミスも、日本の成功も、両方含めてリレーという競技の面白さだ。あれを見て陸上短距離を目指す人が少しでも増えてくれれば嬉しいなあと、経験者は語る。元々は長距離志望だったのだけどね(
 秋天は、これも言うまでもなく。あんなものを目の前で見せつけられちゃ、たまったもんじゃない。マラソンはワンジルの素晴らしいレースへ乾杯。それと、道中となりの選手から水をもらうシーンなんてのは素晴らしかったね。今年一番印象に残ったモーメントだと思う。で、サプライズという意味ではリコーカップの古閑姉さんの驚きようは入れなければならない。つかゴルフならむしろ全英の男女両オープンも入れていいくらいなんだが、リコーカップの最終日は訳分からんかった。古閑姉さん賞金女王おめでとう。西岡にふられたみたいで(?)ひとりぼっちのクリスマスのようだが、あなたはきっと大丈夫。多分。


【映画】
1.潜水服は蝶の夢を見る
2.Into The Wild
3.スカイ・クロラ/Once ダブリンの街角で

 1と2は映画でしか感じられないものを見せつけられた。ともに原作のシナリオに忠実で、そのシナリオに生かされた部分は確かに大きい。だが、1では抜群のカメラワークと人間模様を、2では圧倒的な迫力とメッセージ性を、そしてともに主人公を演じる役者の人間味あふれる魅力を買いたい。日本映画は原作を生かすのがなかなかに難しい状況にあるので、海外はすごいなーと思うのです。制作費の問題などもあるかもしれないけどね。ハリウッドが不調と言われた今年も、イントゥ・ザ・ワイルドは別格でしょう。
 3のふたつは、好み。Onceも映画の魅力ってものを再認したものだった。音楽っていいよね。スカイ・クロラは綺麗すぎた。

【音楽】
Dream Fighter(Perfume)

 いやもうこれしかない。カップリングの「願い」も息をつかせない気持ちのこもったバラードだった。Perfumeはどこまで進化するのだろうと思う。まったく分からない。
 期待すぎるのは申し訳ないかもしれないが、それでも期待せずにはいられない。
 あのルックスで引きつけられる部分もそりゃああるけど、あの音楽を唄いきるクオリティをとにかく愛したい。もう期待値なんでほとんどない気もするJ-POPの行き詰まりを彼女たちが変えてくれそうな気がする。
 生きている証拠として、これからも最高を目指すことだろう。

 
 個人的には最高を求めるための再考の一年だったのかな、まだよく分からん。
 手に入れたものと失ったものが等しくあるような気がして、これからどういう風に生きていくのかがまた少し分からなくなって、それでも周りにあるもの・人を大事にしたいと思い、生きていくのだろうと思う。
 後悔は、意味のない行為だと。そして後悔につながる行為がいかに愚かなことかと。今のうちに刻みつけておけば、これからきっと何かにつながる。刻みつけて、忘れなければ。

 全て星だという天の光を見つめて、この一年が暮れるのを静かに待っている。 
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定額給付金、全外国人も原則対象 「2万円」の基準日は2月1日

 記事曰く「(2)平成2年2月2日〜21年2月1日−に出生した人が加算支給の対象」ということで、イエイ。まあ、どれだけ給付金に効果があるかは分からんが、もらった分は何かしらの消費に回そうとは思う。春以降にもつれたら2万円はないなーと踏んでたんで、ラッキー。俺はまだまだ18歳だぜ(あそう
 ただ給付金にしろ、今の状況の鈍足にしろ、どれだけ日本の政治家はアホなのだろうと。まあ他の国の政治家が特別いいとは思わないが、政党政治の末路だね、とは思う。アメリカは政党の拘束はほとんどないし、パフォーマンスの意味もこめて政策を打つのは早い。中身の善し悪しと効果は別として、スピードはね。ビッグ3も統合しちまえばいいのに、とか思うが。
 まあ、日本の自動車産業も例外ではなく、ここ数年でとりまく環境が一気に悪くなった。ヨーロッパでの販売不振、原油高、日本での車離れ。なんかの本で読んだんだが、日本ほど自動車を世界中に提供する国でありながら、車を目の敵にするような国はない、と。環境保護、カーシェアリング云々聞こえはいいっちゃいいんだが自動車=悪っていう構図が透けて見える。方や地方では車がないと生活にならんという現状もある。それでも消極的な思いなのかもしれない。日本人としてできることは気持ちだけでも日本の自動車産業を応援していかないとメリットはないんじゃないかと。乗りたくない人に無理矢理乗れとは言わないが、乗る必要のある人、快く乗りたい人も確実にいるということ。当然だけど。もう根拠も何もない期待かもしれんが、21世紀を走る車を彼らはちゃんと作ってくれる。ビッグ3とかルノーとかワーゲンにはできないものを、作ってくれると信じる。それだからこそ、今はまだあれほど従業員カットをしてほしくなかったんだけどね。余計に車産業へのあこがれが遠のきそうで。
 とかいう文章は保守的なんだろうか?少なくとも60,70年代的かもしれないね。単純に日本車が好きなのです、私は。

