Days

日常と読書日記。 受験生日記は閉幕です。

2008年11月

◎アサクサキングス
○ウオッカ
▲マツリダゴッホ
△オウケンブルースリ
×シックスティーズアイコン

 前走に続いてだが今年の、ではなく去年の菊花賞馬であるアサクサキングスを本命にしたい。距離が伸びることはプラスになるし、前走のありえない時計では勝負できなかったのは仕方ない。ルメールがどう導くかも楽しみにしたい。東京ではダービーでのウオッカの2着があるし、長くいい脚を使うタイプだから悪くない。対抗ウオッカは乗り替わりがどうでるか。それと本来気性面の不安があるし、前走で競り勝ったダイワスカーレットが出てこないのもマイナスかもしれないと思う。中山専用のイメージもあるマツリダゴッホはそもそも東京で走った回数が2回しかない。そのうち青葉賞は4着という経緯もある。地力ならこの馬。オウケンブルースリは条件ではあるが新潟での快勝と、やはり前走の強さを評価。3歳はディープスカイだけじゃない。最後にシックスティーズアイコン。どちらかと言えばステイヤーかもしれないが、このメンバなら掲示板くらいはあってもいい。あわよくば。メイショウサムソンは石橋が乗るのはプラスととったが、如何せん海外帰りなので今回は消した。
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 マイルCSでした。ブルーメンブラット。あんまり人気がなかったので(スーパーホーネットがあそこまで人気するとは思わない)ねらい目だとは思ってたんだが、吉田豊のエスコートが見事。大外を回って2着に入るスーパーホーネットも前走同様強さは見せたと思う。単純に通ったところの差。スーパーホーネットは個人的に朝日杯2着のイメージが強くて、受験であんまり競馬を見なかったここ一年にここまで強くなってたんだな、という印象。ここ一年で本格化、なのでまた来年も面白い。ロドリゴデトリアーノ産駒は、ミヤギロドリゴがものすごく息の長い活躍をした、っていうイメージもあるので。
 ただこれで秋の古馬牡牝混合G1は牝馬が3連勝。安田記念もウオッカだったし、女が強い今日この頃。ジャパンカップはウオッカが勝って、有馬記念でスカーレットがリベンジを果たすような展開になればすごいよなあ。

 日付変わって今日でDailyFeelingが5周年。更新のほうはここ数年かなりのーんびりとはなっているが、レビューや詩など過去のものにもアクセスがコンスタントに(少ないけど)あるのに支えられての5年間。
 詩の供給が残念ながら最近はできてないので、レビューをなんとか頑張って書けるように。あと最近映画を見まくってるのでDaysのほうで映画レビューも進行していければ。こないだは「幸福な食卓」のレビューを書いた日はDaysのアクセスが14とかいう数字を叩いてたのでビックリした。ただブログって一過性だからなるべく持続性のあるHTMLのほうで頑張っていきたい、と。
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監督:小松隆志 
原作:瀬尾まいこ
主演:北乃きい、勝地涼


 
 当初は確かミスチルの「くるみ」が使われた映画だったよなあ、という程度の認識しかなかった。BSで少し前でやっていたものを録画しておいたので、それを最近見たというわけだ。もっと早く見てもよかったし、少し逡巡している今見る価値というのもあるかもしれない。まあそれは、これからの俺にかかってるが。

 北乃きい演じる中原佐和子の家庭はちょっと変だ。兄のナオ(平岡祐太)は彼女にふられる→付き合うを延々と繰り返す元超優等生。母は数年前に家をとびだしたが、佐和子は彼女の家を学校帰りなどによく訪れるなど、家族とも関係が悪いわけではない。そして父がある日朝の食卓である宣言をする。それは佐和子が中学三年生になった春のできごとだった。佐和子の学校では大浦勉学(勝地涼)という中学生が転校してきた。佐和子の学区にあり、そして兄も通った進学校である西高に合格するためだという。もやもやしていた佐和子の心が勉学の影響で少しずつ明るくなり、一緒の高校をめざすことになる。

