前回の続き。前回はこちら。 ウクライナ戦争から一年が経過したこともあってか、この一年を改めて振り返る番組が多かった。 NHKの動画はなぜか埋め込みができないのでリンクを貼っている(そういうところやぞNHK・・・)。しかし改めて小泉悠がめちゃくちゃ出ている …
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未来はきっと、輝いているから ――『アイカツ! 10th STORY 未来へのSTARWAY』(2023年)
見:イオンシネマ綾川 間違いなく言えるのは、これはボーナストラックなんだなということだ。何より映画1本の分量として、70分というのは短い。短いうえに、70分の中に学園時代最後のライブと、その後の彼女たちの姿を描いているので、どう考えても詰め込みすぎである。 …
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動画と音声で学ぶウクライナ戦争Part1(2023年2月20日現在)
約一年前にロシアによるウクライナ侵攻が起きてからBSの報道番組を中心に番組をほぼ丸ごとyoutubeにアップしたり、テレ東のようにyoutube用の独自番組を作成したりと、結構ネットでも見られるものがたくさんあっていろいろなものを見ていた。そのいろいろを、備忘録も含め …
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2022年11月と12月のドキュメンタリーから5本
ドキュメンタリーは比較的よく見ているが、見たものの感想を短くツイッターに放流して終わりになってしまうことが多かった。このブログで時々長い文章を添えることもあるが、すべてのドキュメンタリーに1本エントリーを書くことは現実的ではないので、今回こういう形をとっ …
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2022年のバスケットシーンとアニメーション技術 ――『THE FIRST SLUM DUNK』(2022年)
見:イオンシネマ高松東 2022年はそこまで多くの新作映画を見たわけではないが、年末に見たこれが結果的にぶっちぎりだなと思った。声優交代についてツイッターがかなり燃え上がっていたし、発表になったyoutube配信も少しだけ見ていたので(だからと言ってどうのこうの …
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最善から遠く離れてゆく ――『最善の人生』(韓国、2020年)
見:Jaiho 少し前から意識して韓国の映画を見るようにしているが(本数はまだまだ少ないけれど)、その中でも今回Jaihoで2か月間配信されていた『最善の人生』はインパクトのある映画だったと言える。『はちどり』を見た時のような、10代の少女の危うさをもろさを感じた …
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2022年の読書記録
2022年に読んだ本は230冊でした。ちなみに2021年は311冊だったらしい(おかしい) 前半は国際政治関係と公認心理師の試験関連の本を読みまくり、後半ようやく積読を崩せたけど小説をあまり読めなかったなと思うので来年はもっとフィクションを摂取したい。国内外問わず。 …
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2022年の15冊 #バニブックス
2022年のベスト15冊を発表します。基本的に22年刊行の本にしていますが、一部21年の秋冬刊行も含みます。ちょっとだけ。 コメントについては、mediumに書評を書いている本はmediumのリンクを貼るので省略して、書いてない本についてはコメントしていきます。 ◆単行本 …
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日常の中で誰かと一緒に回復していくことの尊さ ――『アマンダと僕』(フランス、2018年)
見:Jaiho Jaihoでの配信は昨日までだったので、サッカー(カタール対セネガル)の音声だけ聞きながらこの静かな映画を見た。ミカエル・アースは『サマーフィーリング』が好きだったので見てみたが、『サマー』と似ているのは喪失による傷をいかにして回復するかという …
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終わらない引っ越し、奇々怪々の人間関係 ――『ガール・アンド・スパイダー』(スイス、2021年)
見:Jaiho この映画は「ガール」であることがきっと重要なんだろうな、と思いながら見ていた。女性が多く登場し、クモもたびたび登場するが、ガールもスパイダーも、ともに複数形ではない。そして、決してホラー映画ではないけれど(クモを含んだ虫は要所で登場するが幽 …
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