 これから年賀状を作ろうと思います。郵政公社のCMでは25日までに出してね♪なんて言ってるし。あと5日しかねーじゃねーか。例年通り30枚少々。
 明日は掃除もして、高校駅伝を見てからユニクロに冬物の買い出しに行って、えーとあとなんかあったっけ。
 来週は「GOTH」の映画を見に行こうと思ってる。チケットショップで前売り買っちゃったし。「BOY A」はちょっと無理かな。 
 バイトは採用は決まったのに、振込先の口座が郵貯だけってことになっててキャッシュカードのコピーを提出してくれと言われたんだが、いざ口座は作ったものもカードができるまで2週間かかるそうな( 年内は無理す。

読了
『犬はどこだ』米澤穂信
今年52冊目。いや、面白い。今年中にもう4,5冊は。冬休みなので固め打ち。勉強もします。
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監督:窪田崇
原作:本多孝好(『Fine Days』収録の同名短編)
脚本:清水友佳子
主演:塚本高史、原田夏希

劇場:シネマート六本木

 原作にはないアイデアや人物も盛り込みながら、2時間という時間を長いとも短いとも思わせない作りよう。原作でそれほど意識しなかったことも時間をかけて表現していたように思う。純粋であること、いられることの意味。夢を見続けることと、引き際。そうした心理的変化はむしろ短編小説で扱うにはやや物足りなさ過ぎるのかもしれない。だからか、原作つきの映画にしては良作だったように思う。それ抜きにしても話の持つ力、派手ではないけどクレッシェンドのように終盤に向けて大きくなるそれに魅入られる。最後はちょっと綺麗すぎるかな、とも思うけれど、タイムパラドックスに反してはいないからそれくらいはいいでしょう。ちなみにタイトルとビートルズは関係ない、と思う。


 柳田聡志は、父である昭彦が癌で入院したことで病院に呼ばれる。症状は末期で、持って数ヶ月の命だという。昭彦の手がけるレストランチェーンの手法や行き違いから子どものころから反発してきた聡志。死期にある昭彦が聡志に最後の願いを託す。曰く、「30年前に別れた女性を捜して欲しい」とのこと。無茶な願いに最初は反発する聡志も、父のスケッチブックを握って興味本位で人捜しを始める。最初に訪れた昔その彼女、真山澪が住んでいたというアパートを訪れると、そこには若き日の父と真山澪がいた。とっさに遭遇した彼らに名前を聞かれた聡志はとっさに山崎(原作によれば友達の名字の拝借らしい)と名乗り、彼らと交流を始めることにする。

 タイムトラベルで人捜しをするという、ある意味ミステリとしてはずるい手法ではあるが、原作にはなかったある工夫が上手い。まあこれはミステリでもなんでもなく純粋な恋愛ものであり、青春ものであるからタイムトラベルという手法は気にはしないが、ある工夫を相まってロマンチックすぎる。

 父親の昔の彼女、真山澪を演じる原田夏希がなかなか好演している。ルックスは黒髪長髪の日本美人という感じだが、第一印象では栗山千明の見せるような圧倒感はない。むしろおっとりと静かにしているという感じが受ける。最初はそうだった。ただ、仕草ひとつひとつ、目線の一つ一つを見ていると内心はかなり強い女性像、というものを演じきっていると感じた。大げさに涙するシーンも、キスをするシーンもある一点をのぞいてはない。そんな近くて遠い、確固とした存在を持ったヒロインと一体化しているように思えた。