 コメディ調とまではいかないが、少し調子のおかしい家族やあまりにも単純で快活すぎる大浦勉学の存在はこの映画の中で唯一普通の人である(と思う)佐和子にとっては理解できないことがいっぱいだ。そっけない表情もできる、普通の女の子という意味でも北乃きいという女優はなかなかにはまっている。よく見ると美人だが、過度に映える美人でもないと思う。ただ、内にひしひしと何かを秘めてそうな、そういう容姿が映画の中の中原佐和子という人格に非常に適している。高校生になって委員長をつとめて挫折を味わうシーンなどはいかにもありそうだが、。そして大浦勉学役の勝地涼も非常にはまっている。彼は典型的な爽やかな二枚目(平岡祐太もそうかもしれないが、平岡とは違うのは幼さ故の爽やかさだと思う)で、この爽やかさは無口で気取っているキャラよりは不器用でも体当たりをするような大浦勉学というキャラに面白いくらい当てはまっている。前者として勝地涼は「亡国のイージス」で如月行という役を演じているが、正直しっくり来なかった。原作を読み込んだ分、もっと影のオーラを醸し出すイメージだったのに勝地は少し不自由に演じていた気がする。というわけでこの映画では主演2人のかけあいがたまらなく面白くもあり、歯がゆくもあり、そして何より切なくもある。

 シンプルにいうと、家族をテーマにし、そこからさらに広げて人との繋がりの妙を描き出す。食卓というのが一種の触媒になっているが、人そのものが家族それぞれにとっての触媒になる、という形をとっていると思う。支え合うことに不慣れな中原家は、非常にバラバラだ。どこか脆さを抱えて虚勢を張り続ける家族、そして理想と現実のギャップを受け入れられる女の子である佐和子、という構造。それぞれが大切なものを探しながらも、なかなかつかみきれない。彼らは思う。何を求めて生きるのか。

 ある意味では保守的な映画なのかも知れない。価値観や家族形態が多様化する中で中原家のように朝はきっちり家族揃って食事、などという家庭は少ない(たとえ気持ちはバラバラだとしても)だろう。家族それぞれが個人主義のようなものを掲げるあたりは現代的ではあるが、ラストの収まり方は現代的、というよりは近代的。でもその保守性(といっていいのかどうかは正直分からないが)をひとつの映画として見られて非常に心地よかった。なんか変な感じ、ではある。連ドラだったら過度に盛り上げそうなシーンでも、割と淡々とつなげるあたりはそれ自体日常的であるからなのかもしれない。

 最近見た「into the wild」とは180度違う映画だなあ、という実感。「into the wild」のクリスは不自由であることを嫌い自由を求め続けた。そしてあのラスト。この映画での中原佐和子は不自由な世界でも生きる喜びを見いだそうとする。クリスが最後につかみきれなかったものを、佐和子は最後の最後に実感する。ここからは若干ネタバレになるが、「天元突破グレンラガン」の12話でシモンが掴んだものに似ている。そんなラストには中川翔子もいいけれど、ミスチルの「くるみ」が抜群に合う。「くるみ」が流れる間の6分間のシーンは、静かだけれど圧巻である。久々にこの曲を聞いて、歌詞も知っているはずなのに最後のフレーズを口ずさんだシーンは涙が出そうだった。

 誰も強いメッセージを吐くわけでもない。ただ、歩む道が違うからこそ言葉にしたいことがある。伝えたいことがある。家族というものがある限り、誰もひとりぼっちではない。そういう映画だ。