 監督曰く、テーマは「決断」とのこと。観る前はそれを知らなくて、最初は現実と夢のギャップを描きたかったのかな、と単純に思ってたんだがもっと別なものに後半急速にシフトしていく様はなかなか面白かった。後半では前半部分をある分では夢を否定しつつ、別な分では夢大きく肯定していく、その過程が心地よかったのかもしれない。それが間接的に、聡志の自分自身に対する「決断」をさせ、父親をどのように見てきたか、見ているかということを気づかせる。

 一番メッセージとして感じたことは、後悔を否定すること、なのかなと。それぞれが映画の中で決断を下していっても、後悔は誰もしていない。未来へ進むということは何かを失いながら生きていくということでもある。そういう風に映画そのものが現実と向き合うことからスタートしているから、終盤の感動が生まれるのだろうと思う。恋愛ものとしてはハッピーエンドではないかもしれないが、映画としては単純なハッピーエンドを軽々超越する感動を持っている。それでこそ面白い。

 で、最後に榎本くるみが書き下ろしたという主題歌がまだいいんだな、これ。最後の余韻が抜けきらないままあの歌を聴かされたらたまったもんじゃありません。隣の女の人はハンカチで顔を覆ってたし。あらすじを知ってるからなんともないと思っていた俺も、ちょっと涙腺がゆるみかけた。ラストシーンは恋愛ものには珍しく男のほうが感動するんじゃないかなと。それくらい昭彦役の國村隼の存在は大きい。ほとんど台詞はないに等しいが、見るたびに思うが表情と存在で語る人だ。塚本高史の涙はあまり似合わない気がしたが。

 いわゆる切ない系や、泣ける映画だとか、流行の映画に見飽きた方に見て欲しい。原作を読んだ人にはもちろん見て欲しい。本多孝好テイストに加え、映像で見るからこそ味わえる体感を十分に感じられると思う。
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初恋を思い出す瞬間は? に参加中!
【テーマ】初恋を思い出す瞬間は?

 どれを初恋と扱っていいのかはよく分からんが、記憶にあるのは幼稚園のころ。
 チョコレートをもらえるかもしれないしそうじゃないかもしれない時期がくれば思い出す。その子にもらって以来、高二の冬まで家族以外からはもらった記憶がないので、無駄に幼稚園のころを思い出します。小学生のころの記憶で曖昧なところがあるかなんとも言えないけど、幼稚園のころにもらったのはよく覚えてる。家まで来てくれたような気がする。どれだけ好きあってたのかはまったく覚えてないし、小中もその子とは一緒だったけど特に何があったわけでもなく、今からすればほんまにあの時期は一体何だったのだろう、と。病気の前だったかあとだったかも思い出せず、でも記憶は確かだから夢ではないし。
 時の流れが速すぎて、昔のことって不思議な実感がします。というか実感すらないのかな。
 
 初恋に限らないで言えば、何かを思い出すというのは音楽を聞くときか本を読むときに多い。その時どきに飽きるほど聴いた曲っていうのは、聞いていた情景まで思い出す。たとえば中三の夏に聴いていたある曲は今でもソニーのウォークマンの中に入ってる。まあ、好きな曲だからずーっと外さないで入れているだけ。その頃のウオークマンは今からすれば1台目で、64MBしかないから30曲入れたら精一杯だった気がするなあ。それでもCDの倍も入るから当時はすげー、と思っていた気がする。ここ数年の記憶媒体の進歩は著しい。
 とかまあこんな余計なことまで音楽を聞くと思い出してしまう。感傷にひたる、まではいかないけどね。