 これが北乃きいの映画初主演作だという。ドラマ「Life」のイメージが強い彼女だが、この映画も十分代表作になるだろう。そしてさりげなく映画の中で北乃きいを支えた石田ゆり子は素晴らしい。台詞と言い仕草と言いあれほどの自然体で演技ができるのはさすがだ。当然のようにそこにいる、という存在感を十分発揮していた。
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 ドラマ版チームバチスタの栄光6話、ああきたか、と。ラストは、ミステリではよくある展開ですね。木は森に隠せ、と。まあ確かに彼が犯人というだけでは全てが説明されない。いや、まだ今日の段階では彼はまだグレーなわけか。仮に彼が犯人だとしても、最初のケースは説明されてない。薔薇との因果関係が出たケースはそうだとしても、だ。
 犯人捜しの中で、動機と実行可能性と絶対的な自信(怪文書や殺人予告として薔薇を使うだけの)を考えて、個人的には氷室かリョウが臭いと思ってました。
 もう一人の犯人もしくは共犯者捜しのためにも整理してみると、羽場と酒井と垣谷には動機がないのと、最近の話での登場回数が少なすぎる。執刀医としての桐生の動機も分からなかったが残る要素として実行可能性と絶対的な自信を考えると桐生は消えない。桐生がやったとしても誰も文句は言えないし、彼がチームの中で一番権限があるし。大友さんは動機と自信の面で若干弱い。ただ実行可能性は機会出しと道具渡しの役割なので何らかの細工は可能なので、あり。氷室は麻酔医っていう目立たない存在だし術中も横にいるので細工は可能、そして自分の仕事に絶対的な自信を持っている。動機は分からなかったんだが、その二面が強い。で、一応今日の話では実際に細工をやっていた、と。リョウも裏方なので考えたんだが、場所が場所なので今度は逆に実行可能性を低くしている。ただ、動機は兄への復讐(ワンパターンだけど)というものがあるし、彼も自分の仕事にはかなりの自信を持っている。病理医しか知らない何かがあってもいい、とも思うし。

 というわけで、これからは桐生、成海リョウ、大友さんがどうしても怪しい。残りの3人の可能性もこれからの展開で考えなければならないが今の段階では分からん。氷室と大友が割と接近するシーンがあったし、最初に薔薇を供えたのが大友さんだから、今度はリョウよりも大友さんが怪しくなってくるなあ。
 で、Aiだっけ?Aiっていう名称は知らんかったが、「遺体を傷つけずに調べる方法」としてはスキャンするしかないとは思ってたら本当にMRIに通しちゃいましたね。一般的じゃないっていうのを聞いて、解剖しなくてもいいのなら割とやりやすいじゃんとは思ったが多分遺体をMRIに通す、って発想そのものが一般的ではないのかな。
 ドラマが終わったら本読みます。このミス大賞受賞作。

 それが今日のネタではなくて、政治学英語文献の課題やってたら面白い文章があった。
 曰く、冷戦後にアメリカ一極化となってしまった世界というのは更に不安定なものになり、アメリカへの反感もつのる。実際そうなってる。そしてそうなった場合、かつてのローマ帝国と比較してやがて終焉に向かうだろう、と。国際政治の面で予想したものであって金融危機を予言したとは思わないが、今のアメリカの現状を見ていたらなかなか面白いことを書いてるとは思った。二極化は不安定な冷戦をもたらし、一極からは世界の反感を買い、世界は多極化へと向かう、か。戦国時代だね、さながら。まあただ、今は国よりも連合が力を持っている、とさっきの文章の後ろに書いていた。多極化してからこそ力を結びたがる。その力がどれだけ大きくなって世界の覇権を握るのかはまだこれからだ、と。
 次のページには「(今の成長率がつづけば)中国は2020年までに世界最大の経済国になるだろう」と書いてるのは残念、惜しい。中国は北京オリンピックのやや前をピークにして今はどんどん落ちてます。あらゆる矛盾をはらみながらそう簡単に成長は続かない。どこかで足を引っ張られるだろうとは思っていたが。それでも今年度はマイナス成長か、っていう日本と比べると8%か9%くらいの成長率であるのはすごいんだけどね。
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 とうとう早稲田でも逮捕者でたみたいですね。というか、捕まってたのに大学が伏せていたみたいですね。まあ放任主義が早大のポリシーだから、伏せていたことが叩かれるのはしゃーないといえばしゃーない。良くも悪くも好きにしなさいね、だから。
 マスコミは「有名大が(もしくは伝統校が)・・・」っていう見出しで書くわけだが、最近逮捕者がでてるのは全部私立ってところをどれだけ意識しているか。っつーのは、私立の場合は学生の分母が国公立のそれと比べて圧倒的に多いし、特に有名私大であるほど内部も多い。だからまあ、ある意味では仕方ないさと思う。捕まった人がたまたま有名大に通ってた、っていう認識のほうが適切じゃないかと。別に大学を擁護するわけじゃないんだけど。
 同志社は京都だけど他の慶應やら法政やら関東学院なんかは全部首都東京にあることを考えれば、大麻だけじゃなく色んなものがじゃんじゃん流れてくる。特に早稲田なんてのは怪しい新興宗教がうじゃうじゃしている(らしい。「宗教研究」の先生曰く)とか明らかに学生じゃない運動家のような人がビラ配ってるし。教室まで入ってくるのはいいのかね、あれ。大麻と比較するのは少し違うのかも知れないが、まあ要はそれだけアングラなのだよ、と思う。

 最近のことを。えーと、ソニーのネットワークウオークマンSシリーズを買いました。スピーカー付きで1万5000円くらい。スピーカーええですね。枕の横に置いて寝る前に聞いたり、勉強するときのBGMにしてる。耳に直接だったらダイレクトすぎるからインダイレクトな感じがいいです(あそう

 今まで使ってたEシリーズは、動くには動くんだがイヤホンの接触部が非常に悪くなった。約4年間頑張った。高校受験と大学受験もそばにはいつもあった。まだ動くからお疲れ様、というのは失礼か。しばらくは、お休み。

 で、Sシリーズ、S636Fのブルー。最初は使いづらかったんだがなかなか気に入ってる。FM聞けるのはいい。これで携帯ラジオもAMを聞きたいとき以外は持ち運ばなくていいことになった。AMは基本競馬くらいしか聞かないからSシリーズがあれば大分重宝すると思う。
 おすすめチャンネルが面白い。ジャンルがいくつかあって、そこに曲が勝手に振り分けられるんだがジャンルに合ってるのもあればなんでやねんというのもある。あと時間帯ごとに、多分今なら「深夜のおすすめ」なんてものがあるのもいい。
 一番は充電のしやすさかもしれない。今までのように電池を使う必要がないから、すごく楽だ。

 で、次は昨日の帰り道にげとしたもの。
 菜の花

 しめて1200円ですよ。1冊200円、しかも全部初版。保存状態は、良い方だと勝手に思ってます。他の本でも、相当古いものでも初版が平気で置いてあるのが早稲田の本屋のすごいところ。たまにこういう発見があるのが面白い。
 エカチェリーナ2世の治世時にロシアに行った高田屋嘉兵衛の話。それほど詳しく知ってる人ではないので、どう書かれているかは楽しみだが。読むのはいつのことやら。積読状態を考えて年内、いや年度内も厳しいかも。春休みになれば2、3週間くらいあれば読み終わりそうと思わないでもないが。最近は『街道をゆく』なんて読んでますが。

 
 
 
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監督:滝田洋二郎
脚本:小山薫堂
主演:本木雅弘、広末涼子

劇場:新宿ジョイシネマ

 モントリオールや中国の映画祭で賞をとるなどベネチア映画祭以上に日本映画界を盛り上げた(のではないか)本作はロングランも決定したらしい。新宿のある映画館でこれを見たのはその劇場での公開最終日だったので人はまばらだったが、老若男女のカップルが目立っていたのを覚えている。大切な人と見るのもよしだが、一人で浸るには十分すぎる映画だろう。久石譲の音楽がまた抜群にいい。

 本木雅弘演じる二宮大悟はあるオーケストラのチェロ奏者だったがある日突然オーケストラが解散する。借金もあることから道具を売りさばき故郷の山形県酒田市の実家に妻と帰ることに。そこで職探しを始めて見つけた会社がNKエージェント。訪ねていくと納棺(NouKan)を行う小さな会社だった。即採用になった大悟は妻に仕事のことを告げられないまま納棺師になることに。

 この映画はある見方をすれば広末涼子をアイドルからは完全に脱却させた映画ではないか。本木雅弘も元々アイドルからのスターなので、映画としては久しぶりのスマッシュヒットではなかろうか。彼の代表作になることは間違いない。広末なのだが、「鉄道員」や「秘密」が懐かしくなるほど、また最近では「バブルへGO」のイメージをかき消すほどこの映画の中で大人になった広末涼子を見せている。本木との年齢差が少しあることやヒロインの選出には悩んだ末ではあるらしいが、年齢以上の若さを持つ本木と風格の出てきた広末という組み合わせは思いのほかすっきりとおさまっている。「広末かよー」と敬遠する人がいるなら勿体ない映画である。まあ、俺は広末ファンなので意気揚々と映画を見に行ったわけだが。あとは、監督の滝田は広末が「秘密」に出たときの監督だったようで、このコンビが上手くいった、とも言えるのかもしれない。