 本の場合は読む、というよりは本棚をのぞいて手にとったときに、「そういやあのときあそこで読んでたなあ。あのときは〜だったな」という感じで思い出す。年間100冊近くは読んでるから(今年は少ないけど)全ての本でそう思う時期があるわけではないけど。大体いつ読んだかっていうのは奥付をみたら思い出せるから、その当時の記憶をふっと思い出す瞬間はある。
 思いつく例をあげると早稲田への志望理由書を書きながら大崎善生の『別れのあとの、静かな午後』を読んでたし(丁度テスト期間で教室はいかにも静かな午後であった)高一のころ、球技大会の待ち時間が暇なのでベランダで乙一の『GOTH』を読んでたし(映画も楽しみだ)『シービスケット』とか恩田陸の『球形の季節』も高校入学直後にひがみながらベランダで一人段ボールを強いて寝そべって読んでた気がする。今考えると痛すぎるけど、まあそういう時期も必要だ。京極堂シリーズの『絡新婦の理』を中学の夏の予備校で広げて読んでたら(もちろん休み時間に。授業はちゃんと受けてた)表紙を見た近くの女子が「エッチな本読んでるー」とか言ってたような言ってなかったような。なんで日本の妖怪はあんなに肉感的なんですかね。まあこんな感じです。

 友達が日記で「昔の携帯をとか見た日にはタイムスリップした感じになる」って書いてたのは言い得て妙かなと思いました。音楽と本がタイムスリップの援用をしてくれる。できるかどうかは記憶次第。昔のメールなんて文体も違えばメールしている相手もほんと今とは全然違うし、びっくりするけどね俺の場合wその当初から続いている人も何人かいて、今でも時々メールをするたびにまた時間の流れを感じる。中学生はもう大人になって働いている、俺ももう大学生とか、その当時からすれば見上げるような年齢になった。モラトリアムがこうまで長いと一生子どものままなんじゃないかと、少し前までは思ってて、大人になるとか働くとかっていう実感が見通しと伴って出てきたのは最近かな。そういう風に大人になれたらいいんだけど、景気悪いしねー。大企業があそこまで人員を削減してはどうしようもないよ。

 一般的には匂いが記憶に残りやすい、とNHKの「解体シンショー」でやってた気がする。高校の時に好きだった人の匂いは好きだったなあとしか言えません( 別にそれがよくて好きになったのではないですし、もちろん。
 昔よく友達の家に遊びに行くと、家によって全然匂いが違うのに驚いた。清潔感のある匂いもあれば、生活感あふれる匂いもあるし。自分の家の匂いなんてあんまりよく思い出せないんだが、今帰ったら懐かしく感じるだろうか。海が近かったから自分の部屋からは潮の匂いがすーっとしていたのは覚えてる。プールの塩素消毒の匂いは変な感じだけど、純粋な潮の匂いは好きでした。


*****

 ブエナビスタ強すぎ。ってか、BSフジをつけたらドリーム競馬をやってた。今更気づいた。無理してみんなの競馬とかいうありえん番組を見なくてもよかったのか。助かるぜBS。
 そして浅田真央おめでとう。いやー、あなたはすごい。安藤美姫も4回転をもう少しまでで着氷。2人のこの頑張りは2010年に続きますね。日本選手権も楽しみだ。キム・ヨナは風邪引いてたのもミスの要因らしいが、風邪引いてあの点数はすごすぎると思います。とりあえずは来年の世界選手権だね。万全な状態で、日本でも韓国でもない他の場所で、また見たいですね。
 シニアでは浅田真央が3勝2敗なんだが、ジュニアの世界選手権の成績を加えれば3勝3敗で完全にイーブン。2人ともミスしてあの僅差で、キム・ヨナだけは演技構成点で60点越えという安定感を風邪をひいてもキープ。すごすぎるよこの2人は。フツーだったらまだジュニアの年齢だし、ね。平成においては伊藤みどりや佐藤有香から始まり荒川、村主、恩田のあとの日本人が確実に育ってるなあ、と感じました。いや、村主さんはまだまだ現役か。日本選手権楽しみにしてます。