 おくりびとである納棺師という仕事をどのように観客に見せるか。そしてその先にある、日本人の死生観をどのように見せるか。生き様が色々あるように、死に様も色々ある。その一つ一つを丁寧に、時には面白おかしくしながらとりあげることで死者に魂を込めているような気にさせられる。いや、というか生きているときに持っていた魂を、納棺の儀式を行うことで取り出しているというか。生者を生者らしく、死者を死者らしく極端な対比というものをしている箇所もあって、じわじわと観客に死というものを実感させようとする。近いような遠いようなそれを、これまた身近でない儀式を通じてここまで説得力の持つ映画になるとは思わなかった。だからこそ、本木や本木の上司役でもある山崎努の表情ひとつひとつが非常に慎重で、繊細でもある。4月に見た「ラストソング」の本木とはまるで別人(15年前だから当然かもしれないが)になっていたのはなるほど面白い。

 久石譲がプロデュースし映画全体に流れるチェロはさながら葬送曲と言った感じだ。映画のテイストとあいまって悲しい感じにはさせないが、どこか静謐な繊細な感じを漂わせる。本木がチェロ奏者たるゆえんも含めて全てはラストにつながっていて、ストーリーとして綺麗なまでに一本筋の通った映画。だからこそただの映画音楽としていいというわけではなく、一つの長い映画の中で一つの長い音楽を聞かされていたような感覚を味わえる不思議さが残る。それは久石マジックでもあるだろうし、製作が本当に上手くいった証拠だろう。

 山崎努や笹野高史といった大ベテランの演技も抜群にいいし、またさりげなく添えるエピソードがあまりにもずるい。見所は他にもいくつもあるが、映画の内容とリンクして”広末涼子”と”音楽”が非常に印象に残る映画であった。
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 日記書かない間に色々あったな、という一週間。オバマが大統領になり、トヨタの株がストップ安になり、筑紫哲也が死んだり(この人も早稲田政経だったのか)パナソニックはサンヨーを子会社化するとか言うし。オグシオの所属先はどうなるのか、と考えた。そこまでして彼女たちとエネループを手に入れたかったのか、とねw
 まあそんなことはないだろうが、業界再編の波がじわじわと。アメリカではGMとクライスラーがどうのこうのとか、だし。

 今日はベルリンの壁から20年目?かな。混沌とする世の中がさらに加速するんじゃないかどうか、っていう時期に大学で政治とか経済を勉強していられるっていうのはある意味面白いと思う。授業内容より雑談のほうが面白かったりするからなあ、どうしても。メディアを介さない教授や講師の素直な言葉が聞けるのは面白いね。
 日本では給付金やどうだらでもめているのをみると、いかにも時流感覚のなさを思えて面白いが。選挙をみこみすぎで、笑いを通り越してあきれてくる。18歳以下と65歳以上では8000円上乗せらしいですね。俺が18歳でいられるのはもう少しだから実施するならさっさとしてくれとすら願う。選挙権はないけどね。
 アメリカが変わろうとしている中で何も変わらない日本の外交。まあ、麻生にその感覚や意識を求めるのは多分無理か。内憂外患とはこのこと。
 トヨタの収益7割近く減はさすがにびっくりした。額がでかすぎる。真っ先に切られるのは派遣や期間従業員なんだろうと思うと切ないね。車がここまで打撃を受けたらGDPにも相当響くだろうし、先行きが不透明すぎるね。まあ、日本でも売れなくなる中ここまでユーロもドルも落ちたらどうしようもないんだろうが。

 土曜だけど学校に行って線形代数受けてきて、行列の計算がよく分からんまま授業を終えて帰ってくる電車の中での女子大生2人の会話がシュールだった。男としては笑えません。
 見合い結婚でも全然いいかあ。色んな考えの人がいるのですね
 日曜はトーフルを受けるため再び大学へ。別の棟では行政書士試験なぞやってた。そのうち受けたいんだが、まあ生半可なものでは受からんでしょうね。

 もうしばらくはすごく忙しい。忙しいのはある意味いいこととも言われるが、ここまで日程固めなくてもね。明日はプレゼン、明後日までにレポート、水曜日はドイツ語のテストで木曜日には英語の宿題を出さないと。
 早めにやらないのが悪いとは思うけど、必修のほうのレポートもあったりで忙しい。ただ木曜日が終われば多少は楽になるので、家庭教師が見つかるといいなあ。
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 天皇賞行ってきました。いやー、行ってよかった。アサクサキングスはまあほどほどな着順だったが最後の同世代牝馬同士の叩き合いにディープスカイとカンパニーまで絡んでくる始末。抜かれかけてから盛り返すダイワスカーレットはすげえ。本調子だったらもっとすごかったんじゃないか、と思ってしまう。

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 レコード出たときの周りの反応もすごかったが、長い長い写真のあとに出た14番の数字にも歓声。3着がディープスカイになったことに「ガッチガチだな」という声も。カンパニーは東京合いますね、距離というよりは。

 勝ったウオッカは問題なく強かった。ラスト100mくらいの手前で見てたんですが、目の前をウオッカが駆け抜けていきましたよ。去年のジャパンカップもそうだったから覚えてるけど、脚の色が違う、というか足音がすさまじい(そりゃそうだ

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 近くの人が「写真撮ってくださいと言わんばかりに落ち着いてるな」と言ってたのに同感。風格が出てきた。

 豊が今年思ったほど勝ててなかったんですね。だからか、インタビュー受けるときもめちゃくちゃ嬉しそうでした。はしゃいでいるように。あんなの滅多に見ないんじゃないかな、と。
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 ナビゲーターの蒼井優と。彼女が紹介されたときも歓声(笑
 この2人を見て近くの女性が「武君だから絵になるけど、他のジョッキーじゃ、ねえ?」って言ってたのは面白い。確かにね。豊ももうすぐ不惑なんだが、声が若いよなあ豊は。

 ウオッカとダイワスカーレットは生きる伝説だと思う。思ってたけど、それを強く確信するレースだった。強い馬はどんな状況でも強い。名牝と呼ばれる馬が同時に2頭もでてきて、そして牡馬を交えて激しい争いをするなんてそれこそ50年ぶりじゃないが滅多に見られない。
 牡馬にもうちょっと頑張って欲しいという思いも抱えつつ、彼女たちの走りをまだまだ高いレベルで見ていたいと思った秋でした。まだまだG1戦線は始まったばかり。ジャパンカップも、有馬記念も今のところ参戦するつもり
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 これから東京競馬場行ってきます。早稲田祭はそっちのけ(

◎アサクサキングス
○ダイワスカーレット
▲ウオッカ
△アドマイヤフジ
×サクラメガワンダー

 スローな展開が予想される中抜け出すのは、と考えるとアサクサキングスを本命にしたい。最内枠でいい位置取りをとるころができれば最後の直線で一番粘れそうな気がする。大崩れしないのがこの馬のいいところで、藤岡佑介の初のG1取りにも期待したいところ。悩んだが、対抗はダイワスカーレット。不安を気にしたら仕方ないし、多少の不安はあろうとも地力では牡馬を交えても随一。賭ける相手としては損はない。ウオッカは東京ではやはり外したくない。前走も上々の2着と見える。自分の予想と豊との相性が良くないのが気がかりなくらいか。あとは春天5着など地力にしては人気のないアドマイヤフジと、今年の安定感がいいサクラメガワンダー。ここ数戦も人気以上の走り出し、ようやく本格化してきたと思っている。


 全日本大学駅伝見てました。早稲田はまあよく頑張ったと思う。竹澤はさすがで、彼がいなくなる来年は不安ではあるが出雲で不振だった1年生がきっちり繋いでくれたのは大きい。同級生だしぜひ応援したい(私情
 駒大はさすがですね。個々の能力は前提として、チーム作りがうまいなあと思う。日本人だけであそこまで走れるのはさすが。
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