読了
『月への梯子』樋口有介
今年50冊目、ようやく。読み始めたら面白くてあやうく徹夜しそうだった。主人公にはSeraphicBlueのヴェーネをイメージした。ちょっと違うかも知れないが、あの変わりようとか(それと変わったあとの現実主義的な考え方も)記憶をなくしていた頃の純真さとか、いかにもヴェーネだな、と。
ハッピーエンドは失われた、とはここにもふさわしい。あれは本当にやられた。
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 政治学の課題終了ー。後期はこれをメインとしてプレゼンやらドイツ語の2回テストもあったし、あと諸々とここまで去年並に(はおおげさだが)勉強してたんじゃないかと思う。おかげでこないだ受けたトーフルも春より良かったし。大学生は入学当初が一番英語力があると揶揄されがちなので、まあ脱却できたかなと。大したことじゃないけど。
 さあこれから何をしよう!とりあえずライティングのこれまたでっかい作文があるし、ノートに書く作文もまだあるので年内はそれをやりつつ、採用の決まったバイトに行きつつ、期末に向けてドイツ語と線形代数と論理学の勉強をするくらいですかね。結局再び勉強の日々だがまあ、今まではアホほど英語をしていたのでこれからは英語、ドイツ語、数学、論理学、暇があったら世界史もやりたいと思ってるので(まだちょっと無理かな)ああ、あと教習か。クロノトリガーもさくさく行きたいし、年末は飲み会と有馬記念があるし。んーやることいっぱい。

 ただこの土日くらいはさすがにのんびりさせていただきます。グランプリファイナルでも見ながら。キム・ヨナ勝たねーかな、と。日本人なので浅田真央を応援したい気持ちもあるけど、出始めの頃からキム・ヨナの演技に惚れた質なので彼女を応援します。安藤美姫とは違う意味で凜とした感じが好き。浅田真央は天真爛漫が人の形をしたようだし、安藤美姫はガラスのようだ。
 今日のショートは、あの歓声はでかすぎだよなあ。ジャンプだけじゃなくスピン一つ一つにもあんなに拍手と歓声が上がっては嫌でも耳に入るし、それがルッツのミスに繋がったのかなあ、と本当に危惧したとおりになってしまった。ここが正念場。点数は浅田真央をほぼ同じ。浅田真央が普通に滑ればフリーの点数は圧倒的に高い。さあ、どうなるかな。


10,11,12月の今日までの読了
『天の光は全て星』フレドリック・ブラウン
『枯葉色グッドバイ』樋口有介
『容疑者Xの献身』東野圭吾
『検索バカ』藤原智美
『ロードムービー』辻村深月
『鈴木亜久里の挫折』
『世界史の流れ』ランケ
『街道をゆく 1』司馬遼太郎
『自治体格差が国を滅ぼす』田村秀
『翳りゆく夏』赤井三尋
『凍りのくじら』辻村深月
『推定少女』桜庭一樹
『夏への扉』ハインライン
今年38〜50冊目
 献身は言うまでもないとして、最後に読んだ2冊は面白かったね。女は恐い。樋口有介もなかなか。
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 必修のでっかい課題が佳境。つか、終わるのか否か(
 それとは別に明日のグループプレゼンの原稿とレジュメを作ったり、昼間は歴史能力検定を受けて撃沈したり(苦手分野ばかりだったという言い訳。課題ばっかで勉強できなかった、というのも多分言い訳)明日はそうだドイツ語の小テストもあるじゃないか!と。なんでこんなに俺の場合は課題やらなんやらが重なるのだろう。11月は5日間続いたときがあったし、ね。
 それでもめげずに頑張るのです。線形代数がちょっとだけ面白くなってきた。まあ、分からんが。外積っていう発想は面白いですね!計算めんどうだけど。行の基本変形もやんなきゃだし。苦手だ。授業の割にテストは難しくないって言ってた気がするのでなんとか頑張ろう、と。他の先生の線形代数のテストも、見てたら変形しろだとか逆行列を求めよだとかでそれくらいならなんとかなりそう、という期待。けど今のままでは多分できない(
 土曜日にあるのは癪だけど先生がいい人なのは救いだな。

 あと急転直下でバイトが決まるかも知れません。こんな時期に。日本一有名な飲食店です。関西と関東で略称が違う(と言われている)あれです。同名でもアップル社のパソコンではもちろんありません。
 まあ、そんな感じで。疲れが抜けにくいのと寒いのはどうしようもなくやだけど、夜星がすごく綺麗に見えるようになってきた。電車通学で結構時間かかるのも癪なんだけど、それに救われる。運良く見れたらマジックタイムもめちゃくちゃ綺麗なので。あの色合いは芸術としか言えない。

 ジャパンカップダートはカネヒキリだったみたいですね。2週連続外人ジョッキー。あれくらいの距離で丁度いいメイショウトウコンは人気がないなーと思ってた。サクセスブロッケンもカジノドライヴも、まあこれからだね。
  
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